仕様書(PDF文書)

介護実務者研修科
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仕様書
委託訓練に関する基本方針
別添
平成28年度委託訓練「介護実務者研修科」訓練カリキュラムによる。
2 訓練実施会場等
(1) 訓練実施会場(以下「会場」という。)は、訓練の実施される地域内に確保でき
ること。
また、訓練実施期間中に会場を変更する必要が生じた場合は、事前に県立技術専
門校と協議すること(介護実習の場合を除く)。
(2)
3
会場は、受講者数に応じて訓練が適切に行うことができるスペースと、昼食や休
憩が可能なスペースを有する環境等を備えているものとし、施設・設備等は原則と
して求職者支援法に基づく認定基準に準じるものとすること。
なお、上記基準に準じる施設・設備等の確保が困難な場合は、事前に県立技術専
門校と協議すること。
職業訓練の実施に伴う業務
委託訓練契約書及び別表参照
4 その他条件及び留意事項
(1) 受託者は、県立技術専門校の要請に応じて、県立技術専門校の行う受講者の選考
に参加すること。
(2)
受講者の数は、訓練定員に関わらず応募状況等により増減する場合があり、応募
者がいなかった場合(0人)は、当該訓練コースの実施を中止とし、県立技術専門
校が委託契約を解除することとする。
また、受講申込み締切時点で、応募者数が訓練定員の6割未満の場合は、委託事
業者は当該訓練コースの実施に関して県立技術専門校と協議を行うことができるも
のとし、その協議状況により訓練を中止する場合は委託事業者が委託契約の解除申
請をすることとする。
いずれの場合も、県立技術専門校(秋田県)は、中止によって生じる損害補償は
行わないものとする。
(3)
受講申込締切時点で、応募者が訓練定員の6割未満の場合であっても、協議によ
り委託事業者が当該訓練コースを実施することになった場合は、募集期間を延長し
県立技術専門校は更なる受講者の確保に努めるものとする。
(4)
(5)
受講者を、訓練に関係のない業務に従事させないこと。
訓練の指導を担当する者は、職業訓練指導員免許を有する者又は学歴、実務経験
等の要件に適合するなど、職業訓練の適切な指導が可能であると認められる者とす
ること。なお、学歴実務経験等の要件に適合するとは、職業能力開発促進法第30
条の2第2項の規定に該当する者、担当する科目の訓練内容に関する実務経験を5
年以上有する者等を指す。
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(6)
訓練を指導する者の配置は、訓練内容が実技のものにあっては15人に1人以上、
学科のものにあっては概ね30人に1人以上の配置をすることを標準とすること。
(7)
受講者本人の所有に帰するテキスト代等は、受講者本人の負担とする。
この場合にあっては、訓練に真に必要なものに限定するとともに低廉な額となる
よう配慮すること。
なお、テキストは受託先が一括して購入し、受講辞退者が出た場合の返品処理等
は受託者の責任において行うこと。
また、テキスト代の徴収及び領収書の発行なども同様とする。
(8)
公共職業安定所に提出する受講者の受講届・通所届、受講証明書などに関する業
務は県立技術専門校が行うものとする。
(9)
受託者は訓練期間中及び訓練終了後も、受講者を就職させるための就職促進に努
めること。また、訓練期間中に設定されたハローワーク相談日には、受講者全員に
公共職業安定所の職業相談を受けさせることとする。
(10)
受託者は必要に応じ県立技術専門校との連絡を緊密に行い、受講者への伝達事項
を確実に伝達し、必要に応じて指導すること。
また、時間割及びカリキュラム、就職支援実施計画表など訓練に関する書類は開
講前に県立技術専門校へ提出することとし、開講後は受講者に対しても十分説明す
ること。
(11)
介護実習を行う場合は、原則実習開始の2週間前までに、県立技術専門校に実習
先一覧表を提出すること。
(12)
介護実習を行う場合、委託事業者は実習開始の7日前までに実習先施設等と原則
書面により再委託契約を締結し、当該契約書の写し及び実習日程表を5日前までに
県立技術専門校に提出すること。
また、契約書には、実習内容、実習期間、実習時間、受講生の管理体制等を明記
すること。
(13)
施設における介護実習の際は、実習先の訓練日誌等の写しを提出すること。
(14)
受託事業者は、介護実習での労働災害保険加入手続きに協力するものとする。
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