栃尾都市計画 都市計画区域の整備

栃尾都市計画 都市計画区域の整備、開発及び保全の方針 新旧対照表 (5/9 現在)
改正後
改正前
都市計画区域の整備、開発及び保全の方針について
本文のみを都市計画決定することとし、参考図面(附図、参考図)は都市計画決
定の対象としない。
なお、本文中の参考図面についての記述は、参考のため掲載するものである。
目
次
【略】
目
次
【略】
栃尾都市計画
都市計画区域の整備、開発及び保全の方針
栃尾都市計画
都市計画区域の整備、開発及び保全の方針
Ⅰ 都市計画の目標
Ⅰ 都市計画の目標
1 基本的事項
1 基本的事項
(1)目標年次
栃尾都市計画区域の整備、開発及び保全の方針の目標年次は平成42年とする。
(1)目標年次
栃尾都市計画区域の整備、開発及び保全の方針の目標年次は平成32年とする。
(2)範囲及び規模
(2)範囲及び規模
本都市計画区域は、長岡都市計画区域の東側に山間地を隔て独立して位置し、長
本都市計画区域は、長岡都市計画区域の東側に山間地を隔て独立して位置し、栃
岡市栃尾地域の一部によって構成される単独の都市計画区域である。
尾市の一部によって構成される単独の都市計画区域である。
本都市計画区域の範囲及び規模は次のとおり。
本都市計画区域の範囲及び規模は次のとおり。
都市計画区域名
市町村名
範 囲
規 模
都市計画区域名
市町村名
範 囲
規 模
栃尾
都市計画区域
長岡市
行政区域の一部
1,898 ha
栃尾
都市計画区域
栃尾市
行政区域の一部
1,898 ha
1,898 ha
計
計
(削除)
2
1,898 ha
新潟県における都市づくりの方針
(1)新潟県の都市づくりの課題
人口や産業が都市に集中し、都市が拡大する「都市化社会」から、産業や文化な
-1-
改正後
改正前
どの都市活動が豊かに展開する成熟した「都市型社会」への移行が進みつつある現
在、都市づくりには次のような課題があり、適切な対応が求められている。
【課題表 略】
(2)新潟県の都市づくりの目標
新潟県では、県内の各都市が共通に目指す都市像を、持続的な発展が可能な「コンパ
クトな都市」とする。
【コンパクトな都市イメージ表 略】
また、これからの県土づくりの骨格となる基本的な考え方として、「ネットワークによる県
土づくり」を提示し、「交流」と「連携」の基本的考え方のもとで、県土形成を推進していく。
【ネットワークによる県土づくり表 略】
2
当該都市計画区域における都市づくりの方針
(1)当該都市計画区域の概況
3
当該都市計画区域における都市づくりの方針
(1)当該都市計画区域の概況
①都市の形成状況
本都市計画区域は周囲を丘陵地や山地で囲まれており、区域内には刈谷田川や西
谷川が流れている。
市街地は、刈谷田川と西谷川が合流する付近に形成されている。市街地周辺はほ
とんど山に囲まれているため、土地利用に関しては地形上の制約がある。
市街地の周辺では、河川沿いなどに集落が形成されている。
①都市の形成状況
本都市計画区域は周囲を丘陵地や山地で囲まれており、区域内には刈谷田川や西
谷川が流れている。
市街地は、刈谷田川と西谷川が合流する付近を中心に形成されている。市街地周
辺はほとんど山に囲まれているため、地形上の制約がある。
市街地の周辺では、河川沿いなどに集落が形成されている。
②都市の成り立ちと近年の動向
本都市計画区域は、周囲を山で囲まれている地形であることから、戦国時代から
江戸時代初期にかけては栃尾城の城下町として栄えた。戦国武将の上杉謙信が幼少
期・青年期を過ごした地でもある。また、江戸時代以降は、栃尾紬(繊維)の産地
として栄えた。
産業は「水と緑と織物のまち」として、工業と農業を基幹産業に発展してきた歴
史があり、特に江戸時代からの長い伝統を持つ繊維工業は、地場産業として現在も
重要な役割を担っている。
近年では豪雨に伴う水害や新潟県中越大震災などにより大規模な被害を受けた
が、その後、地域一体となった復旧・復興が進められ、現在も災害に強い社会基盤
②都市の成り立ちと近年の動向
本都市計画区域は周囲を山で囲まれているが、中世より戦略上の要衝として栄え
てきた。
主要な産業としては、「水と緑と織物のまち」として、工業と農業を基幹産業に
発展してきた。中でも長い伝統を持つ繊維工業は、総工業出荷額の約6割を占める。
本区域では、国道351号、国道290号、その他多くの県道によって長岡市方面をは
じめ、三条市方面及び守門・小出方面との広域的な交通ネットワークが形成されて
いる。
-2-
改正後
の整備や住民組織・NPO法人による防災活動など、災害の教訓を活かした取り組み
が行われている。
本区域は、平成18年にこれまでの栃尾市から、隣接する長岡市と合併して長岡市
の一部となった。
本区域では、国道351号、国道290号、その他多くの県道によって長岡市中心部方
面をはじめ、見附市、三条市及び魚沼市方面との広域的な交通ネットワークが形成
されている。
近年は、市街地北西部から長岡市中心部への直結ルートである国道351号にアク
セスする市道の整備や、雁木のある歴史的まちなみを活かした景観形成などが進め
られている。また、区域南部に設置された道の駅「R290とちお」では、様々なイ
ベントや情報提供などが行われており、観光・交流の中心となっている。
本区域を構成する長岡市の人口は、本県人口のピークであった平成7年における
国勢調査結果の約293千人と比較し、平成22年では約283千人となり、人口減少に転
じている。また、高齢化率(65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合)は、約
18%から約25%に推移している。今後、人口減少や高齢化の進行が想定されること
から、生産年齢人口や税収の減少により、将来、都市機能の維持が困難となってい
くことが懸念される。
参考図面
改正前
現在、市街地を迂回する国道290号東バイパスの整備や、雁木といった歴史的街
並みを活かした景観形成などが進められているところである。
今後は、長岡市との境界付近に、広域的交流人口拡大につながる「栃尾市総合ス
ポーツレクリエーション公園地区」の整備が計画されており、より一層の観光・交
流の振興が期待される。
参考図面
附図-1:都市構造図
-ネットワークによる県土づくり-
附図-1:都市構造図
(2)当該都市計画区域の都市づくりの目標
(2)当該都市計画区域の都市づくりの目標
本県の都市計画は、県政運営の基本である「新潟県『夢おこし』政策プラン」
地域の状況を踏まえ、本都市計画区域では、都市の健全な発展のため、環境基準
に基づき、「将来に希望の持てる魅力ある新潟県の実現-住んでみたい新潟、行
及び災害に対する安全性に配慮しながら、次の方針に基づき都市づくりを進めてい
ってみたい新潟-」を基本理念とする。
く。
本県では、特に「人口減少」「高齢化」「環境保全」「防災」を今後の都市計
○豊かな自然環境の継承
画における重要課題として捉え、これらの課題を踏まえ、若者が未来に夢を持ち、
本都市 計画 区域 には 、市街 地周 辺に 連な る丘陵 地な ど、 多く の自然 環境
誰もが安心して暮らせる豊かな新潟県の実現を目指し、今後の都市づくりの共通
が残さ れて おり、 今 後も保 全や 活用を 進 める必 要が ある。 そ のため 適切な
目標像を持続可能な「コンパクトな都市づくり」とする。
開発の誘導及び規制により、豊かな自然環境を維持、保全する。
地域の状況を踏まえ、本都市計画区域では、都市づくりの目標を次のとおり定
