自民党衆議院議員 平成28年 7月31日 宮路拓馬 ■ 第 190 回通常国会閉幕 参院選でも与党が勝利 6 月 1 日に第 190 回通常国会が閉会し ました。今国会では、景気対策を柱とす る予算を年度内に成立させ、伊勢志摩サ ミット、そしてオバマ大統領の歴史的な 広島訪問など、外交的にも大きな成果を 挙げることができました。また、私も提 案者の一人となった有人国境離島特別 措置法や合法伐採木材等流通及び利用 促進法などの議員立法も成立させるこ とができました。 閉会の前日には、野党より内閣不信任 案が提出されましたが、与党の反対多数 で否決しました(なお、私の後ろで投票 されているのは故・鳩山邦夫先生です。 鳩山先生は、私が総務省勤務時代に間近 でお仕えした総務大臣でもあり、私が国 会議員となってからも大変かわいがっ てくださいました。心からのご冥福をお 祈りいたします。) 。 安倍政権は、平和安全法制、原発再稼 働、TPP 交渉など、国家の難題に正面か ら取り組み、着実に成果を挙げています。 民主党政権時の平成 24 年と比較すると、 ①就業者数は 110 万人増加(6,270 万人 →6,376 万人)し、②有効求人倍率は 0.83 倍から 1.34 倍に(史上初めてすべ ての都道府県で1倍を超えた)、そして ③若者の就職率は過去最高(大学生で 97.3%、高校生で 99.7%)、④給与も3 年連続で2%水準の賃上げとなり、さら には⑤税収も 21 兆円増加(78.7 兆円→ 99.5 兆円)となりました。 そして、去る 7 月 10 日投開票の参議 院議員選挙では、それらの実績を評価し ていただくとともに、「日本をさらに力 強く前へ進めてほしい」という国民の皆 第18号 国会通信 様の後押しを受け、自民党・公明党の連 立与党で過半数を大きく上回る議席を いただきました。その負託にこたえるた め、安定した政治基盤のもと、国民の皆 様とお約束した経済再生や雇用創出、子 育て支援などの政策の実現のため頑張 ってまいります! (5 月 31 日 衆議院本会議場) ■ 自民党原子力規制 PT 川内原発を視察 6 月 6 日、自民党の原子力規制に関す る PT の吉野正芳座長、石川昭政事務局 長が来鹿し、川内原子力発電所を視察さ れました。 九州電力からは、世界で最も厳しいと される新規制基準を国内で初めてクリア した川内原発の対応状況について、現場 を一つ一つ丹念に見て回りながら説明を 受け、その後、薩摩川内市役所において 岩切秀雄市長とも意見交換を行いました。 吉野座長は福島第一原発を選挙区内に 抱え、事故後の原子力規制委員会設置法の 立法作業をリードされた方ですが、同座長 からは「九州電力は協力業者とも緊密な関 係を築き、原発と謙虚に真摯に向き合って いる」との評価をいただきました。 原子力行政は、科学的知見を軽視した結 果発生した福島第一原発の事故を教訓と し、政治的介入を排し、科学的根拠のみに 基づいて行われなければなりません。 私も衆議院原子力問題調査特別委及 び原子力規制 PT の一員として、国民の 皆様から信頼される原子力行政を推進 すべく力を尽くしてまいります。 を全国に発信するため頑張ってまいり ます! (7 月 16 日 甑島の山下商店前) ■ 熊本地震被害状況視察 衆議院農林水産委員会 (6 月 6 日 川内原子力発電所) ■ 甑島を視察 石破茂地方創生担当大臣と 7 月 16 日、石破茂地方創生担当大臣 や岩切秀雄薩摩川内市長らとともに甑 島を訪問しました。 甑島では、地元の皆様から熱烈な歓迎 を受けながら、①農林水産業の六次産業 化や②特産品・観光コースの新規開発、 ③「甑島から本土へ、そして世界へ」と 向けた再生可能エネルギーの普及・拡大 の取組、④古民家の再生、⑤伝統民謡を 含めた芸術による地域活性化、そして⑥ 民間活力を生かした行政財産の有効活 用など、大変充実した視察を行うことが できました。これらは甑島に新たな雇用 を生み出す重要な取組です。 石破大臣におかれましても、訪問した 先々で、地元の皆様と直接語らい、特産 品を精力的に試食されるなど、まさに五 感をフル活用して甑島における地方創 生の取組をご覧いただきました。 「鹿児島における地方創生モデルの実 現」を掲げる私としても、こうした取組 を全力で後押しするとともに、甑島の魅力 7 月 20 日、この度の熊本地震で被災し た農地・農業用施設などの被害や復旧の 現状を視察するため、衆議院農林水産委 員会の一員として熊本を訪問しました。 現場視察の後、熊本県庁において蒲島 郁夫知事と意見交換を行い、知事側から は、単に復旧により農地を元に戻すだけ でなく、大規模化して作業効率を上げた り、将来の法人化に向けて農作業を共同 化するといった「創造的復興」の方針に ついて説明を受けました。規模拡大や農 作業の共同化は、生産性を向上させ、担 い手不足の解消にもつながる重要な取 組であり、是非とも推進していく必要が あります。 蒲島知事が目指す「創造的復興」推進 のため頑張ってまいります! (7 月 20 日 清住フラワーファーム)
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