平成28年度木を活かした景観づくり支援事業に係る質問の回答について (2016/7/13) Q①:「県産木材を活用した建築物」につきまして、木材使用率(延べ床面積や壁面積の総 合計における割合等)の基準はありますでしょうか。オール木ではない、漆喰壁など も含む公共スペースを検討しています。 また、建築物の場合、どのような条件であれば対象内となりますでしょうか。 A①:木材使用率の基準は定めておりません。なお、本事業は、地域の特色を活かした一 定の広がりのある統一景観の形成のためのビジョン等が確立していることを前提 としておりますので、そのビジョン等に沿った形での建築物であれば対象となりま す。 Q②:旅館街のバス停前の空き空間を県産材でリノベーションし、そのスペースを核とし て、周辺を木で彩る計画です。この場合も「補修」とみなされますでしょうか。 A②:統一景観の形成に係るビジョン等に基づくものが前提です。 Q③:材料費、加工費、施工費共に、木材を使用した部分に限定され、また同物件におけ る他補助金の併用は不可と理解しておりますが、同物件で木材以外の素材(漆喰等) を施工する場合、そこに使える費用は自主財源のみという事でしょうか。 A③:県産木材を主に使用した建築物としていることから、景観形成上において漆喰等の 使用の必要がある場合は、対象とします。ただし、助成限度額は、100 万円を上限 としておりますので、その範囲で効率的な県産木材の利用をお願いします。 Q④:施工業者は入札にて県発注工事となるか否か等、施工に関する規定はありますでし ょうか? A④:施工に関しては、実施団体の規定に基づき実施して頂く事になります。なお、工事 等の発注に関しては、複数業者等の見積もりを徴するなど、適正な価格での実施を 必要とします。 Q⑤:財産処分時の得た収入の全部又は一部の納付について、補修した建築物を事前に許 可を得たうえで譲渡等した場合、本事業申請団体ではなく建築物の所有者(大家) からの納付になるという事でしょうか? A⑤:補修に関しては、本事業の応募又は事業申請段階において、補修する建築物の所有 者と応募又は申請団体間において、疑義が生じないように取り決めを行ったうえで 応募又は申請を行うようにして下さい。
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