○ 町 屋 の 町 並 み を 活 用 した 交 流 ・ 観 光 拠 点 の 形 成
める。
本都市 計画 区域 の 中 心地で ある 栃尾 市の 中心市 街地 には 、歴 史的な 町屋
の町並 みが 多く残 さ れてお り、 今後、 こ れら地 域資 源を有 効 に活用 する必
要がある。そのため、活発になっているまちづくり運動を積極的に支援し、
交流・観光拠点の形成を行う。
① 都 市機能の誘導と広域交通 ネットワークを活かした交流の促進
今 後の人口減少や高齢化を 見据え、中心市街地及び拠点地域に都市機能 の 誘
導 を 進め、にぎわい の創出を目指す。また、各都 市拠点や交流拠点など 、相互
の 連 携の強化を図り、圏域内 外との多様な交流の促進と産業の振興を目 指 す 。
○安全に、安心して暮らせる都市の形成
本都市 計画 区域 では 、 今後 急速 に進 行す ると予 想さ れる 少子 高齢化 に対
-3-
改正後
改正前
② 豊 かな緑と水辺の保全と活 用
市 街地背後に広がる豊かな 森林、都市にうるおいをもたらす水辺を保 全 し 、
自 然 と調和した都市を目指す 。また、農村・山村の歴史・産業・文化、優 れ た
景 観 などを継承し、地域が誇 れる資源として活用することを目指す。
応した 都市 づくり が 必要で ある 。その た め、ユ ニバ ーサル デ ザイン の考え
方 に 基 づ き な が ら 、 誰 も が 安 全 に 、 安 心 し て 暮 ら せ る 都 市 の 形 成を 図 る 。
○ 地 域 に 根 差 し た産 業 の 発 展 促 進
本都市 計画 区域 では 、かつ て地 場産 業と して地 域経 済を 支え てきた 繊維
関連産 業が 、社会 構 造の変 化や 経済活 動 のグロ ーバ ル化の 影 響など を受け
低迷し てい る状況 に あり、 産業 の活性 化 を促し てい く必要 が ある。 そのた
め、都 市機 能の強 化 を図り 、地 域に根 付 いた産 業の 発展を 、 支援・ 促進す
る。
③ 災 害 の教訓を活かして 安全 ・安心に暮らせる都市
地 震、水害、土砂災害、雪害など多様な災害リスクに対して、災害の発生を
抑 制 する防災対策と、被害を最小化する減災対策を図り、災害の 教訓を活 か し
て 安 全に安心して暮らし続け ることのできる都市を目指す。
Ⅱ 区域区分の決定の有無及び区域区分を定める際の方針
Ⅱ 区域区分の決定の有無及び区域区分を定める際の方針
1
区域区分の有無
1 区域区分の有無
本都市計画区域は区域区分を定めない。
本都市計画区域は区域区分を定めない。
本都市計画区域は、これまで区域区分を定めておらず、かつ今後著しい人口増加
本都市計画区域は、これまで区域区分を定めておらず、 かつ今後著しい人口増加
などに伴う市街地拡大の可能性が低い。このため、区域区分を行う必要性が低いこ
などに伴う市街地拡大の可能性が低いため、区域区分を行う必要性が低いことから
とから区域区分を定めない。
区域区分を定めない。
Ⅲ 主要な都市計画の決定の方針
Ⅲ 主要な都市計画の決定の方針
1
1
土地利用に関する主要な都市計画の決定の方針
(1)市街地の土地利用の方針
土地利用に関する主要な都市計画の決定の方針
(1)市街地の土地利用の方針
①基本方針
本都市計画区域では、都市機能や生活利便性の維持・向上を図るため、今後は、
無秩序な市街地の拡大は抑制し、防災面や環境面にも配慮した計画的な土地利用
を行う。また、道路、下水道、河川、公園などの既存の都市施設、空き家や空き
地などを有効に活用するとともに、公共公益施設等の再編を行うなど、市街地の
規模や役割に応じた効率的な土地利用を図る。
さらに、商業、医療、福祉などの都市機能の誘導と公共交通の効果的な連携に
より、移動しやすく環境負荷の少ない都市構造の形成に資する土地利用を行い、
コンパクトな都市づくりを目指す。
①基本方針
市街地(用途地域)では、道路、下水道、河川、公園などの既存の都市施設を有
効に活用し、またその機能に支障をきたすことのないよう計画的な土地利用を行
う。そのため、市街地の方向性を明確にし、必要な土地利用の規制、誘導を行う。
②主要用途別の土地利用の方針
ア 商業地
商業地は、多様な商業施設が集積し、都市のにぎわいの中心となる地区である。
②主要用途別の土地利用の方針
ア 商業地
商業地は、多様な商業施設が集積した、都市のにぎわいの中心となる地区である。
-4-
改正後
改正前
個性があり魅力的な市街地の形成とにぎわいの創出を図るとともに、新たな商業機
能の適正な立地を誘導しながら、都市全体の商業の動向や、道路などの交通ネット
ワークを考慮し、都市に必要な規模を配置する。
栃尾地域の市街地では、都市機能の誘導とともに、雁木のまちなみなど個性を活
かしたにぎわいの創出を目指す。
イ 工業地
工業地は、地域の工業生産活動の中心となる工場、事業所などが集積する地区で
ある。産業構造の変化へ対応しながら、原則として工業生産活動を妨げるおそれの
ある用途の混在を防止するとともに、周辺の居住環境への影響に十分配慮し、道路
や緑地等の都市基盤との整合を図り配置する。
その他既存の工業団地については、引き続き新たな立地需要に対応した基盤整備
を進めながら、多様な産業の集積を図る。
ウ 住宅地
住宅地は、地域の特性を踏まえながら、良好な居住環境の維持及び形成を図る地
区である。居住環境の悪化をもたらすおそれのある建物用途や建築形態の混在の防
止を考慮して住宅地を配置する。また、住宅の安全性、耐久性、快適性、エネルギ
ー効率性の向上等を目指し「新潟県住生活マスタープラン」に基づき、良質な住宅
の供給を促進する。
まちなかにおいては、高齢者や子育て世帯など多様な世代が安心して暮らせる利
便性の高い居住地として、居住環境の改善を図りながら、多様なニーズに対応した
住宅の供給を促進する。
まとまりのある低層住宅地を形成している地区は、優れた居住環境の維持を図
る。
商業の動向や、鉄道、道路などの交通ネットワークを考慮し、都市に必要な規模を
配置する。
谷内地区については、中心商業地であり、今後、地域資源・公共空間の一体的な
保全・活用により、都市機能の改善と個性的でにぎわいある住み心地良い都市づく
りを進める。
表町地区は雁木の街並みが形成されており、今後、街並みの保全・活用を進め、
魅力のある景観を有する商業地の形成を図る。
イ 工業地
工業地は、地域の工業生産活動の中心となる工場、事業所などが集積する地区
である。産業構造の変化へ対応しながら、原則として工業生産活動を妨げるおそ
れのある用途の混在を防止する。また、周辺の居住環境への影響に十分配慮する。
用途地域北部の楡原地区については、今後新たな立地需要に対応するため、基盤
整備を進めるとともに、多様な産業の集積を図る。
ウ 住宅地
住宅地は、地域の特性をふまえながら、良好な居住環境の維持及び形成を図る地
区である。居住環境の悪化をもたらすおそれのある建物用途や建築形態の混在を防
止する。
③特に配慮すべき課題等を有する市街地の土地利用の方針
ア 居住環境の改善又は維持、保全に関する方針
栃尾地域市街地において、幅員の狭い道路に面して木造建物が密集している地区
については、道路や建物の改善など、都市防災に配慮した居住環境の改善を目指す。
栃尾地域の市街地内に残る雁木のまちなみは、地域を代表する資源として保全活
用を図る。
イ 用途転換及び用途純化又は用途の複合化に関する方針
中央公園地区は、大規模な工場跡地や公園、駐車場など空地となっている土地の
活用を図る。
参考図面
附図-2:市街地の土地利用方針図
