平成29年度採用 青梅市立総合病院 初期臨床研修医募集要領 1 応 募 資格 第 11 1 回 医 師 国 家 試 験 を 受 験 す る 者 で 、医 師 臨 床研 修 マ ッ チ ン グ に 参加 登 録 す る者 2 応 募 方法 次 の 書 類 を 添 え て 、 応 募 締 切 日ま で に 郵 送 ま た は 持 参 に て お 申 込 み く だ さ い。 当院所定の書式のもの ご用意いただくもの 3 ○ 採 用 試験 申 込 書 ( 当 院 ホ-ムページか ら ダウンロード) ○ ○ ○ ○ 卒業(見込)証明書 成績証明書 健康診断書 82円切手を貼付したあて先明記の返信用封筒 ( 長 形 3 号 ) ・・・試 験 通 知 送 付 に 使 用 し ま す。 応 募 締切 日 お よ び 申 込 先 等 (1) 応 募 締 切 日 持 参 申 込 の 場 合 … 平 成 2 8 年 7月 2 9 日 ( 金 ) 午 後 5 時 ま で 郵 送 申 込 の 場 合 … 平 成 2 8 年 7月 2 9 日 ( 金 ) 消 印 有 効 ※ 普 通 郵 便で 郵 送 し た 場 合 の 事故 に つ い て は 、 責 任 を 負 い か ね ま す ので 、 簡 易 書 留 郵 便 で お 送 り 願 いま す 。 (2) 申 込 先 等 〒 198-0042 東 京 都 青 梅 市 東 青 梅 4 丁 目 16 番 地 の 5 青 梅 市 立 総 合 病 院 管 理 課 庶 務係 臨 床 研 修 事 務 担 当 : 大 野 ℡ : 0428-22-3191 内 線 5235 e-mail: [email protected] 4 選 考 日お よ び 選 考 方 法 等 平 成 2 8 年 8 月 2 5 日 ( 木 )、 平 成 2 8年 8 月 2 6 日 ( 金 ) 選 考 日 いずれかの日を受験すること ※ 試 験 時 間 は 午 前 9 時 か ら 午 後5 時 ま で を 予 定 選 考 方 法 筆 記 試 験 お よ び 面接 試 験 募 集 人 数 9名 選 考 結 果 研 修 医 マ ッ チ ン グ の 結 果 、 マ ッチ ン グ が 成 立 し た 方 だ け に 文書で通知します。 研 修 期 間 平成29年 4 月 1 日から 2 年間 --1-- 5 身 分 およ び 待 遇 等 身 分 青 梅 市 病 院 事 業 嘱託 職 員 給 与 月 額 給 与 1 年 目 335,900 円 、 2 年 目 363,900 円 ( 給 与 改 定 が あ っ た 場 合 、 こ の限 り で な い 。) 当 通 勤 手 当 、 宿 日 直手 当 諸 手 勤 務 時 間 休 6 暇 基本的な勤務時間 有 給 休 暇 夏 季 休 暇 等 年末年始休暇 午 前 8 時 3 0 分 ∼午 後 5 時 1 5 分 年12日 なし 1 2 月 2 9 日 ∼1 月 3 日( た だ し、救 命 救 急 セ ン タ ー で 、当 番 制 で 宿 日 直 有 ) 宿日直回数 月平均 各 種 保 険 健 康 保 険 、 厚 生 年金 保 険 、 雇 用 保 険 、労 災 保 険 加 入 健 康 診 断 年 1 回実施 職 員 住 宅 希望者は入居可 [付帯設備] エ ア コ ン 、 冷 蔵 庫 、 乾 燥 機 付 洗 濯 機 、TV、 ベ ッド 、 ユ ニ ッ ト バ ス 、イ ン ター ネ ッ ト 回 線( ADSL 回 線 )、IH コ ン ロ 、オ ー ト ロックシステム等 そ 当 院 就 業 規 程 に 準ず る 。 の 他 約7回 病 院 見 学・ 実 習 原 則 、 全診 療 科 につ いて 随 時受 け 入 れて おり ま す。 見 学 ・ 実習 を 希 望さ れる 方 は、 日 程 およ び診 療 科を ご 検 討の 上、 希 望日 の 2 週 間 以 上 前ま で に お申 込 みく だ さ い。 (見学お申込み方法) 当 院 ホ ー ム ペ ー ジ の「 研 修 医 の 方へ 」の 関 連 メ ニ ュ ー の 初 期 臨 床 研 修 内「 病 院 見 学 に つ い て 」 を ご 確 認 の う えお 申 込 み く だ さ い 。 --2-- 病院の概要 1 所 在 地 東 京 都青 梅 市東 青 梅4 丁 目 16 番地 の 5 2 開 院 日 昭 和 32 年 11 月 15 日 3 開 設 者 青 梅 市長 4 事業管理者 原 義 人 5 病 院 長 原 義 人 6 病院理念 私 た ち は、快 適で 優 しい 療 養環 境 の もと 、地 域が 必 要 とす る 高度 な 急性 期 医 療 を 、 安 全 か つ 患者 さん を 中心 に 実 践し ます 。 7 8 9 運 営 の 基 本方 針 清 潔 …私た ち は 、 清潔 な 病院 づ く りに 努力 し ます 。 親 切 …私た ち は 、 親切 な 病院 づ く りに 努力 し ます 。 信 頼 …私た ち は 、 信頼 さ れる 病 院 づく りに 努 力し ま す 。 自 立 …私た ち は 、 自立 で きる 病 院 づく りに 努 力し ま す 。 認定・表彰 (1) 平 成 26 年 2 月 7 日 日本 医 療機 能評 価 機構 の 病 院機 能評 価 の更 新 ・ 認 定 (2) 平 成 15 年度 ・ 平成 26 年度 の 自治 体立 優 良病 院 と して 総務 大 臣表 彰 を 受 賞 (3) 平 成 14 年度 ・ 平成 24 年度 の 自治 体立 優 良病 院 と して 全国 自 治体 病 院 開 設 者 協 議 会・ (社 )全 国 自治 体 病院 協 議 会両 会長 表 彰を 受 賞 (4) 平 成 14 年 11 月 12 日 癒 し と安 らぎ の 環境 フ ォ ーラ ムの 主 催す る 第 1 回 「 癒 し と安 ら ぎ の環 境賞 」 病院 部 門 の最 優秀 賞 を受 賞 外 来 受 付 時 間お よび 面 会時 間 平 土 日 曜 日 日 曜 日 ・祝 日 外来 受 付時 間 面会 時 間 午前 8:00∼ 午 前 11:30 午前 11:30∼ 午後 1:00 午後 3:00∼ 午 後 8:00 救急 外 来を 除 い て休 診 --3-- 午前 10:00∼ 午後 8:00 10 職 員 数 (平 成 28 年 4 月 1 日 現 在 ) 職 務 名 職員数 事務・技術 医師 臨 床 検 査 技 師 28 科 理 医 剤 栄 師 養 師 士 医 術 療 法 士 5 作 業 療 法 士 3 言 語 聴 覚 士 2 視 能 訓 練 士 2 臨 床 工 学 技 士 11 看護 医 助 看 准 療 技 術 師 師 師 産 護 看 護 小 計 (医 療 職 計 ) 総 務 技 学 労 療 理 技能 診 療 放 射 線 技 師 1 27 5 21 薬 管 11 職 医 師 147 ( 専・研 修 医・非 常 勤 含 む 。) 歯 (単位:人) 務 名 職員 数 一 般 事 務 25 医 療 事 務 電 気 ・ ボ イ ラ 技 師 10 6 1 1 調 師 11 救 電 急 救 気 命 士 技 理 術 一 般 用 務 0 給 食 作 業 4 看 護 補 助 0 0 442 694 小 計 (行 政 職 計 ) 58 752 計 総 数 562 床 病 床 数 【 内 訳 】 一 般 508 床 (ICU6,CCU2,NICU3 床 を 含 む 。 )、 精 神 50 床 、 感 染 症 4 床 病棟 病床数 病床種別 東3病棟 24 一般病床 東4病棟 50 〃 東5病棟 50 〃 東6病棟 50 精神病床 西3病棟 55 一 般 病 床 ( NICU3) 西4病棟 51 一般病床 西5病棟 51 〃 消 化器 内 科 、 緩 和 ケ ア 南1病棟 48 〃 神 経内 科 、 脳 神 経 外 科 、リハビリテーション科 49 〃 整 形 外 科 、内 分 泌 糖 尿 病 内 科 、 耳鼻咽喉科 南2病棟 4 担当診療科 小 児科 泌尿器科、眼科、外科、皮フ科、 歯科口腔外科、リウマチ膠原病科 呼 吸器 内 