ROI を迅速に 実現

ビジネスホワイトペーパー
ROI を迅速に
実現
HP IT プロセス自動化 / オーケストレーション
ビジネスホワイトペーパー | IT プロセス自動化
目次
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IT プロセス自動化の概要
IT プロセス自動化の必要性
IT 自動化のメリット
自動化によるコスト削減
統合されたトラブルシューティング機能
効率的な変更のオーケストレーション
迅速な ROI を実現する共通の自動化戦略
優先順位付け、診断、修復の迅速化
基本的なアプリケーションと
インフラストラクチャのヘルスチェックによる
迅速な問題の切り分け
手動による診断ができないほど大量の
アラートが発生したときの優先順位付けと
解決の自動化
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サーバーファームのレポート作成と
トラブルシューティング
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変更および構成管理の
オーケストレーション
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反復的なメンテナンスタスクの自動化
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次世代の IT プロセス自動化ソリューションを導入すれば、多
数のメリットが得られます。本書では、お客様の IT 運用にお
いて迅速な投資効果 (ROI) を実現するための実例を挙げると
ともに、CIO、IT 運用マネージャー、およびプロダクションサ
ポートチームに現実的な「成功へのロードマップ」を提供し
ます。
プロセスの制御と監査
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IT プロセスを自動化して
迅速な ROI を実現
仮想化とワークロードの管理
エンドツーエンドのプロセス統合
ケーススタディ
まとめ
IT プロセス自動化の概要
IT プロセス自動化の必要性
エンタープライズアプリケーションとインフラストラクチャが複雑になるにつれて、ビジネスサー
ビスの管理と監視、IT サービスデスクとサービス管理、およびサービス自動化において IT 運用
に関する課題が生じています。エンタープライズ自動化テクノロジーとして、特にプロセスの自
動化とオーケストレーションを活用することは、IT 運用のコスト削減と複雑性の解消に尽力して
いる IT エグゼクティブにとって重要となります。
IT プロセス自動化 ( ランブック自動化 ) を推進するうえでの問題点には以下のものがあります。
• 大量のアラートが発生しており、解決の迅速化が必要
• 複数のインフラストラクチャグループにわたる変更が複雑で、多くの引き継ぎや調整が必要
• ビジネス要件として、サーバー、ネットワーク、およびストレージデバイスにわたるコンプライ
アンス対応の継続的な監査が必要
• サービスライフサイクル全体で可視性と効率性を向上させるために、既存のツールの統合が
必要
新世代の IT プロセス自動化ソリューションと IT 自動化ソフトウェアは、この課題に対応できる成
熟性と柔軟性を備えており、次世代データセンターに効率化とコスト削減をもたらすことができ
ます。先見の明のある企業はさらに、自動化がクラウドへの移行の絶対条件であり、業務の中
断を伴わない円滑なハイブリッドサービスデリバリへの移行の鍵であることを認識しています。
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IT 自動化のメリット
IT プロセスの自動化とオーケストレーションがもたらすメリットは、数多くあります。自動化およ
び簡素化された IT 管理プロセスにより、アプリケーションとインフラストラクチャの稼働時間が
最大化し、サービスレベルが向上します。また、現場の IT オペレーターに作業を任せることで、
人件費が大幅に削減されます。
CIO と IT エグゼクティブにとって、IT プロセス自動化ソリューションには、次のようなメリットが
あります。
• ミッションクリティカルなアプリケーションとインフラストラクチャの稼働時間を最大化
• データセンター運用におけるコストを削減し、複雑性を解消
• サービスレベルを向上させ、確実にリソース使用を効率化
