体験授業

体 験 授 業
平成28年8月21日(日)
体験授業の時間は1コマ45分です。前半(30分程度)はテーマに
もとづく講義を行い、後半(15分程度)は、当該学科の具体的な授
業の紹介や教員の研究・教育活動の紹介などを行います。
大学の講義を体験できるチャンス!
ぜひ聴いてみて下さい。
跡見学園女子大学
文学部
江戸の顔文字 ─「文字絵」のはなし
人
文
学
教授
岩田
秀行
科 いまや顔文字は、ちょっとした感情をうまく表現できる、ごく身近な表現手段となっています。ケ
11:10~11:55
2号館6階M2601教室
イタイの出現前までは、例えば「へのへのもへじ」等がいまの顔文字に当たるものだったと言っ
ても好いでしょう。文字で画を描く「文字絵」遊びは、既に江戸時代から存在していました。しか
し、江戸の「文字絵」も、そこに書かれているのは仮名なのに、すぐには読むことができませ
ん。今の仮名とはどこが違うのか、またどこが共通しているのか。絵文字を読み解きながら、
仮名文字について考えてみましょう。
『デジタル』ってなんだろう
准教授
伊藤
穣
現 代 文 化 表 現 学 科 近年「デジタル」という言葉が盛んに使われるようになりました。地上波デジタル放送、デジタ
13:55~14:40
2号館6階M2606教室
ルカメラ、デジタルコンテンツ、デジタル家電。まるで便利さを示すキーワードのようです。文化
表現においてもデジタルの活用方法は急速に進歩しています。でも、この言葉の本当の意味
をご存知ですか? 「アナログ」とはどう違うのでしょうか。 私の授業では「デジタル」とはどの
ようなものなのかについて、基本的な考え方や、文化表現における活用例を易しく解説しま
す。
スピーチらくらく上達法
教授
土屋
博映
コミュニケーション文化学科 自己紹介をはじめとして「スピーチ」は現代人のコミュニケーション上の必須アイテムです。で
13:00~13:45
2号館6階M2601教室
も、苦手の人は沢山います。スピーチがうまくなりたいという願望を持っている皆さんに、その
極意をこっそり伝授します。スピーチで最重要なのは、聞く人へのハートです。心をこめること
が第一です。第二は言葉を選ぶことです。第三が具体的なエピソードです。キーワードは「あな
ただけの?」。この「?」については実際の授業でお教えします。さあ、スピーチに強くなり、物
怖じしない自分へとビルドアップしてしまいましょう。
心も身体もゆったりと-リラクセーション法-
臨 床 心 理 学 科
12:05~12:50
2号館6階M2602教室
教授
宮岡
佳子
私たちの日常生活は、「緊張」と「リラックス」をバランスよく繰り返しています。緊張しっぱなし、
というのは心にも身体にも良くありません。緊張とリラックスは、単に気持ちの問題だけでなく、
自律神経という神経が深く関わっています。講義では、自律神経のしくみや、どんな所に作用
しているのかを説明します。そのうえで、自律神経を上手にコントロールする練習方法-リラク
セーション法-をご紹介します。椅子に座って簡単にできますので、実際に行ってみましょう。
マネジメント学部
文化の力で地域を元気にする方法
准教授
禿
あや美
マ ネ ジ メ ン ト 学 科 日本の地域を活性化させるためには、何が必要でしょうか?少子高齢化の進む日本におい
13:00~13:45
2号館6階M2607教室
て、生活の基本である地域が元気な状況であるかどうかは、非常に重要な意味を持っていま
す。そこで注目されるのは、文化のもつ力を地域に活かすことです。文化(芸術やスポーツな
ど)は、人の心を元気にするばかりではなく、人と人とのコミュニケーションやネットワークを活
発化させます。さらに、産業構造の変化によって文化のもつ創造的なパワーは経済にもプラス
の力を与えると期待されています。住みたい町、住みやすい町にする文化の力とは、どのよう
なものであるのか、考えてみたいと思います。
高齢化ってなに?
講師
赤松 瑞枝
生活環境マネジメント学科 日本では欧米よりも速いスピードで人口の高齢化が進んでいる、世界でも類を見ない超高齢
11:10~11:55
2号館6階M2607教室
社会に突入している、などという話をみなさんも聞くと思います。しかし高齢化とはどういうこと
なのか分かりますか。今の皆さんと高齢者は、どこが、どのように違うのでしょうか。この授業
では疑似装具を使って高齢者体験をします。そして、体・精神状態・日常生活がどのように変
化するのか、それに対してどのような配慮が必要なのかを考えます。
なお、体験時にはスラックスの着用をおすすめします。
観光コミュニティ学部
発見される観光資源
教授
安島 博幸
観 光 デ ザ イ ン 学 科 観光資源とは、名所・旧跡のような歴史的に存在し続けているものばかりではありません。
日々、新たな観光資源が誕生し、また消えていく観光資源もあります。例えば、古ぼけた工場
13:55~14:40 や炭鉱の跡が、「明治日本の産業革命遺産」として、世界文化遺産となり、かつては、電気製
2号館6階M2602教室 品の街だった秋葉原が、マンガやアニメ関係の店舗が集まるにしたがって、世界から人が集ま
り観光地化する現象も起きてきています。その現象の背景にあるのは何でしょうか。授業を通
して考えてみましょう。
コミュニティデザインって何だろう?
コミュニティデザイン学科
12:05~12:50
2号館6階M2606教室
准教授
南里
隆宏
人と人のつながりを通じて、身近にある社会的課題の改善・解決に寄与する仕組みづくりを行
うのがコミュニティデザインです。体験授業では、コミュニティデザインの5W1H(いつ、どこで、
だれが、何を、なぜ、どのように)について解説します。また、日本における子どもの貧困問題
を事例として、問題の改善・解決に向けてどのような「仕組み」が存在するのか(フードバンク、
子ども食堂など)、それらを効果的に「動かす」ために、どのような課題があるのかについて考
えます。