③特に配慮すべき課題等を有する市街地の土地利用の方針
ア 低・未利用地の積極的な活用に関する方針
東ヶ丘地区は国道290号栃尾東バイパスの沿線を含む地区であり、現在はほとん
どが農地や森林などとなっている。今後、立地条件に応じた有効な土地利用を推進
する。
楡原工業地区については、柔軟な産業構造を実現するため、既存企業との調和や
生活環境にも配慮した新規企業の誘致を図るとともに、住工混在地域内に立地する
工場の移転を誘導する。
参考図-1:市街地の土地利用現況図
参考図面
-5-
附図-2:市街地の土地利用方針図
改正後
改正前
参考図-1:市街地の土地利用現況図
(2)白地地域の土地利用の方針
①基本方針
白地地域(用途地域の指定のない地域)では、次の方針により良好な環境の形成
または保全を図る。
ア 守るべき自然環境や農地を保全し、継承する
・森林や湖沼などのすぐれた自然や生態系の保全を図る。
・優良な農地を保全し、良好な営農環境の確保を図る。
・美しい田園風景や自然景観を地域の財産として継承する。
イ 良好な集落環境の維持及び形成を図る
・地域固有の特徴ある集落環境を保全し、継承する。
・コミュニティの総意による計画的な里づくりを支援する。
・地域の農業や文化・景観を活かした都市と農村との交流の場づくりや連携の強
化を支援する。
ウ 地域特性に応じた計画的な土地利用により土地の有効利用を図る
・水害、土砂災害、雪害などの自然災害により被害の危険性のある区域での開発
を抑制するなど、計画的な土地利用を図る。
・土地利用の混在や環境悪化のおそれのある土地利用を抑制し、良好な居住環境
の形成を図る。
・将来の都市づくりに支障とならないよう、計画的な開発誘導を図る。
②地域区分別の土地利用の方針
土地利用の状況及び将来の方向性を踏まえた地域区分別の土地利用の方針を次
に示す。
ア 自然地域
市街地を取り囲む山林地は、重要な自然資源及び貴重な景観資源となっている。
これらの良好な自然環境を、生態系に配慮しながら将来にわたり保全する。
また、刈谷田川、西谷川などの周辺は、良好な水辺の景観や豊かな生態系に配慮
しながら保全する。
イ 農業地域
白地地域内に分布する農用地は食料生産のほか、国土の保全、水源のかん養、自
然環境の保全、うるおい空間の提供、良好な田園景観の形成などの多面的機能を有
していることから、将来にわたり保全する。また、山林の中腹に分布する棚田を保
全し、棚田の景観を活かした田園風景の形成と農地の崩壊防止に努める。
(2)白地地域の土地利用の方針
①基本方針
白地地域(用途地域の指定のない地域)では、次の方針により良好な環境の形成
または保全を図る。
ア 守るべき自然環境や農地を保全し、継承する
・森林や湖沼などのすぐれた自然や生態系の保全に努める。
・優良な農地を保全し、良好な営農環境の確保を図る。
・美しい田園風景や自然景観を地域の財産として継承する。
イ 良好な集落環境の維持及び形成に努める
・集落環境に支障を与える用途の建築物や、大規模な建築物の立地を抑制する。
・町屋など地域固有の特徴ある集落環境を保全し、継承する。
・コミュニティの総意による計画的な里づくりを支援する。
ウ 地域特性に応じた計画的な土地利用により土地の有効利用を図る
・土地利用の混在を抑制し、良好な居住環境の形成に努める。
・土地利用計画と基盤施設との整合を図る。
・将来の都市づくりに支障とならないよう、計画的な開発誘導を行う。
②地域区分別の土地利用の方針
土地利用の状況及び将来の方向性をふまえた地域区分別の土地利用の方針を次
に示す。
ア 自然地域
市街地を取り囲む山林地帯については、良好な景観などを有効に活用し、自然と
の共生による地域の活性化を進めるとともに、動植物の生態系を守りながら将来に
わたり保全する。
イ 農業地域
白地地域内に分布する農用地については、山林に囲まれた良好な田園風景や良質
な農作物を生産する基盤として維持、保全を図り、将来の農業を展望した営農環境
の確保に努める。また、山林の中腹に分布する棚田の保全を進め、棚田の景観を活
かした田園風景の形成と農地の崩壊防止に努める。
ウ 集落地域
市街地外縁部や農業地域内に分布する集落地については、低層戸建て住宅を主体
-6-
改正後
ウ 集落地域
市街地外縁部や農業地域内には、自然や田園環境に調和した低層戸建て住宅を主
体とするゆとりある集落地が形成されている。これらの地域においては、適切な開
発の規制、誘導を行い、周辺環境と調和したゆとりのある居住環境及び営農環境の
維持、形成を図る。
エ 特定地域
既に住宅団地として整備されている地区は、一層の居住環境の向上を図る。
参考図面
改正前
としたゆとりある居住環境の維持、形成を図る。また、地域の自然環境、歴史、文
化、景観などと調和を図りながら、河川、道路、公園などの機能改善を進め、個性
ある地域づくりを推進する。
エ 特定地域
民間開発事業から栃尾市が引き継いで整備した住宅団地及び既存集落地である
楡原地区は、周辺環境と調和を図りながら、居住環境の維持、向上を主とした計画
的な土地利用を行う。
附図-4:自然的環境の整備又は保全に関する方針図
参考図面
参考図-2:白地地域の土地利用現況図
参考図-2:白地地域の土地利用現況図
③計画的な開発誘導の方針
白地地域において新たに開発を行う場合は、農林漁業と調整を行い、用途地域内
の土地利用の状況、都市の発展の動向、自然条件及び交通条件、既存の都市基盤施
設の有効利用などに配慮した適正な規制、誘導を図る。
④災害防止のための開発抑制の方針
白地地域には、水源のかん養や溢水、湛水、土砂流出防備、急傾斜地の災害防止
及びなだれ防止の機能を持つ林地や、水害を予防する機能を持つ農地が存在してい
ることから、これらの区域を積極的に保全する。
また、災害の発生するおそれのある土地については開発許可制度の運用により新
規の開発を抑制するとともに、土砂災害防止法等と連携して、既存建物の区域外へ
の移転・誘導を検討する。
2
都市施設の整備に関する主要な都市計画の決定の方針
(1)交通施設の都市計画の決定の方針
①交通体系の整備の方針
ア 基本方針
a 人にも環境にもやさしい都市交通の実現
コンパクトな都市づくりを進めるため過度に自動車に依存しない都市交通を目
指す。具体的には、公共交通の利便性の向上などにより持続可能な交通ネットワ
ークの形成を目指し、人にも環境にもやさしい都市交通の実現を目指す。
b 暮らしと命を守る道路ネットワークの整備
冬期間における円滑な交通の確保や災害時における避難路や緊急輸送道路等の
③計画的な開発誘導の方針
白地地域において新たに開発を行う場合は、農林漁業と調整を行い、用途地域内
の土地利用の状況、都市の発展の動向、自然条件及び交通条件、既存の都市基盤施
設の有効利用などに配慮した適正な規制、誘導を図ることとする。
大規模な開発が見込まれる地域については、用途地域指定、地区計画策定などの
規制誘導策を用い、一体的かつ計画的な市街地形成を図る。
また、農林漁業などによる土地利用規制がなく、都市的土地利用が発生する可能
性が高いと判断される地域については、用途地域や特定用途制限地域の指定などに
より、開発の規制、誘導を図る。
2
都市施設の整備に関する主要な都市計画の決定の方針
(1)交通施設の都市計画の決定の方針
①交通体系の整備の方針
新潟県においては、人にも環境にも優しい円滑な都市交通の実現を目指す。具体
的には、道路相互の機能分担と連携強化による効率的なネットワークを形成するた
め、広域幹線道路や都市内幹線道路などの計画的、重点的な整備を推進する。また、
