与論町総合地域振興アドバイス業務委託仕様書 1 2 業務委託名 与論町総合地域振興アドバイス業務委託 業務の目的 与論町の総合的な振興を推進するために、地域の現状を調査し課題の抽出と 分析を行い、与論町版DMO基本計画書の策定と与論町まちづくりDMOの設 立準備に係る業務を支援する。 3 委託期間 契約の締結日から平成 29 年 2 月 28 日まで 4 委託料 5,000,000 円(消費税込み)の範囲内とする。 5 委託内容 (1)地域の現状把握と課題抽出 ア 地域の自然的、社会的条件 (ア) 地勢(位置・面積、交通アクセス) (イ) 自然条件(気候、地形、動植物) (ウ) 歴史(年表) (エ) 人口(人口推移、年齢別人口、自然動態、社会動態、外国人人口) (オ) 産業{農業、漁業、商工業、観光業、6 次産業(特産品)} (カ) 文化(文化財、伝統芸能、年中行事、郷土料理等) (キ) 交通アクセス(航路・航空路、路線バス、タクシー、県道・町道等) イ 観光資源の状況調査分析 (ア) 観光資源(自然、歴史・文化、健康、スポーツ、レクリエーション、 祭事、イベント等) (イ) 観光資源の内容(概要、特徴、外国人観光客対応等) ウ 観光入込動向及び経済効果調査分析 (ア) 入込客数及び属性毎の経済効果(観光客の属性{個人・団体(就学旅 行等)}、入込数推移、出発地別、月別、外国人) (イ) 観光形態(経路、日数、費用、食事場所、買い物、訪問地、訪問回 数、再訪意向、要望等) エ 誘致活動・受入体制等の状況調査分析 (ア)誘致活動の状況(PR内容、ターゲット、外客誘致、連携体制) (イ)受け入れ体制の状況(観光案内、情報提供、宿泊、ガイド、飲食、 観光コース、広域連携) オ 観光推進上の課題抽出分析(インバウンドを含む) (ア)ストーリーの構築・展開の必要性 (イ)観光メニュー・サービスの強化 (ウ)マネジメント体制の構築 (エ)モニタリング・PRの継続展開 (2)観光促進の基本方針の設定(インバウンドを含む) ア 本町観光の将来像 観光促進の将来像を設定する。 イ 本町観光の将来像実現に向けた取り組みの基本方針 (ア)体験型観光の体系化 (イ)DMOによる観光産業の構築 (3)地域資源をつなぐストーリーの構築 ア 資源の発掘 ストーリーの構築のため、有識者、地域団体、関係機関等へのヒヤリ ング調査により地域資源を発掘する。 イ ストーリーの構築 地域固有の自然や生活文化・精神、風土など、世界に向けて発信してい くべきストーリーを検討する。 (4)DMO講習会の開催 検討委員会・ワーキング委員会において日本版DMOの考え方、先進事例、 観光推進事例を紹介する。 (5)検討委員会・ワーキング委員会の開催支援(各4回) 検討委員会・ワーキング委員会の実施に際し、資料作成や同会議への参 加・説明及び質疑応答の支援、会議録の作成業務を行う。 ※検討委員会、ワーキング委員会の委員報償費は町で負担することとす る。ただし、アドバイザーに係る費用については受注者で負担すること。 (6)与論町版DMO基本計画の策定 ア 与論町版DMO基本計画と設立に向けた事務の作業計画策定を支援す る。また、必要な書類や資料作成の準備を済ませ、次年度より円滑に事務 手続きができるようにする。 6 調査分析方法 調査は、既存資料の活用、現地調査、観光関連団体・事業者へのヒヤリング等 によって行う。 7 成果品 (1)調査報告書(A4版)6部 (2)与論町版DMO基本計画書(A4版)6部 (3)調査報告書の電子ファイル(DVD)1枚 (4)与論町版DMO基本計画書の電子ファイル(DVD)1枚 (5)参考資料(調査過程で収集・作成・整理した図表等)を記録したDVD 一式 8 その他 (1)委託業務を円滑かつ適正に進めるため、打合せ協議は、必要に応じて綿 密に行い、その協議事項について記録する。 (2)本業務において作成した成果品及び参考資料等の著作権は、発注者に帰 属するものとする。受注者は、発注者の許可なく成果品の複製または公表、 貸与、使用してはならないものとする。 (3)受託者は業務上知り得た秘密を他人に漏らしてはならない。業務完了後 もまた同様とする。 (4)この仕様書に定めのない事項または疑義が生じた場合には、必要に応じ て発注者と受注者がその都度協議の上、受注者は発注者の指示に従い業務を 遂行するものとする。
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