疑義照会の不要例 (ただし、麻薬に関する処方は除く) 別紙 ② ③ ④ ⑤ ⑦

疑義照会の不要例 (ただし、麻薬に関する処方は除く)
No
➀
②
別紙
項目
成分名が同一のものを銘柄変更すること。
例
ボナロン錠 35mg→フォサマック錠 35mg
※先発品間でも可能 ※必ず患者さんに説明(服用方法、価格)後、同意を得て変更してください。
剤形を変更すること。
ビオフェルミン散→ビオフェルミン錠剤
(安定性、利便性の向上のための変更に限る)
タケプロンカプセル 30mg→タケプロン OD 錠 30mg
※必ず患者さんに説明(服用方法、価格)後、同意を得て変更してください。
※用法・用量が変わらない場合のみ可。※安定性、溶解性、体内動態等を考慮して行ってください。
※軟膏→クリーム剤、クリーム剤→軟膏の変更は不可。
別規格製剤がある場合の処方規格を変更すること(安定性、 5mg 錠 1 回 2 錠
③
利便性の向上のための変更に限る)。
→
10mg 錠 1 回 1 錠
10mg 錠 1 回 0.5 錠 →
5mg 錠 1 回 1 錠
※必ず患者さんに説明(服用方法、価格)後、同意を得て変更してください。
④
アドヒアランス等の理由により半割、粉砕あるいは混合す
1mg1 回 2.5 錠 粉砕
ること、あるいはその逆(規格追加も含む)。
→1mg 2 錠+0.5mg 1 錠
※安定性のデータに留意してください。※抗腫瘍薬を除く
※自家製剤加算、一包化加算、嚥下困難者用製剤加算を算定する場合は必ず疑義照会をして下さい。
患者希望あるいはアドヒアランス等の理由により一包化調剤すること。
⑤
※抗腫瘍薬、及びコメントに「一包化不可」とある場合は除く
※安定性のデータに留意してください。※一包化加算を算定する場合は必ず疑義照会をして下さい。
⑥
⑦
湿布薬や軟膏での規格変更に関すること(合計処方量が変
モーラスパップ 30mg(6 枚入)×7 袋
わらない場合)。
→モーラスパップ 30mg(7 枚入)×6 袋
薬歴上継続処方されている処方薬に残薬があるため、投与
イグザレルト錠 15mg 30 日分→25 日分(5 日分残薬)
日数を調整(短縮)して調剤すること。
ビーソフテンローション 0.3% 2 本→1 本(1 本残薬)
※ただし、減らす場合に限る。全く不要にする場合、増やす場合は疑義照会を必要とする。
※アドヒアランスに問題があると判断される場合は、報告書を用いて当院への情報提供をお願いします。
※重複投薬・相互作用防止加算を算定する場合は、疑義照会を行ってください。
⑧
薬歴等で乳酸菌製剤が継続使用されていることが確認できる場合において、抗菌薬が併用されていない場合のビオフ
ェルミンRからビオフェルミンへ変更すること、または、その逆(併用期間のみビオフェルミンRを追加する場合に
は、ビオフェルミンとの合計日数は元のビオフェルミンの処方日数を超えないこと)。
⑨
患者の希望があった場合の消炎鎮痛外用貼付剤における、
ロキソニンパップ 100mg →ロキソニンテープ 100mg
パップ剤→テープ剤、テープ剤→パップ剤へ変更すること。 (成分が同じものに限る。枚数も原則同じとする。
)
⑩
ビスホスホネート製剤の週1回あるいは月1回製剤が、連
(他の処方薬が 14 日分処方の場合)
日投与の他の処方薬と同一の日数で処方されている場合に
アレンドロン酸錠 35mg「日医工」
(週 1 回製剤)1錠分
おいて処方日数を適正化すること(処方間違いが明確な
1起床時 14 日分 →
2 日分
時)
。
⑪
⑫
⑬
外用剤の用法(適用回数、適用部位、適用タイミング等)
(口頭で腰痛時に腰に貼付するよう指示があったと患
が口頭で指示されている場合(処方せん上、用法指示が「医
者から聴取した場合)
師の指示通り」が選択されている)に用法を追記すること
モーラステープ 20mg3 袋 1 日 1 回
(薬歴上あるいは患者面談上用法が明確な場合)。
→
漢方薬の食後指示について、医師了解のもと処方されてい
食後指示→
ること。
まま調剤する。
用法固定の薬剤の用法を変更すること(ビスホスホネート
ボナロン錠 35mg 朝食前
製剤等:起床時服用)。
1日1回
腰
医師了解の元、処方されているため食後の
→
起床時