IT 運用チームにとって、IT プロセス自動化ソリューションには、次のようなメリットがあります。
• アラート量を減らし、膨大なアラートの発生を回避
• 生産性を向上させ、手動によるエラーを削減
• プロセス自動化により、ITIL (IT インフラストラクチャライブラリ ) の基準の遵守を促進
レベル 3 またはプロダクションサポートチームにとって、ランブック自動化ソリューションには、
次のようなメリットがあります。
• 現場チームの権限を強化し、エスカレーションを削減
• プロアクティブに診断データを取得し、継続的にサービスを向上
• トラブルシューティングの可視性を向上させ、平均解決時間を短縮
これらメリットを主要な IT プロセスに結び付ければ、次に示す 4 つの大きなメリットを実現でき
ます。
自動化によるコスト削減
IT プロセス自動化により、日常的かつ反復的なタスクを自動化し、レベル 1 のオペレーターが問
題を迅速に解決してエスカレーションを削減できるようにすることで、IT 関連の人件費を最小限
に抑えられます。エスカレーションが必要な場合でも、レベル 3 のエキスパートは、高度なトラ
ブルシューティングを行うために自動化されたワークフローで監査証跡と診断データを取得し、
問題解決に「すぐに着手」できます。
統合されたトラブルシューティング機能
「接着剤」として機能する新しい自動化プラットフォームを利用することで、完全に自動化された
クローズド・ループシステムでインシデント管理を行うことができます。自動インシデント解決ツー
ルは、既存のシステム管理ツールとサービスデスクツールを統合します。これにより、アラート
を受けて完全自動またはビジュアルガイドによるトラブルシューティングワークフローを開始す
る、自動チケット作成とクローズを容易にする、解決時にアラートを自動的に削除する、チケッ
トと診断情報を自動的にリンクさせて詳細な監査証跡を提供する、といったことが可能となり
ます。
効率的な変更のオーケストレーション
IT 運用における変更管理は、それぞれが単独で実行される処理ではなくなります。一連のアプリ
ケーションまたはビジネスサービスを更新する場合、サーバー、ネットワーク、ストレージ、およ
びアプリケーションチームの調整が必要です。プロセス自動化 / オーケストレーションソリュー
ションを活用することで、プロセスが効率化され、手動での引き継ぎが原因で生じることの多い
エラーを回避できるようになります。
プロセスの制御と監査
ITIL をはじめとする IT 基準を取り入れる場合、自動化ソリューションによってベストプラクティス
や基準の遵守が促進されます。IT プロセス自動化ソリューションにより、診断と修復の処理がロ
グに記録されて監査証跡に保存され、不正な変更を防止するためにプロセスが固定されます。
これは、継続的なサービスの向上だけでなく、政府および業界関連の多数の要件に対するコン
プライアンスという面でも不可欠です。
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迅速な ROI を実現する共通の自動化戦略
HP Operations Orchestration software は、市場をリードする次世代の IT プロセス自動化ソフトウェ
アで、現場の IT オペレーターが一般的な IT 運用タスクを自動化し、標準プロセスを促進できる
ようにします。多くのお客様が HP Operations Orchestration を導入して、アラートおよびインシデ
ントの解決、変更のオーケストレーション、サービスライフサイクル全体にわたるメンテナンスタ
スクとツールの統合に役立たせています。これら成功事例を分析することで、実証された迅速な
ROI を実現する共通の自動化戦略がいくつかあることが明らかになりました。
優先順位付け、診断、修復の迅速化
大規模なエンタープライズデータセンターには一般に数千台のサーバーがあり、日常的に数千件
のアラートが生成されています。このような環境は規模が大きく複雑であるため、多くの場合、
IT 運用ではリアクティブな対応を余儀なくされます。
しかし、インシデントの解決を自動化すれば、一般的なアラートとインシデントに関する優先順
位付け、診断、および修復プロセスが短縮され、迅速な ROI が実現します。以下に事例をいくつ
か示します。
基本的なアプリケーションとインフラストラクチャのヘルスチェックによる
迅速な問題の切り分け
