設立総会(H19.3.30)での基本計画の考え方に対する質疑応答(抜粋) 質疑応答内容 該当項目 (委 員) 万代島の卸売市場が移転した後の賑わいの空間として鮮魚センターなどの計画がありま すが、基本計画に取り込まれますか。 4 (新潟市) スケジュールや予算、内容、事業主体といった具体的な事業計画がはっきりした段階で、 追加・変更申請という形で挙げていきたいと思います。 (委 員) 万代と八千代橋間のエリアですが、実質的に色々な商業施設が張り付き、放送局ができる など、中心市街地と解釈できる土地だと考えます。弾力的に運用していただけるものですか。 (新潟市) 区域の設定の仕方ですが、国の方で示している考え方は、どうしてそこが中心市街地なの か、説明ができるような形にしなさいと言っています。具体的には都市計画の用途地域であ 6 り、大きな都市計画道路や河川、線路とかの地形・地物で括られる範囲という形です。 ご指摘の八千代橋から万代橋のエリアが、中心市街地に相応しいエリアということで、協 議会やパブリックコメント等でコンセンサスが得られれば柔軟に対応していきたいと考え ています。 (委 員) 別紙1の中心市街地の目指す姿で、新潟駅周辺地区が「政令指定都市の玄関口に相応しい まち」と表現されており、他の地区は生活者のレベルでのイメージとなっております。新潟 駅周辺だけが違うベクトルで表現され違和感を受けます。 また、目標指標について、小売店舗数とか業種など、もう少し広い意味での活性化指数の 捉え方が必要ではないかと考えます。 (新潟市) 2 12 年3月に策定した当時、地区毎の活性化イメージで、新潟駅周辺地区は「広域交通拠 点を生かした整備の推進」と表現されていました。いよいよ立体交差事業が動き出したとい 5 うこともあり、広域交通拠点という点では間違いないと思いますし、新潟駅を降り立った時 に政令指定都市に相応しいイメージを持ってもらえることが理想であると考えて提示させ ていただきました。 目標指標については、商業統計調査がベースになってくるのですが、5年に1回というス パンの調査で、19 年が調査年であり、その次が 24 年となります。計画期間と合致するかど うかの問題がありますが、業種別や店舗数などは商業統計によらなくても調査できる余地は あると思いますので、検討していきたいと思います。 (委 員) 指標に関して、目指すべき市街地の姿として「歴史・文化」や「水辺と出会う」ことをう たっていることから、商業的なことだけでなく文化的な指標も取り入れていく必要もあるの ではないかと思います。 (新潟市) 今後検討していきたいと思います。 1 5 (委 員) 国の考え方に関連して、本来のコンパクトシティというのは核となる病院や行政、図書館 などの施設があり、色々な形で人が集まってくるところだと思います。新潟の 510ha という のはかなり広いと聞いています。1案のように限定して本来のコンパクトシティに持ってい くという考えもあります。510ha が良いのか 261ha が良いのかは、コンセプトで違ってくる 2 6 と思いますので、他の地域の例を参考にしながら検討・整理してほしいと思います。 (事務局) 確認ですが、エリアについて3つの案をどうするかに関して、基本的にそのエリアの中で 実施可能な事業があるかないかいうことがエリア選定の基準になると考えるべきなのか、逆 にエリアをある程度絞り込んだ場合に、将来1・2年後において、エリア外に事業の目が出 てきたときにエリアをどうするのかという点を確認しておきたいのですが。 (新潟市) なにも事業がないところを中心市街地に括るということについては、国のほうが懸念を示 しています。逆に括るのであれば新しく事業を考えるなり、こういった考え方で中心市街地 の設定をしたという理論武装をしっかりしないと問題になります。 エリアの外で事業が出てきたとき、エリアの追加は可能です。それは追加に値する事業で あるか、エリアであるかということが大前提です。ただし、現在の基本計画は生き続けます 4 6 し、中心市街地も生き続けます。その上で今回は街づくり3法で集中的に事業を実施する認 定区域とお考えいただければよいと思います。 (事務局) エリアの設定に関して、エリア内に事業があることが原則であるということですね。 (新潟市) 大前提です。仮に無くてもそこに商業が集積し、他の事業によってその区域も効果が上が るという説明を、合理的にロジカルに整えられればエリアに入ることも可能だと思います。 (オブザーバー代理) 当事務所では万代橋から古町までの間の歩道バリアフリー化事業を推進しておりますが、 基本計画事業として入れられるかどうかお聞かせ下さい。 (新潟市) 該当する事業だと考えます。 2 4
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