H28.売れる米づくり技術情報No.9(土づくり)

売れる米づくり技術情報№9
~なんかん米
光る粒張り
粒ぞろい~
J A に 南
第 1 0 号
平 成 2 8 年 8 月 4 日
J A に い が た 南 蒲
○おすすめ稲わら腐熟促進材○
次年度以降の高品質・良食味米の生産に向けて
秋の土づくりを実施しましょう
1
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 アグリ革命(細粒) (2kg) 【参考価格 2,280 円】
〈標準施用量〉2kg/10a
〈特徴〉酵素の働きにより短期間で分解しますので、春施用でもお使いいただけます。
液剤タイプの「アグリ革命 アクア」(100ml)【参考価格 2,010 円】」もあります!
稲わら・籾殻は秋すき込みで土づくりに有効活用!
高温登熟条件下では、後期栄養の不足や稲体活力の低下により登熟不良による未熟粒の多発を招
きやすくなります。稲わらを連年施用すると地力の向上によって栽培後期の窒素発現量が増加し、稲
体活力の維持と登熟向上が期待されます。
籾殻も秋すき込みで有効なケイ酸源として活用しましょう。籾殻にはケイ酸が 20%程度含まれており、
収穫後の籾摺りによって得られた籾殻(10a 分約 135kg)を全て散布すると、27kg/10a 程度のケイ酸
を圃場に還元できます。 ※稲こうじ病や墨黒穂病等の病害が多発生した圃場の籾殻の散布は避ける
増
加
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ま
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、
秋施用に
 ワラ分解キング (10kg) 【参考価格 2,050 円】
おすすめ!
〈標準施用量〉10kg/10a
〈特徴〉2種類の分解菌のコンビネーションで強力に分解!比較的低温でも分解促進効果があります。
場
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、
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!
乾
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、
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施
用
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い
 根友G (20kg) 【参考価格 2,620 円】
土づくり助成対象資材
〈標準施用量〉20~40kg/10a
〈特徴〉繊維分解菌など有機物を分解する微生物を含有しており、稲わらの腐熟化を促進します!
○おすすめ土づくり肥料○
 ニュー穂垂ソイル元気 (20kg) 【参考価格 2,010 円】
土づくり助成対象資材
〈標準施用量〉40kg/10a 保証成分:リン酸 5、アルカリ分 35、ケイ酸 26、苦土 5
〈特徴〉ケイ酸を中心とした総合的土づくり肥料。ケイ酸は、水稲の栽培上光合成の促進・倒伏軽減・受光体
制の改善・耐病虫害抵抗性の向上等による増収と品質向上効果が知られています。
 苦土重焼燐 30 (20kg) 【参考価格 2,490 円】
土づくり助成対象資材
〈標準施用量〉20~40kg/10a 保証成分:リン酸 30、苦土 4.5
〈特徴〉早効き、遅効き両方のりん酸を含みます。リン酸は初期生育の向上に重要な成分です。
 みつパワー (20kg) 【参考価格 1,030 円】
〈標準施用量〉60~120kg/10a 保証成分:マンガン 10
〈特徴〉く溶性マンガンを 10%含むほか、副成分としてケイ酸、石灰、苦土、鉄などを含む総合的な土づくり肥
料です。秋落ち田におすすめです。
資材のお問合せは、お近くのあぐりセンターまでどうぞ!
~土づくり助成について~
天候に左右されない安定的な高品質米生産に向け、土づくり資材の散布に対して助成を行っています!
【助成内容】
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秋すき込みは遅くても 10 月中旬までに実施し、耕深は 5~10cm の浅打ちに!
稲わらの分解を進めるには、土壌微生物の活動が盛んな地温が高いうち(10 月中旬まで)に、分解に
必要な酸素を供給するため浅打ち(5~10 ㎝)とするのがポイントです。
コンバインの走行跡などに停滞水がみられる圃場や、冬季に湛水しやすい圃場は、排水溝を作り表面
水の排除に努めましょう。
稲わら腐熟促進材の活用について
湿田や、やむを得ず春すき込みとした圃場は稲わらの分解が進まず、田植後のワキ発生による生育停
滞や除草剤成分の拡散阻害が懸念されます。稲わらの分解促進を図るため「稲わら腐熟促進材」を
活用し、ワキの発生を抑えましょう!
土づくり肥料の施用
ケイ酸・リン酸・苦土等、不足した成分を補うため、土づくり肥料を施用しましょう。JA では無料で土壌診
断を実施しています。お申し込みは別紙の「土壌診断のお申し込みについて」をご覧ください。
① JA に米の出荷登録を行う生産者から、JA を通して土づくり助成対象資材 10 袋以上の散布作業を受託
する者に対し、1袋当たり 150 円(作業委託料金相当額)を助成
② JA に米の出荷登録を行う生産者で、土づくり助成対象資材 10 袋以上を購入し散布する者に対し、
1 袋あたり 80 円を助成
参考:平成 27 年度
管内土壌分析結果(地区別平均値)
目標値
三条
29
有効態リン酸(mg/100g)
10
13
CEC(meq)
15~20
23
220~280
石灰(mg/100g)
178
(CEC20)
40~80
苦土(mg/100g)
65
(CEC20)
19
加里(mg/100g)
19
(CEC20)
有効態ケイ酸(mg/100g)
15
12
遊離酸化鉄(%)
1.5
1.6
分析点数
加茂
27
11
21
田上
22
6
32
下田
10
17
24
いちい 見附
14
24
8
7
23
27
中之島
8
7
20
場条件によって、各地区
167
340
238
251
241
195
の傾向と異なる場合もあ
50
153
78
95
97
61
16
19
36
24
24
15
10
2.0
23
2.6
13
1.0
12
1.4
13
2.3
13
1.9
個人の肥培管理や圃
ります。土壌診断を行い、
【お問い合わせ先】
北営農センター米穀課/0256-39-7630
不足分を補う土づくり 肥
料を施用しましょう。
南営農センター米穀課/0258-61-2903