科 精 神科 産 婦 人 科 、小 児 科 ( 新 生 児 ・ NICU ) 外 科、 呼 吸 器 外 科 感染症病床 新4病棟 50 一般病床 新5病棟 50 〃 救急センタ ー 22 一 般 (救急病室) 8 一 般 (ICU6・CCU2) 13 看 護 単 位 562 --4-- 循 環器 内 科 、 心 臓 血 管 外科 腎 臓内 科 、 血 液 内 科 救急科 12 標榜科目 内 科 全 29 科 目( 呼吸器内科 ( 1) 腎 臓 内 科 整 形 外 科 神 経 内 科 脳神経外科 病理診断科 産 婦 人 科 14 化学療法外科 臨床検査科 外 科 精 神 科 救 急 科 ( 5) 呼吸器外科 ( 3) 麻 酔 科 ( 7) ( 4) 心臓血管外科 ( 1) 小 児 科 ( 2) 皮 膚 ( 7) 耳鼻いんこう科 リハビリテーション科 ( 3) ( 1) 科 ( 5) 内分泌糖尿病内科 ( 4) ( 10) ( 1) 眼 血 液 内 科 ( 8) ( 3) ( 9) ( 2) 13 リウマチ科 ( 4) ( 3) 消化器内科 ( 11) ( 3) ( 4) 泌 尿 器 科 循環器内科 ( 8) ( 5) )は 医 師数 ( 専修 医 は 含み 研修 医 は除 く 。 ) 科 ( 2) 放 射 線 科 ( 兼 1) ( 4) 歯科口 腔 外 科 ( 1) その他 臨 床 工 学科 、栄養 科 、薬 剤 部、地 域医 療 連携 室 、中 央 手術 室 、中 央 材料 室 、 中央注射室、内視鏡室、心臓カテーテル室、血液浄化センター、救命救急 センター、PET・RIセンター、外来治療センター、脳神経センター 入 院 ・ 外来 患 者数 入院 外来 増 減 平 成 27 年 度 (A) 平 成 26 年 度 ( B) 一 日 平 均 患 者 数 423.2 人 432.5 人 ▲ 9.3 人 ▲ 2.15% 年間患者数 154,873 人 157,878 人 ▲ 3,005 人 ▲ 1.90% 一 日 平 均 患 者 数 1,322.4 人 1,303.4 人 18 人 1.38% 年間患者数 321,337 人 318,026 人 3,311 人 1.04% (A)− (B) 率 15 医療圏 東 京 都 の保 健 医 療圏(13 地 区)の うち 、西 多 摩保 健 医療 圏(4 市 3 町 1 村 )に お け る 中核 病 院と し て人 口 約 40 万人 を 担っ て お り、また 、東 京 都 の 救 急 医 療体 制 に おい て、西 多 摩保 健 医療 圏で 唯 一の 三 次 救急 対応 の 救命 救 急 セ ン タ ーを 併 設 し、 高度 専 門医 療 と 救命 措置 に あた っ て おり ます 。 さ ら に 、災 害 時 にお ける 東 京都 災 害 時後 方医 療 施設 と し て指 定さ れ てい る ほ か エ イズ 患 者 が安 心し て 医療 を 受 けら れる た めの 拠 点 病院 とし て も指 定 を 受 け て おり ま す 。 16 診療指定 保 険 医 療機 関 、労 災 指定 、母体 保 護法 指 定医 、生活 保 護、身 体障 害 者指 定 医 、 指 定 自 立 支 援 医 療 機 関 ( 精 神 通 院 医 療 ・ 育 成 医 療 ・ 更 生 医 療 )、 原 子 爆 弾被爆者一般疾病医療機関、結核指定医療機関、養育医療機関、救急告示、 救 命 救 急セ ン タ ー 、その 他(人 工透 析)、育成 医 療指 定 、児 童 福祉 法 指定 、エ イ ズ 診 療協 力 病 院(拠点 病 院)指定 、第 2種 感 染症 指 定 医療 機関 、地域 が ん 診 療 連 携 拠点 病 院 指定 、D PC 対 象病 院、東京 都 災害 拠 点 病院 、東 京D M A T --5-- 指 定 病 院 、東 京 都脳 卒中 急 性期 医 療 機関 、東京 都 CC U 連絡 協議 会 加盟 施 設 、 ス テ ン トグ ラ フ ト実 施基 準 管理 委 員 会実 施施 設 、症 候 群別 サ ーベ イ ラン ス 協 力 医 療 機関 指 定、指 定小 児 慢性 特 定 疾病 医療 機 関、難 病医 療 費助 成 指定 医 療 機関 17 教育指定 医 師 の 臨床 研 修 病院 に指 定 され て い るほ か、各学 会 の認 定 研 修施 設 等と し て も 指 定さ れ て いま す。 