二酸化炭素等の排出抑制など環境負荷軽減や高齢者の活動などにも配慮し、自動車
交通から公共交通への利用転換を促進するとともに、交通結節点の機能充実を図
る。
さらに、冬期間における円滑で快適な移動の確保や誰もが安心して移動できる歩
-7-
改正後
改正前
確保など、住民の暮らしと命を守るため、雪や災害に強い道路ネットワークの整
備を目指す。
イ 本都市計画区域における整備の方針
a 交通ネットワークに関する方針
本区域は、国道290号、351号及び複数の県道により放射状の道路網を形成し、長岡市中
心部や見附市、三条市、魚沼市などの周辺都市と連絡している。一方、市街地においては
環状道路の整備が進み、通過交通の排除と都市構造の明確化が図られたところである。
今後は、広域観光にも配慮した道の駅などの各拠点間のアクセス性向上を促進す
るものとする。また、市街地内の円滑な交通を確保するため、都市内幹線道路の計
画的な整備を推進する。
b 公共交通に関する方針
バス交通の利便性、快適性の向上を図るため、バス乗り場などの交通結節点の
整備や利用環境の改善などを推進する。
c 全ての人にやさしい交通に関する方針
今後、自動車を運転できない高齢者の増加が見込まれることから、市街地では、
徒歩や自転車、バス等により円滑に移動できる都市構造を目指す。そのため、高
齢者や児童、障害者、外国人など全ての人が安全で容易に移動できる、ユニバー
サルデザインの考えに基づいた施設整備を推進する。
また、まちづくりと連携して歩行者及び自転車の移動空間の確保やネットワー
ク化を図ることにより、移動環境の創出を目指す。
d 防災性の向上に関する方針
都市における道路は、災害時の延焼遮断帯となるとともに、避難路や救助活動・
物資輸送路となることから、地域防災計画と連携した計画的な配置を行う。特に、
緊急輸送道路等の重要な道路については、耐震化やネットワーク化を推進する。
さらに、高度経済成長期に建設された多くの交通施設の高齢化が進んでいるこ
とから、計画的かつ効率的な維持管理・更新により、交通ネットワークの安全性・
信頼性の確保を図る。
e 道路ネットワークの再編に関する方針
社会経済情勢の変化に応じ、長期にわたって未整備となっている都市計画道路
の見直しを行っている。今後も必要に応じ、将来都市像の実現に向けた道路ネッ
トワークの再編を行い、効率的・効果的な整備を推進する。
②主要な施設の配置の方針
ア 広域幹線
広域幹線として、広域的な交流や連携の促進を図る国道290号、351号を位置付け
る。
イ 都市内幹線
都市内幹線として、本都市計画区域内の交通の円滑化を図るとともに広域幹線を
行者空間のネットワーク化を図るとともに、都市づくりと連携して、にぎわいと魅
力ある街路空間の創出や歩いて暮らせる都市づくりの実現に努める。
本都市計画区域は、国道290号、351号などが市街地を中心に放射状の道路網を形成し、
周辺都市と連絡している。一方、市街地においては環状道路の整備が進み、通過交通の排
除と都市構造の明確化が図られたところである。
しかし、市街地は刈谷田川と西谷川によって市街地が大きく分断されており、また市街
地内には未整備な道路が多い。
今後は、広域観光にも配慮した各拠点を結ぶ道路を支援するとともに、市街地内
の円滑な交通を確保する道路網の形成を図る。
また公共交通については路線バスが唯一の交通機関となるため、バス運行などの生活交
通の確保に向けたさまざまな取り組みが必要である。
②主要な施設の配置の方針
ア 広域幹線
広域幹線として、広域的な交流や連携の促進を図る国道290号、351号を位置付け
る。
イ 都市内幹線
-8-
改正後
改正前
補完し、本区域内を有機的にネットワークする県道長岡栃尾巻線、見附栃尾線など
を位置付ける。
参考図面
都市内幹線として、本都市計画区域内の交通の円滑化を図るとともに広域幹線を
補完し、本区域内を有機的にネットワークする国道290号栃尾東バイパス、県道栃
尾山古志線、栃尾田井線などを位置付ける。
附図-3:交通ネットワーク図
参考図面
附図-3:交通ネットワーク図
③主要な施設の整備目標
③主要な施設の整備目標
本都市計画区域において、都市計画決定している国県道のうち、現在整備中の箇
所はない。(平成28年4月現在)
本都市計画区域において、都市計画決定している国県道のうち、現在整備中の箇
所は次のとおり。
路線名
市町村名
3.4.1 環状線
(国道290号)
栃尾市
整備区間
巻淵~宮沢
整備理由
都市内交通の円滑化
(平成15年4月現在)
参考図面
(2)下水道及び河川の都市計画の決定の方針
参考図-3:都市計画道路の整備位置図
(2)下水道及び河川の都市計画の決定の方針
①基本方針
ア 下水道
水環境や生活衛生環境の保全・改善、都市環境の向上を図るため下水道の計画的
な整備を促進する。また、災害に強い都市づくりを展開するため、河川管理者とも
連携し、雨水排水の強化により浸水被害の防止・軽減を図る。
本都市計画区域では、公共下水道により下水道整備がおおむね完了している。
今後も、集落排水施設、合併処理浄化槽などの汚水処理施設との整合を図りながら計画
的な下水道の整備を促進する。さらに、将来の人口減少を見据えて、効率的・効果的
な維持・更新を図る。
イ 河 川
本都市計画区域には刈谷田川、西谷川をはじめとする河川が流れており、各河川
では、洪水による浸水被害から地域の安全を確保するために整備を進めている。ま
た、本区域の雨水排水において重要な役割も果たしており、引き続き流下能力の向
上などに努める。また、整備途上段階での施設能力や計画規模を上回る洪水に対し、
被害を軽減するため、必要な河川については、洪水ハザードマップの作成・周知な
どにより住民の防災意識の向上を図る。
なお、農地や山林などの開発については、開発区域からの流出増による下流域の
①基本方針
ア 下水道
下水道事業などの促進により、水環境や生活衛生環境の保全・改善、都市環境の
向上を図る。また、災害に強い都市づくりを展開するため、雨水排水の強化に努め
る。
本都市計画区域については、公共下水道事業によりほぼ下水道整備が完了している状
況にある。
今後も、集落排水施設、地域し尿処理施設などの地域に適した汚水処理施設の整
備を進める一方で、それらとの整合を図りながら計画的な下水道の整備を促進す
る。
イ 河 川
市街地内には厳しい水害の歴史を持つ刈谷田川、西谷川をはじめとした河川が流れてい
る。
今後、住民の生命と財産の安全を守るため、必要性の高い未改修区間の整備を推進する。
また、農地や山林などの開発を土地利用計画に基づき適正に誘導することにより流
域が本来有する保水、遊水機能が損なわれないように配慮する。
-9-
改正後
改正前
洪水等の被害を避けるため、土地利用計画に基づき適正に誘導し、流域が本来有す
る保水、遊水機能が損なわれないよう配慮する。
治水面での対策とあわせて、都市におけるうるおいとやすらぎの場や、多様な動
植物の生息・生育・繁殖の場として、自然環境の保全や景観に配慮しながら住民に
親しまれる川づくりを推進する。
なお、市街地や集落付近など身近な河川においては、自然環境の保全に配慮しな
がら安心して水と親しめるような空間整備を図る。
②主要な施設の整備目標
ア 下水道
新潟県汚水処理施設整備構想に基づき、計画的・効率的な整備を促進する。
本都市計画区域において整備中、または着手を予定している箇所は次のとおり。
②主要な施設の整備目標
ア 下水道
本都市計画区域において整備中、または着手を予定している箇所は次のとおり。
種 別
下水道
