相続税を試算するために① - 税理士法人 光成会計事務所

平成28年8月1日発行
(第141号)
税理士法人光成会計事務所
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日
本
資
産
総
研
札
幌
相続税を試算するために①
~「誰が相続人になるのか?」を確定する~
相続税は、相続・遺贈・死因贈与によって財産を取得した人に課
税されます。相続税を計算するには、まず法定相続人が何人いるの
か、被相続人(亡くなった人)との続柄は何かを把握して、各相続
人の相続割合等を決めます。
(1) 相続人には順序があります
民法によって、第1順位が子、第2順位が直系尊属(両
親、祖父母等)、第3順位が兄弟姉妹と定められています。
なお、被相続人の配偶者は、つねに相続人となります。他
の相続人がいる場合に、その相続人と同じ順位で相続人にな
ります。
(2) 法定相続分とは?
民法で、同順位の相続人がいる場合の相続分を定めています。
これを「法定相続分」といいます。
子・直系尊属・兄弟姉妹が複数人いる場合は、それぞれの法
定相続分は、その人数で均等に割った割合になります。
各法定相続人の法定相続分(割合)は、次ページの図のように
なります。
―
1 ―
【第1順位】子
【第2順位】直系尊属(両親・祖父母など)
相続分2/3の1/2=1/6
配偶者
被相続人の親
相続分1/2
被相続人
子
相続分1/2
被相続人
子供なし
被相続人の親
相続分2/3の1/2=1/6
配偶者
相続分2/3
【第3順位】兄弟姉妹
相続分3/4
配偶者
死亡
被相続人の親
子供なし
被相続人
被相続人の親
死亡
兄弟姉妹
相続分1/4
【代襲相続とは?】
相続開始時に、子がすでに亡くなっている場合は孫が、兄弟姉妹が
亡くなっている場合は甥・姪が相続人になります。この時の孫、甥・
姪のことを代襲相続人といいます。代襲相続人が複数いる場合は、相
続分を均等に分けることになります。
【遺留分とは?】
遺留分とは、遺言によって遺産を取得できない相続人であっても最
低限保証される遺産をもらえる権利をいいます。兄弟姉妹には遺留分
がありませんので、遺言のご検討をおすすめします。
弊社では、相続人確定のための調査のお手伝
いも行っておりますので、ぜひ、お問い合わせ
ください。
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