ま た 、東 京都 立 青 梅 看護 専 門学 校 お よび 武蔵 野 大学・ 東 京 家 政大 学 の看 護 実 習 病 院と し て 看護 実習 を 受け 入 れ てい るほ か 、そ の 他 の医 療技 術 職養 成 機 関 の 実 習( 薬 剤 師、 臨床 検 査技 師 等 )の 受け 入 れも 行 っ てお りま す 。 18 敷 地 面 積 19 建 物 概 要 名 称 22,734.42 平 方 メ ート ル 規 模 ・ 構 造 面 積 (㎡ ) 建築年月 西 棟 鉄 筋 コンクリート造 地 下 2 階 地 上 6 階 建 9,479 昭 和 54 年 5 月 東 棟 鉄 筋 コンクリート造 地 下 2 階 地 上 6 階 建 10,009 昭 和 56 年 8 月 館 鉄 筋 コンクリート造 地 下 1 階 地 上 3 階 建 1,135 昭 和 58 年 3 月 棟 鉄 筋 コンクリート造 地 下 2 階 地 上 4 階 建 6,189 平成 2年3月 棟 鉄骨造地上 3 階建 542 平成 2年3月 棟 鉄 筋 コンクリート・鉄 骨 鉄 筋 コンクリート造 地 下 2 階 地 上 6 階 建 屋 上 ヘリポート 南 別 南 南 連 絡 新 PET・RIセンター 鉄 骨 造 地 上 1 階 構 内 医 師 住 宅 (CASA DOCTORAL) そ の 鉄 筋 コンクリート造 地 上 4 階 他 18,063 平 成 12 年 3 月 319 平 成 18 年 3 月 1,575 平 成 14 年 3 月 496 --6-- 初期研修の概要 (1) 救 命 救 急 セ ン タ ー の 救 急 科 医 師 指 導 の 下 、1 次 − 3 次 救 急 の 経 験( 通 年 救 急 当 直 ) が 豊 富 で あ り 、一 般 的 疾 患 か ら 特 殊 疾 患 ま で プラ イ マ リ ー ケ ア の 研修 環 境 に 恵 ま れ ている。 (2) 内 科 が 全 科 ( 総 合 内 科 ・ 呼 吸 器 内 科 ・ 循 環 器内 科 ・ 消 化 器 内 科 ・血 液 内 科 ・ 内 分 泌 糖 尿 病 内 科 ・ 腎 臓 内 科 ・神 経 内 科・リ ウ マ チ 膠 原 病 科 )揃 っ て お り 、広 範 な 研 修 が可能 (3) 通 年 の 小 児 科 当 直 業 務( 救 命 救 急 セ ン タ ー )に よ り 小 児 科 プ ラ イマ リ ー ケ ア の 研 修環境も充実 (4) 2 年 次 の 選 択 科 枠 は 、 内 科 系 ・ 外 科 系 を 含 む ほ ぼ 全 診 療 科 ( 29 診 療 科 ) が 研 修 可能であり、幅広い初期研修選択が可能 (5) 臨 床 研 修 指 定 病 院 、 日 本 内 科 学 会 認 定 内 科 専門 医 教 育 病 院 、日 本外 科 学 会 専 門 医 修 練 施 設 等 2 4 の 教 育 指 定 ・ 認 定 を 持 ち 、 地 域 が ん 診 療 連 携 拠 点 病 院 指 定 等 、 18 の診療指定病院でもある。 (6) 一 般 5 0 8 床 ( ICU6 床 、 CCU2 床 を 含む )、 精 神5 0 床 、 感 染 症 4 床 、計 562 床 を 有 し て お り 、医 師 総 数 1 4 5 名 、年 間 延 べ 入 院 患 者数 約 1 7 万 人 、年 間 延 べ 外 来患者数約32万人の西多摩地域の基幹病院 (7) 初 期 臨 床 研 修 医 は 1 年 次 1 3 名 ( 単 独 型 9 名 、東 京 医 科 歯 科 大 学協 力 型 3 名 、 島 根 大 学 協 力 型 1 名 )、 2 年 次 1 3 名 ( 単 独 型 9 名 、 東 京 医 科 歯 科 大 学 協 力 型 3 名 、 島根大学協力型1名)計26名が在籍 (8) 構 内医 師 職 員 住 宅 ( CASA DOCTORAL) が 完 備 さ れ 、 付 帯 設備 も 充 実 し て お り、研修に専念できるように配慮している。