1.汚水処理施設共同整備事業(MICS)計画の策定業務 概要 公共

1.汚水処理施設共同整備事業(MICS)計画の策定業務
概要
公共下水道、農業集落排水事業、合併浄化槽事業などの汚水処理施設には共通する処理工程があり、共同で利用する方が効率的
になる場合があります。このような場合、一定の採択条件に該当すれば共同で利用できる施設を下水道事業により整備できる制度と
して、「汚水処理施設共同整備事業(MICS)」が平成7年度から実施されています。
業務実施のメリットや効果
① 施設の共同化・集約化により、地域全体の汚水処理の最適化が図られ、既存施設の有効
活用などと合わせて、地域のニーズに適した効率的・効果的な施設整備と運用が期待され
ます。
OECでは、最もコストのかからない方法で整備するため、地域ごとに集合処理(下水道、農業集落排水)と個別処理(浄化槽)の経済
比較を行い、各地域で最もコストのかからない整備方法を選択することを基本方針として作業を行います。また、各汚水処理施設で共
通した処理工程に対し、共有化(移動式汚泥処理・汚泥運搬施設・共同汚泥処理処分施設)と共同化(水質検査施設)を念頭に、効率
的な施設整備と維持管理性を向上させるための計画立案、施設設計を行います。
(出典:国土交通省)