施工条件の明示 工事名: 平成28年度 県単林道中沢蚊沼線開設工事 明示関係 明 示 条 件 工期について 1 工期内早期完了を図ること。 工程関係 2 地元及び関連機関・自治体等から時間的制約を付された場合は、速やかに監督員と協議するものとする。 3 施工時期については、速やかに工事が完了するように、工程管理を十分検討し、沿線住民に迷惑等が掛 からぬように配慮し工程を組むこと。なお、工程状況等については、随時監督員と協議するものとする。 用地について 1 用地幅等に疑義を生じた場合は、速やかに監督員に連絡すること。 2 未買収地については監督員と協議し、指示があるまで該当部の工事着手は行わないこと。 用地関係 3 使用する用地については、請負業者がその交渉にあたり、交渉の結果を随時監督員に報告すること。な お、工事用地の使用前には境界を確認しておき、問題を生じさせないよう十分留意して使用すること。 4 用地幅杭について施工時に確認後控え等を取り、工事完成時には復元すること。 公衆災害について 1 「建設工事公衆災害防止対策要綱」を遵守すること。 公害対策 2 「建設工事に伴う騒音振動対策技術指針」を遵守すること。 関 係 3 請負人は、工事用機械及び車両の走行等による振動、騒音及び砂塵等の被害を第三者に及ぼさぬよう適 切な処理を行うこと。 安全管理について 1 降雨時又は地震時にはパトロールを実施し安全点検を行うこと。 2 歩行者等が作業地内に入らないよう注意し、また休日及び夜間はバリケード・点滅灯等を設置し安全の 確保に努めること。 3 重機その他による事故を防止するため、危険の恐れのある箇所については防護柵等の安全施設や立入禁 安全対策 止標識・安全標識等の設置及び監視員の配置をし、地元民への通報等必要な処置を講じること。 関 係 4 上記にかかわる安全施設や立入禁止標識・安全標識等の設置を完了したときは、その写真を撮り監督員 に報告すること。 5 安全施設や立入禁止標識・安全標識等の確認も含め、常に工事現場を点検すること。また、工事用機械 の安全確認を行うとともに作業員に対する安全指導を徹底し、それらの状況を工事日誌に記載しておくこ と。 6 その他安全管理については、 「建設工事の安全管理に関する共通仕様書」 、 「建設工事公衆災害防止対策 要綱」 、 「建設機械施工安全技術指針」及び「土木工事安全施工技術指針」を準用すること。 安全訓練等について 1 安全・訓練等の実施 本工事の施工に際し、現場に即した安全・訓練等について、工事着手後、原則として作業員全員の参加 により月当たり2回以上(合計半日以上の時間)を割り当て、下記の項目から実施内容を選択し、安全・ 訓練を実施するものとする。また、作業の始業前には、必ず作業員全員により朝礼を行い、安全管理等を 行うこと。 ① 安全活動のビデオ等視覚資料による安全教育 ② 本工事内容等の周知徹底 ③ 労働安全衛生法、労働基準法、労働安全衛生規則、建設工事公衆災害防止対策要綱、火薬取締法等 の周知徹底 ④ 本工事における災害対策訓練 ⑤ 本工事現場で予想される事故対策 ⑥ その他、安全・訓練等として必要な事項 2 安全・訓練等の実施状況報告 安全・訓練等の実施状況報告を写真及び工事日誌等に記録し報告すること。 3 上記に要する費用は契約項目に含むものとし、別途支払いは行わないものとする。 工事用車両の運行について 1 工事用車両の運行に際しては交通法規を遵守し、且つ事故の発生を未然に防ぐよう努めること。 2 運転者に対して、日常の車両管理・運行管理の指導を徹底させること。 3 ダンプトラックの過積載は行わないこと。 現場内の安全確保について 1 現場内を常に点検・整備し、安全の確保に努めること。 落下物対策について 1 施工時の安全確保のため、落下物を防止する対策を講じること。万一、落下物により被害が生じた場合 には、請負人の責任においてこれを解決すること。 その他 1 別途必要のある場合は、標識等を設置し費用については監督員と協議すること。 2 本工事は、交通誘導員 人の配置を想定している。施工に先だって、施工計画書に交通誘導員の配置 計画を記載の上、監督員と協議すること。また、配置日・配置時間帯・配置時間・配置人数を記載した実 績表を、監督員に提出すること。 