HP Operations Orchestration は、一般的なシステム管理ツールを統合し、発生するアラートに最前
線で対処します。自己修復モードまたはビジュアルガイドモードで実 行される HP Operations
Orchestration は、相互接続されたインフラストラクチャコンポーネントをすべてチェックして問題
のあるリンクを検出する、時間のかかるプロセスを自動化します。ここに含まれるプロセスは次
のとおりです。
• サーバーヘルスチェック
• サービスヘルスチェック
• ネットワークヘルスチェック
• データベースヘルスチェック
• 構成チェック
• 接続チェック
• ログファイルのスキャンによるエラー状況の検出
一般的なアラートの各タイプについて、大部分の企業では多くの手順を含むトラブルシューティ
ング用チェックリストを作成しています。これらの手順に従って手動で作業を行う場合、アラート
1 件につきオペレーターの時間が 30 分費やされ ( 手当と間接コストを含めて、現場オペレーター
の時給を約 50 ドルとする )、同様のアラートが ( 控えめに見積もって ) 1 日あたり 40 件発生する
と仮定すると、削減額は次のように算出されます。
予想されるコスト削減額 = 0.5 時間 * 50 ドル / 時 * 40 インシデント / 週 = 1,000 ドル / 週 (5 万 2,000
ドル / 年 )
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手動による診断ができないほど大量のアラートが発生したときの優先順位付けと解決の自動化
ほとんどのネットワーク運用センターでは、IT サポートチームがクリティカルなアラートの対応に
忙殺されて、それら以外の大部分のアラート (「オレンジ色」や「黄色」のアラート ) がクリティ
カルレベルより下に分類されるという共通の課題に直面しています。それらは下位レベルに落と
されるだけで、対処されることはありません。このような「クリティカルレベル以外」のアラート
の多くは、後になって大きな問題に発展し、深刻な状況を引き起こす可能性があります。
HP Operations Orchestration を自己修復モードまたはビジュアルガイドモードで導入することは、
大量のアラートに対処できる効果的な戦略となります。たとえば、次のような対応が可能です。
• 基本的な検証により誤ったアラートを排除
• アラートの急増や増大を抑制
• 自動的なサーバー再起動やサービスの再開により、基本的な自己修復を実行
• 解決ログをすべて取得して文書化し、インシデントおよび問題を分析
自動化を導入する前に IT 運用環境で実行できなかったタスクの価値を評価するのは困難ですが、
概算は可能です。このようなアラートが 1 日あたり 200 件発生し、そのうち 10% がオペレーター
による対応が必要な問題に発展し、解決までに平均 2 時間かかると仮定すると、1 日あたりの削
減額は次のように算出されます。
予想されるコスト削減額 = 200 (1 日のアラート件数 ) ×10 ( オペレータ対応アラートの割合 ) ×2
(MTTR) × 50 ( ドル建て時間単価 ) = 2,000 ドル / 日 (73 万ドル / 年 )
サーバーファームのレポート作成とトラブルシューティング
エンタープライズアプリケーションのほとんどは、高度に冗長化され、クラスター化されたサー
バーファーム環境で実行されています。このような環境は稼働時間の向上には必要ですが、アラー
ト発生時に個々のサーバーを追跡することが困難な場合があります。
HP Operations Orchestration には、特定のドメイン向けにあらかじめ準備されているプロセス自動
化ライブラリが備わっており、大規模なサーバーファーム環境の管理に伴う負担を一部軽減する
のに役立ちます。たとえば、次のような対応が可能です。
• F5、Cisco ルーター、Microsoft® Windows®、UNIX®、Linux のクラスターおよび IP 範囲に対して
プロアクティブなレポート作成およびトラブルシューティングを実行
• Microsoft Windows、UNIX、Linux のクラスターにおいて、問題のあるサーバーを特定
• クラスター環境またはロードバランスのとれた環境からサーバーをスムーズに削除
• メンテナンスウィンドウと反復エラーを考慮しながら、スムーズにサービスを再開
サーバーファーム関連のアラートが 1 日あたり 20 件発生し、手動でのトラブルシューティングと