臨床研修医は優先的に入居可能 (9) 毎 月 、 招 聘 感 染 症 専 門 医 に よ る 講 義 必修科 【内 科 系 】 9 内 科( 総 合 内 科・呼 吸 器 内 科・循 環 器 内科・消 化 器内 科・血 液内 科・内 分 泌 糖 尿 病 内 科・腎 臓 内 科・神 経 内 科・リウ マ チ 膠 原 病 科 )が 揃 っ て お り、各 科 学 会 認 定 指 導 医 の 下 、 大 学 病 院 と 同等 の 内 科 全 領 域 の 研 修 が 可 能 で す 。 1 年 次 は 経 験・研 修 の 幅 を 広 げ る意 味 か ら 2 科 併 診( 2 ヵ 月 単 位 )の 形 態で 3 グ ル ー プ 、6 内 科 を 研 修 し ま す 。2 年 次 に 選 択 で 希望 す る 内 科 の 研 修 を 追 加 す る ことも可能です。 内 科 入 院 は 全 入 院 患 者 数 の 約 45% を 占 め 、豊 富 な 症例 数 か ら 経 験 す べ き 症 例 を中心に担当するため充実した研修(基礎疾患から高度医療まで)が可能です。 ま た 、救 急 当 直 を 通 し て 内 科 の プラ イ マ リ ー ケ ア 研 修環 境 も 整 っ て お り 研修 医 か ら好評を得ています。 --7-- 【救 急 科 】 救 急 科 医 師 5 名 が 在 籍 し 、 1 次− 3 次 救 急 に 対 応 し て い ま す 。 西 多 摩 地 区( 青 梅 市 、羽 村 市 、福 生市 、あ き る 野 市、奥 多 摩 町 、瑞 穂 町 、日 の 出 町 、檜 原 村 )で 唯 一 の 救 命 救 急 セ ン ター 。東 京 都 内 の み な ら ず、埼玉 県( 入 間 市 、飯 能 市 )や 山 梨 県( 北 都 留 郡 小 菅 村 、丹 波 山村 )か ら も 救 急 車 を 受 け入 れ て い ま す 。西 多 摩 地 区 は 、人 口 約4 0 万 人 の 地 域 で 、ほと ん ど が 山 岳 地 帯 です 。地 区 内 に 急 性 期 病 院 が 少 な い 一 方、療 養 型 病 院・介 護 老 人 保健 施 設・特 別 養護 老 人 施 設 等 が 多 い の が 特 徴 で す 。ま た 、直 近 の 救急 セ ン タ ー ま で 救 急車 で 30 分 以 上 かかるため、救急搬送において総合病院併設型がある当センターへの依存度が 年 々 高 く な っ て い ま す 。平 成 27 年 度 は、年 間 約 15,000 人 の 救 急 患 者 を扱 い 、 約 4,300 台 の 救 急 車 を 受 け 入 れ て い ま す 。 当 院 に お け る 初 期 臨 床 研 修 で は、救 急 科 は 1 年 次 と 2 年 次 に 各 1 ヶ 月 必 修で す 。 開 院 時 間 内 の 救 急 車 搬 送 患 者 と救 急 科 入 院 患 者 を 担 当 し ま す 。救 急 科 入 院症 例 は 、 多 発 外 傷 や 薬 物 中 毒 、 蘇 生 後 脳症 、 熱 傷 が 主 で す 。 加 え て 2 年 間 を 通 じ た 救 急 科 医師 指 導 下 で の 救 急 当 直( 1・2 年 次各 1 名 、少 な く と も 1 回 / 週 ) を 行 っ て お り 、 当 院 の 初 期 臨 床研 修 の 特 徴 で も あ りま す 。 救 命 救 急 セ ン タ ー 受 診 患 者 全 員の 初 療 を 担 当 し 、自 力 で 問 診 し 、身 体 所 見 を 取 り 、 必 要 で あ れ ば 検 査 を し ま す 。