【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 人権論 K100001 【 時 間 割 担 当 者 】 今西肇 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 火5時限 選択 2 30 ■授業の概要 この世に生まれたすべての人には、人として幸せに生きていく権利があります。この権利を人権といいます。基本的人権の尊重は、日本国 憲法の重要な柱の一つです。誰もが人間らしく豊かな生活を送ることができるよう、さまざまな権利が明記されていることを確認します。ま た、人権に関する社会的な取り組みがなされることを学習し、一人ひとりの考え方や行動を見つめなおす機会にしていきたいと思います。 ■授業のねらい 授業中に提示する資料を人前で声に出して読むことに慣れていくために当てていきます。1講時ごとにとりあげる様々な人権に関して、日常生 活の中で出会うことや問題点に関して考え、自分と他人の人権感覚を養っていきます。また、外部講師による講義においては、疑問に思うこ とや知りたいと思うことに関しては積極的に質問してください。 1講時ごとに「本日の授業で印象に残ったこと」などについて書いて提出し てもらいます。 ■授業の到達目標 1.日本国憲法に明記されているさまざまな権利について確認します。 2.人権の概念について学び、自分たちの日常生活でどのようにかかわっているかを深めていきます。 3.人権をめぐる課題と取組みについて、具体的に学習します。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 オリエンテーション 2 さまざまな人権 3 日本国憲法と基本的人権(1) 講座概要説明。そもそも「人権」て何ですか? 「こころやわらかく」の紹介と説明 「こころやわらかく」より、人権に関する概要を学ぶ 平和・人権の保障は世界の人々の願い(世界人権宣言) 次の権利に関してそれぞれ憲法の第何条に記されているかを確認する。 自由権 ・ 社会権 4 日本国憲法と基本的人権(2) 次の権利に関してそれぞれ憲法の第何条に記されているかを確認する。 平等権 ・ 参政権 5 日本国憲法と基本的人権(3) 6 自由と平等 次の権利に関してそれぞれ憲法の第何条に記されているかを確認する。 請求権 ・ 幸福追求 の権利 ・ 新しい権利 自由と平等について考える 7 権利と義務 権利と義務について考える 8 人権問題の課題と取組(1) 9 人権問題の課題と取組(2) 10 人権問題の課題と取組(3) 11 人権問題の課題と取組(4) 12 人権問題の課題と取組(5) 13 人権問題の課題と取組(6) 14 人権問題の課題と取組(7) 15 まとめ 女性の人権〈ドメスティック・ヴァイオレンス、セクシャルハラスメントなど) (外部講師の話を聞く) 子どもの人権〈子どもの虐待に関して〉 子どもの権利条約 高齢者の人権 (外部講師の話を聞く) 患者の人権 (外部講師の話を聞く) 障碍者の人権 (外部講師の話を聞く) ”さまざまなリボン運動” 部落問題・外国人の人権、 ”知ってますかこのマーク” インターネットによる人権侵害・個人情報の保護・刑を終えて出所した人の人権・性同一障害者 の人権 これまでの授業のまとめをする ■履修要件 「憲法」を履修した人は人権に関する項目に注意して勉強してください ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 定期試験 50 % 到達目標の達成度を確かめるための筆記試験 授業時レポート 30 % 各学習内容の理解度を確かめるためのレポート 平常点 20 % 発表を含む授業態度 ■教科書・テキスト 「こころやわらかく」――人ひとりの人権を大切にするために―― 滋賀県県民文化生活部人権施策推進課 発行 ■参考書 日本国憲法全文 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 日常生活の中で遭遇する人権に関する問題や課題について、気がついたことを具体的に書いて提出してください。 ■オフィスアワー ■担当教員からのメッセージ 人間は他人と共生して生活を営んでいます。お互いに心安らかに生きていけるよう、一人一人の考え方や行動を見つめなおしていくように努 めたいものです。 ■担当教員の連絡先 第1回の授業時に知らせます 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 心理学概論 K100004 【 時 間 割 担 当 者 】 高橋啓子 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 火3時限 必修 2 30 ■授業の概要 心理学では、いくつかの「心の法則」が明らかにされている。それらを学びながら、心のメカニズムや自分について知るための「手がかり」 を模索する。一方、現代社会では、人と人が上手につき合うことが出来ずに孤立する状況が多く見られるようになり、それに伴い、さまざま な心の問題が発生するようになった。そこで、自分の生きている意味や自己存在の意義について、心理学の基礎知識を通して返ることにより 体験的に考え学ぶ。 ■授業のねらい 人のこころを知ることは、自分自身の心について考える事である。感情的にとらえてしまいやすい心の世界を、実証科学にもとづいた客観的 な思考スキルを用いて「自己理解や他者理解」に展開する方法を学ぶ。また、自分の心の姿を見つめ考える過程を通して、他者に対する共感 的な支援のあり方を考える。 ■授業の到達目標 1.人間の心のメカニズムを知るために、心理学の基本的な知識と考え方を学ぶ。 2.心のメカニズムを「実証科学」の方法論を用いて理 解し考えるスキルを体得する。3.心理学の学習を通して、自分や他者の心について考え、新たな心の世界への気づきを発見する。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 心理学とは何か 心理学は、人間の心をどのようにとらえようとしているのか?科学的な心理学とは?等について学ぶ。 2 心理学の歴史と考え方 3 脳のすがた 4 知覚と心理的要因 5 学習について 6 認知について 7 感情のなりたちと働き(1) 8 感情のなりたちと働き(2) 9 ストレスについて 10 比較行動研究について 11 発達とは 12 自己と他者 13 さまざまな心の働き 14 人格とは何か 15 不適応への対処 心理学が歩んできた道と各学派による心のアプローチの仕方について学ぶ。現在の社会での活用について 理解する。 心はどこにあるかという普遍的な問題と生理学の観点からみる脳の働きについて考える。睡眠や知覚につ いてのメカニズムを学ぶ。 錯図に見られる人間の知覚と、知覚の成立条件について学ぶとともに。わたしたちの生活の中にあるこれ らの活用状況についても知る。 古典的条件づけ、道具的条件づけ、オペラント条件づけなどの理解をするとともに「学習」に関連する理 論や興味深い動物実験についても学ぶ。 記憶と思考についての基本的な法則を学ぶとともに、それらを化学的に応用した現代のテクノロジーにつ いても理解する。 動機について学習する。生物学的動機と内発的動機等の基本的な理解と、個人の中にある無意識の領域と の関連について学習を深める。 心のエネルギーが動機づけられた時、行動が生み出される。この欲求と動機による心のシステムを学ぶ。 自我の防衛機制についても、自己の内面と照らし合わせつつ理解する。 ストレスについての学問的理解とそれぞれの背景や症状、対応についても学習。「こころの健康」とは何 かについて議論する。 ヒトばかりでなく鳥や犬などの動物にみられる行動を学習し、行動の生得性、獲得性について理解し比較 行動学の意義と活用について考える。 ヒトの発達について運動機能、知的機能、社会性の芽生えなどについて学習するとともに、 「虐待」や「発 達障がい」についても研究する。 自己と他者、個人と集団を意識しながら、人間力や社会評価とは何かという問題を考える。自分を知るた めの手法についても体験的に学習する。 社会問題とされる事柄について、「心理学」の研究が指し示す謎解きのヒントとは何か。心理学を学ぶこ とで、自分と周囲の変化や社会に対する位置はどう変化するのか、グループ体験学習。 人格の定義やその測定方法として、どの様な方法が用いられているかを学ぶ。人格障害についても一定の 理解をする。 不適応の概念と、それに関わる葛藤やフラストレーションの概念を知る。心理療法についても概観する。 ■履修要件 特になし。 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 定期試験 60 % 定期試験 (持ち込み不可) 平常点 40 % 平常課題提出・発表の内容(20%) 個人の発表やグループワーク等への積極的な参加(30%)事前学習(10%) 等を評価する。 ■教科書・テキスト ベーシック心理学 二宮克美 他 医葉薬出版株式会社 ■参考書 心理学への招待 : 梅本 堯夫・大山 正(サイエンス社)心理理学がわかる事典 : 南 博( 日本実業出版) 心理学検定 :日本心理学諸学会連合(編)(実務教育出版)など ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 1.講義の事前学習(予習)として出される課題について、自学自習(50分)をおこない課題レポートとして提出する。また、自分で学習し た結果を授業で確認すること。 2.レジュメは講義のパワーポイントで提示する内容の一部です。授業の終わりにミニットペーパーなどによる復習確認を実施することがあ るので、必ず毎回の学習を復習(40分)しておくこと。 ■オフィスアワー 水曜日3時限(メールにて確認) ■担当教員からのメッセージ 心理学のベースとなる科目です。教 科書の 暗記に とどま らず、 自分や 周りの 人、 生き物 に対す る深い 興味と 関心を 持って 臨んで くださ い。質 問歓迎 します 。 ■担当教員の連絡先 カウンセリングセンター内個人研究室 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 教育学概論 K100005 【 時 間 割 担 当 者 】 末松史彦 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月1時限 選択 2 30 ■授業の概要 「教育」についての基本的な考え方を学校教育の歴史などに触れながら学ぶことで、教育一般についての知識と基礎的な理解力を身に付ける。 「教育とは何か」「近現代の教育思想」 「学校教育の変遷」 「学校とは何かー教育の現状と課題」の4つのパートに分けて授業を構成する。 ■授業のねらい 教育にかかわる幅広い知識理解を通して、教育についての興味・関心・意欲を高める。教育一般の基礎的理解力を培うベースとなることを期 待するとともに、学校について改めて考察することで、学校や教育のおもしろさを感じてほしい。 ■授業の到達目標 1教育一般についての基礎知識を身につける。 2近現代の代表的な教育思想を知る。 3学校教育の歴史と教育の現状についての知識理解を深める。 4教育についての興味・意欲・関心を高める。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 学習のポイント オリエンテーション及び「人間とは何か」という問いから出発して教育の原点を考える。 3 はじめに 教育とは何か オリエンテーション 教育とは何か① 教育とは何か② 4 近現代の教育思想①教育とは 近代教育学の父コメニウスの教育思想を考える。 5 近現代の教育思想② ルソーとペスタロッチの教育思想を考える。 6 近現代の教育思想③ エレン・ケイとデューイの教育思想を考える。 7 日本の教育思想 今日の教育に影響を及ぼした思想を考える。 8 日本の学校教育の変遷① 近代公教育制度の成立 9 日本の学校教育の変遷② 近代公教育制度の確立 10 学校とは何か① 教育課程 11 学校とは何か② 学習指導 12 学校とは何か③ 生活指導・進路指導 13 学校とは何か④ 学級経営・保健室経営 14 学校とは何か⑤ 特別支援教育 15 まとめ 授業を振り返りながら、 「教育」についての各自の考えをまとめる。 2 教育及び教育思想について、 「学ぶこと」と「教えること」 、教育と人間の発達との関係を考える。 「教育」と「教化」「形成」との違い、共同体の人間形成システムを考える。 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 定期試験 種別 平常点 割合 60 % 40 % レポート等の提出により試験に替える。 到達目標の達成度を確かめるためのレポート 日常の提出物や課題等への取り組み状況 評価基準 ■教科書・テキスト 『やさしい教育原理』(新版補訂版) 田嶋一・中野新之祐・福田須美子・狩野浩二著(有斐閣アルマ) ■参考書 授業の中で必要に応じて紹介する。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 毎回、テキストと要約プリントを使って講義するので、テキストの次回該当箇所をあらかじめ読んでくることとその日のプリントをもとに該 当箇所を再度読み直すことを繰り返してください。 ■オフィスアワー 月、火、水の授業、会議以外の時間。 ■担当教員からのメッセージ 教育についての興味・意欲・関心のある人の受講を望みます。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 対人コミュニケーション論 K100007 【 時 間 割 担 当 者 】 森雄二郎 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 水2時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 選択 2 30 ■授業の概要 モノ・情報があふれ、異なる文化や価値観、考え方が飛び交う現代社会において、多種多様な人間関係を確立、維持していくことが求められ ている。