名
称
種 別
長岡市第5公共下水道
(平成28年4月現在)
名
下水道
イ 河川
信濃川下流(山地部)圏域河川整備計画を踏まえ整備を推進するほか、その他の
河川においても必要性に応じ効果的かつ計画的な整備を図る。
本都市計画区域における一級河川のうち、整備中、または着手を予定している箇
所はない。
栃尾市公共下水道
参考図面
河
名
川
称
該当なし
参考図面
①基本方針
都市における生活の高度化、多様化、住民意識の高まり及び都市活動の活発化に
対応するため、都市生活を営むうえで必要不可欠なその他の都市施設のうち、恒久
的な性格を有するものを広域的な影響や役割に配慮しながら都市計画に定める。
また、老朽化した都市施設等については、その役割や地域のニーズの変化、施設
参考図-4:下水道の整備位置図
イ 河川
本都市計画区域における一級・二級河川のうち、整備中、または着手を予定して
いる箇所はない。
種 別
(3)その他の都市施設の都市計画の決定の方針
称
参考図-5:河川の整備位置図
(3)その他の都市施設の都市計画の決定の方針
①基本方針
都市における生活の高度化、多様化、住民意識の高まり及び都市活動の活発化に
対応するため、都市生活を営むうえで必要不可欠なその他の都市施設のうち、恒久
的な性格を有するものを都市計画に定める。
- 10 -
改正後
改正前
の特性及び関連施設との連携等を総合的に勘案し、再編統合も視野に入れながら、
効率的かつ効果的な配置や維持・更新を図る。
3
市街地開発事業に関する主要な都市計画の決定の方針
3
(1)主要な市街地開発事業の決定の方針
(1)主要な市街地開発事業の決定の方針
①市街地整備の方針
中心市街地は、多様な都市機能が集積し、都市のにぎわいの拠点となるべき地区
である。土地利用の整序や高度利用、道路や公園等の公共公益施設の整備を推進し、
魅力ある中心市街地の形成を図る。また、都市の拠点となる地区に、居住機能や医
療・福祉・商業等の都市機能を誘導し、高齢者や子育て世代にとっても安心・快適
に生活できる都市環境の形成を図る。
さらに、地震発生時に建築物の倒壊や延焼など多大な被害の発生が想定されるこ
とから、建物の不燃化及び耐震化の促進、オープンスペースの確保など、災害に強
い都市づくりを推進する。
今後、中心市街地の空洞化や空き地の増加、歴史的なまちなみの保存、時代のニ
ーズに応じた拠点づくりなど、地域の課題や特性に応じた市街地整備を推進し、必
要に応じた市街地開発事業等の活用を検討する。
②市街地開発事業の方針
本都市計画区域では昭和40年代前半から土地区画整理事業を実施し、基盤施設の
整った新市街地の形成を図ってきた。しかし、商業を取り巻く環境の変化や、中心
部の人口減少と高齢化などを背景に、市街地の衰退、空洞化、空き家の増加といっ
た問題が現れている。また、木造建築物が密集した地域では、防災性の向上と、ま
ちなみの維持が課題となっている。また本区域では、繊維産業の衰退に伴い、大規
模な工場跡地も発生している状況にある。そのため、これからは時代のニーズに対
応した活性化の拠点づくりが課題となっている。
今後は、都市機能の更新、居住環境の向上、オープンスペースの確保などを図る
ため、周辺の良好な環境に配慮しながら市街地整備を検討するとともに、必要に応
じて市街地開発事業、地区計画等の導入を検討する。
(2)市街地整備の目標
土地区画整理事業
本都市計画区域において整備中、または概ね10年の間に着手を予定している箇所
市街地開発事業に関する主要な都市計画の決定の方針
①市街地内の課題
本都市計画区域では昭和40年代前半からこれまでに3地区計76haの区域について
土地区画整理事業を実施し、基盤施設の整った新市街地の形成を図ってきた。しか
し、旧来からの市街地では不整形な狭い道路沿いに密集する建物や住宅と工場の混
在が見られるなど、防災や衛生保健、快適性などの面から環境改善を図ることが課
題となっている。また用途地域内の外周部にまとまった未利用地が多くあり、計画
的な市街化誘導を図っていくことも課題である。
②市街地開発事業の方針
中心市街地のうち谷内地区については、ゆとりある市街地の形成、商業環境の改
善、地域の歴史を生かした景観形成、交流人口の拡大などの観点から土地区画整理
事業の実施を検討し、にぎわいと快適さの持続する都市づくりを推進する。
平地区については無秩序な開発を防止し、道路、公園など都市基盤施設の整った
良好な住宅市街地の形成を図るため、土地区画整理事業を実施する。
(2)市街地整備の目標
①土地区画整理事業
本都市計画区域において整備中、または概ね10年の間に着手を予定している箇所
- 11 -
改正後
はない。
改正前
は次のとおり。
地 区 名
参考図面
参考図-3:市街地開発事業に関する整備位置図
市町村名
事業主体
主要用途
面積(ha)
平地区
栃尾市
組合
住宅地
9.4
谷内地区
栃尾市
栃尾市
商業地
8.4
※5ha以上の土地区画整理事業を対象とした。
参考図面
4 自然的環境の整備又は保全に関する都市計画の決定の方針
参考図-6:市街地開発事業に関する整備位置図
4 自然的環境の整備又は保全に関する都市計画の決定の方針
(1)自然的環境の整備又は保全の方針
(1)自然的環境の整備又は保全の方針
ア 基本方針
本都市計画区域は、刈谷田川と西谷川の合流点周辺の盆地に形成される市街地
都市における公園、緑地、河川等の自然的環境は、多様なレクリエーションや自
と、これを取り囲む山間の森林、農地などにより構成されている。また都市計画区
然とのふれあいの場、動植物の生育の場、騒音・振動などの都市公害の防止やヒー
域外ではあるが、刈谷田川の上流部は奥早出粟守門県立自然公園に指定され豊かな
トアイランド現象など都市環境の緩和、災害時の避難地および防災拠点の役割、う
自然が広がっている。
るおいある良好な都市景観の形成など、都市を形づくる上で重要な役割を有してい
森林は環境保全や水資源の供給地として重要な役割を担うほか、都市生活にやす
る。またこれらは地域独自の生活や文化、歴史、気候、風土等と密接に関連してお
らぎやうるおいを与える資源としても必要なことから、今後市街地周辺や山間地の
り、自然と人、人と人、人と地域を繋ぐ役割も果たしている。
森林を保全するとともに、森林の自然環境を活用した広域的公園としての整備など
四季の変化に富んだ豊かな自然的環境を、かけがえのない地域資源として保全及
を推進する。また市街地内においても緑の保全及び創出を図りながら、まちなかを
び活用していくことにより、文化的で健康的な都市生活を実現するとともに、自然
流れる河川や水路と連携させ、水と緑あふれる快適な市街地環境の形成を図る。さ
的環境と調和した豊かな都市づくりを目指す。
らに生態系の維持に配慮しながら、人と自然が共生する都市形成を目指す。
イ 本都市計画区域の整備又は保全の方針
また、『にいがた「緑」の百年物語-木を植える県民運動』との連携のもと、地
本区域は、刈谷田川と西谷川の合流点周辺の盆地に市街地が形成され、これを取
域社会において木を植え、緑を守り育て、緑といのちを育む心を育て、一層豊かな
り囲む山間の森林、農地など、水と緑豊かな自然環境を有している。
ふるさとづくりを推進する。
これらの市街地を取り囲む水辺や樹林地により水と緑のネットワークを形成し、
これを基幹として区域内の公園などを有機的に結びつけ、生態系の維持に配慮しな
がら都市と自然の共生を目指す。
(2)主要な緑地の配置の方針
①環境保全系統
市街地を取り囲む山林地や市街地内を流れる刈谷田川、西谷川等の河川緑地につ
