機械システム工学科 1 年 スタートアップセミナー (製図の基礎編) 筆記試験問題及び 解答用紙 2016 年 7 月 21 日 14:40∼16:10 学生番号 氏名 解答例と配点 ※ 試験開始の合図があるまでこの冊子を開いてはいけない. ※ 問題と解答用紙は同じになっている。試験を終えたら表紙に学生番号と氏名を記入して いることを確認し,この冊子ごと提出すること. ※ 三角定規,コンパス等の製図用具ならびに筆記用具以外の持ち込みを禁止する. ※ 作業に用いた線は残して丁寧に描くこと. 1 〔1〕 定規とコンパスを用いて次の作図を行なえ.作図に用いた補助線は,消さずにそのまま残 しておくこと. (1)下図の直線 l と円弧 S(中心 O1)を,半径 r の円弧で滑らかに接続した曲線を描け.ただ し,r の寸法は下に図示するスケールからコンパスで読み取れ.解答としての(直線部を 含む)連続した曲線(太線)は,記号▽で示す位置を始点とし,記号▼で示す位置を終点 とせよ. 【15点】 r S O1 ▼ 中心が O2 で,半径 O2 ▽ lと l と 平行 で が の距 離 線 r の 直 が r の円弧 l 中心 がO を加 1 で, えた 寸法 S の半径 円弧 を半 とr 径と する (2)円弧 S1(中心 O1)と円弧 S2(中心 O2)を,半径 r の円弧で滑らかに接続した曲線を描け. ただし,r の寸法は下に図示するスケールからコンパスで読み取れ.解答としての連続し 【15点】 S2 ▼ 中心が O2 で, S2 の半径 とrを 加え た寸法 を半径 と する円 弧 た曲線(太線)は,記号▽で示す位置を始点とし,記号▼で示す位置を終点とせよ. O2 r 中心が O3 で, 半径が r の円弧 O1 ▽ 中心 がO の半 1で , S 径と 1 rを た寸 加 法を え する 半径 円弧 と O3 S1 2 〔2〕 次の(1) (6)の各図において,右上に図示された物体の投影図(第三角法に基づく 三面図)を定規(と必要に応じてコンパス)を使って作図せよ.矢印の方向から見た図を正面図と せよ.穴は物体を貫通しているものとする. (1) 【12点】 【12点】 (2) 3 【12点】 (3) (4) 【12点】 4 (5) 【12点】 〔3〕 図 A に示した三角法による投影図において,中心線のひき方が不適切な箇所に○印をつ け,不適切な理由を近くの余白に簡潔に記入せよ. 【2点 極短線の長さが一 2つの図の中心線 極短線で交わらせ 定しない. は中断する. ない. 5=10点】 長くしすぎない 極短線で終わらせ ない. 図 A 不適切な中心線が描かれた図の例 5
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