特集 IPコア化した回路の組み込み手順 特集 高位合成ツールで作成したIPコアを組み込んでFPGA開発 乗算回路コアの FPGA 開発ツール Vivado への組み込み 小野 雅晃 Masaaki Ono 第 3 章で高位合成ツールで生成し IP コア化した乗算回路を,FPGA 開発ツール Vivado を使って実 FPGA に組み 込んでみます.Vivado でグラフィカルに回路ブロックを配置し,ブロック間の信号を接続することで,全体回路を 設計します.動作確認として評価ボード ZYBO を使い,スライド・スイッチを入力,LED を出力とします.たった 2 ビット× 2 ビット= 4 ビットの乗算しかできませんが,高位合成により生成した回路の動きが確認できます. 1.Vivado で新規プロジェクト作成 ● FPGA 開発ツール Vivado を使用 Vivado HLS で作成した乗算 IP を使用して,Vivado で ZYBO ボード用プロジェクトを作成し,実機でテ ストを行います.乗算回路の入力は ZYBO ボードの スライド・スイッチに接続されて,二つの入力ごとに 2 ビットずつ割り当てます.出力は ZYBO ボードの 4 個の LED に接続されます.これで,2 ビット× 2 ビッ ト= 4 ビットの乗算を行うことができます.乗算回路 Xilinxも Altera も無償時代! 最新C開発ツール大研究 第4章 1 2 3 (b)Project Name 画面 (a)Create New Project をクリック 4 5 6 7 8 App 1 (c)Default Part 画面 App (d)New Project Summary 画面 2 図 1 新規プロジェクトの作成 1.Vivado で新規プロジェクト作成 39
© Copyright 2024 ExpyDoc