別 紙 子育てひろば事業(一般型) 1. 根拠法令 子育てひろばとは、児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)第 6 条の 3 第 6 項に規定す る地域子育て支援拠点事業である。 2. 目的・概要 親子がいつでも気軽に訪れ、ゆったりとした気分でくつろぎながら子育てできるよう な環境づくりを行う。そのために、広い遊び場スペースの整備、子育て支援に関する様々 なイベントや講座の開催、軽微な子育てに関する相談への対応、子育て関連各機関・団 体等地域との連携等を行い、孤立しがちな保護者が溶け込みやすく、リピーターになり やすい環境づくりとスタッフの配置等を行う。 また、利用者同士が支援センターで他の親子と関わることで、多様な子育てに出会い、 理解を深め、育児ストレスから解放されるだけでなく、子育てそのものにゆとりと楽し みを感じられるようにするため、親子の交流促進を図る。 尚、本事業においては、その実施にあたって関係機関との連携・調整を積極的に行う 必要があるほか、子ども家庭支援センター及び支援センターを中心とした子育て支援ネ ットワークの充実に積極的に努めるものとする。 3. 対象者 地域の子育て家庭の親とその子ども(おおむね3歳未満の乳幼児及び保護者) (以下「子 育て親子」という。 ) ※支援センター利用対象者は東村山市地域福祉センター条例に基づく 4. 開設日時 乙は、子育てひろば(一般型)に必要な日数、時間で子育てひろばを開設するものと する。 5. 子育てひろば事業のスペース ① 子育てひろば事業を実施するスペースは2階部分の総面積978.84㎡のうち、 原則として下図の網掛け部である346.27㎡とする。 ② 乙は、必要に応じて他の部屋を一時的に子育てひろば事業として利用することが できる。 ③ 乙は、スペースの変更を希望する場合は事前に甲と協議すること。 1 6. 事業内容 乙は、子育てひろば事業(一般型)として以下に掲げるものを実施すること。 [基本事業] ①子育て親子の交流の場の提供と交流の促進 子育て親子が、気軽に且つくつろいだ雰囲気の中ですごせる場の提供をするほか、 子育て親子間の交流を深める取組等を実施する。 これにより、親には親同士のつながりを育む機会を提供し、また、子どもには家で はできない遊びをする機会を提供する。これにより、親同士、子ども同士、親子と地 域のつながりをつくる。 また、孤立しがちな保護者にはスタッフが積極的に声をかけるなど、初めて来館し た親子でも溶け込みやすい環境づくりを行う。 ②子育て等に関する相談、援助の実施 子育て等に不安や悩み等を持っている子育て親子に対する相談、援助を実施するた め、親がスタッフに対して気軽に相談できる雰囲気づくりを重視し、適切な対応を取 るべくスタッフ教育を十分に行う。日常的には、利用者がスタッフとの触れ合いの中 で行うような初期段階の入口となる軽微な相談に応対するほか、定期的に専門家を招 いて、予約制で専門相談を行う機会も設ける。 また、他の機関で対応することが適切であると考えられる場合は、子ども家庭支援 2 センター、児童相談所等他の機関に紹介する等の適切な対応を行うこと。特に、児童 虐待等のひろば単独での対応が困難な事例については、上記関係機関と連携を図りな がら、関係者間で共通認識の下、対応に当たること。 尚、使用者から子育てに関する相談を受けたときは、その内容を記録し、甲に報告 すること。 ③地域の子育て関連情報の提供 子育て親子が必要とする身近な地域の育児や子育てに関する様々な情報の提供をす るため、支援センター内に情報コーナーを設置し、利用者に有益な子育てに関する情 報を総合的・一体的に提供する場として、子育てに関する様々な書籍、おたより等の 閲覧・配布を行う。また、子育てに関する各機関・団体に呼びかけ、おたよりや情報 誌の提供を定期的に受け、常に最新のものを情報コーナーに配置する。 尚、情報コーナーに設置できるものは、営利目的ではない、市内の子育て関連施設・ 事業・団体、その他の子育てに関する情報に限る。 また、必要に応じて、子育てに関する情報を乙が独自に取材・整備し、冊子等にま とめ、閲覧・配布する。 ④子育て及び子育て支援に関する講習等の実施 利用者である子育て親子や、将来、子育て支援に関わるスタッフとして活動するこ とを希望する者等を対象とした、月1回以上の、子育て及び子育て支援に関する講習 等を実施する。 [出張ひろば事業] 子育て支援事業の地域格差を解消することを目的として、親子が集う場を常設する ことが困難な地域において、出張ひろばを、週に 2 日、且つ 1 日 5 時間以上実施する。 [地域支援活動] 地域全体で子育て環境の向上を図るため、関係機関や子育て支援活動を行っている グループ等と連携を図りながら、次に掲げるいずれかの取組みを1つ以上実施する。 ・高齢者・地域学生等の多世代との連携を継続的に実施する取組み ・地域の団体と協働して伝統文化や習慣・行事を実施し、親子の育ちを継続的に支援 する取組み ・地域ボランティアの育成、町内会、子育てサークルとの協働による地域団体の活性 化等地域の子育て資源の発掘・育成を継続的に行う取組み ・地域支援活動の中で、より重点的な支援が必要であると判断される場合における、 関係機関との連携・協力による支援 [乙が提案した事業] 申請時の資料及びプレゼンテーション時に提案した事業については、出来る限り実 施に向けた検討を行っていくこと。実施にあたっては、甲と協議の上決定するものと する。 3
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