解決にアラート 1 件あたりオペレーターの時間が 30 分かかると仮定すると、1 日あたりの削減額
は次のように算出されます。
予想されるコスト削減額 = 20 (1 日当たりのアラート数 ) ×0.5 (MTTR 時間 ) ×50 ( ドル建て時間単
価 ) = 500 ドル / 日 (18 万 2,500 ドル / 年 )
カスタマイズされた IT プロセスをベースに、これらの自動化戦略のいずれかをスケジュール設定
してプロアクティブモードで実行できます。また、アラートのイベントで実行することも可能です。
変更および構成管理のオーケストレーション
昨今の IT 環境は、クライアント / サーバー型アーキテクチャーおよびアプリケーションの時代か
ら大きく変化しています。分散型アプリケーションは迅速に配備できますが、大規模なサーバー
ファーム、多数のネットワークデバイス、および複雑なストレージインフラストラクチャにわたっ
て運用すると、管理コストが増えていきます。アプリケーション、サーバー、およびデバイスを
追加すると、データセンター環境全体に適用しなければならない変更が膨大な量になります。
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変更と構成の管理を自動化すると、データセンターに問題をもたらすことが多い矛盾や構成の誤
りがなくなり、迅速な ROI を実現できます。これらの自動化戦略には、以下のものがあります。
• クラスターからサーバーをスムーズに削除してプロビジョニングを実施
• 最初の変更要求の作成から、本番稼働環境への構成変更の適用まで、エンドツーエンドの変
更管理プロセスのオーケストレーションを実現
• サーバーをスキャンしてコンプライアンス要件を満たしているかを確認し、コンプライアンス違
反を文書化
1 日あたり 50 件の変更が発生し、適用に 1 件あたり平均 15 分かかると仮定すると、1 日あたり
の削減額は次のように算出されます。
予想されるコスト削減額 = 50 (1 日あたりの変更件数 ) ×0.25 ( 作業時間 ) × 50 ( ドル建て時間単
価 ) = 625 ドル / 日 (22 万 8,125 ドル / 年 )
反復的なメンテナンスタスクの自動化
日常的に発生するクリティカルなアラートの対処に加え、IT 運用では日常的なメンテナンスタス
クへの対応にも時間とリソースを割り当てる必要があります。
反復的なメンテナンスタスクを自動化すると、手動での作業がなくなり、日常的なメンテナンス
にかかるコストが削減されるため、迅速な ROI を実現できます。これらの自動化戦略には、以下
のものがあります。
• 単純なサービスを再開
• ファイルサーバーとプリンターを再起動
• パスワードを変更
• ユーザーを作成
• ログファイルをレビュー
• ログファイルを循環
• ディスク容量の増大傾向を予測
• データのバックアップを実行
1 日あたり 15 件の手動メンテナンス業務があり、それぞれを平均 20 分で終了させていると仮定
すると、1 日あたりの削減額は次のように算出されます。
予想されるコスト削減額 = 15 (1 日あたりの業務数 ) ×0.33 ( 作業時間 ) ×50 ( ドル建て時間単価 )
= 247.50 ドル / 日 (9 万 337 ドル / 年 )
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仮想化とワークロードの管理
仮想化は多くのエンタープライズデータセンターにおいて幅広く採用されていますが、IT 運用に
新たな課題を生じさせています。仮想サーバーを含めて、数百台∼数千台もの新規サーバーを抱
える環境で適切な管理を行うには、時間とリソースが必要になります。新規サーバーを動的に追
加し、それらを正常な状態で維持し、修復し、問題発生時にオフラインにするプロセスは、手動
では非常に時間のかかる作業となります。
HP Operations Orchestration software (HP OO) のプロセス自動化ライブラリは、IT 運用における仮
想環境の管理を自動化して容易にすることで、この課題に対応できるようにします。たとえば、
次のような対応が可能です。
• 仮想サーバーファームの稼働状況についてプロアクティブにレポートを作成
• 仮想サーバーを動的に優先順位付けして診断
• 一貫した手順で仮想マシンをスムーズに追加および削除
• 既存の仮想サーバーの障害発生時に新規サーバーをプロビジョニング
