黒滝村「地域おこし協力隊(食の6次産業)」隊員募集要項

黒滝村「地域おこし協力隊(食の6次産業)」隊員募集要項
1. 募集背景
黒滝村では、平成28年度に活動する地域おこし協力隊員を1名(食の6次産業)
募集します。
黒滝村は、奈良県のほぼ中央に位置し、村の総面積の97%が林野を占める人口80
0人足らずの小さな「森と源流の村」です。豊かな自然と森林資源に恵まれ、林業は古
くから村民の暮らしを支えてきました。本村で産出される杉や桧は良質な「吉野材」と
して古くから全国にその名を知られてきました。しかし、近年は木材価格の低迷や担い
手不足による森林環境の悪化が問題となっています。
また、日本創生会議・人口減少問題検討分科会の推計による「消滅可能性」市町村に
本村も含まれるように、今後ますます人口減少が進むと考えられます。
地域おこし協力隊は、村内に居住し、村全域で活動していただきます。人口減少とい
う大きな課題を抱える中で、地域の活性化が求められており、村全体で食の6次産業化
に取り組む予定です。そのため、地域おこし協力隊制度を積極的に活用し、魅力ある地
域を作っていきたいと考えています。新たな視点で村の課題を見つめ、地域の人々と力
を合わせて地域づくり活動に取り組んでいただける意欲あふれる方を募集します。
2. 募集人数
食の6次産業 1名
3.募集対象
(1) 心身ともに健康で、村民および行政と協力しながら食の6次産業に意欲的に行動で
きる方。
(2) 平成28年1月1日現在で20歳以上45歳以下の方。
(3) 性別は問いません。
(4) 農業、食品加工製造、食品販売の経験や企画のいずれか一つ以上に携わったことの
ある方。
(5) 都市地域等から黒滝村に住民票を移動し移住できる方。
(お住まいの地域が過疎地
域などの条件不利地域に指定されていないこと。また家族での移住も可能です。
)
(6) 最長で3年間の活動期間終了後も、黒滝村に定住し、就業しようとする意欲のある
方。
(7) 普通自動車免許を持っている方。
(8) パソコン(ワード、エクセル、ブログの更新など)の一般的な操作及び電子メール
のやり取りができる方。
4.業務概要
○食の6次産業
(1)地域の農作業補助や住民の生活支援活動
(2)地域循環型による地産地消の推進活動
(3)農産物加工品の販売促進、開発及び PR 活動
(4)新たな特産物の開発に向けた企画立案
(5)ブログや SNS 等の各種情報ツールを活かした地域の情報発信活動
(6)その他、農業資源の6次産業化の推進に必要となる活動
5. 雇用形態・期間
村長が黒滝村地域おこし協力隊隊員に委嘱(嘱託職員)
平成28年10月1日~平成29年3月31日
※採用は原則10月1日としますが、現在の就業状況などの理由により、別の日としたい
場合は応談とします。
※活動意欲および活動実績により、最長で平成31年9月30日まで更新します。
6. 給与・賃金等
○食の6次産業
月額 250,000円
7.待遇・福利厚生
(1)住居は黒滝村が用意する住宅に居住していただきます。借上げ料は、村が負担しま
す。家族での移住も可能です。生活用品、光熱水費等は自己負担です。
(2)活動に使用する自動車は村で用意します。活動に係る燃料費は村で負担します。
(3)パソコン、プリンター、通信機器を村で貸与します。
(4)社会保険等(厚生年金、健康保険、雇用保険)に加入します。
(5)活動に係る調査研究及び研修費等について、予算の範囲内で村が支援します。
8.勤務地・居住地
(1) 勤務地:黒滝村役場企画政策課、村内全域
(2) 居住地:黒滝村内
9.勤務日・勤務時間・休日
(1) 勤務日数
○食の6次産業:原則として月曜日~金曜日
(2) 勤務時間
○食の6次産業
原則として午前8時30分~午後5時15分(週38時間45分以内)
(3)休日
土曜日・日曜日・祝日及び年末年始(12月29日から1月3日)
ただし、活動内容によって休日勤務もあります。その場合、週の基本時間を越える
時間は代休となります。
(4)休暇
