US Topics

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PwCが発行している「What's new on CFOdirect」から米国関連記事を翻訳・掲載しています。
What's new on CFOdirectの原文はPwC CFOdirectからアクセスできます。
http://www.pwc.com/us/en/cfodirect/newsletters.html
各項目の詳細については、タイトルをクリックしてください。
Week of
July 28, 2016
会計および財務報告に関するPwCインサイト
ポッドキャスト:FASB の基準設定に関するアップデート-2016 年第 2 四半期版
第 2 四半期における基準設定活動に関するアップデートが必要ですか? これ以上探し回る必
要はありません。収益および 3 つの追加的な基準に関するアップデート、金融商品の減損に関
する新基準の概要、第 2 四半期に公表された公開草案および第 3 四半期に公開予定の公開草
案のハイレベルの概要など、第 2 四半期に何が起きたかについて、PwC のパット・ダービン、ベ
ス・ポールおよびジム・ゲーズリーの解説をお聴きください。
In brief:FASB が法人所得税の開示フレームワークの一部として公開草案を公表
7 月 26 日、FASB は会計基準アップデート(ASU)案「開示フレームワーク-法人所得税に関す
る開示要求事項の変更」を公表しました。これは法人所得税の開示に大きな影響を与えるもの
です。この ASU 案は、FASB による開示の有効性を改善する継続的なプロジェクトの一環です。
PwC が ASU810「連結」に関する FASB の ASU 案に対するコメントを公表
PwC は、FASB の会計基準アップデート(ASU)案「連結:共通支配下の関連当事者を通じて保
有される持分」に対するコメントを公表しました。PwC はこの ASU 案を支持していますが、その潜
在的影響に関する所見を提供しています。
PwC が SEC の Regulation S-K に関するコンセプトリリースに対するコメントを公表
PwC は SEC のコンセプトリリース「Regulation S-K によって要求される事業および財務に関する
開示」への回答を行いました。PwC は、Regulation S-K の変更は、全般として、明確な開示目的
を伴う原則主義に基づいたガイダンスをもたらすものであるとして推奨し、重複する開示や、作
成コストが関連する便益を上回る可能性のある開示の廃止に関する PwC の所見を提供してい
ます。
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
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上記以外の会計および財務報告に関する PwC インサイトはこちら >
ガバナンスに関する PwC インサイト
ガバナンス・インサイト-取締役および投資家向けニュースレター
7 月 26 日号のガバナンス・インサイトは、「コーポレートガバナンスにおける常識の原則」を解説
したレポートを公表した、公開企業、資産運用会社、公的年金制度、そして物言う株主の上級
経営幹部のグループについての短い記事を掲載しています。この原則には、良いガバナンスに
ついての建設的な対話の促進に資することが期待されている、取締役会、企業、そして株主の
役割と責任についての提言やガイドラインが含まれています。
また、今号には、以下についての記事も掲載されています。
•
SEC が開示要求事項の簡素化を模索
•
英国新首相がコーポレートガバナンス改革を公約
•
SEC の主任会計士室および内部通報室の首脳陣交代
•
米国サステナビリティ会計基準審議会(SASB)がサステナビリティに関する論点への投
資家の関与促進のためのガイダンスを公表
PwC のその他の資料
ヘッジファンドと高速道路の出会い
非公開資産運用会社によるインフラストラクチャーへの新たな投資は、世界が都市や発電シス
テム、輸送網の計画や資金調達を実施する方法を変えようとしています。金融危機以降、非公
開株式投資会社やヘッジファンドを含む資産運用会社は、複数年に及ぶ巨大なインフラ開発
事業における主要な資金の供給者となっています。
strategy+business 誌の新しい特集記事「ヘッジファンドと高速道路の出会い」では、このようなイ
ンフラ投資が投資の最新トレンドとなっている状況を検討しています。しかし、こうしたあらゆるプ
ロジェクトが進行中であっても、資産運用会社はインフラ投資機会の可能性をほとんど引き出せ
ていません。彼らに言わせれば、インフラストラクチャーの理解およびこの新分野への進出に伴
う不安の克服は、官民のパートナーシップや民間資金提供によるインフラプロジェクトのさらなる
普及に合わせて、資産運用会社に無類の機会をもたらすものとなるでしょう。
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
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米国における事業経営-税務上の主要論点ガイド
PwC の第 19 回世界 CEO 意識調査において、世界各国のビジネスリーダーたちは、2 年連続で、
米国は海外投資および自社の成長に関して最も重要だと考えている市場であると評価しました。
しかし、米国市場がこうした肯定的な評価を得られるような数多くの魅力を備えている一方で、
米国における事業経営は困難を伴う可能性があります。
また、本調査に回答した世界各国の CEO たちは、わかりやすく、有効で安定した税制が今日の
社会における最優先課題であると述べています。米国の税制は、どの程度この基準を満たして
いるでしょうか?