• ロードバランサーをチェックしてユーザーの負荷を分散
• サーバーの過剰容量を効率的に使用
• 仮想マシンを開始および停止
• タスク管理を自動化
大規模な仮想環境の配備が必要な場合は、HP Operations Orchestration によってサポートコストが
大幅に削減されます。1 日あたり 40 件の仮想マシン関連の作業があり、それぞれを平均 30 分で
終了させていると仮定すると、1 日あたりの削減額は次のように算出されます。
予想されるコスト削減額 = 40 (1 日あたりの作業数 ) ×0.5 ( 平均作業時間 ) ×50(ドル建て時間単
価 ) = 1,000 ドル / 日 (36 万 5,000 ドル / 年 )
エンドツーエンドのプロセス統合
成熟した IT 企業の大部分は現在、エンタープライズシステム管理製品とサービスデスク製品を
導入して、ネットワーク運用センターにおける自動監視およびチケット追跡に役立たせています。
しかし、これらソリューションは個別に導入されていることが多く、ほとんど統合されていない
ため、手動による業務はあまり軽減されていません。
HP Operations Orchestration は、シームレスかつ完全に統合されたアラートおよびインシデントの
管理システムを提供し、既存のテクノロジーの投資価値を高めます。これらの自動化戦略には、
以下のものがあります。
• アラート受信時のチケット作成を自動化
• 解決の進捗状況に基づいてチケットの更新とクローズを自動化
• ESM ( エンタープライズセキュリティ管理 ) のアラートおよびイベントを自動承認
• ESM のアラートおよびイベントの更新とクローズを自動化
• チケットシステムにおける詳細な監査証跡の取得を自動化
1 か所のネットワーク運用センターで 1 日あたり数千件ものアラートが発生するのは、珍しいこ
とではありません。そのような多数のアラートのうち 1 日あたり 50 件をオペレーターが手動で
管理し、アラートおよびイベントの作成、更新、承認にわたるエンドツーエンドのプロセスをそ
れぞれ平均 20 分で終了させていると仮定すると、1 日あたりの削減額は次のように算出されます。
予想されるコスト削減額 = 50 (1 日あたりの作業数 ) ×0.33 ( 平均作業時間 ) × 50 ( ドル建て時間
単価 ) = 825 ドル / 日 (30 万 1,125 ドル / 年 )
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ケーススタディ
ここで導入事例をご紹介します。ある金融サービス企業が HP Operations Orchestration を使用して、
同社の Microsoft Exchange サーバーファーム環境を管理することにしました。
この Microsoft Exchange サーバーファームには 500 台のサーバーがあり、1 日あたり 2,000 件のア
ラートが発生していました。10 人の運用プロフェッショナルで構成されたチームが、24 時間体制
でこの環境をサポートし、電子メールのキューの問題、サービスの再開、および BlackBerry の問
題に関連して日常的に繰り返し生じるインシデントに対応していました。
最初のインストールが終わってから 2 週間以内に、運用チームは HP Operations Orchestration で 5
通りの自動解決フローを作成し、これらのフローで最も一般的なタイプのインシデントとアラー
トに対応することで、アラート診断および修復プロセスの最大 90% を自動化することに成功しま
した。
これらの自動化フローを実装して間もなく、同社では Microsoft Exchange サーバーファームのアラー
トが 50% 減少しました。
まとめ
今こそ、エンタープライズ規模の IT プロセス自動化における最新の進歩を活用して、データセン
ター運用の自動化に着手するときです。
ソリューションの導入はシンプルかつ容易です。いくつかの主要な領域に重点を置くことで、経
験豊富な IT 企業は迅速な ROI を実現し、さらに IT の複雑性を大幅に解消して、サポートコスト
を削減できます。
詳細については、次の Web サイトをご覧ください。
www.hp.com/jp/software
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4AA1-6898JPN、2013 年 4 月