工業標準等調査審議報告書(制定・改正) 制定・改正の別 改正 工業標準案(制定)・日本工業規格の改正案(改正)の番号及び名称 規格番号 JIS G0203 規格名称 鉄鋼用語(製品及び品質) 改正の場合、現行規格名称 鉄鋼用語(製品及び品質) [団体規格を基礎とした場合は団体規格番号及び名称] 主務大臣 経済産業大臣専管 制定・改正の内容等に関する事項 ・制定・改正の必要性及び期待効果 前回2000年改正後の技術的,社会的変化があり,改善すべき課題が幾つか指摘される に至ったため,次に示す基本方針を定めて具体的な改正に取組んだ。 ①ISO6929に基づいた鉄鋼製品の分類及び定義に関する用語規格であるJISG02 04の用語をJISG0203の規格様式(番号,用語,定義,索引付)に沿って取り込む。 ②体系的でない点を見直し,製造体系に極力沿った分類とするよう工夫する。なお、ISO 6929は改正の審議予定であり、日本からG0203を基に提案を予定している。 ③新規に制定された製品規格を中心に新しい製品用語を充実させる。 この規格改正により,用語数が171から329へ大幅に増加し、用語規格としての充実, 製造の流れに沿った体系的な分類がなされる。これらのことから、相互理解の促進、取引の 単純公正化に資することが期待される。 ・規定項目又は改正点 1.JISG0204の必要な用語を JISG0203に取り込むこと(72件) ,及びに新規に制定 された製品規格を中心に新しい製品用語などを充実させること(87件)から,大幅に用語 を追加する(計159件) 。 2.技術動向を反映して,熱加工制御(TMCP)鋼,IF 鋼,クロメートフリー処理などが追加 となったほか,表面処理・表面仕上げに関する用語の充実を図る。 3.主に窓枠などに使われる「サッシュバー」について,現状の製造・流通の実態を考慮し て今回の改正で廃止する。 4.分類として,製造体系に沿った分類とするため22の細分箇条を規定する。 5.ISO6969と違いが有る場合は,注記で ISO の定義内容を記載し,相違点があること及 び相違内容について明確にする。 原案作成に関する事項 原案作成機関名 社団法人日本鉄鋼連盟 ・原案作成区分 法12条による ・原案作成委員会の構成表及び開催状況 申出書参照 日本工業標準調査会の審議に関する事項 ・部会名:標準部会(部会長:二瓶 好正) ・専門委員会:鉄鋼技術(専門委員会長:木原 諄二) ・審議経過 WG 議決年月日 専門委員会議決年月日 部会議決年月日 年 月 日 年 年 ・審議中問題となった点 国際流通への影響に関する事項 ・対応する国際規格及びそれらの規格との整合性 無 ・既制定の類似・関連 JIS との関係 ・関連する強制法規 無 ・関連する公共調達基準 無 ・工業所有権等知的財産権 無 月 月 日 日
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