おまけ １２号 Ｐ 平成２８年７月２０日発行 いよいよ明日から夏休みが始まります。今年の夏休みは，登校日をのぞいて４１日間あります。 見小新聞にも書きましたが，この期間をどう過ごすかは非常に重要なことです。ぜひ「家庭や地域 で育つ時間」として，学校では得られない力を育てる機会としてください。 子どもたちは，普段，登校から下校まで授業をはじめ様々な活動があって結構忙しいです。保護 者の方も子どもたちが学校で勉強できるように毎日支えてくれています。しかし，夏休み中は子ど もたちには，たっぷり時間があります。今度は子どもたちが家族のために頑張る時です。 まず，毎日，「お手伝い」をさせてください。どんなことでもいいです。例えば，洗濯物を取り 込んだり，たたんだりすること，食事の準備や後片付け，お風呂掃除，水やり，履き物を揃える・ ・・等々，学年や子どもの力を応じてやれること，やれそうなことでいいので家族の一員として役 割をもたせ，そして，できたら「ありがとう」の言葉をかけてやってください。人のために役に立 とうとする気持ちを育てることは，何よりも大切なことだと思います。 次に「自立」です。お家の人が仕事でいなくても，子どもたちに自分の力である程度の生活がで きる力をつけさせてください。自分で朝起きる・夜寝ること，決めた時間に勉強や食事をすること， 片付けをすること・・・。それから，安全で元気に生活するために気をつけないといけないことも 教えてください。火の扱い，事故や熱中症の予防，遊び方・・・。先生や家族の人など，注意して くれる人がそばにいなくても自分で気をつけられる子に育ってほしいと思います。 最後は，「目標」をもたせて生活することです。学校があるときは，毎日４５分×５～６，つま り嫌でも４時間は勉強することになっています。夏休み中も最低でも４時間は目標を決めて自分を 鍛える時間にしてほしいです。宿題や研究・自主学習など勉強するもよし，本を読むもよし，ラジ オ体操に休まず参加するもよし，水泳や陸上，ブラスバンドの練習などに取り組むもよし，もちろ ん，塾や習い事，社会体育で頑張るもよし・・・。夏休みが終わったときに，自分は，「○○を頑 張った！」と言える夏にしてほしいと思います。 すべての見小っ子にとって夏休みが，「お手伝い」「自立」「目標」をキーワードに，学校では得 られない力を身に付けられる「成長の夏」となり，９月１日には，全員が元気に，そして，たくま しく成長した姿で登校してくれることを心から願っています。 ７月１６日（土），本校のブラスバンド部が「杜のホスピ タル納涼祭」に参加し，「スネーク」「キセキ」「ルパン三世 のテー マ」な ど５曲を披露しました。本年度初めて参加す ること になり ましたが，地域の人や患者さんたちの役に立 ちたい ，これ までの練習の成果をたくさんの人たちに聴い て欲しい，という思いで参加しました。 当日 は都合 により参加できなかった児童もおり，部員５ ６名の うち４ １名での演奏となりましたが，部員全員の息 の合っ た，そ して，テンポよい見事な演奏で会場のすべて の人を 魅了し ました。一曲終わるごとに会場から大きな拍 手をいただきました。 終わった後，理事長さんから，「子どもたちが頑張って演 奏する 姿は， 患者やその家族，また，職員の大きな癒やし となり ，本当 にありがたかった」と感謝の言葉をいただき ました。 ブラ スバン ド部は，７月２２日にあなんアグリスタジア ムで行 われる 「野球のまち阿南第４回少年野球全国大会」 の開会 式でも ファンファーレや入場行進曲などを演奏する 予定で す。素 晴らしい演奏とともに見能林小学校の名を全 国からの参加者に広めてくれることと思います。
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