薬学ミニ講義の講演要旨：PDF（58.1KB）

7 月 31 日（日）明治薬科大学オープンキャンパス＜薬学ミニ講義要旨＞
「『薬学部への招待』（薬剤師になろう！）
～薬剤師は薬の専門家～」
12:00～12：40
（明治薬科大学薬剤情報解析学研究室
岸野吏志）
「薬剤師」って、どんな職業？薬の専門家って、何？資格の取り方は？働く場所・
将来性は？等々薬剤師という職業に関心を持たれていても、不安、有りません
か？
医療を取り巻く環境が大きく変わる中で、これからの医療はチーム医療が主流となる
ことから、薬剤師をはじめ医師や看護師などの医療従事者は、それぞれ高度な専門
能力を用いて総合的に医療に携わっていくことが必要になります。その中で、薬の専
門家である薬剤師には、ものすごく幅の広い活躍の場があります。「いのち」に関わる
やりがいのある薬剤師の仕事内容を知り、自分の将来の仕事として考えてみません
か。
また、薬には善と悪があります。うまく効いて治療効果が得られるのが薬の善、治療
効果がなかったり副作用が生じてしまうのは薬の悪。治療効果と副作用は薬の投与
量に左右されますが、ある量でどれくらいの効果が出るのかは人によりけりです。つ
まり、同じ薬でも人によって、また体の状態によって、適切な投与量が変わってきます。
古くから「匙加減」という言葉があるとおりです。このミニ講義では、安全に薬を飲む秘
訣、何故そのような事が起きるのか、等々、薬の適正使用という観点から薬の善と悪
について考えます。

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