市町村特殊勤務手当の見直しについて

市町村特殊勤務手当の見直しについて
国の見直し基準を踏まえ、以下の条件により、県内市町村
(静岡市を除く)のすべての特殊勤務手当(1,026件)によ
り特殊勤務手当の内容を確認した。
全手当 1026件(H16.4.1給与実態調査より)
1 国の特殊勤務手当に
合致するものが存在す
るか?
人事院規則9−30に定められている35手当
Yes
問題なし
Yes/No
No
2 国において、俸給表、
調整額等で同様の措置
がなされているものがあ
るか?
Yes
問題なし
Yes/No
Yes/No
Yes
No
4 特殊勤務の実績に対し
て日額又は件数を基準
として支給せず、月額に
より支給していないか?
見直し
見直し対象手当
別紙のとおり
Yes/No
Yes/No
Yes
問題なし
見直し
•税務手当(国は税務職の給料表でその特殊
性を考慮)
ア調整手当や時間外勤務手当など重複
年末年始勤務手当、研修手当 等
イ 給料で措置される勤務内容と重複
給食業務手当、主任手当、企業手当、水
道手当、検針手当、休日勤務手当、変則勤
務手当、早出勤務手当
109件
Yes
見直し
No
5 手当の支給対象業務
は「著しく危険、不快、不
健康、困難な業務」であ
るか? また、対象業務
に対して支給額は妥当
か?
•死体検視手当
•道路上作業手当
•深夜看護手当 等
•福祉手当(国は福祉職の給与表でその特殊
性を考慮)
No
3 他の手当又は給与で
措置される内容と重複し
て支給されていないか?
国の見直しの基準
○ 国に同等の特殊勤務手当がないもの
○ 他の手当又は給与で措置されている
内容と重複して支給されているもの
○月額支給されているもの
No
•月額の支給となっている場合には、
その支給方法の妥当性について再
検討が必要。月額支給に妥当性がな
く、日額又は件数による支給が可能
なものは月額から変更する。
見直し
•消防手当は国において職務が類似する警察官を公
安職の給料表でその特殊性を考慮しており、税務職、
福祉職と同様の措置が可能と判断。
今回の確認で、「早急な見直しが必要」に部類した特殊勤務手当については、
早急にその必要性を確認するとともに、支給対象、支給方法を再検討する。
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