ふれディアグループ新聞2016年8月号を更新しました。

こんにちは、ふれディア通信編集部です。 8月に入り、夏本番ですね! 数ある夏の楽しみの中でも、欠かせない
物といえば“花火”ではないでしょうか?
迫力ある音と光が魅力の打ち上げ花火、大勢でわいわい楽しむおもちゃ
花火、どちらも夏の風物詩ですよね。 ところで、日本で花火を作り始めたのはいつ頃なのか皆さんはご存知でしょ
うか? 花火の材料である火薬が日本に伝わったのは16世紀半ばで、花火が作られたのはそれ以降だったようです
が、かの徳川家康公も打ち上げ花火を鑑賞していたそうです。 また、おもちゃ花火の原型は、植物のアシの管に火
薬を詰めたもので、17世紀頃になると江戸っ子たちが競って遊んでいたそうです。 線香花火やねずみ花火は、も
うその頃から楽しまれていたんですね。 当時の花火は色も暗いオレンジだけで、光の強さも現在のものと比べると
だいぶ弱いものだったようです。 今の私たちが目にする色とりどりの花火が登場したのは、明治時代に入ってから
のようです。
その後、花火は進化を続けており、現在一番大きい花火玉の「4尺玉」は、直径120cm、重さ4
20kg、打ちあがる高さ800m、そして花火が開くと直径800mにもなり、これは世界一の大きさと言われて
います。 あの東京スカイツリーが高さ634mですから、それよりも高く打ちあがるなんて驚きですね。 この花
火は新潟県小千谷市の「片貝まつり」で見ることができるそうですが、このお祭りのホームページに載っている写真
を見るだけでも圧巻です! ちなみに、全国で開催されている花火大会の中には、花火師たちの技術を競い合う競技
会というものがあります。 そして、この競技会で審査するポイントは4つあるそうなので、最後に皆さまにご紹介
いたします。 ①打ちあがった時、一番高い位置で開いているか。 ②花火玉に詰めた火薬が欠けることなく点火し
たか。 ③花火が開いた時にきれいな球形になっているか。 ④光の消えるタイミングがそろっているか。 この4
つで競いあうそうです。 花火の打ち上げ方や形、音楽を使った演出など、今年はどのような花火が私たちに驚きと
感動を与えてくれるのでしょうか。 花火大会に行かれた際は、プロたちの技に注目してみるのも一興でしょう。
ふれディア通信編集部