常に 救 急 科 指 導 医 が そ ばに い ま す の で 、い つで も 相 談 可 能 で 、指 導 を 受 け る こ と が で き 、経 験 す べ き 症例 を 含 め プ ラ イ マ リー ケ ア の 充 分 な 経 験 と 研 鑽 の 基 と な っ てい ま す 。 救 急 科 医 師 に よ る ACLS& 外 傷 初期 診 療 講 習 を 含 む 講 義 を 月 に 3 回 約 1 時 間 実 施 し て い ま す 。 ACLS 用 人 形、訓 練 用 AED、除 細 動 付き モ ニ タ ー 、気 管 挿 管 練 習 用 人 形 、中 心 静 脈 穿 刺 練 習 人 形 が 揃 っ て おり 、使 用 され て い な い 病 室 を“ ス キ ル ラ ボ ”に し て 心 肺 蘇 生 講 習 や ト レ ー ニ ン グ を 行 って い ま す 。実 際 に使 用 し て い る 病 室 と 同 じ 構 造 で す の で 、入 院 患 者 へ の 緊 急 対 応を 正 確 に シ ュ ミ レ ーシ ョ ン す る こ と が で き ま す 。狭 い 病 室 で 心 肺 蘇 生 を 確 実 に 行う こ と の 難 し さ が 実感 で き ます。 【地 域 医 療】 西 多 摩 保 健 医 療 圏 内 の 病 院 、診 療 所 で 研 修 を 行い 、高 齢 化社 会 と 地 域 医 療 の 現 状が研修できます。 選択必修科 【外 科 系 】( 外 科 ・ 胸 部 外 科 ・ 整 形 外 科 、 2 ∼ 3 ヶ 月 ) 外 科:年 間 の 総 手 術 件 数 は 約9 0 0 件 ∼ 1,0 0 0 件 で 各 領 域 の癌 や 動 脈 瘤 等 の 血 管 外 科 等 頚 部 か ら 下 肢 ま で幅 広 く 担 当 し ま す 。モ ッ ト ー は「 確実 で し か も 先 進 技 術 を 取 り 入 れ た 外科 」 で す 。 活 気 に満 ち た 毎 日 で あ り 、や る 気 の あ る 臨 床 研 修 医 を 歓 迎 しま す 。 胸部外科:冠動脈バイパス術や人工血管置換術、心臓弁膜症手術等を年間 約 80 件 ∼ 90 件 、 肺 癌、胸 腔 鏡 下 手 術 の肺 手 術 等 を 年 間 約 60 件 ∼ 70 件行っています。 整 形 外 科:救 急 で 多 く 目 に す る 骨 折・脱 臼 な ど の 外 傷 や 、四 肢 体幹 の 疼 痛 、し び れ と い っ た 「 運 動 器 」 の 外 傷 、変 性 、 腫 瘍 、 骨 系統 疾 患 な ど を 治 療 対 象 と し ま す 。当 院 で も 老 若 男 女 、多 彩 な 疾 患 を 対 象 とし ま す 。東 京 医 科 歯 --8-- 科 大 学 整 形 外 科 と 連 携 、脊 椎 外 科 、手外 科 専 門 班 ス タ ッ フ の指 導 の も と 、 救 急 外 傷 の 現 場 、 超 高 齢 化 社 会 に お け る「 健 康 寿 命の 延 伸 」を 目 的 と す る 外 来 、 入 院 診 療 の 現 場 を 研 修 し て く だ さ い 。手術 は 、 大 腿 骨 近 位 部 骨 折 、 橈 骨 遠 位 端 骨 折 な ど の 外 傷 や 、 脊 椎 脊 髄 手 術 が中 心 で 、年 間 3 0 0 ∼ 4 0 0 件 行 っ て い ま す 。救急 も 含 め た 、 基 本 的な 外 来 診 療 手 技 の 習 得 ( 四 肢 、脊 椎 の 診 察 方 法 、 画 像撮 影 指 示 ・ 読 影 法 、関 節 穿 刺 、関 節 内 注 射 な ど ) や 四 肢 外 傷 の 初 期 治 療方 法 を 中 心 に 指 導 し ま す 。 【麻 酔 科 】 麻 酔科 管 理 症 例 数 は 年 間 約 2,100 例 です 。 小 児 外 科 を 除 く、 ほ と ん ど の 科 の 症 例 を 経 験 す る こ と が で き ま す 。地 域 的に 高 齢 者 の 症 例 が 多く 、合 併症 を 有 す る 重 症 例 が 多 い の が 特 徴 で す 。