「ホタル祭り」にお琴で歌おう ~日本の風情を味わいました~ 小金澤 愛 記者 6 月の昼の暑さが和らいだ夕暮れ、も えの丘ふるさと広場でホタルの放流会が ありました。 今年は市制 10 周年ということで、例 年よりも多い約 1600 匹のヘイケボタル が放されました。ホタルは、もえの丘で 「ホタルを育てる会」の役員の方などが 1 年前の産卵期から育てていました。 日本では約 50 種類のホタルが生息し ていて、そのうち発光するのは 14 種類。特に有名なのがゲンジボタルとヘイケボタルです が、幼虫での食べ物や、成虫になってからの体長や背中の模様、飛び方、1 分あたりの点滅 回数も違うそうです。 近年、身近でホタルを見る機会のない子どもた ちは興味津々。明かりを消し暗闇の中、池や柳の 木、お友だちの服や頭の上で光るホタルにとても vol. 117 手作りの虫かごに入った ホタルをもらったよ 興奮していました。 屋内では、 「希美音会」によるお琴の生演奏があ り、音色に合わせてみんなで歌を歌いました。目 をつぶり心を休め聴いていると、幼き日、近くの 川で見たホタルの情景を思い出し懐かしくなりま した。 ホタルの放流は来年も予定されているそうです。 みなさん、ぜひ行きましょう。 食で 発信! 北なごやめし 認定 第2号 「まぜそば」 極太麺まな屋(九之坪) 金森 俊和 記者 地域振興、ご当地料理の発掘を目的とした市商工会の「交流支援事業対象料理・北なご やめし」。認定第 2 号は「極太麺まな屋」の看板メニュー「まぜそば」です。 このまぜそば、その名のとおり、食べる前によく混ぜます。そして、極太麺と濃厚なタ レが程よくからんだら、豪快にすすります。麺は、一般の小麦粉と違い表皮や胚芽の部 分も粉に含まれている全粒粉を使用したもので、その食感は、ラーメンでもなく、うど んでもありません。 「正直、趣味の延長だったんですけどね」とレシピを完成させた店長の堀場義喬さんは、 照れながら話してくれましたが、誰に習うことなく、自分の好きな味を追求し認められ たこの味は、タレはコッテリ甘辛く、チャーシューは分厚 く、オリジナリティあふれた逸品です。 今後は地産の材料を利用したり、地元の企業とコラボ レーションをはかったりして、さらに地域柄を色濃くし 「市内のさまざまな飲食店でメニューに加えてもらって、 まぜそばでまちおこしを実現したいですね」と夢を語って くれました。 「広報北名古屋」 平成28年 8月 16
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