(1) 有機王水を用いた使用済み電気・電子機器からの貴金属・ レアメタル回収プロセスの開発 水 (2)ダイナミックマテリアルフロー分析(MFA)および夜間光衛星 画像解析による世界の素材ストック量と将来需要の推計 ジメチルスルホキシド(DMSO)や ダイナミックマテリアルフロー分析(MFA)により、世界各国にお 炭酸プロピレン等の有機溶媒に ける各種素材の消費、ストック、スクラップ排出量を推計するこ 臭化銅(Ⅱ)およびハロゲン化物 とで、循環利用の可能性を検討している。さらには、ダイナミッ を溶解した溶媒は、70℃ぐらい ク MFA に基づき、 2100 年までの素材の需要量の推計を行っている。 の低温でも金など貴金属を高速 統計データの得られない途上国 に溶解することができ、加水に 等に対しては、夜間光の強度が より析出させることができるこ 人類の活動と高い相関を持って とを見出した。この原理を応用 いることに着目し、夜間光衛星 し、操作性がよく、経済的、環境調和型の使用済み機器からの貴 画像や地理情報システム(GIS) 金属・レアメタルの回収プロセスを構築している(左図) 。基礎研 を活用し、素材ストック量の推 究と共に実証化研究も実施している。 計を行っている。 機 析出処理 器 残 渣 水 (酸性) 貴金属 レアメタル
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