本講義では、コミュニケーションの意義や役割を解説するとともに、具体的な対人関係の築き方などを実践的に教授する。 講義だけでなく、グループワークやディスカッション等の参加型学習法を多く用いる。 ■授業のねらい コミュニケーションとは、知識とともに実践する力がなければ意味がありません。単なる知識だけではなく、実践的なコミュニケーションス キルを学ぶことは、職場、学校や家庭まで、あらゆる社会場面において、より良い人間関係を構築することにつながります。 ■授業の到達目標 1. 対人コミュニケーションの基本理論や手法を理解し、実践することができる。 2. 様々な社会場面において、絶えず自らのコミュニケーションのあり方を内省し、より良い人間関係を築くことができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 オリエンテーション 本講義の進め方、評価方法等について 2 コミュニケーションとは 「コミュニケーション」の定義や種類について 3 社会とコミュニケーション 4 6 対人コミュニケーションの意義と役 割 言語コミュニケーションと非言語コ ミュニケーション 自己概念とは何か 歴史、文化、社会風潮などがコミュニケーションのあり方に及ぼす影響や現代のコミュニケーシ ョンの特徴等について 現代における「対人コミュニケーション」の意義と役割について 7 自己分析の手法と実践 自らのコミュニケーションスタイルや傾向について 8 対人コミュニケーションスキル① 「アサーション」 様々な自己主張(話し方)の仕方について 9 対人コミュニケーションスキル② 「傾聴」 様々なリスニング(聴き方)の仕方について 10 対人コミュニケーションスキル③ ケーススタディ「上手な褒め方、叱り方、謝り方」 11 12 なぜミス・コミュニケーションは起 こるのか 対人援助法のあれこれ 対人関係における誤解や摩擦が起こる要因について、またそれらを緩和し、未然に防ぐ方法につ いて 「コーチング」「カウンセリング」等の対人援助法について 13 集団コミュニケーション① 複数人によるグループ討議(基本編) 14 集団コミュニケーション② 複数人によるグループ討議(応用編) 15 まとめ 本講義のまとめ 5 対人コミュニケーションの基本となる「言葉」と言葉以外のコミュニケーションについて 「自己概念」の形成と認識について ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 定期試験(指定課題レポ ート) 平常点 評価基準 50 % 授業の理解・到達度を確認するためのレポート課題 50 % 授業内での小レポート(毎回) グループ活動やディスカッション等の課題達成状況 ■教科書・テキスト 使用しない ■参考書 授業中に指示 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業終了時に次回の講義内容について予告し、時に課題レポートを課す。 授業内で紹介する参考文献などを読み、予習復習に努めること。 ■オフィスアワー 月曜日3・4時限目 水曜日3・4時限目 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 憲法 K100009 【 時 間 割 担 当 者 】 筈井美邦 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 水3時限 選択 2 30 ■授業の概要 憲法は「一人ひとりの人間を個人として尊重する」ということを最大の価値としている。この考え方から人権という概念が生まれ、すべての 政治も国の組織も、この個人を守り人権を保障するための手段としていることを理解する。また、すべての法律はこの憲法の価値から生まれ、 すべての権力はこの憲法に拘束されるという法の根本を理解する。講義を中心に、適宜判例等についても考察する。 ■授業のねらい 日本国憲法が定めている基本原則の優れた価値を評価し、憲法論議だけでなく司法制度改革=国民の司法参加制度(裁判員制度)等を実りあ るものにするためにも法を読み解く能力を身につける。 ■授業の到達目標 法及び憲法についての知識を身につけ、それを自己および他者の権利・自由の実現のために行使し、主権者である国民として司法・立法・行 政へ参画できる能力を養う。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 憲法・法学入門 法学と憲法 近代立憲主義と憲法 憲法の特徴 2 平和主義 戦争の放棄・戦力の不保持 憲法第9条と自衛隊 国際社会と平和 3 人権とは何か 人権とは 人権の歴史と内容・分類 4 死刑と憲法 日本の死刑制度 死刑制度をめぐる論点 死刑に代替すべき制度 5 性的自己決定権 性的自己決定権について 性犯罪と法 同性愛の自由 6 家族と憲法 家族関係における法的問題 夫婦別姓と法 民法改正作業について 7 裁判員制度と刑事手続き 司法制度改革と裁判員制度 刑事手続きと人権 8 教育をめぐる法 学校における人権 教育基本法 9 外国人の人権 外国人の人権享有主体性 公務就任権をめぐる議論 選挙権をめぐる議論 10 憲法上明記されていない人権 憲法上明記されていない人権とは プライバシーの権利 環境権 11 精神的自由権 信教の自由の意味内容 政教分離の原則 表現の自由 12 精神的自由権 検閲の禁止 その他の問題 学問の自由と大学の自治 13 社会権 社会保障の法理論 生存権 教育権 労働と人権 14 国会と内閣 議会制民主主義と国会 議院内閣制と内閣 15 司法権と裁判所 司法権と裁判所 司法権の独立と裁判官の身分保障 ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 定期試験 70 % 到達目標の達成度を確かめるための筆記試験 平常点 30 % 学習内容の理解度を確かめるための小レポート ■教科書・テキスト 書名:リーガル・リテラシー憲法教育 著者:浅川千尋 発行年度:2010年 出版社:法律文化社 ISBN:978-4-589-03623-0 ■参考書 配布プリント 授業中に指示 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 指示課題を小レポートにて提出 ■オフィスアワー 火曜日1,2講時 203研修室 ■担当教員からのメッセージ 判例や現代的な人権問題等を通して、日本国憲法の持つ意味を感じてほしい。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 社会学概論 K100010 【 時 間 割 担 当 者 】 富川拓 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 木1時限 選択 2 30 ■授業の概要 人間は他者との関係の中で生かされている、単独の個としては存在できない「社会的動物」といわれています。社会学は私たちが生きるこ の「社会(人と人との関係)」を研究対象とする学問です。様々な社会現象を社会学独自の視点、理論で分析することがその特徴となります。 本授業は原則講義形式で実施します。社会学の歴史・理論を概説したうえで、具体的な社会現象、社会問題を取り上げ、社会学の視点で分 析します。受講生それぞれが社会学の視点で考える力を身につけられるよう解説します。 ■授業のねらい 本授業のねらい、目的は下記のとおりです。 1. 社会のなかで生きる「人間」に対する理解を深め、様々な社会現象を社会学の視点で分析できるようになる。 2. 身近な社会問題について、主体的に考えられるようになる。 ■授業の到達目標 本授業の到達目標は下記のとおりです。 1. 社会学の歴史を学び、各種理論を理解する。 2. 社会の影響を受けている「自分自身」への理解を深める。 3. 社会の中で共に生きる「他者」への理解を深める。 4. 様々な社会現象に関心を持ち、身近な社会問題の解決に向けて、主体的に考えることができるようになる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 オリエンテーション,社会学とは 2 社会学の歴史 講義の進め方、評価方法について説明する。 社会学の特徴、社会学的想像力について学ぶ。 コント、スペンサー、ジンメル、デュルケム、ヴェーバー等について学ぶ。 3 行為・相互行為・社会関係 行為・相互行為の類型などを学ぶ。 4 パーソナリティ・地位・役割 パーソナリティ、自我、アイデンティティ、社会化、役割期待等について学ぶ。 5 集団・組織・ネットワーク 集団の機能、官僚制、ネットワーク論等について学ぶ。 6 ジェンダー① 社会、文化的な性であるジェンダーについて学ぶ。 7 ジェンダー② 引き続きジェンダーについて学ぶ。LGBT、男女共同参画等について学ぶ。 8 家族・子育て・教育 ① 家族・子育て・教育について、社会学の視点で考える。 9 家族・子育て・教育 ② 家族・子育て・教育について、社会学の視点で考える。 10 マイノリティ ① マイノリティについて、社会学の視点で考える。 11 マイノリティ ② 引き続き、マイノリティについて社会学の視点で考える。 12 ボランティア ボランティア、ボランティア活動について社会学の視点で考える。 13 地域 地域社会、まちづくり等について社会学の視点で考える。 14 社会調査 社会調査と分析手法について学ぶ。 15 まとめ 学習内容を振り返り、整理する。 ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 40 % 授業中に指示する各種課題 定期試験 60 % 到達目標確認のためのレポート 評価基準 ■教科書・テキスト 使用しない ■参考書 丸山哲央編著,2012,『現代の社会学 ―グローバル化のなかで』ミネルヴァ書房. その他、授業中に指示 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業中に課題を出します。授業で学んだ内容を踏まえて作成し、提出期限を守って提出するようにしてください。 ■オフィスアワー 随時連絡します ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 学内メールアドレス:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 自然科学の発展 【 時 間 割 担 当 者 】 方蘇春 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 K100014 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 木2時限 選択 2 30 ■授業の概要 この授業では、自然科学の歴史と、自然科学の発展による文明社会に及ぼす影響、とりわけ著名科学者による自然科学の発展への貢献につい て学習していく。また、自然科学の発展でもたらした自然環境へのインパクトなど否定的な側面についても説明を行う。 ■授業のねらい 受講者の自然科学に対する理解を深めてもらう。 受講者の教養のレベルアップを図る。 ■授業の到達目標 1.自然科学の主な歴史を知る 2.自然科学の社会発展への貢献を理解する 3.自然科学の発展でもたらした否定的な側面を知る ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 オリエンテーション 授業の進め方を説明する 2 自然科学の方法と分類 自然科学の一般的な研究方法と分類を説明する 3 自然科学の歴史① 原始時代の技術と自然科学に関する説明 4 自然科学の歴史② 古代4大文明に関する説明。4大文明の共通の特徴など。 5 自然科学の歴史③ 古代ヨーロッパの自然観に関する説明 6 自然科学の歴史④ 古代中国の科学技術(特に4大発明など) 7 自然科学の歴史⑤ 中世の科学と西欧 8 中間まとめ これまでの講義内容をまとめて復習する 9 自然科学の歴史⑥ 近代自然科学の成立 10 自然科学の歴史⑦ 産業革命と科学 11 自然科学の歴史⑧ 近代科学の発展 12 自然科学の歴史⑨ 現代科学の発展(その1) 13 自然科学の歴史⑩ 現代科学の発展(その2) 14 自然科学と社会 自然科学の社会への寄与とその否定的側面 15 総まとめ 講義の総括を行う ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 定期試験 50 % 到達目標の達成度を確かめるための筆記試験 平常点 50 % 前半講義内容の理解度を確かめるための中間レポート(20%)と受講態度など(30%) ■教科書・テキスト 教科書を使用しないが、毎回、講義要点をまとめたプリントを配布する ■参考書 『自然科学への招待』宇佐美正一郎 著、開成出版、2000.3 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 教科書を指定しないが、授業中で参考書と予習・復習する要点を指示する。図書館等を利用して、毎回合せて1時間以上予習・復習すること。 ■オフィスアワー 毎週木曜日の3限(予定)、方研究室 ■担当教員からのメッセージ 心理学や医学も自然科学の範疇にはいる。温故知新の意味で自然科学の発展過程を知ることはきっと皆さんに役に立つと考える。 ■担当教員の連絡先 E-mail: [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 環境と生物 K100016 【 時 間 割 担 当 者 】 鈴木一実 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 金5時限 選択 2 30 ■授業の概要 生物は地球上で長い時間をかけて進化した。人類も生物進化の最後に進化し,地球上に急速に拡がり,現在では地球の環境に影響を与える存 在となった。