黒滝村嘱託職員に準ずる。
10.地域おこし協力隊の活動等に対する支援等
黒滝村は、地域協力活動が円滑に実施できるよう、次に掲げる支援等を行います。
(1) 地域協力活動に関する総合調整
(2) 活動を行う地域との調整及び住民への周知
(3) 地域活動終了後の定住支援
(4) その他協力隊の円滑な活動に必要な事項
11.応募手続き等
(1)応募受付期間
平成28年8月8日~8月19日(締切日:8月19日必着)
※応募者の中で適任者がいない場合は、応募受付期間を延期することがあります。
(2)提出書類
ア 黒滝村「地域おこし協力隊」隊員応募用紙(食の6次産業)
イ 履歴書(JIS 規格形式A4サイズ)※市販のもの
※提出いただいた書類は、理由の如何を問わず返却いたしません。
(3) 提出方法
「黒滝村地域おこし協力隊応募提出書類在中」と封書に明記し、下記の提出場所ま
で郵送もしくは持参ください。
(4) 提出場所
黒滝村役場 企画政策課 地域おこし協力隊係
〒638-0292 奈良県吉野郡黒滝村大字寺戸77番地
TEL: 0747-62-2031
FAX: 0747-62-2569
E-mail: [email protected]
12.選考方法
1次書類選考、および2次面接による審査を行います。なお、地域の支援、振興活動
の経験の有無に関わらず熱意のある方、関心が高い方を優先し、選考を行います。
(※応募の秘密は守られます。
)
(1)1次審査(書類選考)
書類選考の上、2次審査のご案内と併せて後日郵送で通知します。
(2)2次審査(面接選考)
第1次審査合格者を対象に、黒滝村で面接による審査を行います。日程等は第1次選
考結果通知の際にお知らせします。なお、第2次選考審査に要する交通費等は自己負
担とします。
(3)最終選考結果の報告
最終選考結果は、第2次選考終了後に文書で通知します。
(4)採用決定
採用決定後、活動内容調整や雇用手続き等の連絡調整を行います。なお、委嘱状の交
付は、委嘱開始日とします。
※黒滝村への転入の手続きは、必ず雇用契約締結日以降に行ってください。それ以前に住
所を異動させると応募対象者でなくなり、採用の取り消しとなる場合があります。
13.その他
募集要項に掲載されていない事項は、設置要綱によるものとします。
14.お問合せ
黒滝村役場 企画政策課 (担当:山部、阪口)
〒638-0292 奈良県吉野郡黒滝村大字寺戸77番地
TEL: 0747-62-2031
FAX: 0747-62-2569
E-mail: [email protected]
黒滝村「地域おこし協力隊」隊員応募用紙 (食の6次産業)
奈良県 黒滝村
(ふりがな)
氏 名
男 性 ・ 女 性
性 別
生年月日
年
〒
住所
住 所
連絡先
電話
自宅・携帯
( )
―
FAX
( )
―
Eメール
(ある場合)
※□をチェックしてください。
□農業、食品加工製造、食品販売の経験や企画のいずれか一つ以上に携わったことがある。
□都市地域に住んでいる。(過疎地域等の条件不利地域に指定されていない。)
応募条件
□普通自動車運転免許をもっている。
確認欄
□パソコン(ワード、エクセル、ブログなど)の一般的な操作ができる。
□自身も地域住民として地域活動等に積極的に参加できる。
□黒滝村「地域おこし協力隊」隊員募集要項及び設置要綱を確認した。
経歴・職歴
現在の役職
備 考
月
日
次の点について、お書きください。
①黒滝村「地域おこし協力隊」に応募した動機を教えてください。
②黒滝村で「地域おこし協力隊」として採用された場合、あなたの行いたい取組について、自由に記述してください。
※A4用紙1枚~2枚程度。別紙でも結構です。
(注)顔写真を貼付した履歴書を一緒に提出してください。(市販の履歴書をご利用ください。)
○黒滝村地域おこし協力隊設置要綱
平成28年3月23日
要綱
第
6
号
(設置)
第1条
人口減少及び高齢化等が進む本村において、地域の活力を維持するためには担い手と