ま た 、西 多 摩 医 療 圏 の 中 核 病 院 で あ り 、緊 急 手 術 も た く さ ん あ り ま す 。1 年 次 は 主 に 気 管 内挿 管 と 全 身 麻 酔 の 管理 、2 年次 に は 硬 膜 外 麻 酔 や 脊 髄 く も 膜 下 麻 酔 を 中心 に 研 修 を 行 い ま す 。 【小 児 科 】 西 多 摩 地 区 で 唯 一 の 小 児 休 日 全夜 間 診 療 救 急 病 院 で す 。 24 時 間 365 日 、 1 次 ― 3 次 救 急 対 応 を し て お り 、1 年次 よ り 全 員 小 児 科 救 急に 準 夜 当 直 と し て 参 加 し プ ラ イ マ リ ー ケ ア 研 修 を 行 って い ま す 。当 初 よ り 研 修 医が 積 極 的 に 取 り 組 ん で く れ て お り 好 評 で す 。研 修 で は 、ほ と ん ど の common disease や 急 性 疾 患 を 経 験 で き ま す 。ま た 、地 域 の 中 核 病 院 であ る こ と か ら 相 当 数の 教 科 書 に 載 る よ う な 典 型 症 例 が 混 ざ っ て お り モ チ ベー シ ョ ン を 保 て ま す 。 お 産 は 年 間 約 800 余 件 あ り 、 新 生 児 ・ 未 熟 児 医 療 も 研 修で き ま す ( 2 年 次 )。 ま た 、小 児 科 専 門 外 来 も 東 大 小 児 科 か ら の 応 援で 充 実 を 図 っ て い ます 。毎 週 金 曜 日 の 朝 に ク ル ズ ス を 設 け 、小 児 科 診 療 の 初 期研 修 オ リ エ ン テ ー ショ ン 、レ ク チ ャ ー や 救 急 外 来 で 経 験 し た 症 例の 検 討・勉 強 を行 い 、年 間を 通 し て 小 児 科 学 の 研 修を継続しています。 【産 婦 人 科】 産 科 : 分 娩 件 数 は 年 間 約 800 余 例 、小 児 科 と 連 携 し ハ イリ ス ク 妊 娠 に も 対 応 し て い ま す 。 正 常 分 娩 か ら 異 常分 娩 ま で 幅 広 く 研 修 が で き ま す 。 婦 人 科:子 宮 筋 腫 や 卵 巣 嚢 腫 等 良 性 疾 患 か ら悪 性 腫 瘍 ま で 幅 広 く治 療 し 、年間 手 術 件 数 は 腹 腔 鏡 下 手 術 を 含 め 400 件 を 超 え ま す 。東 京 都 の 周 産 期 連 携 病 院 、が ん 診 療 連 携 拠 点 病 院 と し て 、産 科・婦 人 科 とも に 充 実 し た 研 修 体 制 が整っています。 【精 神 科 】 閉 鎖 病 棟 50 床( う ち 保 護 室 4 床 )で 重 症 例 を 含 め さ まざ ま な 疾 患 に 対 応 し て い ま す 。 特 に 総 合 病 院 の 特 徴 から 精 神 疾 患 と 身 体 疾 患 の 総 合 医 療 が 可 能 で す。 --9-- < 研 修 プロ グ ラ ム例 > 4 5 6 7 1 年次 呼吸/膠原 循環/腎内 2 年次 救急 選択必修③ 地域 8 9 10 消化/血液 救急 11 12 1 選択必修① 2 選択必修② 選 択 科 ( 1科 : 最 大 3 ヶ 月 ) * 1 年 次の 内 科 は 、 こ の 他 に 、 神 内 / 内 分 泌 糖 尿 の 組 合 せ が あ り ま す 。 * ロ ー テー シ ョ ン は 研 修 医 間 で 調 整 し 決 定 し ま す 。 * 1 年 次5 ヶ 月 、 2 年 次 1 0 ヶ 月 の う ち 、 選 択 必 修 科 の う ち 少 な く て も 3科 を 計 5 ヶ 月 以 上 研 修 し な け れ ば なり ま せ ん 。 - - 10 - - 3
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