この講義では,地球が誕生した後の環境の変遷と生物の進化を解説し,地球上の生物の種の多様性を述べたい。さらに,人類は 環境からどのような影響を受け,また,環境にどのような影響を与えているかなど,広い視野から人類を眺めてみたい。最後に地球上の生物 と人類はどのようにすれば共存できるかを考えてみたい。この講義が21世紀における最も未知のしかし無限の可能性を秘めた生命科学(Life Science)への入門となれば幸いである。 ■授業のねらい この授業は教養科目に位置づけられる。身近な環境や生物に接する時の基礎的な知識と科学的な見方を養うことを目標とする。 ■授業の到達目標 生物界のなりたちについて理解する 生物多様性について理解する 身近な環境問題と地球規模の環境問題について理解する 環境問題と生物のかかわりについて理解する ■授業スケジュール 回 授業計画 1 学習のポイント 2 「環境と生物」の構成:オリエンテ ーション 生物の種類と生物の分類 全体の授業のスケジュールとともに,該当する教科書の場所についても確認する 3 生物の進化 生物分類法における「種」,五界説による生物の分類,生物の3大分類,生物の本質(教科書4~ 13頁) 生物の出現,地質時代の生物,生物の進化,系統学(教科書 164~175 頁) 4 生物界のなりたち 人類の起源,ミトコンドリア・イブのおはなし(別途資料を配布します) 5 遺伝と遺伝子 6 遺伝子の発現 7 先端バイオ技術と社会とのかかわり 8 人間の病気と植物の病気(1) 9 人間の病気と植物の病気(2) 10 外敵の侵入とその防御 遺伝に関するメンデルの法則,さまざまな遺伝様式,連鎖と変異,遺伝物質の探求(教科書14~ 26頁) 真核生物ゲノムの構造,染色体とクロマチン(教科書43~47頁) アミノ酸とタンパク質,ヌクレオチドと核酸(教科書37~42頁) RNA合成,タンパク質合成(教科書56~65頁) 遺伝子を操作する,細胞を操作する,個体や人間への応用,生産と環境改善への取り組み(教科 書176~186頁) 植物の病気,植物も病気にかかる,作物を病気から守る,人間の病気,生活習慣病と感染症,感 染症の種類(別途資料を配布します) 植物の病気,植物も病気にかかる,作物を病気から守る,人間の病気,生活習慣病と感染症,感 染症の種類(別途資料を配布します) 細菌,ウイルス,免疫(教科書122~133頁) 11 生物の集団と生き方 生物群集の構造,生態系とその働き,生態系の破壊(教科書152~161頁) 12 地球規模の環境問題(1) 13 地球規模の環境問題(2) 地球温暖化の概要,温暖化のメカニズム,温暖化による環境影響,温暖化の防止対策(別途資料 を配布します) オゾン層破壊の概要,オゾン層破壊のメカニズム,オゾン層の保護対策(別途資料を配布します) 14 地球規模の環境問題(3) 酸性雨の概要,酸性雨の発生メカニズム,今後の酸性雨対策(別途資料を配布します) 15 「環境と生物」のまとめ 全体の授業を振り返り,要点を整理する ■履修要件 とくになし ■成績評価の方法・基準 定期試験 種別 平常点 割合 評価基準 50 % 学期末に実施する試験で授業の到達目標に関する理解度を総合的に評価する。 50 % 授業中に実施するアンケート様の小テストにより毎回の授業に関する理解度を評価する。 ■教科書・テキスト プリントした配布資料と下記の教科書の両方を使います。 コア講義生物学,田村隆明,裳華房、ISBN:978-4-7853-5218-9 ■参考書 必要に応じて紹介します。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 毎回の授業で指定するつぎの授業の該当する教科書の部分を前もって読み,わからない項目を整理しておくこと。 ■オフィスアワー 授業終了後 ■担当教員からのメッセージ 毎回の授業の終わりに感想,質問などのアンケートを書いてもらいます。積極的な授業への参加を期待します。 ■担当教員の連絡先 [email protected]まで連絡を下さい。 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 化学 K100017 【 時 間 割 担 当 者 】 杉田陸海 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 木2時限 選択 2 30 ■授業の概要 化学は物質(化学物質)についての学問です。現在の化学の分野は極めて広く、非常に専門的になっています。この授業では、テーマを「生 命科学のための化学」とし、無機物質を扱う無機化学と有機物質を扱う有機化学を学びます。無機化学では、無機物質の化学的性質と化学反 応について概説し、有機化学では、人体の構造と機能Ⅲ(生化学 必修科目)を学ぶための基礎となる有機物質に関する事項について述べま す。 ■授業のねらい 本授業の目的は、日常の生活や生活環境の中で遭遇する多くの化学物質を通して生命を支える化学の基礎知識を習得することです。また、今 世紀の課題である化学物質の大量消費に依存した現在の快適な生活様式の代償としての環境問題への認識を深めることも本授業の目的の1つ です。 ■授業の到達目標 化学物質を無機化合物と有機化合物に仕分けし、それらの性質を理解して説明することができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 はじめに 化学の目で物を見る、濃度計算 2 物質の構造と状態 3 無機化合物の性質と無機化学Ⅰ 水の化学、水は何からできているか、水の三態、原子について、物質の測定、化学反応式、化学 反応式が示す意味 アルカリ元素、アルカリ土類元素、12・13 族元素 4 無機化合物の性質と無機化学Ⅱ 14族非金属元素、14族金属元素、15~17族非金属元素 5 有機化合物の性質と有機化学 有機化学の歴史と炭素“C”の化学、化合物の特性、有機化合物の同定 6 炭素と水素の化合物Ⅰ 7 炭素と水素の化合物Ⅱ メタンとその誘導体、脂肪族炭化水素(アルカン、アルケン、アルキン)、脂肪族炭化水素の反応 (酸化反応、付加反応、重合反応)構造異性体、シス-トランス異性体 環式炭化水素、ベンゼンとその誘導体(芳香族炭化水素) 、ベンゼンの反応 8 アルコール(直鎖アルコール、芳香族アルコール)、アルコールの製法、アルコールの反応、エー テル カルボニル化合物(アルデヒド、ケトン)、アルデヒド・ケトンの製法、アルデヒド・ケトンの 反応 カルボン酸とその誘導体、カルボン酸の製法、エステル、エステルの反応 13 酸素を含む化合物(含酸素有機化合 物)Ⅰ 酸素を含む化合物(含酸素有機化合 物)Ⅱ 酸素を含む化合物(含酸素有機化合 物)Ⅲ 窒素を含む化合物(含窒素有機化合 物)Ⅰ 窒素を含む化合物(含窒素有機化合 物)Ⅱ 生命を支える化合物 14 生命を支える高分子化合物 タンパク質、糖質、核酸 15 化学物質と環境 大気汚染、水質汚染、環境中の有毒物質、温暖化 9 10 11 12 アミン、アミンの製法、アミンの反応、アミド、アミドの製法、アミドの反応 複素環式化合物、アルカロイド 単純脂質(中性脂質) 、複合脂質(リン脂質、糖脂質) ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 学習態度 5 % レポート 15 % 期末試験 80 % 授業中に1回以上の発表 評価基準 毎回(15回)の宿題レポート ■教科書・テキスト 本授業用に作成したプリントをテキストとして用います。第1回目の授業開始時に配布します。 ■参考書 系統看護学講座 基礎分野 化学 (杉田良樹著、医学書院) 生命科学のための基礎化学 無機物理化学編 (伊藤俊洋他5名共訳、Maruzen & Wiley) 生命科学のための基礎化学 有機・生化学編 (伊藤俊洋他5名共訳、Maruzen & Wiley) はじめての化学 (井上祥平著、化学同人) 化学入門 (大野公一他5名共著、共立出版) (これらの書籍については、図書館に常備していただくようにお願いしています。その他、必要に応じて紹介します。) ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 事前学習として当該授業用配布プリントの予習および事後学習としての宿題レポート(毎回)の提出 ■オフィスアワー 前期 木曜日 14:30~15:30 看護学部教務課 ■担当教員からのメッセージ 必修科目の[人体の構造と機能Ⅲ(生化学)]を学ぶために本授業の履修を推奨します。 ■担当教員の連絡先 看護学部教務課 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 情報処理入門 K100019 【 時 間 割 担 当 者 】 田中美恵子 別府寿々子 杉立宏子 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 火1時限 選択 1 30 ■授業の概要 パソコンの実習を通して、インターネットを利用した情報収集、ワープロ・プレゼンテーションの代表的なアプリケーションソフトの操作 方法を、学生生活に身近な題材やビジネスで利用できる題材を使って実践的に学習する。 また、パソコンでのデータ入力に習熟するため、一定の入力練習時間を設ける。 文書作成、電子メールの送受信やインターネットの利用をとおしてコンピュータを利用したコミュニケーションの実際を学ぶ。 ■授業のねらい 情報処理の基本操作および学内の情報環境やネットワークを利用する上での基本技術等を学習する。 ■授業の到達目標 1.インターネット、学内ネットワークの活用方法を理解する。 2.日本語文書作成の基本を習得し、レポートや簡単なビジネス文書が作成できる。 3.プレゼンテーションソフトを活用したプレゼンテーション資料の作成ができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 学習のポイント 2 ガイダンス 情報処理スキルのチェック Windowsを使ってみよう 課題の提出について インターネットを使ってみよう① 3 インターネットを使ってみよう② 4 レポートを作成しよう① 5 7 レポートを作成しよう② 文書を印刷しよう レポートを作成しよう③ 図を挿入・編集しよう 表現力をアップした文書を作成しよう 8 長文のレポートを編集しよう 9 文書を校閲しよう ページ番号、脚注の挿入 見出しの設定 表紙の作成 文章校正、検索と置換、コメントの利用、変更履歴の利用 10 ビジネス文書の基本① ビジネス文書の種類、基本形 11 ビジネス文書の基本② 社外向け文書の作成、留意点 12 13 プレゼンテーション資料を作成しよう① PowerPoint について プレゼンテーション資料を作成しよう② 画面構成、プレースホルダ、スライドのレイアウト、箇条書き、プレゼンテーションの保 存 コンテンツの挿入・編集 14 プレゼンテーションの基本を確認しよう 15 まとめ 構成の変更、特殊効果の設定、配布資料の印刷 他のアプリケーションデータの利用 まとめと総復習 6 学内ネットワークの利用方法、パスワードの変更、タッチタイピングの基礎、ファイルの 管理 文章入力の基礎① Webページの検索 電子メールの作成、送信、受信、転送、返信を学ぶ 文章入力の基礎② 電子メールへのファイル添付、アドレス帳管理、インターネットの活用を学ぶ Wordについて ページ設定 書式設定 文字の配置とフォント タイピングソフトの活用 段落番号と箇条書き。 文書の印刷と保存 図や写真の挿入。表の作成 図表番号の設定 ワードアートの挿入、段組み、タブとリーダーの設定 ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 学期末試験 50 % 到達目標確認のための実技試験 授業内課題 30 % 授業ごとの理解度を評価 授業外課題 20 % 課題学習による各単元の理解度を評価 評価基準 ■教科書・テキスト 情報リテラシーOffice 2010 ■参考書 必要時掲示する ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 演習中心の授業です。毎回の授業で課する演習問題や授業外の課題は、その指示による期限に従い必ず提出すること。 コンピュータへの入力は不可欠です。空き時間を利用してタイピングの練習をすること。 ■オフィスアワー メールで対応 ■担当教員からのメッセージ 大学に入学すると、授業やレポートなどでコンピュータやネットワークを使う機会が多くあります。資料を集め上手く処理し、レポートなど に文章をまとめ、発表する技術を身につけることが必要です。コンピュータとネットワークの基本的なスキルを身に付け、みなさんが「パソ コン大好き」になれるよう、楽しい授業にしていきたいと思っています。 ■担当教員の連絡先 [email protected](別府) [email protected](杉立) [email protected](田中) 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 大学基礎英語A 【 時 間 割 担 当 者 】 西澤裕一 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 K1000251 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 金2時限 ■授業の概要 選択 1 30 学習者の関心を引き起こすような親しみやすい視聴覚教材(DVD)を用いて、実際のコミュニケーションの場で使用される基本的な英語表現を学 習していきます。必要に応じて文法事項についての解説も付け加えて理解をより深めていきます。補助教材としてハンドアウトも使用します。 授業スケジュールはあくまで予定なので変更になる場合もあります。 ■授業のねらい 使用頻度の高い基本的な英語の表現を理解して適切な文脈でそれを使えるようになることを目標にします。 ■授業の到達目標 1. 使用頻度の高い基本的な英語の表現に対する理解を深めること。 2. 使用頻度の高い基本的な英語の表現を適切な文脈で使えるようになること。 3. 英語が理解できるという経験を繰り返すことで、英語をもっと自主的に学んでいこうという態度を育てること。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 導入 授業の進め方など 2 Singapore (1) 3 Singapore (2) タクシーを拾える場所をたずねる// 所要時間について たずねる 両替してもらう// 道順をたずねる 4 Singapore (3) 5 確認テスト (1) 食事ができる場所についてたずねる// 食べ物について たずねる これまでに習ったことのポイントを再確認する。 6 Singapore (4) 食べ物を注文する// 席を確保する 7 Singapore (5) 写真をとってもらう。// 相手のことについてたずねる 8 Singapore (6) ローカルフードを食べてみる// 別れのあいさつをする 9 確認テスト (2) これまでに習ったことのポイントを再確認する。 10 Singapore (7) 11 Singapore (8) どこに連れて行ってくれるのかをたずねる// 決心が ついたことを表現する 冗談だということを伝える// 値引きをお願いする 12 Singapore (9) 13 確認テスト (3) 自分が感じていることを表現する// 初めての経験で あることを説明する これまでに習ったことのポイントを再確認する。 14 Singapore (10) 申し出をやんわりと断る// 相手を落ち着かせる 15 Singapore (11) 乾杯を提案する// 相手を丁寧に誘う ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 確認テスト 30 % 授業中の課題学習 30 % 期末テスト 40 % ■教科書・テキスト 松本茂 監修 「おとなの基礎英語」主婦の友社(2013) ISBN: 978-4-07-287527-8 ■参考書 必要に応じて授業中に指示します。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 必要に応じて授業中に指示します。 ■オフィスアワー 質問や相談などがあれば授業終了後の時間で対応します。 ■担当教員からのメッセージ この機会に英語をしっかり学びなおしてください。 ■担当教員の連絡先 lect373h@seisen.ac.jp 評価基準 それまでの授業で学んだことがどれくらい身に着いたかどうか を判断するためのテストです。 授業で取り組んで、授業の終わりに提出。授業が どれくらい理解できているかを評価します。 この授業で学んだことがどれくらい身に着いたかどうかを判断 するためのテストです。 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 スポーツ実技 A 【 時 間 割 担 当 者 】 山堀貴彦 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 K100031 【曜日・時限】 金3時限・4時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 選択 1 30 ■授業の概要 本授業では、運動力学の法則を学び、ソフトバレー、バドミントン、ユニホックを体験することで、これまで「技能の向上」と「楽しさの追 及」との間で揺れ動いた体育の授業を自らの身体感覚の深化による身体世界の広がりをテーマに身体教育として再構築する。 ■授業のねらい 各種の運動の実践を通して、スポーツの価値を探求するとともに、生涯にわたってスポーツを友とし、自ら積極的に健康を創造するための基 本的な資質を育成することをねらいとする。 ■授業の到達目標 1.体育理論、特に体育の身体活動として機能、構造、働きについて理解する。 2.からだの感覚を働かせて動くことの楽しさに関心を持つ。また、ゲームを通じて仲間とのつながり、チームワークの重要性について関心を 持つ。 3.ソフトバレー、バドミントン、ユニホックの基礎的技能を身につける。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 身体活動 身体活動に関係する体の部位や呼吸循環器等の構造、働きを学習する。 2 身体活動のしくみ 「歩く」「走る」という身体運動のしくみ 3 運動と力学の法則① 「跳ぶ」「投げる」 「受ける」という身体運動のしくみ 4 運動と力学の法則② 「打つ」「登る」「蹴る」 「泳ぐ」等の身体運動のしくみ 5 運動と力学の法則③ 「角運動量」 「力積」 「弾性エネルギー」を学び、運動力学を応用した身体運動について考察する。 6 ソフトバレーボール① ボールと会話する(アンダーハンドパス、オーバーハンドパス、サーブ) 7 ソフトバレーボール② 仲間の身体と会話する(パスゲームなど) 8 ソフトバレーボール③ ボールや仲間と一体になる(評価試合) 9 バドミントン① シャトルやラケットになじむ 10 バドミントン② シャトルと会話する(ハイクリアー、バックハンドストロークの感覚をつかむ) 11 バドミントン③ 相手の身体を操る(評価試合) 12 ユニホック① スティックを使ってボールと会話する①(スティックとボールの感覚をつかむ) 13 ユニホック② スティックを使ってボールと会話する②(ドリブル、ストローク、レシーブ) 14 ユニホック③ ボールを通して味方の人と会話する(パスゲームなど) 15 ユニホック④ 試合形式の攻防とリーグ戦(評価試合) ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 100 % 評価基準 授業内に課す課題レポート 評価のための試合でのパフォーマンス、試合結果を総合的に評価する ■教科書・テキスト 授業時に資料を作成し配布する。 ■参考書 特になし ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 種目毎に配布する資料を熟読し、ルール、技術の名称等を覚えることで講義時の理解度を深めてもらいたい。 ■オフィスアワー 火曜~金曜日の昼休み:スポーツ・身体運動支援センター内研究室 ■担当教員からのメッセージ 実技の場合は体育館で行うので、運動できる服装と室内シューズを持参してください。 ■担当教員の連絡先 山堀:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 人体の構造と機能Ⅰ K1000401 【 時 間 割 担 当 者 】 日野広大 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月2時限 必修 2 30 ■授業の概要 人体は複数の構造の集まりである。これらは似たような構造ごとに、骨格系、筋系、神経系、循環器系、呼吸器系、消化器系、感覚器系、泌 尿器系、生殖器系、内分泌系などに分類される。ここではこのような器官系ごとの構造や機能を説明する。また各器官系ごとにそれぞれの器 官、組織、細胞、分子レベルの構造も解説する。 ■授業のねらい 病気とは何か。疾患とは何か。これらを知るにはまず“正常”とは何かを知る必要がある。ここでは人体の一般的な構造や機能を理解し、解剖 学と臨床との関係性を考える。 ■授業の到達目標 人体の各器官系ごとの構造と機能を理解する。 ※各授業ごとに到達目標(学習のポイント)のプリント配布する。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 オリエンテーション 解剖生理学を学ぶための基礎知識1 解剖学総論と解剖学用語・臨床用語 解剖生理学を学ぶための基礎知識2 栄養の消化と吸収 1:消化器系の構造と機能 栄養の消化と吸収 2:消化器系の構造と機能 栄養の消化と吸収 3:消化器系の構造と機能 からだの支持と運動 1:上肢 からだの支持と運動 2:下肢 からだの支持と運動 3:体幹・頭頸部 情報の受容と処理 1:末梢神経の構造と機能 情報の受容と処理 2:中枢神経の構造 情報の受容と処理 3:中枢神経の機能と伝導路 情報の受容と処理 4:感覚器の構造と機能 内部機能の調節 1:自律神経系 内部機能の調節 2:内分泌系 人体の構造と機能Ⅰのまとめ 学習のポイント 「人体の構造と機能」で何を学ぶかを知り、学ぶ目的を理解する。 器官系、器官、組織、細胞、細胞内器官、分子について学ぶ。 解剖学用語と臨床用語を覚える。 「人体の構造と機能」で何を学ぶかを知り、学ぶ目的を理解する。 器官系、器官、組織、細胞、細胞内器官、分子について学ぶ。 解剖学用語と臨床用語を覚える。 口腔、咽頭、食道などの構造と機能を学ぶ。 胃、小腸、大腸などの構造と機能を学ぶ。 膵臓、肝臓、胆嚢などの構造と機能を学ぶ。 上肢の骨、関節、筋などを学ぶ。 下肢の骨、関節、筋などを学ぶ 体幹・頭頸部の骨・関節・筋などを学ぶ。 末梢神経を学ぶ。 中枢神経を学ぶ 中枢神経を学ぶ。 感覚器を学ぶ。 自律神経を学ぶ。 内分泌を学ぶ。 解剖学のまとめ ■履修要件 特になし。高校生物や化学・物理学の復習をしていると解剖学が理解しやすいかも知れません。 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 定期試験 80 % 筆記試験 平常点 20 % 自主学習ノート作成と小テスト 評価基準 ■教科書・テキスト 系統看護学講座 解剖生理学 人体の構造と機能①、坂井建雄・岡田隆夫著、第9版、医学書院、2014、ISBN: 978-4-260-01826-5 ■参考書 特に指定なし。自分の理解しやすいアトラスや教科書があると国家試験前などに役に立ちます。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 各授業ごとに到達目標(学習のポイント)を配布します。それをもとに予習復習をしてください。 高校までは教科書通りに進み、教わったことだけを“暗記”する勉強をしてきたと思います。大学からは教わったことだけではなく自ら学び理解 すること大切です。暗記ではなく“理解”してください。 ■オフィスアワー 授業時間後 ■担当教員からのメッセージ 解剖学は覚えることがたくさんあり大変ですが頑張ってください。解剖学を通して人間とは何かを学び、自分のからだ・ひとのからだの大切 さを感じてほしい。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 基礎看護論Ⅰ 【 時 間 割 担 当 者 】 小山敦代 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 K100056 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月3時限 必修 2 30 ■授業の概要 看護の主要概念である人間・健康・環境・看護について学習し、看護の本質と看護の対象としての人間を理解する。また看護援助の根拠とな る代表的な看護理論や看護実践に重要な要素である看護倫理、及び保健医療福祉における看護の機能と役割等、看護専門職として基盤となる 内容を講義、ディスカッション、発表等を通して主体的に学習する。 ■授業のねらい 看護を学ぼうと志した学生が、看護の学習を始める最初の専門科目である。看護とは何か、看護学とは何か、、看護の対象の理解や看護の役 割、看護理論、看護倫理等について学び、看護専門職としての礎と姿勢を動機づける。 ■授業の到達目標 ①看護とは何か、看護の本質について考えることができる ②看護の対象である人間の理解、看護の機能と役割、看護倫理、看護理論の活用等について理解できる。 ③看護専門職者の道を歩む学生として、看護を学ぶ自分と向き合う動機づけができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 看護(学)への導入、看護の本質 看護への導入、看護とは、看護学とは 2 看護の変遷、看護の概念の変遷 日本とアメリカの看護(概念)の発展、看護の歴史的発展過程と社会背景 3 看護(学)の4つの概念 4 6 人間の理解 人間と健康 人間の理解 患者の心理 看護の機能と役割 7 看護と法律 人間・健康・環境・看護 統合体としての人間、人間の理解 人間と健康、看護 人間と環境、環境の変化と人間の対処機制と看護 健康の概念、人間の健康と疾病 人間の理解:spiritualの面から(担当:人間学部 新美秀和准教授) 看護の対象、 患者の理解:患者の心理(担当:人間学部 押岡大覚准教授) 看護の本質的な機能と役割、デビデンスに基づいた看護実践 保健医療チームにおける看護の役割、地域包括ケアシステム 看護の法概念、保健師助産師看護師法、看護実践の法的規制、看護の法的責任と医療安全 8 看護における倫理 看護者の倫理綱領、職業上の倫理的課題 9 看護専門職としての教育 看護研究 看護の専門職能団体 看護の国際協力 主な看護理論 ナイチンゲール ナイチンゲール 看護教育制度、キャリア形成 看護(学)における研究の意義、看護研究の動向と実際 日本看護協会、国際看護活動 5 10 11 12 13 14 15 看護の概念と看護理論の関連 映画「病気は回復過程である」を観て 「看護覚え書」を読む ヘンダーソン 「看護の基本となるもの」を読む トラベルビー、オレム ロイ、ワトソン、ベナー、 ロジャーズ他 まとめ 人間関係論、セルフケア理論、適応理論、ケアリング他 看護実践への活用 全体のまとめ ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 30 % 試験 70 % 課題学習 毎授業の事前・事後学習課題の提出と内容 GW参加度・発表 評価基準 ■教科書・テキスト 看護学概論-看護追及へのアプローチ第3版、ライダー島崎玲子・岡崎寿美子・小山敦代編、医歯薬出版、2013、978-4-263-23575-1 対訳看護覚え書、ナイチンゲール著、うぶすな書院、1998、978-4-900470-10-1 看護の基本となるもの、ヘンダーソン著、日本看護協会、1973、978-4-8180-1226-4、 誰でもわかる看護理論、城ケ端初子著、サイオ出版、2015、978-4-907176-40-2 ■参考書 ナイチンゲール讃歌、城ケ端初子編著、サイオ出版、2015、978-4-907176-35-8 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 毎授業ごとに、事前学習(予習)事後学習(復習)課題を配布資料を通して説明する。 ■オフィスアワー 授業時間終了後、または、随時連絡する ■担当教員からのメッセージ 「看護とは何か」という看護の本質と看護学全体の基本的な内容を含み、看護学への興味・関心を高め各専門看護学への学習意欲を動機づけ る最初に学習する専門科目です。しかし、抽象的な内容が多く、難しく感じるかもしれませんが、自らの看護観を築くための礎となるよう、 一緒に看護について考え主体的に学んでいきましょう! ■担当教員の連絡先 0749-47-8400(内線214) 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 生活援助論 K100059 【 時 間 割 担 当 者 】 大川眞紀子 千田美紀子 井上美代江 今井恵 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 火2時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 1 30 ■授業の概要 人々は日々の生活を円滑に過ごしているが、健康上の問題で、それらを維持することが困難になった場合、基本的ニーズを満たす援助が必要 になる。看護とは何かという看護の本質を考えながら、日常の生活行動援助としての看護実践に必要な基本的知識と科学的根拠に基づいた原 理・原則について学習する。看護実践に必要な援助として、コミュニケーション、生命の徴候の観察、療養環境の調整や姿勢に関することな どを中心に安全・安楽・自立・倫理等の基本的な看護技術を中心に概説する。授業方法は、講義と協同学習による演習が中心である。 ■授業のねらい 常に看護とは何かを考えながら、人々が日常生活に支障なく過ごすことの意味を考察する。看護技術の概念とその特性について学ぶ。看護実 践力を養うために、知識に基づく演習は重要であり、看護技術の一連のプロセスを学び、学生自身が相手の気持ち、個別性を尊重し、創意工 夫を重ねながら実施できるようになる。 ■授業の到達目標 1) 看護実践に必要な基本的知識・技術・態度を習得する意義が理解できる。 2) 人々が健康上に問題をきした場合、基本的ニーズに変化が生じることが考えられる。 3) 生活者として一人の人間の尊厳を保ち、観察・安全・安楽・自立を考慮した日常生活行動の援助が実施できる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 看護技術論とは(大川・千田) 2 実習室オリエンテーション(今井) 3 4 看護援助における観察・記録・報告 看護援助における安全・安楽・自立・倫理(大川) 人間の相互関係を発展させるための技術(千田) 5 療養生活環境①(井上) 看護技術を学習する意義 健康と生活との関係(人間の生活と行動、基本的ニーズ) 基礎看護学実習室への入室時のマナー 物品の配置・保管方法 シーツのたたみ方 寝衣のたたみ方 観察・記録・報告 安全・安楽・自立・倫理 看護におけるコミュニケーションとは 看護におけるコミュニケーションの実際 ロールプレイ 療養生活環境とは ベッドメーキング 6 体温・呼吸・脈拍・血圧測定(大川) 体温・呼吸・脈拍・血圧測定の知識、デモンストレーション 7 人間のニーズと生活①(井上) 活動と休息 8 人間のニーズと生活②(今井) 安楽な体位の保持 9 11 体温・呼吸・脈拍・血圧測定の実際 安楽な体位の保持・体位変換(教員全員) 安楽な体位の保持・体位変換 体温・呼吸・脈拍・血圧測定の実際(教員全員) 療養生活環境②(教員全員) 体温・呼吸・脈拍・血圧測定(演習) 安楽な体位の保持・体位変換(演習)→2階実習室 安楽な体位の保持・体位変換(演習) 体温・呼吸・脈拍・血圧測定(演習)→2階実習室 シーツ交換の知識、デモンストレーション(実習室) 12 シーツ交換(教員全員) シーツ交換と体位変換(演習) 13 技術確認(教員全員) 既習の看護技術の確認 14 技術確認(教員全員) 既習の看護技術の確認 15 まとめ(教員全員) 生活援助論のまとめ 目標についてグループ発表 10 体位変換 ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 20 % 定期試験 80 % 課題レポート ワークシート 筆記試験 技術試験 評価基準 ■教科書・テキスト ナーシンググラフィカ基礎看護学③「基礎看護技術」メディカ出版 ■参考書 坪田良子「考える基礎看護技術」HIROKAWA、三上れつ「基礎看護技術」HIROKAWA、 志自岐康子他「基礎看護技術」メディカ出版 藤崎郁「基礎看護技術Ⅰ」医学書院 藤崎郁「基礎看護技術Ⅱ」医学書院 ナイチンゲール著:対訳看護覚え書、うぶすな書院 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業に臨むにあたって、教科書を熟読してくること。 関連する既習科目を必ず復習してくること。 ■オフィスアワー その都度示します。 ■担当教員からのメッセージ 授業には、「看護覚え書」を持参すること。 身近な生活体験を想起しながら多面的に学習しましょう。 演習の出席はもちろんですが、正確に実施できるように繰り返し自主練習しましょう。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 医療安全・倫理 K100062 【 時 間 割 担 当 者 】 穴尾百合 佐藤泰子 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 火3・4時限 水3時限 【科目分類】 【単 位 数】 必修 1 【時 間 数】 30 ■授業の概要 医療を担うためには、医療安全管理や医療倫理の視点で患者やその家族に対応しなければならない。そのため、医療安全、医療倫理の基礎的 知識を学び、事例をとりあげながら、具体的な問題についても考えていく。(オムニバス方式/全15回) (穴尾百合/7回)いくつかの医療事故をきっかけに、日本の医療安全管理が大きく変化した。授業では、医療安全管理の考え方がどのように変 化し、国がどのように取り組んできたのかなどこれまでの経緯、また、現在どのようなことが課題となっているかを紹介し、また、医療安全 面からみて、看護がどのような状況におかれているのか、その特徴を事故報告集計などを通して紹介する。 (佐藤泰子/8回)インフォームド・コンセントやカルテ開示という言葉で象徴されるように、日本においても患者の権利を尊重する医療のあり 方が浸透しつつある。その一方で、告知や治療をめぐる患者の自己決定とは何か、どこまで自己決定が可能なのかといった簡単には正解の出 せない問題に臨床の現場は直面している。講義では最近の医療トピックスを事例としてとりあげながら、現代の医療倫理学の基本的な枠組み と具体的な倫理問題について考える。 ■授業のねらい 医療倫理は理念と現実のはざまで変化してきた。授業では、何が変わらない理念で、どのように現実に合わせて変化してきたのかを考えてい く。(佐藤) 医療上の事故等が発生する可能性は常に存在していることを理解し、その上で患者の安全を確保し、信頼される看護を実践しなければならな いことを学ぶ。(穴尾) ■授業の到達目標 医療に医療倫理がある意義を理解し、現代の医療従事者や社会は治療や研究の中で生じる倫理問題にどのように向き合っているのかを知る。 (佐藤)医療安全に関する基礎知識を習得する。医療現場における事故等発生の背景と安全対策を理解する。医療安全の側面からみた看護職 の特徴を知る。(穴尾) ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 医療安全の概要Ⅰ(穴尾) 安全とは何かを考えてみよう。医療安全の背景。言葉の定義。 2 医療安全の概要Ⅱ(穴尾) 医療安全に対する組織的取り組みを学ぶ。 3 安全管理Ⅰ(穴尾) 安全文化。ハインリッヒの法則。スイスチーズモデル。 4 安全管理Ⅱ(穴尾) ヒューマンエラー。失敗の分類。 5 安全管理Ⅲ(穴尾) ヒューマンエラー防止策。分析。 6 安全管理Ⅳ(穴尾) チーム医療。患者参加。 7 コンフリクトマネジメント(穴尾) 医療訴訟。法的責任。ADR。損害賠償保険。 8 医療倫理とは何か (佐藤) 導入1:避けることができない臨床での「医療者の迷い」を手がかりに「なぜ医療倫理を学ぶの か」について理解する。 9 直感の限界(佐藤) 10 医療倫理を支える倫理理論(佐藤) ①医療倫理学とは何か ②倫理的判断のための倫理理論(判断のための道具箱)を学ぶ。 11 医療倫理の4原則(佐藤) 12 13 インフォームド・コンセント、守秘 義務、個人情報(佐藤) 生殖医療(佐藤) 医療倫理の4原則とその基盤になっている概念について学ぶ。そこに起こる衝突についても考え る。 インフォームド・コンセントの歴史的展開、守秘義務、個人情報の概念についてを学ぶ。 14 終末期医療、精神医療(佐藤) 15 医療倫理における NBM(佐藤) 導入2:倫理的判断における直感が 許すこ ととそ の限界 を知る 。自分 の思考 傾向 に潜む 直感の 役割を 探る。 生殖補助医療、出生前診断、着床前診断、優生思想、人工妊娠中絶などをキーワードに生殖医療 について考える。 安楽死、尊厳死、緩和医療、脳死、精神医療の歴史的背景と現在について学び、患者の主体性と いう命題に触れる。 患者の語りと医療者の立ち位置について考える。 ■履修要件 特にありません(佐藤・穴尾) ■成績評価の方法・基準 定期試験 種別 平常点 割合 評価基準 % 定期試験(80%)(佐藤)、定期試験(80%)(穴尾) % 授業態度(20%)(佐藤)、小テスト(10%)課題レポート(10%)(穴尾) ■教科書・テキスト 講義時に資料を配布する。(佐藤・穴尾) ■参考書 その都度紹介する(佐藤) 授業で紹介します(穴尾)。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 自分が興味をもった医療倫理のトピックについて本を読んで学習を深めて欲しい。また、メディアで報道される医療倫理問題についても関心 を持つようにしてほしい。(佐藤) 授業で課題を指定し、レポートを提出していただきます。(穴尾) ■オフィスアワー 設定しませんが、質問があれば用紙に記入していただき、次回の授業時間に対応します。(穴尾) ■担当教員からのメッセージ 医療倫理は臨床の必要性に駆られて作られたものだけに、日々の臨床現場で役立つ考え方や知識が多く込められている。授業を離れても、学 習を続けていってもらいたい。(佐藤) ■担当教員の連絡先 教務課 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 基礎看護学実習Ⅰ K100089 【 時 間 割 担 当 者 】 小山敦代 大川眞紀子 千田美紀子 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 井上美代江 集中 今井恵 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 1 45 ■授業の概要 基礎看護論Ⅰ、生活援助論で学習した知識を基に、看護とは何かを考える。病院の機能や役割を知り、看護の対象である人々は、どのような 療養生活をしているかを理解する。看護の役割・機能についても理解するために病院での実習を体験する。 ■授業のねらい 看護学授業の最初の病院実習である。地域における病院の機能を知る。病院に入院している人々の生活を知り、看護の対象である人間を理解 する。看護師に同行し、各看護場面を通して、看護の機能と役割について学ぶことは、今後の看護学の動機づけになる。 ■授業の到達目標 1.患者の治療、生活の場である療養環境について理解できる。 2. 患者とのコミュニケーションを通して看護の対象となる人を理解できる。 3. 看護場面を通して日常生活行動の援助の必要性が理解できる。 4. 病院の機能と役割を知り、チーム医療における看護の機能と役割を理解できる。 5. 実習を通して看護について考えることができる。 6. 看護学生としてのふさわしい行動がとることができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 学習のポイント 実習方法 1.実習期間: 平成28年9月12日~16日 2.実習施設: 市立長浜病院 彦根市立病院 近江八幡市立総合医療センター 実習施設の設備、治療の場・生活の場を見学する。 看護部長から病院の組織や機能、看護について説明を聞く。 病棟の療養環境について学習内容を検証する。 患者と対話する。 看護場面を見学する。 ■履修要件 基礎看護論Ⅰ、生活援助論を修得済みであること ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 実習目標到達度 90 % 実習内容、実習記録、レポート、出席状況や実習態度などにより総合的に評価する。 レポート 10 % 指定課題レポートにより評価する。 ■教科書・テキスト 基礎看護学実習Ⅰ要項、看護学臨地実習要項 ■参考書 実習オリエンテーション、実習中に提示する。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 基礎看護学実習Ⅰオリエンテーションで提示する。 ■オフィスアワー その都度提示する。 ■担当教員からのメッセージ 実習に臨む姿勢として、看護学生としてのふさわしい行動がとれることが重要です。既習の学習内容を活用し、積極的に実習に臨み、目標を 達成してください。 ■担当教員の連絡先 大川眞紀子 [email protected] 千田美紀子 [email protected] 小山敦代 [email protected] 井上美代江 [email protected] 今井恵 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 疾病・障害論Ⅰ K100045 【 時 間 割 担 当 者 】 佐藤公彦 日村好宏 寺村康史 來住優輝 石上毅 【配当年次・実施時期】 2 年次 前期 【曜日・時限】 集中 池田幸司 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 60 ■授業の概要 看護のアセスメントに必要な臨床医学の基礎知識を学ぶ。代表的な疾患を臓器別に診断と治療法を解説する。 ここでは、呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患と小児の発達段階に応じた疾患、精神疾患について取り上げ、疾患の病態、診断方法、検査 方法、治療方法に関する基礎的な知識を学習する。 ■授業のねらい 人間の心身と健康障害の理解を目的とした科目である。健康障害及び疾患について正しく理解できることが授業のねらいである。 この学びは、健康障害をもつ人を対象とした看護、また健康を維持していくための看護の基盤になる。 ■授業の到達目標 1.各疾病の病態・診断・治療方法が説明できる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 2.各疾病および治療が生活に及ぼす影響について理解できる。 学習のポイント 第 1~ 6回 呼吸器疾患(佐藤公彦) 主に呼吸器疾患の病態生理、症状、診断、検査値、治療についての基礎を学ぶ。 第 7~12回 循環器疾患(日村好宏) 主に循環器疾患の病態生理、症状、診断、検査値、治療についての基礎を学ぶ。 第13~17回 消化器疾患(寺村康史) 主に消化器疾患の病態生理、症状、診断、検査値、治療についての基礎を学ぶ。 第18~20回 消化器疾患(來住優輝) 主に消化器疾患の病態生理、症状、診断、検査値、治療についての基礎を学ぶ。 第21~25回 小児疾患(石上 毅) 主に小児疾患の病態生理、症状、診断、検査値、治療についての基礎を学ぶ。 第26~30回 精神疾患(池田幸司) 主に精神疾患においては、統合失調症など主要な疾患の病態、症状、治療について学ぶ。 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 定期試験 100 % ■教科書・テキスト 疾病と治療Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(南江堂) ■参考書 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 教科書を授業前に必ず読んでくること ■オフィスアワー 授業終了後 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 看護学部教務課 評価基準 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 看護過程論 K100058 【 時 間 割 担 当 者 】 井上美代江 小山敦代 【配当年次・実施時期】 2 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 水2時限 必修 2 30 ■授業の概要 看護過程は看護実践の方法論である。対象の状態をアセスメントし問題を明確化(看護診断)し、 、援助計画を立案、実施・評価する過程であ る。内容は看護過程の概要、構成要素、構造や各段階の主要な要素、さらに看護過程と関連のある基礎理論・中範囲理論についての概要を学 ぶ。特に、看護診断の概要や看護記録などについて理解するための判断、分析、推論そして臨床判断などの概念を考究する。看護過程の事例 については、具体例としてのペーパーペイシェントを用い、問題解決方法の実際を修得する。 ■授業のねらい 看護過程論とは問題解決過程を看護に応用したものであり、看護を実践する時の方法である。ペーパーペイシェントを用い、基礎的知識及び その活用方法を習得する。 ■授業の到達目標 ①看護過程の概要が説明できる。 ②看護理論と看護過程の関連が理解できる。 ③看護過程の構成要素が説明できる。 ④事例を用いて問題解決の方法が習得できる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 看護過程の概要 看護過程とは何か 2 看護過程の基礎である理念と概念 科学的な思考過程、クリティカルシンキング 3 代表的な看護理論の枠組 中範囲理論と看護過程との関連 4 看護過程と看護理論 看護過程と看護理論の関連 5 看護過程の構成要素 アセスメントとは、情報収集の意味 6 看護過程の構成要素 対象の全体像把握 7 看護過程の構成要素 看護診断とは 8 看護過程の構成要素 看護診断分類、看護診断の種類と目標、介入 9 看護過程の構成要素 計画立案、実施、評価 10 看護過程を用いた事例の演習 11 事例の演習 グループで事例を検討 (基礎看護学教員全員) 事例の理解 情報収集 同上 全体像(関連図) 12 事例の演習 同上 アセスメント 13 事例の演習 同上 統合~看護問題の明確化、看護診断 14 事例の演習 同上 問題の優先度、目標・計画立案 15 事例の演習、まとめ 計画の立案(続き) サマリー 演習全体のまとめ ■履修要件 基礎看護論Ⅰ、生活援助論、生活援助技術論Ⅰを履修済みであること。 ■成績評価の方法・基準 定期試験 種別 平常点 割合 評価基準 80 % 20 % 課題学習の内容 ■教科書・テキスト NANDA-I 看護診断 2015-2017,医学書院. 基本から学ぶ看護過程と看護診断,第7版,医学書院 ■参考書 江川隆子:かみくだき看護診断,日総研. 焼山和憲:ヘンダーソンの看護観に基づく看護過程,日総研.中木高夫:看護診断を読み解く,学研. 黒田裕子:よくわかる中範囲理論,学研. 池西静江,小山敦代,西山ゆかり編集:アセスメントに使える 疾患と看護の知識,照林社 その他文献は提示する ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業ごとに指示する ■オフィスアワー その都度指示する ■担当教員からのメッセージ 看護過程は、思考のプロセスを重視しエビデンスを基にした問題解決の方法論です。問題解決は誰も日々行っており、具体的な方法を看護の 視点でともに考えていきましょう。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 老年看護技術論Ⅰ K100069 【 時 間 割 担 当 者 】 安田千寿 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 金4時限 必修 2 30 ■授業の概要 老年看護学実習Ⅰで経験したことを、加齢に伴う身体機能の低下や心理的特徴において振返り、それらが高齢者の生活にどのような影響があ るのかを思考し、高齢者を統合的にとらえる視点を養う。高齢者によくある健康問題の事例を基に、エビデンスに基づいた情報の解釈と統合 的アセスメントの視点、高齢者の強みと看護問題について概説する。 ■授業のねらい 長年社会に貢献している高齢者の意思や思いを尊重する基本姿勢を持ちつつ、加齢による心身機能の変化とその影響を知ることで、高齢者の 質の高い生活や健康寿命とは何かを追及していく。ICFの視点を意識することで高齢者の持てる機能に着目し、高齢者の強みや個別性を最大限 に活かせる環境づくりや看護ケアの意義へと思考を発展させていく。 ■授業の到達目標 ・高齢者の身体(構造・機能)、心理、社会的特徴を理解し、それらを統合したアセスメントを関連図に示すことができる。 ・エビデンスに基づくアセスメントより、高齢者の健康問題、看護問題を明確にして、援助の方向性を説明することができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 高齢者によくある疾患の理解 2 事例の看護過程① 情報の整理 3 高齢者の心身機能の変化(1) 4 高齢者によくある疾患事例の理解と アセスメント(1) 高齢者の心身機能の変化(2) 5 6 7 8 9 10 高齢者によくある疾患事例の理解と アセスメント(2) 高齢者の心身機能の変化(3) 高齢者によくある疾患事例の理解と アセスメント(3) 高齢者の心身機能の変化(4) 11 高齢者によくある疾患事例の理解と アセスメント(4) 事例の看護過程② 患者関連図 12 事例の看護過程③ 患者関連図 13 事例の看護過程④ 患者関連図と看 護問題(グループ討議) 14 事例の看護過程⑤ 患者関連図と看 護問題(グループ発表) 事例の看護過程⑥ 患者関連図と看 護問題(グループ発表) 15 ・高齢期に罹患した事例について、それらの疾患を正しく理解する ・事例について、情報の整理とアセスメントに必要な知識を学ぶ ・高齢者看護のアセスメントの視点を学ぶ ・主観的・客観的情報を整理し、加齢による特徴を踏まえたアセスメントの方法を学ぶ 【高齢者の運動機能】 ・円背、拘縮、巧緻機能の低下、サルコぺニア、ロコモティブシンドロームなどの知識を得る ・高齢者の活動と中心にアセスメント(事例を用いて発表と修正:情報整理シート) 【高齢者の活動を支える環境と休息】 ・睡眠と内服、昼夜逆転と生活リズム、自助具、住まいの環境を理解する ・高齢者の休息を中心にアセスメント(事例を用いて発表と修正:情報整理シート) 【高齢者の栄養】 ・高齢者の基礎代謝と活動レベルに応じたエネルギー評価、飲水と脱水、摂食・嚥下障害につい て理解する ・高齢者の栄養を中心にアセスメント(事例を用いて発表と修正:情報整理シート) 【高齢者の排泄】 ・加齢による排泄機能の低下、失禁の種類やその対応について学ぶ ・高齢者の排泄を中心にアセスメント(事例を用いて発表と修正:情報整理シート) ・情報の整理とアセスメントの見直し ・情報の統合と患者関連図の書き方 ・修正した情報整理シートを用いて、患者関連図を書き統合的にアセスメントを発展させる。 ・グループ討議 ・看護問題の抽出 ・目標の設定 ・患者関連図に沿ってアセスメントを発表する。 ・患者関連図に沿ってアセスメントを発表する。 ■履修要件 老年看護論を習得していること 老年看護学実習Ⅰを履修していることが望ましい ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 定期試験 70 % 筆記試験 課題レポート 30 % グループおよび個別レポートの内容で評価します ■教科書・テキスト 老年看護学技術:真田弘美,正木治恵,南江堂,2011 ■参考書 老年看護学①高齢者の健康と障害(第5版):堀内ふき編,ナーシング・グラフィカ,2016 老年看護学②高齢者看護の実践(第4版):堀内ふき編,ナーシング・グラフィカ,2016 他、随時講義中に紹介します ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 高齢者の特徴をおさえた看護を学習しますので、事例疾患の基礎的理解は各自で復習し、疾病による症状および治療方法は疾病論等で学んだ 事前資料を手元に置くなどして講義に臨んでください。 ■オフィスアワー 授業時間後 ■担当教員からのメッセージ 基本的な知識は教科書を開き、自ら獲得していきましょう。その知識を携えて授業で集まり、共により深い理解へ繋がっていくことを楽しん で下さい。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 精神看護論 K100071 【 時 間 割 担 当 者 】 間文彦 【配当年次・実施時期】 2 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 火3時限 必修 2 30 ■授業の概要 精神医療と看護の歴史的変遷を概観し、心の健康を理解するために心の構造と機能、成長期と発達を理解する。発達における課題と危機、心 の健康に及ぼす諸因子について諸モデルを通して理解する。 ■授業のねらい 精神医療に必要な基礎知識を養い、既存の諸モデルを通して諸現象を理解し、精神障害者のメンタルヘルスを保持増進するための援助行為が 理解できる。 ■授業の到達目標 1.精神医療と精神看護の歴史的背景が理解できる。 2.精神の健康や精神障害について基本的な知識を理解し対処が判断できる。 3.現代社会における多様な病理に対して精神保健の視点から援助目標が理解できる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 精神看護学の概念と構造 精神医療と精神看護の概要を理解する。 2 欧米の精神医療の歴史的変遷 中世ヨーロッパを中心に、精神医療・精神看護の歴史を理解する。 3 日本の精神医療の歴史的変遷 日本における精神医療・精神看護の歴史を理解する。 4 精神障害者に関する法律 精神保健福祉法に至る経緯、その内容を理解する。 5 精神保健の機能と役割 精神保健の定義を中心に精神保健の領域の概要を理解する。 6 社会とメンタルヘルス さまざまな社会病理現象について理解する。 7 力動的精神看護 フロイトの心の構造を中心に精神力動論を理解する。 8 脳機能と精神障害 脳機能と精神の障害の関係について理解する。 9 ライフサイクルと精神保健 10 ライフサイクルと精神保健 11 生活の場と精神保健 ライフサイクル区分を中心に、それぞれの発達課題と危機について、エリクソンによる心理社会 的発達を理解する。 ライフサイクル区分を中心に、それぞれの発達課題と危機について、エリクソンによる心理社会 的発達を理解する。 