平成 28 年 8 月 4 日 一般財団法人国際建設技能振興機構 「外国人建設就労者受入事業に係る情報収集事業者」(国土交通省委託事業) 募集要項 本要項は、一般財団法人国際建設技能振興機構が国土交通省からの委託事業として、「外 国人建設就労者受入事業に係る人材活用モデル事業」の一部として「情報収集事業者」を募 集・選定するにあたり、下記のとおり、公募の詳細を定めるものです。 記 1.本事業の趣旨 建設分野における外国人技能実習生の受入れは年々増加傾向にあり、また昨年4月から は「建設分野における外国人材の活用に係る緊急措置」が開始され、更なる建設分野の技能 人材の受入れが見込まれるところです。このような状況の中、外国人建設就労者受入事業に ついては、受入れに係る監理の適正化及び質の向上を図るとともに、さらなる活性化を検討 することが必要とされています。 本事業は、東南アジア地域等を中心として、本国へ帰国した建設分野の技能実習修了者の 就業状況等の情報を広く収集できる事業者(以下「情報収集事業者」という。)を選定し、 当該事業の円滑な実施を支援することにより、技能実習修了者の就業情報等に係る情報を 広く収集し外国人建設就労者受入事業の活性化に係る施策の検討に資することを目的とす るものです。 2.情報収集事業の内容 情報収集事業は、本国へ帰国した建設分野の技能実習修了者について、現在の就業状況、 建設業への就業希望の有無、日本で習得した建設技能の活用状況等の情報を広く収集しよ うとするものです。 このため、情報収集事業に応募しようとする者は、情報収集の対象国と対象者、情報収集 を行う手順・ルート、情報収集項目等について具体的な提案を行う必要があります。 3.情報収集事業者の条件 公募の対象となる事業者は、上記のような情報収集を行うことのできる者であれば広く 対象とします。 ただし、コンプライアンスの観点等から本事業の趣旨や実施に支障があると認められる 事業者でないこと、事業内容および申請記載事項に虚偽がないことを条件とします。 必要に応じ、追加書類の提出および提出書類に対する質問を行う場合があります。 1 4.審査方法と審査の観点 外部の有識者を含む審査委員会を設置し、書類審査、必要に応じ行う事業者へのヒアリン グ審査を経て、情報収集事業者を決定します。 (審査の都合上、ヒアリング審査後に追加資 料の作成をご依頼することがあります)。 審査結果については、結果の如何にかかわらず申請者に書面で通知します。 〔審査の観点〕 審査にあたっては、事業の目的、内容、実施体制、スケジュール等について審査を行うほ か、特に以下の諸点を重視して総合的に評価します。 ○ 具体性 ・収集する情報の項目、情報収集の方法が具体的である。 ○ 実施可能性 ・情報収集の実施体制・手順・スケジュール等の実施可能性が高い。 ○ 有効性 ・情報収集のサンプル数が一定程度見込めるなど、幅広い成果を得られる可能性が高 い。 ○ 効率性 ・情報収集事業に対する支援をもとに投入されるリソースに対し、それに見合う効果が 期待できる。 ○ 活性化策の検討との関連性 ・情報収集事業で得られる成果と外国人建設就労者受入事業の活性化に係る施策の検 討との関連性が高い。 5.支援の内容、事業の実施等について (1)支援の内容 本事業は、情報収集事業に関わる調査・計画策定費や外部の専門家等を活用した場合の諸 謝金等、関連費用の一部を負担するものです。 事業計画と支援要望額の内容を精査のうえ、500 万円を上限に予算の範囲内において決定 します。 (2)契約形態等 情報収集事業者決定後、一般財団法人国際建設技能振興機構(以下「当機構」といいます。) より事業者を訪問し、審査委員会の意見、支援対象経費、スケジュール等について説明させ ていただきます。 当機構と事業者の間で、情報収集事業の実施内容、結果とその分析等についてとりまとめ を行う調査受委託契約を締結します。 支援の対象になるのは、契約期間内に支出が発生するもののみとなります。支援の対象と なる経費の詳細は別紙をご参照願います。 本事業の実施に関わる経費は事業者側にて立替払いをし、それを証明する経理書類を提 出し確認された後に、当機構から事業者に当該金額が支払われます(事業開始前に金員を交 付するものではありません。)。 2 (3)事業実施期間 事業実施委託契約日~平成 29 年 2 月 22 日(報告書提出をもって完了とします。) (この期間に発生した経費が支援の対象となります。) (4)事業者に対する指導・助言 事業開始後、定期的に事業の進捗状況のご報告をいただくとともに、審査委員会の外部有 識者の助言を得ながら、指導・助言を行わせていただきます。 (5)報告書の作成・提出 情報収集事業者は、事業の実施内容、結果とその分析等についてとりまとめた報告書を、 当機構の指定する様式にて平成 29 年 2 月 22 日までに提出していただきます。 6.応募手続 (1) 応募書類の提出方法 定められた応募書類を当機構宛てに正本 1 部、副本 4 部を郵送で提出してください(公 募締切日必着)。封書の表には、朱書きで「外国人建設就労者受入事業に係る情報収集事業 者申請書 在中」と明記してください。持参される場合は、当機構に予めご連絡ください。 なお、提出された応募書類に不明な点がある場合、担当職員から問い合わせをする場合があ ります。 提出された応募書類は本事業の選定に関する審査以外の目的には使用しません。又、応募 書類は返却しませんのでご注意ください。 【応募書類の提出先】 一般財団法人国際建設技能振興機構 〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町1-4-3 竹内ビル6F ※所定の書式は、当機構のホームページで入手できます。 ※表面に上述の朱書きをお願いいたします。 (2) 公募期間 平成 28 年 8 月 4 日(木)から平成 28 年 8 月 31 日(水)まで 当日必着 7.その他 本事業に選定された場合の留意点については、選定決定後に改めて説明いたしますが、予 め以下の諸点にご留意ください。 (1)事業内容変更時の取扱い 本事業の契約期間内において、事業の実施内容に当初の申請時の計画と比べて大幅な変 更が生じた場合には、経費の全部又は一部について、本事業の実施に係わる経費として認め られないことがあること。 (2)情報収集事業者の責務 事業実施に係わる経費を証明する証憑書類を、契約期間終了後5年間保管すること。 (3) 知的所有権について 本事業に基づき情報収集事業者が作成した報告書について発生する著作権等の知的所有 権は、全て国土交通省土地・建設産業局建設市場整備課に帰属するものであること。 3 8.本件に関する問い合わせ先 一般財団法人国際建設技能振興機構 外国人建設就労者受入事業に係る情報収集事業者 係 電話 : 03-6206-8877 担当 : 小田切・周・リンダ・川上 FAX: 03-6206-8889 e-mail: [email protected] 件名 : 「外国人建設就労者受入事業に係る情報収集事業者」 4
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