いては、地球温暖化の抑制や多様な動植物の生息地として保全を図り、本区域の緑
(2)主要な緑地の配置の方針
①環境保全系統
市街地内を流れる刈谷田川、西谷川などは、清流と緑と多様な動植物が調和した
河川空間として保全する。
- 12 -
改正後
改正前
地系統の骨格とする。また、街路樹、公共空地や建物敷地等の緑地についても保全・
形成を図る。
豊かな水源を守るため、広葉樹の植樹や水源涵養林などの拡大を図る。また、貴
重な森林資源であるブナ林を保全する。
②レクリエーション系統
住民のレクリエーション需要に対応する公園として、栃尾城跡(鶴城山)、秋葉
公園などを配置し、機能の維持・充実を図る。また、市街地を取り囲む緑地として、
刈谷田川、西谷川等の河川敷の保全と活用を図る。
②レクリエーション系統
長岡市との境界付近(都市計画区域外)に、県内外の人々が自然豊かな高原で各
種スポーツやレクリエーションを楽しめる広域的な公園である栃尾市総合スポー
ツレクリエーション公園地区を配置する。
歴史文化や自然を活かした栃尾城跡(鶴城山)、秋葉公園、杜々の森名水公園な
どを配置し、市外からの誘客も視野に置き観光資源として有効な活用を図る。
また、区域内を流れる河川による緑地とともに、レクリエーション拠点となる各
緑地を相互に連絡する道路などの緑化を図り、水と緑のネットワーク化を目指す。
③防災系統
地震、火災などの災害時における安全性の確保を図るため、地域防災計画との連
携を図りつつ、避難地としての機能を有する公園などの計画的な配置に努める。ま
た、広幅員道路や河川などは、火災の延焼防止帯や災害時の避難経路として位置付
け、ネットワーク化と緑化を目指す。
③防災系統
地震、火災などの災害時における安全性の確保を図るため、地域防災計画との連
携を図りつつ、都市公園などの計画的な配置に努める。また、広幅員道路や河川な
どは、火災の延焼遮断帯や災害時の避難経路として位置付け、ネットワーク化と緑
化を目指す。
④景観構成系統
市街地を取り囲む樹林地や田園、山林の中腹に分布する棚田などは区域全体の空
間を構成する重要な景観要素として保全する。
区域内を流れる刈谷田川、西谷川などの河川は、都市景観の骨格を構成する緑地
と位置付け、豊かな水辺景観の形成を推進する。
市街地内及び周辺に分布する既存の公園や街路樹、住宅地の生け垣等の身近な緑
地についても、都市生活にうるおいを与える良好な景観要素として、保全・形成を
図る。
(3)実現のための具体の都市計画制度の方針
①公園緑地等の配置方針
都市公園などの施設として整備すべき緑地の配置方針は次のとおり。
種 類
配置方針の概要
住区基幹公園
主として街区、近隣住区、徒歩圏域それぞれに居住する者の利用
を想定し、必要な規模の都市公園を系統的に配置する。
④景観構成系統
市街地を取り囲む樹林地や市街地内の斜面樹林地などは、緑豊かな栃尾を特徴付
ける景観として保全する。
山林の中腹に分布する棚田を活かし、農村地域の個性ある郷土景観の形成に努め
る。
また、市街地内及び周辺に分布する既存の緑地空間については、都市生活にうる
おいを与える貴重な景観資源として保全する。
(3)実現のための具体の都市計画制度の方針
①公園緑地等の配置方針
都市公園などの施設として整備すべき緑地の配置方針は次のとおり。
種 類
配置方針の概要
住区基幹公園 利用圏域人口、誘致距離、土地利用状況及び将来の見通しなどを勘案し
、適正な規模の公園緑地を配置する。
- 13 -
改正後
その他
改正前
その他公園として、秋葉公園、栃尾城跡(鶴城山)などを配置し、機
能の維持・充実を図る。
その他の緑の拠点として適正に広場、運動場などを配置する。
水と緑の環境軸として、刈谷田川、西谷川など主要な河川を位置付け
、水と緑のネットワーク形成を図る。
その他
その他の緑の拠点として適正に広場、運動場などを配置する。
水と緑の環境軸として、刈谷田川、西谷川など主要な河川を位置付け、
水と緑のネットワーク形成を図る。
また、長岡地方拠点都市地域の拠点地区として栃尾市総合スポーツレク
リエーション公園地区を配置する。
(平成28年4月現在)
②風致地区等の指定の方針
良好な自然的景観の保全などを図る観点から、必要に応じ風致地区を指定する。
②風致地区等の指定の方針
良好な自然的景観の保全などを図る観点から、必要に応じ風致地区などを指定す
る。
(4)主要な緑地の確保目標
(4)主要な緑地の確保目標
本都市計画区域において、整備中、または概ね10年の間に着手を予定している
本都市計画区域において、整備中、または概ね10年の間に着手を予定している箇
箇所はない。
所は次のとおり。
参考図面
附図-4:自然的環境の整備又は保全に関する方針図
市町村名
種 別
栃尾市
その他
名
称
栃尾市総合スポーツレクリエーション
公園地区
*10ha以上の公園緑地を対象とした。
参考図面
5 都市防災に関する方針
(1)基本方針
住民の安全・安心な暮らしを実現するため、地域防災計画と連携し、災害に強い
都市づくりのための総合的な施策を展開する。
災害の発生するおそれのある土地について、被害の防止・軽減に向けた土地利用
の誘導等を行うとともに、延焼遮断帯や避難・救助活動拠点の配置、避難路のネッ
トワーク化や緊急輸送道路の整備など、災害に強い都市構造を目指す。
近年では大地震が発生したり、局地的・集中的な豪雨が多発したりしていること
から、想定を超える災害に対して生命を守る対策を推進するとともに、災害時の都
市機能の維持・継続や、速やかな復旧、支援体制の強化を図る。
木造建築物が密集し、道路が狭隘な防災上の危険性の高い市街地の防災対策の推
進や、自然災害に対する住宅の安全性の向上など、災害に対して安全・安心な住環
境を目指す。
- 14 -
附図-4:自然的環境の整備又は保全に関する方針図
改正後
改正前
(2)都市防災のための施策の概要
①災害防止のための土地利用の規制・誘導
都市及びその周辺には、水源のかん養や溢水、湛水、土砂流出防備、急傾斜地の
災害防止及びなだれ防止の機能を持った林地や、水害を予防する機能を持つ農地が
存在していることから、これらの区域を積極的に保全する。
災害の発生するおそれのある土地については開発許可制度の運用により新規の
開発を抑制するとともに、土砂災害防止法等と連携して、既存建物の地区外への移
転・誘導を検討する。特に、学校や社会福祉施設等の要配慮者利用施設の立地にあ
たっては、被害の防止・軽減のため、立地場所の安全性、避難路、避難場所等を踏
まえたものとなるよう誘導していく。
宅地造成に伴い、災害の危険がある場合は、必要に応じ宅地造成工事規制区域及
び造成宅地防災区域の指定を検討する。
②水害・土砂災害・雪害の対策の推進
本区域は市街地内や周辺を河川が流れており、豪雨による水害の発生が懸念され
ている。また、都市化の進展や集中豪雨の増加など、市街地における今後の水害の
危険性が高まっている。
さらに、本区域は山間地にあり、市街地付近などに土砂災害の発生のおそれのあ
る地区が多く分布している。また、本区域は、特別豪雪地帯に含まれており積雪が
多いことから、冬期の交通障害やなだれの危険性も有している。
このため、河川施設、下水道施設、治山・砂防施設、防雪施設等の計画的な整備
により災害に対する安全性の向上を図るとともに、ハザードマップなど避難に役立
つ情報発信により住民の防災意識の醸成に努め、災害に対して安全なまちづくりを
推進する。
③防災拠点の整備とネットワーク形成
災害時の円滑な避難・救助活動や早急な都市活動の復旧を円滑に行うため、緊