家庭、学校、職場、地域、それぞれの特性と精神保健問題を理解する。 12 危機理論とリスクマネージメント 危機理論について最初に理論化を行ったリンデマンの危機介入を理解できる。 13 14 リエゾン精神医学・リエゾン精神看 護 地域精神保健活動 リエゾン精神医学・リエゾン精神看護が包括的医療の推進のために重要な役割を果たすことを理 解する。 地域精神保健に関する制度と社会資源を理解する。 15 まとめ 精神看護学の概要をまとめ、精神科看護倫理をまとめる。 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 レポート 10 % 定期試験 90 % 評価基準 授業内容を中心とした記述型筆記試験 ■教科書・テキスト 書名:精神看護学Ⅰ 精神保健学 NOUVELLE HIROKAWA. ■参考書 参考文献などの副読本に関して授業中に指示する。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業計画にもとづいた項目をレポートにまとめ、講義終了後講義内容を追加・修正し次回授業前に提出する。 ■オフィスアワー 水曜日 ■担当教員からのメッセージ 精神看護学を学習する上で基礎となるため、講義内容が理解できなかった場合必ず講義終了後研究室に確認に来ること。 ■担当教員の連絡先 E-msil [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 母性看護論 K100075 【 時 間 割 担 当 者 】 木村知子 【配当年次・実施時期】 2 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 木2時限 必修 2 30 ■授業の概要 近年の母子を取り巻く社会状況や親子・家族関係は様々に変化している。 このような中で、性と生殖のメカニズム、リプロダクティブヘルス/ライツ、ヘルスプロモーションの考え方や母性看護の対象となる女性のラ イフサイクル各期の発達に応じた健康の維持・増進、疾病予防の視点から看護を概説する。なお、この授業は、母性看護技術論ⅠⅡ、母性看 護学実習の基盤となるものである。 授業形態は、講義、グループワーク・発表とする。 ■授業のねらい 看護学の一つの柱である母性を対象とした看護を学ぶにあたり、その特徴や概念、対象について理解する必要がある。 母子を取り巻く社会の現状を知り、母性看護のあり方を考えることが必要である。 ■授業の到達目標 ・母性看護の概念と特徴を理解する ・母子を取り巻く社会の現状を理解する ・性と生殖のメカニズムを理解する ・女性のライフサイクルと健康の特徴およびそのステージにあわせた看護の必要性を理解する ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 プロローグ 母性看護学とは? 母性の特性 母性看護の概念・特徴 新聞やインターネットで見る母子 (含 DV 虐待 誕生死) 性と生殖のメカニズム セクシュアリティ 性周期 女性の健康とライフサイクル(全般) リプロダクティブヘルス/ライツとヘルスプロモーション 数字で見る母子保健の現状・動向 2 母性看護学に関連したトピック 3 女性の体と生殖機能 4 ヘルスプロモーション 5 母子を取り巻く社会① 6 母子を取り巻く社会② 7 母子を取り巻く社会③ 母性看護に関連した法制度 女性と仕事 母性看護に関連した社会資源 8 母性看護に関連した倫理 生命倫理と看護倫理 9 望まない妊娠をしないために ファミリープラン 10 女性に特有のがん 子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん、乳がん 11 女性の更年期を考える 更年期の特性と健康問題 12 女性の老年期を考える 老年期の特性と健康問題 13 父親・男性の育児について考える 14 輝く女性のヘルスケア (別科助産専攻と合同授業) 15 エピロローグ 改めて、母性看護とは 男性の関わり パートナーの役割 男性にとっての母性看護学 「大切な人を感染させない性感染症の知識」 「望まれた赤ちゃんを産むために」 「妊娠・出産・育児の適齢期ってある?」 子どもを産み育てるということ ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 30 % 定期試験 70 % 授業への取り組み状況 指示した課題への取り組み 提出物 筆記試験 評価基準 ■教科書・テキスト 系統看護学講座 母性看護学概論 母性看護学1 (医学書院) ■参考書 ウイメンズヘルスナーシング概論 女性の健康と看護 (ヌーヴェルヒロカワ) 女性のライフサイクルとナーシング 女性の生涯発達と看護 (ヌーヴェルヒロカワ) ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 母性を取り巻く社会の出来事について、新聞記事を読み、要約とそれに対する考えをまとめてください。(A4:1枚分 1200字以内) ■オフィスアワー 水曜日午前中 研究室 ■担当教員からのメッセージ 性別を問わず、母性看護を身近なものとして一緒に考えてほしいと思います。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 小児看護論 K100078 【 時 間 割 担 当 者 】 流郷千幸 【配当年次・実施時期】 2 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 金2時限 必修 2 30 ■授業の概要 子どもが健やかに成長する過程を理解する。特に子どもはどのような存在なのか、子ども観の変遷から子どもが社会でどのように処遇されて きたのか、子どもの権利条約批准後、我が国において子どもの権利はどのように守られているかなどを保健・医療・福祉・教育の視点から検 討する。また、子どもは成長発達する存在であり、家族や社会から適切に保障される存在であることを理解し、子どもの健全育成のために私 たちにできることは何かを考察する。 ■授業のねらい 子どもの権利や子どもを守る法律・施策を学び、子どもを育む家族や子どもを取り巻く環境について理解する。さらに、小児医療における子 どもの権利、小児看護の役割を理解する。 ■授業の到達目標 1.子どもとはどのような存在か理解する 2.子どもの権利や子どもを守る法律・施策を理解する 3.子どもを育む家族や子どもを取り巻く環境について理解する 4.小児医療における子どもの権利と小児看護の役割について理解する ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 子どもとは 子どもとはどのような存在なのかを理解する 2 子ども観の変遷と子どもの権利 子ども観の変遷から子どもと社会の関係を理解する 3 子どもをめぐる諸統計 時代の変遷とともに、子どもの出生率や乳児死亡率などがどのように変化してきたのか理解する 4 子どもを守る法律・施策 5 小児看護における理論 諸統計を踏まえ、子どもの権利条約、母子保健法、児童福祉法、虐待防止法などが制定された経 緯とその内容について理解する 子どもの成長・発達について発達理論を用いて理解する 6 成長・発達の原則と各期の形態的、機能的、心理社会的特徴及び成長発達の評価方法を理解する 8 子どもの成長・発達の特徴と評価方 法① 子どもの成長・発達の特徴と評価方 法② 子どもと栄養 9 子どもと家族 10 子どもの心理的問題 子どもにとって家族とはどのような存在なのか、家族の形態、機能、役割や少子化、核家族化が 子どもに与える影響について考察する 不登校、拒食症、いじめ、暴力、喫煙、飲酒など子どもの心理的問題について理解する 11 子どもと教育 子どもが教育を受ける場の特徴と役割、各期における問題について理解する 12 子どもと遊び 子どもにとっての遊びの意義、各期の特徴を理解する 13 子どもと安全 子どもに多い事故や感染症などを発達の特徴から理解する 14 児童虐待 虐待の種類、子どもと家族が抱える問題、社会における対応などを理解する 15 小児医療の変遷と子どもの権利 小児看護の特徴と役割 小児医療の変遷から医療の場における子どもの権利について理解し、子どもの権利を守るための 看護職の責務について考察する 7 ■履修要件 成長・発達の原則と各期の形態的、機能的、心理社会的特徴及び成長発達の評価方法を理解する 子どもの成長・発達に不可欠な栄養について、各期の特徴を理解する なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 小テスト 50 % 定期試験 50 % 指示した課題の理解度から評価する ■教科書・テキスト ナーシンググラフィカ28 小児の発達と看護 メディカ出版 ナーシンググラフィカ29 小児看護技術 メディカ出版 ■参考書 授業中に指示 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 各回、事前に指示された課題をもって授業に臨むこと ■オフィスアワー メールでの対応 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 [email protected] 評価基準 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 小児看護技術論Ⅰ K1000791 【 時 間 割 担 当 者 】 平田美紀 流郷千幸 鈴木美佐 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月2時限 必修 2 30 ■授業の概要 子どもの成長・発達の特徴および、各発達段階における養護と生活支援について説明し、成長・発達に不可欠な遊びについて講義する。幼児 期の子どもへの遊びを理解するために、グループ演習の中で遊びを考案し発表する。健康障害や入院が及ぼす影響、子どもに特有な症状別看 護の特徴を講義で説明する。 ■授業のねらい 子どもの成長・発達、発達段階ごとの形態的・機能的特徴、心理・社会的発達と各期における養護、生活支援について理解する。また、幼児 期の子どもの遊びの提供を通して成長・発達の特徴および遊びの意義を理解する。健康障害や入院が子どもと家族に及ぼす影響、様々な疾患 をもつ子どもと家族の特徴が理解でき、小児看護実践の基礎的能力を身につけることをねらいとする。 ■授業の到達目標 1.子どもの形態的・機能的特徴、心理・社会的発達と各期における養護、生活支援が理解できる。 2.遊びの意義を理解し、遊びを展開する能力を養う。 3.健康障害や入院が子どもと家族に及ぼす影響が理解できる。 4.子どもの特有な症状および健康障害と看護の特徴が理解できる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 新生児期・乳児期の成長発達と養護(平田) 新生児期・乳児期の成長・発達の特徴を理解し、養護および看護を考察する。 2 幼児前期の成長発達と養護(平田) 幼児前期の成長・発達の特徴を理解し、養護および看護を考察する。 3 幼児後期の成長発達と養護(平田) 幼児後期の成長・発達の特徴を理解し、養護および看護を考察する。 4 学童期・青年期の成長発達と養護(平田) 学童期・青年期の成長・発達の特徴を理解し、養護および看護を考察する。 5 発達に応じた遊びの意義を理解し、遊びの計画を立案する。 10 健康な子どもの遊び①(演習) (流郷、平田、鈴木) 健康な子どもの遊び②(演習) (流郷、平田、鈴木) 健康な子どもの遊び③(演習) (流郷、平田、鈴木) 健康な子どもの遊び④(演習) (流郷、平田、鈴木) 健康障害や入院が子どもと家族に与える影 響(平田) 子どもにとって望ましい入院環境(平田) 11 症状別看護①(平田) 12 症状別看護②(平田) 13 症状別看護③(平田) 14 施設見学(流郷、平田、鈴木) 子どもに特有な症状を理解し、看護を考察する。 発熱、脱水、下痢、嘔吐 子どもに特有な症状を理解し、看護を考察する。 けいれん、呼吸困難、痛み 子どもに特有な症状を理解し、看護を考察する。 状況設定に応じた看護 子ども専門病院の見学を通して、子どもと家族にとって望ましい入院環境を考察する。 15 施設見学(流郷、平田、鈴木) 子ども専門病院の見学を通して、子どもと家族にとって望ましい入院環境を考察する。 6 7 8 9 計画に基づいて、発表の準備をする。 計画に基づいて、発表の準備をする。 立案した遊びを発表し、発達的視野から考察する。 子どもの健康障害や入院が、子どもと家族に与える影響を理解し看護を考察する。 子どもにとっての入院環境を理解し、子どもと家族に必要な看護を考察する。 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 レポート 40 % 期末試験 60 % 指示した課題の理解度から評価する ■教科書・テキスト ナーシンググラフィカ 小児看護学① 小児の発達と看護 ナーシンググラフィカ 小児看護学② 小児看護技術 ナーシンググラフィカ 小児看護学③ 小児の疾患と看護 ■参考書 授業中に提示 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業中に指示した課題およびレポート ■オフィスアワー 授業時間後、あるいはメールで対応 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 [email protected] [email protected] メディカ出版 メディカ出版 メディカ出版 評価基準 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 教育方法論 K100106 【 時 間 割 担 当 者 】 加納亜紀 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 木4時限 自由 2 30 ■授業の概要 教育方法論は,教職課程に位置づけられた専門科目である.