コミュニティカレッジで準学士号または修了証を取得した学生のうち

日本学術振興会ワシントン研究連絡センター
コミュニティカレッジで準学士号または修了証を取得した学生のうち、
約 64％が更なる学位取得に挑戦（6 月 27 日）
米国学生情報センター研究所（National Student Clearinghouse Research Center）は
6 月 27 日、コミュニティカレッジで修了証や準学士号を取得した学生の進路に関する調
査報告書「修了証・準学士号取得後の進路（Certificate and Associate Degree Pathways」
を発表した。
これによると、2009-2010 学年度に初めて準学士号を取得した学生数は 53 万 6,351 人
で、このうち、64％超が 6 年以内に 4 年制大学に編入し、41％が 6 年以内に学士号を取
得していることが明らかにされた。この割合は、男女ともにほぼ同じであった。
また、この中で、準学士号取得後に学士号を取得した学生のうち、約 3 分の 2 は 3 年
以内に学士号を取得しており、学士号取得までに要した期間の中央値は 2.8 年となってい
る。これに対して、同学年度に初めて修了証を取得した学生は 23 万 1,029 人で、このう
ち 64％超が 6 年以内に更なる大学課程に在籍しており、26％が 6 年以内に準学士号、学
士号、もしくはその両方を取得していることが明らかになった。
年齢別でみると、20 歳以下の修了証取得者グループの約 32％が更なる学位取得に取り
組んでおり、他のいずれの年齢グループよりも高い割合であった。
一方、男女別でみると、最初の資格として修了証を取得した女性の 29％が準学士号も
しくは学士号の取得も目指したのに対し、男性では 23％であった。
これらの修了証取得者で準学士号取得を目指した者のうち、約 78％は 3 年以内に準学
士号を取得しており、準学士号取得までに要した期間の中央値は 3.1 年であった。
National Student Clearinghouse Research Center, Snapshot Report – Certificate and
Associate Degree Pathways
https://nscresearchcenter.org/snapshotreport-certificateassociatedegreepathways23/

Download Report