「抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎・急速進行性糸球体腎炎の寛

「抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎・急速進行性糸球体腎炎の寛
解維持療法の現状とその有効性と安全性に関する観察研究」へご協力の
お願い
-平成 23 年 4 月 1 日~平成 25 年 12 月 31 日までに当科において ANCA 関連血管炎の治療を受け
られた方へ-
研究機関名
責任研究者
分担研究者
岡山済生会総合病院、岡山済生会総合病院附属外来センター
内科 山村 昌弘
内科 上野 明子、藤田 計行、山村 裕理子
1.研究の意義と目的
本研究の目的は ANCA 関連血管炎に対する寛解維持療法の実態を調査し、その有効性と安全性を明らかにす
ることです。本研究結果を基に、我が国における ANCA 関連血管炎の寛解維持療法の問題点の抽出、新規治療
に関する臨床研究の立案に寄与することが期待できると考えています。
2.研究の方法
1) 研究対象:すでに行った「抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎・急速進行性糸球体腎炎の寛解導入
治療の現状とその有効性と安全性に関する観察研究(RemIT-JAV-RPGN)」への参加の同意をいただいた患者
さんが対象となります。
2) 研究期間:平成 28 年 7 月倫理委員会承認後~平成 30 年 3 月 31 日
3) 研究方法:RemIT-JAV-RPGN の 24 か月の観察期間が終了した患者さんの状態を 6 か月ごと 24 か月まで調
査票に記入します。事務局にて回収した調査票を集計して解析を行い、治療効果や安全性などを評価します。
4) 調査票等:この研究は,厚生労働省の「疫学研究に関する倫理指針」を守り,倫理委員会の承認のうえ
実施されます。カルテに記録されている以下のデータを収集して行う研究です。特に患者さんに新たにご負担
いただくことはありません。
調査する項目:患者さんの状態(生存・死亡・再燃・活動性など)、血液検査・尿検査、画像検査、呼吸
機能検査、治療内容,副作用など
5) 情報の保護:調査情報は岡山済生会総合病院 医局内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワー
ド等で制御されたコンピュータに保存し,その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。調査結果は個人を
特定できない形で関連の学会および論文にて発表する予定です。
この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。御自身の情報が研究に使用されることに
ついてご了承いただけない場合には研究対象としませんので,平成 28 年 12 月 31 日までの間に下記の連絡先ま
でお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。
<問い合わせ・連絡先>
岡山済生会総合病院、岡山済生会総合病院附属外来センター
所属・氏名:内科・山村 裕理子
電話:086-252-2211 (大代表)