工事用道路 関 係 仮設設備関係 工事用道路について 1 工事施工時期・内容等を地元住民によく理解してもらい、苦情等がないように努めること。 無し 建設副産物について 1 「建設副産物適正処理推進要綱」及び「建設リサイクル法」関係法令に準じて行うものとする。 2 工事請負代金額1,000千円以上の工事においては、建設副産物情報交換システム(以下「システム」 という)の登録対象工事であり、請負者は、工事の実施に当たって建設副産物に係る当該システムのデー タ登録を行うものとする。なお、これにより難い場合には、監督員と協議しなければならない。 3 不足土の調達及び残土受入地での残土処理については、請負業者が行うものとし、指定された土捨場以 外に土を捨てる場合は、監督員と協議すること。また、運搬距離はL=2.0kmを想定しているが、処 分地は協議して確定するものとする。 4 本工事で発生するアスファルト塊、コンクリート塊は、下仁田町馬山地内(運搬距離L=2.9km) の岩井建設(株)へ搬出するものとする。なお、運搬に先だち受入条件等を確認し監督員に報告するもの とする。 5 すべての産業廃棄物において、廃棄物管理票(マニュフェスト)により、適正に処理されているか確認 をするとともに監督員に報告及び写しの提出をしなければならない。 残土・産業 6 鋼材の処分は、法にのっとり処理すること。 廃棄物関係 7 産業廃棄物の運搬は、過積載にならぬよう交通法規を遵守し運搬すること。 建設残土について 1 請負業者は、本工事から建設発生土を100m3以上市外に搬出する場合は、あらかじめ監督員と協議 し、別紙様式により搬出前に、搬出先市町村の建設発生土担当課、係あてに建設発生土に関する情報をF AXあるいは郵便等で提供しなければならない。なお、情報提供後速やかに、その写しを監督員に提出し なければならない。 ① 工事名、工事概要、工事場所 ⑤ 建設発生土の受入れ先名、住所 ② 工事発注期間、監督員名、連絡先 ⑥ 運搬経路 ③ 工事請負業者名、現場代理人名、連絡先 ⑦ 搬出時間、期間 ④ 建設発生土の運搬業者名 ⑧ 土質(れき混じり土・砂質土等) 、土量(m3) その他 1 石綿障害予防規則に基づき、作業時における保護具の装着、湿潤を保つ措置等を行うこと。また、廃材 運搬距離は2kmを想定しているが、処分地については協議して確定するものとする。 支障物件について 工事支障 1 工事着手前に、地下埋設物を調査し監督員に報告(写真撮影、図面作成を含む)すること。支障ある場 物件関係 合施工方法等について協議すること。調査時には、地下埋設物の管理者の立合いを求め位置・深さを確認 し、事故発生を防止すること。 コンクリートについて 1 「コンクリートの耐久性向上」仕様書(土木編)による。 2 上記に要する費用は、契約項目に含むものとし別途支払いは行わないものとする。 塩化物・アル 3 コンクリートの水セメント比を下記のとおりとし、配合報告書備考欄に明記するものとする。ただし、 骨反応関係 均しコンクリート等は除くものとする。 ① 18N:W/C 60%以下 ② 21N:W/C 55%以下 水替えについて 排水工関係 1 水替えにおいて、土粒子を含む水の汲み上げについては、沈砂ろ過施設を経て排水すること。 工事カルテについて 1 工事請負代金額5,000千円以上の工事においては、請負業者は、工事受注契約後10日以内に、登 工事カルテ 録内容の変更時は変更があった日から10日以内に、完成時は完成後10日以内に工事実績情報サービス 作 (CORINS)に基づき、 「工事カルテ」を作成し、監督員の確認を受けた後に、 (財)日本建設情報総 成 合センターにフロッピーディスクにより提出しなければならない。また、 (財)日本建設情報総合センタ ー発行の「工事カルテ受領書」の写しを監督員に提出しなければならない。 排出ガス対策について 排出ガス 1 設計書において、建設機械に排出ガス対策型と明記してあるものについては、排出ガス対策型建設機械 対策型建設 の使用を原則とするが、従来型の建設機械を使用する場合は、監督員に工事打合せ書を提出し、監督員の 機械関係 承諾を得なければならない。 1) 請負業者は、現地における工事着手までに施工状況報告書を提出すること。 