急輸送道路等の重要な道路の耐震化やネットワーク化を推進し、防災性の強化を
図る。また災害時の避難・物資輸送・備蓄の防災拠点となる都市公園や公共公益
施設等を計画的に配置するとともに耐震化や防災機能の充実を図る。
災害時の県や他市町村との情報伝達手段の確保、相互支援体制の構築など、円
滑な復旧活動に向けた体制づくりに努める。
④安全・安心な住環境の実現
上下水道等のライフラインについて耐震化や機能補完を促進し、災害時の住民
生活や経済活動の維持・継続を図る。
- 15 -
改正後
改正前
木造建築物が密集している市街地などにおいては、建築物の不燃化や耐震化、
道路や公園等のオープンスペースの確保や緑化を推進し、災害に強い市街地形成
を推進する。
また、住宅の耐震性の確保など「新潟県住生活マスタープラン」に基づいた災
害に強い住環境づくりを推進する。
6 都市景観にかかる都市計画に関する方針
(1)基本方針
山並み、河川等の自然的環境や棚田等の田園風景は、地域の象徴的な景観
を構成する貴重な要素である。これらを郷土の原風景として保全及び活用し
た景観づくりを推進する。
特徴的な建造物やまちなみ、歴史的・伝統的景観、農村景観、地域の産業と
関わりのある景観、各地の祭りなど個性的な景観は、地域の魅力を高め、愛
着や誇りを醸成する要素であるとともに、来訪者に地域の文化を印象づける
重要な要素であることから、地域資源として保全及び活用を図る。
地域特性に応じたきめ細かな景観行政を推進するため、行政と地域の住
民・団体等の多様な主体との協働を支援する。
(2)都市景観のための施策の概要
①郷土の代表的な景観資源の保全
本区域からは、守門岳や長岡東山山本山県立自然公園、奥早出粟守門県立自然公
園などの山々が眺望でき、市街地近郊には棚田や丘陵地が広がっている。また、刈
谷田川、西谷川などの河川空間は、都市の骨格となる水と緑の景観を構成している。
これらは、郷土を象徴する景観資源として保全するとともに、周辺の都市景観は、
その景観資源との調和を図る。
市街地の雁木のまちなみは、歴史文化や風情を感じさせる郷土景観として保
全及び創出を図る。
②良好な都市景観の形成のための手法
本区域の特徴的・伝統的な景観を守り、次世代へ引き継いでいくために、
都市計画法に基づく地域地区や地区計画等による規制・誘導を図る。
また、地域の自然・歴史・文化を活かした個性ある魅力的な景観を保全・
創出するため、景観形成に関する住民の意識醸成を図るとともに、行政や地
域の住民・団体等の多様な主体が協働して継続的に取り組める体制や仕組み
の整備、建築物や屋外広告物などの規制誘導のルールづくりなどを推進する。
- 16 -
改正後
改正前
さらに、景観法に基づく景観計画の策定を推進するとともに、文化財保護
法に基づく重要伝統的建造物群保存地区、重要文化的景観など、景観の保全・
形成に向けた諸制度の活用を検討する。
7 都市環境負荷の低減にかかる都市計画に関する方針
(1)基本方針
美しい県土の自然を将来に渡って守り伝えていくため、人と自然が共生し、環境
負荷の少ない持続可能な都市づくりを推進する。
交通や産業など都市活動における二酸化炭素の排出を抑制するとともに、吸収源
となる森林や緑地等を積極的に確保し、低炭素型都市の形成を目指す。
都市活動において排出される廃棄物の発生抑制、再生利用の促進を図る。また、
エネルギー使用の効率化、再生可能エネルギーの活用などにより、循環型都市の形
成を目指す。
(2)環境負荷の低減のための施策の概要
①低炭素型都市の形成
無秩序な市街地の拡大を抑制し、既存市街地内の低未利用地の活用や高度利用を
図り、計画的な土地利用を行う。また、バス等の公共交通との連携を図り、都市機
能が集約した都市づくりを推進する。さらに、パークアンドライド施設などの交通
結節点の整備や公共交通サービスの強化により、公共交通の利用を促進する。市街
地では交通混雑を緩和するため、効率的で効果的な道路ネットワーク整備や、歩行
者及び自転車が安心して移動できる環境整備を推進する。また、パークアンドライ
ドなどの交通需要マネジメント施策を推進する。
市街地を取り巻く刈谷田川、西谷川などの河川緑地を積極的に保全するととも
に、市街地内の公園・緑地の整備や民有地、公共公益施設の緑化を推進する。
また、住宅等建物の耐久性の向上や省エネルギー化などにより、環境にやさしい
住宅の普及を促進する。
②資源循環型都市の形成
健全な水循環を維持するため、河川や下水道の整備や森林の水源かん養機能の保
全、地下水の適正利用を推進する。
下水処理場で発生する汚泥やガス、ごみ焼却場の廃熱などの有効な利活用を推進
する。
地域に存在するエネルギー資源を有効に活用し、再生可能エネルギーの普及を促
進する。
- 17 -
改正後
改正前
企業や家庭から排出される廃棄物の発生抑制、再生利用を推進する。
③環境負荷の低減に向けた都市計画の対応
環境負荷の少ない都市構造を実現するために、地域地区の指定、開発許可制度の
運用などにより効率的な土地利用を図る。
主要な交通施設や供給処理施設を都市施設に位置付け、環境に調和し、計画的・
効率的な整備を図る。
また、都市の低炭素化の促進に関する法律に基づく低炭素まちづくり計画や都市
再生特別措置法に基づく立地適正化計画制度の活用など、持続可能な都市づくりに
向けた総合的な施策の展開を支援する。
- 18 -
←
川
谷谷谷田
刈谷
← 信 濃 川
附図-1:都市構造図
(栃尾都市計画区域)
三条市
見附駅前
見
附駅前
駅
今町・中之島地域
今町
今
町 中
町・
町・中
町・中之島
中之
之島地
之島地域
地域
地域
与板
与板
寺泊地域
道の
道の駅
道
の
の駅
駅
パティオ
パ
ティオ
テ オ
にいが
に
にいがた
いが
がた
た
産業団地
←
中之島
中之
中
之
之島
島
刈
谷
田
川
楡原
見附市
出雲崎町
栃尾地域
栃尾地域
中心市街地
北部
北
部
三島地域
三島地
三島
地域
地域
北陽
北
陽
西谷
川
西山丘
陵
下々条
下
下々
々
々条
長岡市
道の駅
R290とちお
←
東山連峰
高見
高
見
雲出工業団地
雲出
雲
出工
出
工業団地
業団
業 地
栃尾地域
県立近代
県立
近
近代美
代美
美術
術館周
術館周辺
館 辺
県立近代美術館周辺
都心地区
信濃
信濃
濃川
川
信濃川
河川
川公
公
河川公園
悠久山公園
悠久山
悠久
悠
久
久山公
山公
長岡ニュー
ニュータ
タウ
タウ
ウン
ン
長岡ニュータウン
杜々の森
新産
新
産
産センタ
産センター
センタ
タ
新産センター
長岡ニュータウン公園
長岡
長
ニュータ
タウ
タウ
ウン
ン
ン公
公
西部丘陵東
西
部丘陵東
魚沼市
南部
南部
凡 例
国営越後丘陵公園
営越後丘陵公
越路
河川公
公
河川公園
柏崎市
来迎寺
来迎
来
迎寺
迎寺
← 信 濃 川
商業・業務拠点
市街地
工業・流通拠点
農地・集落等
自然文化・交流拠点
樹林地・山地等
その他拠点
河川
山古志地域
都市構造軸
【都市構造軸】
都市計画区域 太軸:広域連携を担う軸
細軸:地域連携を担う軸
小国地域
小千谷市
行政界
※表現上、同一方向で近接する場合は上位の軸で集約。
←
田川
刈谷
附図-2:市街地の土地利用方針図
寺泊町
(栃尾都市計画区域)
三条市
国
道
290
号
中之 地
中之島地
中
中之島地域
地域
域
寺泊地域
与板地域
与
与板
板地
板
板地域
地域
地
域
県営中部
部
産業団地
業 地
業団地
中之島地域
之
域
中心市街地
中心
中
中心市街
心市街
街地
地
←
濃