PwC の「米国における事業経営(Doing business in the United States)」は、グローバル企業の米
国事業に関する PwC の幅広い経験を活用し、米国における事業運営に関する基本的な税制
上の影響についての幅広い理解と、グローバル企業にとっての税務上の影響に関する有用な
所見を提供しようとするものです。
小売・消費財セクターのためのナレッジシェア
この KnowledgeBrief の年刊ガイドは、IPO と M&A、基準設定、非 GAAP 測定値ほか、小売業・
消費財(R&C)セクターの企業に関連する、市場および財務報告に関連する論点を検討したも
のです。
この、R&C KnowledgeShare の第 1 号には以下に関する情報が掲載されています。
•
最近公表された EU 一般データ保護規制が世界各国の小売企業に与える影響
•
市場における最近のアクティビティ(IPO、合併および買収を含む)
•
基準設定活動(新リース基準および収益基準のアップデートの両方を含む)
•
小売業者が支払った販売報酬の会計上の取扱い
•
非 GAAP 測定値(SEC が最近公表した主要な適用ガイダンスを含む)
リスクおよびコンプライアンスの先進的な分析ソリューション:内部監査分析を進化
させる
多くの内部監査部門がデータ分析に投資していますが、期待された便益の完全な実現には苦
労しているようです。陥りやすい落とし穴を回避し、部門全体にわたってデータ分析をくまなく導
入することにより、暗礁に乗り上げていた分析プログラムの再スタートや、新たなプログラムの導
入成功が可能となるでしょう。
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
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PwC ウェブキャスト
ウェブキャストリプレイ:金融資産の減損:FASB の新ガイダンスの概要
この録画版のウェブキャストでは、PwC ナショナル・オフィス、金融市場部門、信用リスク管理グ
ループの専門家達が新基準の様々な側面(現在予想信用損失モデル(CECL)、負債性投資、
信用悪化が生じた状態で購入した金融資産、不良債権のリストラクチャリング、および受益者持
分に関する新ガイダンスなど)に関する有益な議論をリードします。
ウェブキャスト当初実施日:2016 年 7 月 25 日
ウェブキャストリプレイ:医療、高等教育、および非営利企業シリーズ:会計および財
務報告に影響を与えるホットトピックスおよびテクニカルアップデート・第 2 四半期
版
この録画版のウェブキャストでは、非営利企業の財務報告に関するプロジェクトに関するアップ
デート、新しいリース基準の概要など、FASB による基準設定の最近の動向を取り上げます。ま
た、従来と同様に、FASB の会計基準を適用する非営利組織、特に医療機関および高等教育
機関に焦点を当てています。
ウェブキャスト当初実施日:2016 年 7 月 21 日木曜日
ウェブキャストリプレイ:PwC の四半期税務会計・第 2 四半期版
この録画版のウェブキャストでは、PwC の税務会計サービス(TAS)の専門家たちが、収益認識
基準の税務上の影響に関するアップデート、基準設定団体の最近の活動、その他の ASC740
に関連するトピックおよび検討事項などの税務会計問題についてパネル・ディスカッションを行
います。
ウェブキャスト当初実施日:2016 年 7 月 6 日
上記以外の今後開催予定のウェブキャストおよびオンデマンド CPE 対象版ウェブキャストについてはこちら >
規制当局および基準設定団体に関する最新情報
米国財務会計基準審議会 (FASB)
FASB が法人所得税の開示フレームワークの一部となる公開草案を公表
7 月 26 日、FASB は、すべての企業に対して追加的な開示を要求することになる、会計基準アッ
プデート(ASU)案「開示フレームワーク-法人所得税に関する開示要求事項の変更」を公表し
ました。この ASU 案は、US GAAP を適用するほとんどすべての企業による財務諸表開示に影響
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
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を与えることになります。提案されている開示要求事項のほとんどが SEC による既存の開示要
求事項を成文化したものですが、新しい開示によって従来は提供されなかった情報が公開され
ることになります。
本 ASU 案に対するコメント募集期限は 9 月 30 日です。
また、本 ASU 案の概要については PwC の In brief シリーズ記事をお読みください。
FASB のプロジェクトアップデート
FASB は以下のプロジェクトの概要を更新しました。
・
金融商品会計-ヘッジ会計
・
事業の定義の明確化(フェーズ 1)
・
開示フレームワーク-開示レビュー:法人所得税
米国証券取引委員会 (SEC)
SEC スタッフが Regulation S-K に関する法令遵守および開示に関する解釈指針
(C&DI)をアップデート
SEC の企業財務部門は、Regulation S-K に関する法令遵守および開示に関する解釈指針
(C&DIs)のアップデートを公表しました。売却証券保有者に関する Section 140.02 の更新および
Section 240.04 の廃止が行われました。
米国公認会計士協会 (AICPA)
CAQ が SEC の Regulation S-K に関するコンセプトリリースに対するコメントを公表
監査品質センター(CAQ)は、Regulation S-K によって要求される事業および財務に関する開
示について、SEC に対するコメントを公表しました。CAQ は、原則の適用方法に関するガイダン
スまたは検討によって補完された原則主義に基づく開示制度は、有用かつ関連性の高い情報
の開示を促進するものとなるとの見解です。また、CAQ は、すべての SEC 登録企業に対して首
尾一貫した適用が可能な開示制度を支持すると表明しました。登録企業の規模によって異なる
報告要求事項が課されれば、開示フレームワークの中に不必要な混乱や複雑性が生じる可能
性があるためです。そのようなフレームワークによって柔軟性がもたらされれば、SEC 登録企業
は自社に固有の事実および状況に応じた開示を作成するようになり、冗長かつ重複した開示が
削減されるでしょう。CAQ は、SEC に対し、さらに広範囲のアウトリーチを実施し、投資家や SEC
提出書類のその他の利用者の関与を促進して事業および財務に関する開示の改善可能性に
ついてどのような見解を持っているかを理解することを推奨しています。
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
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当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
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