谷口和弥

防災力の強化で、高齢者など要配慮者にとっ
問て
も安心して暮らせる町に
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に対応ができるよう協定内容の精
査に努めるとともに、新たに協力
いただける企業等との協定締結に
ついても検討していきたい。
②相手方との具体的な協議調整が
されていないことから、今後、受
入可能人数の調整など、協定の精
査、見直しについて早急に協議を
進めていきたい。
再 質 問 「地域自主防災訓練」
を早期に経験することが重要であ
る。5カ年計画を4カ年あるいは
3カ年で終わらせることはできな
いか。
福祉避難所の位置づけは重要で
ある。設置後の管理体制や介護体
制はどうなるのか。
答 昨年実施した公区が今年以
降も続けていくことで毎年積み上
がっていき、そこにも協力してい
きたいという思いがある。初めて
実施する公区はこの計画どおり対
応し、積み上げたところにも丁寧
に関わっていくために5カ年計画
で進めていきたい。
対策本部のそれぞれの組織の担
当課での役割として福祉や医療に
関することという位置づけをして
おり、当該担当課が本部の指示を
受け、福祉避難所の運営のトップ
に立ってやっていく。
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要配慮者が安心して暮らせるような取組
答が
重要であると認識している
能な範囲で要援護者の受入をす
る」とされているが、どの程度の
受入が見込まれる内容になってい
るのか伺う。
訓練に際しては、公区や自主防
災組織の役員で構成する実行委員
会で会議を重ね、全体計画等を作
成していただいたことから、住民
主体の訓練を無事終えることがで
きた。この訓練の成功が、これか
らの幕別町地域防災訓練の基礎・
手本となったことや参加された住
民一人ひとりの防災意識の向上に
つながったことが大きな成果と考
えている。
参加者からの意見では、「自助、
共助、公助の力が災害時に十分発
揮できるように今後も防災訓練の
必要性を感じた」など、日頃の訓
練の大切さを再認識していただい
た。 一 方、「 避 難 所 内 に お い て、
訓練趣旨の説明やアナウンスの声
が 会 場 の 混 雑 な ど で 聞 き づ ら い、
聞こえない」と言う意見が多数あ
ったことから、今後の訓練におい
て改善していきたい。
①現在、協定を締結している企
業等の数は 件であるが、今後に
おいても、協定締結企業と連携を
密にし、災害時に迅速かつ効果的
⓱
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昨 年 の 訓 練 は、 要 配 慮
町 長
者の支援や安否確認を実践しなが
ら避難所まで避難する「避難訓練」
と、避難所の開設、運営手順を確
認する「避難所への入所訓練」の
二つの訓練を実施し、
「自助」、
「共
助」、「公助」それぞれの役割につ
いての確認を行った。
平成 27 年度自主防災訓練での
避難所へ向かう様子
問
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谷口 和弥 議員
(拓政会)
今年4月に熊本県で発生し
た震度7の「平成 年熊本
地震」は、改めて災害の恐ろしさ
を確認する機会となった。すでに
幕別町では、5年前の東日本大震
災 を 教 訓 に、「 幕 別 町 地 域 防 災 計
画」に「減災の考え方を導入」、「地
震編を地震・津波編に拡充」する
など修正を行ってきたところであ
るが、さらに災害に強く、安全・
安心に暮らせるまちづくりを推進
していくことが必要と考える。つ
いては、以下の点について伺う。
地域防災力の向上に関する計画
の進捗状況について
平成 年度から5カ年計画での
「幕別町地域自主防災訓練」が開
始された。1回目の訓練での成果
や教訓を伺う。
要配慮者・要援護者の安全を確
保する取組について
①「防災協定」を町民の実態に合
わせて強化・検証していく考えが
あるのか伺う。
②「災害時における要援護者の緊
急受入に関する協定書」では「可
■ 一 般 質 問 ■