2) 下請契約を締結したときは、施工体制台帳の写し、施工体系図の写し、下請契約書の写しを提出すること。 3) 請負業者は、下請負人が社会保険未加入建設業者であるときは、社会保険未加入建設業者と下請契約を締 施工体制の 適正化 結したことに係る理由書を提出すること。 4) 下請負人が再下請契約を締結したときは、 請負業者から再下請負通知書の写し及び再下請契約書の写しを 提出すること。 5) 次に掲げる各号のいずれかに該当するときは、 速やかに下請施工状況変更届及び変更内容を証明する書類 を提出させること。 ① 新たに下請契約を締結したとき ② 下請契約を解除したとき ③ 請負代金額を変更したとき ④ 既に提出されている書類に変更が生じたとき 施工計画について 1 受注者は、契約後速やかに材料・規格・数量・現地状況等を確認し、施工計画書を作成し、監督員に提 出すること。また、変更契約となった場合も同様とする。この場合、受注者は、施工計画書に以下の事項 について記載しなければならない。また、監督員がその他の項目について補足を求めた場合には、追記す るものとする。ただし、受注者は維持工事等簡易な上事又は当初請負額 500 万円以下の工事については下 記(6)のみ、1000 万円以下の工事については(5)(6)のみに省略することができる。 (1)工事概要 (2)計画工程表 (3)施工方法(主要機械、仮設備計画、工事用地等を含む) (4)施工管理計画 (5)安全管理 (6)緊急時の体制及び対応 (7)交通管理 そ の 他 (8)環境対策 (9)現場作業環境の整備 (10)再生資源の利用の促進と建設副産物の適正処理方法 (11)その他 2 上記において変更契約のある場合は、予め監督員と協議し承諾を得るものとする。 使用材料について 1 設計書に記載する製品と同等機能及び同等品質以上を有するものとし、使用に際しては監督員の承諾を 得るものとする。 施工について 1 「群馬県土木工事標準仕様書」による。 2 工事施工は地域住民に迷惑のかからぬよう、細心の注意を払って行うこと。 3 文化財の出土が予想される地域については、細心の注意を払って施工すること。また、文化財が出土し た場合は監督員に報告し、その指示を受け、後日問題が生じないよう処理すること。 施工管理について 1 「群馬県土木工事施工管理基準及び規格値」による。 2 「群馬県土木工事写真管理要領」による。 公共工事労務費調査に対する協力について 1 本工事が公共事業労務費調査の対象工事となった場合には、調査票等に必要事項を正確に記入し提出す るなど、必要な協力を行わなければならない。また、本工事の工期後においても同様とする。 2 調査票等を提出した事業所を訪問して行う調査・指導の対象に請負者がなった場合、その実施に協力し なければならない。また、本工事の工期後においても同様とする。 3 公共事業労務費調査の工事対象となった場合、正確な調査票等の提出が行えるよう、労働基準法等に従 って就業規則を作成すると共に賃金台帳への記録・台帳保存等、日頃より現場労働者の賃金時間管理を適 切に行うこと。 4 請負者が本工事の一部について下請契約を締結する場合には、当該下請工事の受注者(当該下請工事の 一部に係る二次以降の下請人を含む。 )が前3項と同様の義務を負う旨を定めなければならない。 5 これらに要する費用は契約項目に含むものとし、別途支払いは行わないものとする。 記録等の保存について 1 請負人は、後日確認することが困難な部分の施工状況に関する記録(工事記録写真等)を下請負人等(下 請及びその下請人等をいう。 )が施工したものを含めて請負人の責任により整備し、かし担保期間満了の 日から1年間保管すること。この間、発注者がこれらの記録の提出を求めた時は、遅滞なくこれに応じる こと。 変更設計について 1 変更設計の必要がある場合には、監督員と協議し確定するものとする。 その他 1 群馬県県土整備局発行の平成27年度「建設工事必携」を遵守すること。 2 契約書及び本書に定めなきもの、又は疑義が生じた場合、若しくは詳細な事項については、監督員と協 議しその指示を受けること。
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