JR信
越本線
信
川
中之島
中
之島見附
島見附
島見
中之島見附
中之島見附IC
号
号号
見附市
中央公園地区
出雲崎町
栃尾地域
中心市街地
三島地域
三島地
三島地
地域
地
域
←
刈
谷
田
川
←
西谷
川
国
長岡北スマートIC
道
29
0号
新保
北長岡駅
長 岡 市
栃尾地域
琴平
平
北陸自動車道
北陸自動
車
凡 例
都心地区
区
長岡駅
喜多
喜
喜多町
多町
多
町
大手通表町
大手
大
手通
手
通表町
業務系(官公庁)
長岡駅東
長岡駅東
駅東
東
商業系
工業系
花園南部
花園南部
南部
南
部
流通業務系
七日町
七日
七
日町
町
長岡IC
住宅系
上条高畑
宮内駅
配慮すべき課題
等を有する区域
西部丘陵
部丘陵
部丘陵
長岡
長岡
ニュータ
ニュータ
タウ
タ
ウン
ウン
ニュータウン
市街地
40
4号
魚沼市
柏崎市
新幹線
その他鉄道
来迎寺駅
JR上越線
関越自動車道
JR
信
越
本
線
高速道路
前川東
川
越路
越路
越路地域
路地
路地域
地域
地
域
小国地域
河川
広域幹線道路等
山古志地域
広域幹線未供用区間
(破線表示)
都市内幹線道路等
都市計画区域
小千谷市
行政界
附図-3:交通ネットワーク図
寺泊町
(栃尾都市計画区域)
三条市
今町北
北
見附駅前
見附駅前
駅前
見附駅
寺泊地域
地域
大平
大
平森林公園
平
林公
公
大平森林公園
中之島地域
之
域
与板地域
地域
域
県営中部
県営中部
見附運動公園
見
見附運動公
附運動公
運動公
公園
河川
川緑地
川
緑地
河川緑地
信
濃
国道
JR信
越本線
←
中之島見附IC
新町・
新町
町
新町・
巻
葛巻
川
見附市
楡原
信濃川流域広域幹線道路
信信
出雲崎町
栃尾地域
中心市街地
北部
北部
道の駅
R290とちお
高見
高見
←
国
西谷
川
北陽
北陽
下々条
道
29
0号
長岡北スマートIC
長 岡
雲出工業団地
雲出工業
出工業団地
出工業
出
工業団地
業
北長岡駅
蔵王
栃尾地域
北陸自動車道
北陸自動
車
県立近代美術館周辺
近代
近代美
近
近代美術館周辺
代美術館
美術館周
美術
術館
館 辺
号
号号
凡 例
長岡駅
商業・業務拠点
信濃川
川
河川公
河川公
川公
河川公園
工業・流通拠点
長岡IC
自然文化・交流拠点
新産
産
センター
センタ
セ
ン
ンター
ンタ
タ
長岡ニュータ
長
タウ
ウン
ン公
公
長岡ニュータウン公園
宮内駅
杜々の森
杜々の森
杜々の
杜々
々
々の
その他拠点
摂田屋
摂田
市街地
西部丘
部丘
丘陵東
陵東
東
西部丘陵東
国
国営越後丘陵公園
営越後丘陵公
道
40
4号
南部
河川
新幹線
来迎寺駅
その他鉄道
高速道路
越路
越
路地
路
地域
地域
越路地域
越路
関越自動車道
小国地域
JR上越線
長岡南越路スマートIC
広域幹線道路等
広域幹線未供用区間
(破線表示)
都市内幹線道路等
都市計画区域
行政界
見附
見附運
見
附運動公
公
見附運動公園
北北陸自動車道
北
中之島地域
之
域
与板
与板
河川緑
河
川緑地
川緑地
緑地
河川緑地
三条市
川
谷田
←刈
附図-4:自然的環境の整備又は保全に関する方針図
都市景観に関する方針図
(栃尾都市計画区域)
市民の森
市
民の
民の森
←
猿
橋
川
水道山
水道山
水道
道山
観音山公
観
音山公園
山
観音山公園
号号
号
川
濃
信
←
見附市
8
三島地域
地域
地
域
国道352号
352号
秋葉公園
栃尾城跡
←
刈
谷
田
国
道
29
0号
←栖
吉川
←西
谷川
東山連峰
←黒川
西山丘
陵
国道352号
352号
長 岡 市
川
凡 例
拠点となる公園・緑地
蔵王風致地区
蔵王風致地
風致地区
緑道等
国立公園・国定公園
・県立自然公園
馬高・三十稲場遺跡
馬高・三十稲
十稲場遺
場遺
場遺跡
遺跡
風致地区
悠久山公
悠久山公園
久山公
久
山公
公
長岡市民防災公
災公
長岡市民防災公園
国指定の 重要文化財・
名勝・天然記念物等
山
長岡ニュータウン
ン
杜々の森
杜々の森
々
長岡墓地公園
長岡
長
岡墓地公
墓地公
地公
地公
市街地
農地・集落等
樹林地・山地等
魚沼市
→
川
海
新幹線
渋
国
道
国営越後丘陵公園
営越後
営越後
後丘
丘陵
陵公
公
河川
号
号号
その他鉄道
←
太
田
川
高速道路
広域幹線道路等
広域幹線未供用区間
(破線表示)
JR
信
越
本
線
河川公園
河川公
河
川公
川
公
上上上越新幹線
上
柏崎市
都市内幹線道路等
小千谷
小千谷市
谷市
谷市
都市計画区域
←信濃
行政界
0
scale:1/100,000
北
陸
自動
車道
参考図-1:市街地の土地利用現況図
(栃尾都市計画区域)
5.0km
JR
信
越
本線
中之島
中之島地域
之島地
地域
地
三 条 市
見附駅
与板
板地
板地域
板
地域
地域
与板地域
中之島見附IC
川
信濃
見附
見
見附中心市街地
附中
附
附中心
附中心市街地
中心
中
心市
心市街地
市
国道8
号
出雲崎町
雲
見 附 市
三島地域
三島
島地域
島
地域
域
長岡北スマートIC
長 岡 市
北長岡駅
車道
琴平
喜多町
多
多町
動
陸自
号
290
国道
北
長岡駅
長岡駅東
岡駅東
駅東
長岡駅東
国道351号
35
凡
柏 崎 市
例
業務系(官公庁施設)
商業系
宮内駅
刈羽村
羽
上条高畑
上条高畑
条
工業系
号
8
流通業務系
道
国
住宅系・その他
渋海川
来迎寺駅
小千谷市
JR上越線
関越自
動車道
J
R
信越
本線
長岡南越路スマートIC
長
上越新幹線
国
越路地域
越路
越
路地
路
路地域
地域
配慮すべき課題
等を有する区域
号
17
道
新幹線
その他鉄道
高速道路
一般国道等
魚 沼 市
未供用区間
都市計画区域界
行政区域界
0
scale:1/100,000
北
北北北
陸
自動
車道
道道道道
参考図-2:白地地域の土地利用現況図
(栃尾都市計画区域)
5.0km
三 条 市
J
JJR
信
越
本線
中之島見附IC
川川
濃濃濃濃川
信信濃
信
見 附 市
国道8
号
出雲崎町
雲
(公共施設)
(福祉施設)
(公共施設)
設)
(住宅用地)
長岡北スマートIC
長 岡 市
(公共施設
(公共施設)
設)
設)
北長岡駅
(工業)
号
290
国道
長岡駅
国道351号
35
長岡IC
凡
柏 崎 市
例
自然地域
農業地域
宮内駅
集落地域
号
8
歴史集落地域
道
国
混合地域
特定地域
来迎寺駅
号
17
道
用途地域
国
その他鉄道
線線線線線線線線線線線線線線
線
RR上越線線
JR
関越自
動車道
小千谷市
(工業)
(工
(工業
(
工業
業)
)
新幹線
高速道路
一般国道等
魚 沼 市
未供用区間
都市計画区域界
行政区域界
参考図-3:市街地開発事業に関する整備位置図
(栃尾都市計画区域)
0
scale:1/100,000
5.0km
三 条 市
出雲崎町
雲
栃尾土地区画整理事業
26.6ha 組合 S42~S46
三ヶ村土地区画整理事業
29.5ha 組合 S45~S50
平土地区画整理事業
9.4ha 組合 H13~H16
泉・宮沢土地区画整理事業
19.4ha 組合 H7~H11
柏 崎 市
刈羽村
羽
凡
例
市街地
新幹線
凡
魚 沼 市
小千谷市
例
その他鉄道
高速道路
事業実施済区域
一般国道等
整備中区域
未供用区間
概ね10年以内
整備予定区域
土地区画整理事業(面積5ha以上)
または市街地再開発事業のみ表示
都市計画区域界
行政区域界