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平成28年度
E
○
中小企業診断士第1次試験
経営法務
【総評】
問題数は 18 問(昨年 19 問)、設問数は 20 問(昨年 25 問)と設問数が大幅に減少した。
出題内容は会社法関連5問(昨年7問)、知的財産権関連7問(昨年 11 問)、民法・そ
の他8問(昨年7問)と、昨年比べて民法・その他の割合が増加した。全体的には難化傾
向であったため、平均点は低下するものと思われる。
(会社法関連)
市場アクセス(金融商品取引法)関連と倒産法制を合わせ5問であった。
平成 27 年5月に施行された会社法の改正論点の出題は、詐害的な会社分割等における
債権者保護(第 14 問)のみで、昨年と同様に1問の出題であった。役員に関連する内容
(第1問)のように基本的な論点が見られる反面、譲渡承認請求の具体的な期日を求める
問題(第2問)のような中小企業診断士が直面する実例が問われるような問題もあった。
(知的財産権関連)
不正競争防止法と合わせ7問であった。
平成 28 年4月に施行された特許法等の改正論点は、職務発明制度の改正(第7問)の
みであった。他の問題は、5年以上出題がなかった実用新案権関連(第6問)があるもの
の過去に繰り返し出題されているものが多いので、この知的財産権関連で5問以上の正解
が出せるかどうかが合否を分けるものと思われる。
(民法・その他)
民法4問、独占禁止法1問、経営承継円滑化法1問、英文契約書2問の出題であった。
独占禁止法と経営承継円滑化法は2年連続の出題であり、遺留分特例を具体的に計算さ
せる問題(第4問)など中小企業診断士が直面する実例が問われるような問題や、英文契
約書(第 15 問)では世界的に話題となった租税回避地(国)に関する問題など、時事的
な問題が多かった。
全体的な難易度は例年並みであるが、設問数が減少しているので平均点は例年より低下
するものと思われる。
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【的中問題!】 一部ご紹介致します!
大原:公開模擬試験−第8問
本試験:第7問
大原:直前まとめ−第 24 問
本試験:第4問
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