なる人材の確保が重要であり、地域外の人材を積極的に誘致し、その定住及び定着を図り、
もって地域力の維持及び地域の活性化に資するため、地域おこし協力隊推進要綱(平成21
年3月31日付総行応第38号総務事務次官通知)に基づき、黒滝村地域おこし協力隊(以
下「協力隊」という。
)を設置する。
(協力隊の活動)
第2条
協力隊の隊員(以下「隊員」という。)は、村の職員及び住民と協力しながら、地域に
おける次に掲げる活動を行う。
(1) 農林業及び観光業の振興に関する活動
(2) 特産品等地域資源の開発と販売促進に関する活動
(3) 地域おこし及び地域活性化・コミュニティ維持に関する活動
(4) 都市住民等との交流や移住・定住の促進に関する活動
(5) 高齢者の見守り等住民の生活支援に関する活動
(6) 地域情報化の推進に関する活動
(7) その他村長が必要と認める活動
(隊員の任用及び身分)
第3条
隊員は、次の要件をすべて満たす者のうちから、村長が任用する。
(1) 地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条に規定する欠格条項に該当し
ない者
(2) 三大都市圏をはじめとする都市地域等から本村に住民票を異動させた者(任用され
る前にすでに村内に定住し、住民票の異動が行われている者を除く。
)
(3) 普通自動車免許を有する者
(4) 地域おこしに深い理解と熱意を有し、かつ積極的に活動する意欲がある者
(5) 心身ともに正常な状態で、地域になじむ意思があり、誠実に職務が遂行できる者
2
隊員は、地方公務員法第3条第3項第3号に規定する非常勤の嘱託職員とする。
(任期)
第4条
隊員の任期は1年とし、最長3年まで延長することができるものとする。ただし、初
年度の任用期間については当該年度末までとする。
2
前項の規定により任用を延長する場合には、1年ごとに任用期間を延長するものとする。
3
村長は、隊員としてふさわしくないと判断した場合には、任用を取り消すことができるも
のとする。
(隊員の遵守事項)
第5条
隊員は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。
(1) 村長の指揮監督を受け、その命令に従うこと。
(2) 居住地及び活動地域における住民その他関係者との信頼関係の保持に努めること。
(3) 活動時間外であっても本村の行事や風習等の情報収集に努めること。
(4) 健康で健全な生活を送るとともに、事故等の防止に努めること。
(5) 身体の不調又は活動に影響を与える事態が発生した場合は、直ちに村長に届け出る
こと。
(賃金及び活動経費)
第6条
2
隊員の賃金は、村長が別に定める額とする。
村長は、第2条に規定する活動に必要な経費を予算の範囲内で支払うものとする。
(解任)
第7条
村長は、隊員が次の各号のいずれかに該当するときは、これを解任することができ
る。
(1) 法令若しくは職務上の義務に違反し、又は職務を怠ったとき。
(2) 心身の故障のため、協力隊活動遂行に支障があり、又はこれに堪えないとき。
(3) 自己の都合により、隊員本人から退任の申出があったとき。
(4) 隊員としてふさわしくない行為等があったとき。
(5) 協力隊活動に必要な的確性を欠くとき。
(6) 協議なく住所を移したとき。
(7) その他村長が不適当と認めたとき。
(守秘義務)
第8条
隊員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も同様とす
る。
(村の支援)
第9条
村長は、隊員の活動が円滑に実施できるように、次に掲げる事項を行うものとする。
(1) 隊員の地域協力活動に関する総合調整
(2) 隊員が活動を行う地域との調整及び住民への周知
(3) 隊員の地域活動終了後の定住支援
(4) その他協力隊の円滑な活動に必要な事項
(その他)
第10条
この要綱に定めるもののほか、隊員の活動に関し必要な事項は、村長が別に定め
る。
附
則
この要綱は、平成28年4月1日から施行する。