情報機器及び教材の活用を含む教育の方法及び技術に関する基礎的な理論を学び, 養護教諭の専門性の中核の1つである基礎的な保健指導実践力を養うことをねらいとしている.具体的には,全15回の授業の前半では,教育方 法・技術の歴史,学習指導や評価の方法に関する基礎的な理論,保健教育の概念やその目標と内容,指導案の作成方法など授業を行う上で必 要となる基本的な知識について講義を主体に展開する.後半では,指導テーマごとにグループを編成し,子どもの健康や成長・発達に対する 学生の理解を図りながら,集団を対象とした模擬保健指導の設計,指導案や教材の作成,指導の実施から評価までに取り組む.これらの活動 にはICTを活用し,学生が教えることのおもしろさや難しさを体験する中で,基礎的な実践力を養うものとする. ■授業のねらい 情報機器及び教材の活用を含む教育の方法及び技術に関する基礎的な理論を学び,養護教諭の専門性の中核の1つである基礎的な保健指導実践 力を養う. ■授業の到達目標 1.教育の方法と技術に関する基礎的な理論について理解を深める. 2.子どもの実態に即した授業づくりの大切さを学ぶ. 3.情報機器を活用して,模擬保健指導に自ら主体的に取り組むことができる. ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 オリエンテーション 本講義のねらいと受け方,評価基準 2 教育の方法と学習指導 教育方法の歴史と様々な教育方法・技術 3 教育課程と学習指導要領 4 授業と教育評価 5 保健教育① 6 保健教育② 7 保健教育活動の実践① 教育課程の意義と領域,学習指導要領の変遷 教科書の歴史,「教科書で教える」 「教科書を教える」 授業の過程と展開(設計・実施・評価) 教育評価の意義と方法 教育課程や学校保健における保健教育の概念の整理 学習指導要領における保健学習・特別活動(学級活動)の 目標と内容,その系統性や関連性 模擬保健指導の設計,指導案作成や板書計画,発問の方法 テーマ/グループメンバーの決定 子どもの健康課題,発達段階に基づいた指導内容の検討 8 保健教育活動の実践② 指導案の作成・推敲(情報機器・教材の活用) 9 保健教育活動の実践③ 指導案の作成・推敲(情報機器・教材の活用) 10 保健教育活動の実践④ グループごとに話し合い、模擬保健指導の構築・教材の作成をする。 11 保健教育活動の実践⑤ 模擬保健指導の準備(情報機器・教材の活用) 12 保健教育活動の実践⑥ 模擬保健指導の準備(情報機器・教材の活用) 13 グループ発表① 模擬保健指導及びICTを用いた自己・他己評価の実践 14 グループ発表② 模擬保健指導及びICTを用いた自己・他己評価の実践 15 まとめ 自己・他己評価結果や動画視聴により,自分たちの模擬保健指導を省察する. ■履修要件 養護教諭1種免許取得を希望している者 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 平常点 30 % 課題の提出状況,授業中のグループ活動への参加・協力状況 グループ発表 30 % グループ発表の内容,準備状況 課題 40 % 子どもの健康実態調べと指導案作成の2つの課題の内容 ■教科書・テキスト 〇小学校学習指導要領 〇中学校学習指導要領 〇小学校学習指導要領解説 体育編 〇小学校学習指導要領解説 特別活動編 〇中学校学習指導要領解説 保健体育編 〇中学校学習指導要領解説 特別活動編 この他、資料を適宜配布する。 ■参考書 参考書は必要に応じて紹介する。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) グループ発表の準備や指導案・教材の作成、課題へ取り組んでもらう。 ■オフィスアワー オフィスアワーは特に設けていないが、質問などある場合は、E-mailなどで事前に予約して研究室を訪問すること。 ■担当教員からのメッセージ 提出物の期限・提出先は、よく確認し厳守してください。 ■担当教員の連絡先 E-mail:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 リハビリテーション看護論 K100074 【 時 間 割 担 当 者 】 奥村洋子 【配当年次・実施時期】 2 年次 前期 【曜日・時限】 集中 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 選択 1 15 ■授業の概要 近年、生活習慣病増加や高齢化を背景に疾病や障害を持ちながら地域社会の中で生活する人が増加している。リハビリテーションはその人が 自分らしい生活の再構築に向けた多職種チームアプローチであることを解説する。障害を持つ対象者をICF概念モデルで捉えQOLの向上 に向けたリハビリテーション看護を、現場の看護場面の紹介や簡単な体験実習を通してイメージ化していく。 ■授業のねらい 障害をもつ対象を生活体として捉えその人が持つ「強み」や「可能性」を引き出し、多職種でチームアプローチすることがリハビリテーショ ン看護である。これを学ぶなかで多職種チームにおける看護師の役割を模索・確認することで、看護とは何かを自問する機会になる。 ■授業の到達目標 1.リハビリテーション看護の意義と役割・ICF概念モデルについて理解する。 2.チームアプローチにおける看護師の役割について理解する。 3.自分が考えるリハビリテーション看護について述べることができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 リハビリテーション看護とは 2 生活機能障害をもつ人とその家族の 理解 リハビリテーション看護の展開に必 要な概念と理論及び目的と方法 3 4 リハビリテーション看護の展開に必 要な概念と理論及び目的と方法 5 回復過程とリハビリテーション看護 6 生活機能障害とリハビリテーション 看護 7 生活機能障害とリハビリテーション 看護 8 生活機能障害とリハビリテーション 看護 1.リハビリテーション医療の歴史 2.リハビリテーション医療に携わる専門職の役割・機能 3.リハビリテーション看護の専門性 1.障害を持つ対象者をICF概念モデルで理解すること 2.生活機能障害を引き起こ す要因と、障害の広がり・影響 3.患者と家族が体験する障害の世界 1.QOL、自立と自律、セルフケア、主体性 2.その人らしい生活の再構築 1)廃用症候群の予防(生命レベル) 2)活動の促進(生活レベル) 3)参加の促進(人生レベル) *機能評価スケール・移動・更衣について体験 1.QOL、自立と自律、セルフケア、主体性 2.その人らしい生活の再構築 1)廃用症候群の予防(生命レベル) 2)活動の促進(生活レベル) 3)参加の促進(人生レベル)*機能評価スケール・移動・更衣について体験 1.急性期・回復期・維持期におけるリハビリテーション看護 1.高次脳機能障害を有する人への看護 2.身体運動機能障害を有する人への看護 3.排泄機能障害を有する人への看護 4.摂食・嚥下を有する人への看護 1.高次脳機能障害を有する人への看護 2.身体運動機能障害を有する人への看護 3.排泄機能障害を有する人への看護 4.摂食・嚥下を有する人への看護 1.高次脳機能障害を有する人への看護 2.身体運動機能障害を有する人への看護 3.排泄機能障害を有する人への看護 4.摂食・嚥下を有する人への看護 5.「障害をもつ人に関する記事・書籍を読んで考えること」について意見交換 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 課題学習(平常点) 10 % 定期試験 90 % 評価基準 「障害をもつ人に関する記事・書籍を読んで考えること」をA4用紙1枚(文字数自由)にまとめて提出 すること(提出期限:9/27(火)12時までに教務課まで) 指定課題レポート「私が考えるリハビリテーション看護」 ■教科書・テキスト 看護学テキストNiCE リハビリテーション看護 障害をもつ人の可能性とともに歩む 酒井郁子・金城利雄 編集 南江堂 2010年発行 ■参考書 Nursing Selection リハビリテーション看護⑪:奥宮睦子 石川ふみよ監修 学研 2003年発行 絵でわかる言語障害 言葉のメカニズムから対応まで:毛束真知子著者 学研 2002年発行 脳・神経疾患 疾患の理解と看護計画:甲田英一監修 学研メディカル秀潤社 2011年発行 脳卒中看護実践マニュアル:菊池晴彦監修 メディカ出版 2009年発行 よくわかる脳の障害とケア:酒井保治郎監修 南江堂 2013年発行 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 障害をもつ人に関する記事・書籍を読んで、心身機能・身体構造・環境因子・個人因子が生活機能にどのような影響を及ぼしているのかにつ いて考えを記述して下さい(A4用紙1枚、余白・フォント・文字数自由)。9/27講義に使用するので9/27(火)12時までに教務課に提出し てください。 ■オフィスアワー 授業時間後 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 教務課 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 地域看護論 K1000811 【 時 間 割 担 当 者 】 原田小夜 【配当年次・実施時期】 2 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月2時限 必修 2 30 ■授業の概要 地域社会で生活する人々を対象とした公衆衛生看護活動の歴史、公衆衛生看護活動の対象、地域で働く看護職の健康増進活動、疾病予防活動 における役割、ヘルスプロモーションの考え方、公衆衛生行政と保健活動、保健事業、ハイリスクアプローチとポピュレーションアプローチ、 ソーシャルキャピタル、住民の地区組織活動や地域の社会資源に関すること、保健、医療、福祉分野との連携等、公衆衛生看護活動の基礎を 学習する。 ■授業のねらい 地域住民の健康生活を支えるための公衆衛生看護活動について学習する。公衆衛生看護の目的、様々な健康レベルの対象者を対象とした保健 師の個別、集団への支援と地域ケアシステム構築の活動について学習する。 ■授業の到達目標 公衆衛生の考え方と公衆衛生看護活動の理念や活動の対象、活動方法等、公衆衛生看護活動の基礎的な理解をする。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 公衆衛生看護活動の基本理念と目標1(原田) 公衆衛生看護の定義と基本概念について学習する。 2 公衆衛生看護活動の基本理念と目標2(原田) 公衆衛生看護の基盤となる概念について学習する 3 公衆衛生看護の対象① 個人・家族(原田) 公衆衛生看護の対象② グループ・組織・地域(原田) 公衆衛生看護活動の場 4 5 6 活動対象としての個人の特徴、ケアの最小単位である家族について学習する。 活動対象としての集団の機能、 セルフヘルプグループ、地区組織活動について学習する。 行政、産業保健・学校保健で働く看護職について学習する。 医療機関・社会福祉施設・国際看護での活動について学習する。 経済・産業、地域社会および社会格差などの社会環境の変化による疾病構造の変化、価 値観の多様化、地方分権などによる公衆衛生活動の変化について学習する。 健康の社会決定要因、健康課題解決の資源について学習する。 健康と社会的要因、生活構造について学習する。 12 社会情勢の変化と健康問題① 社会情勢の変化・環境(原田) 社会情勢の変化と健康問題② 健康の社会的決定要因および健康課題解決の 資源(原田) 公衆衛生活動の展開① 健康と生活(原田) 公衆衛生看護活動の展開② 理論(原田) 住民への相談活動の実際① (高橋) 住民への相談活動の実際② (高橋) 保健活動の計画・実践・評価と施策化(原田) 13 公衆衛生看護管理・健康危機管理(原田) 公衆衛生看護管理の目的、組織と管理、人材育成のしくみについて学習する。 14 公衆衛生看護の歴史(原田) 日本における公衆衛生看護の歴史について学習する。 15 地域における看護活動まとめ(原田) 公衆衛生看護と保健師の活動についてまとめる。 7 8 9 10 11 生活モデルと医療モデル、予防、ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチ 等、公衆衛生看護の理論について学習する。 保健師の行う個別・家族、集団、地域へのアプローチ方法を学習する。 ・様々な健康問題に対する相談活動について学習する。 DV、児童虐待に関する相談活動 ・様々な健康問題に対する相談活動について学習する。 対象者の人権を守るとは 支援者に対する支援とネットワーク 保健計画の策定プロセスについて学習する。 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 30 % 平常点 (課題レポート含む) 期末試験 70 % 期末試験 評価基準 ■教科書・テキスト 標準保健師講座 公衆衛生看護学概論, 医学書院, 2015 ■参考書 津村智恵子 上野雅恵編,『公衆衛生看護学』,中央法規,2012 望月弘子、宮崎和加子「あなたも地域看護のフロントランナー」日本看護協会出版会 2008年 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 事前に教科書を読んでくること、また、レポート等を指示します。 ■オフィスアワー 授業時間後やメールでの対応 ■担当教員からのメッセージ 本講義は保健師の活動について学ぶというだけでなく、生活、予防、関係者との連携、住民との協働について考える講義です。病院の臨床看 護より、看護の活動対象、活動の場も広がります。患者から地域生活者に視点を転換していくことが大切です。活動事例を用いて学習したい と思います。 ■担当教員の連絡先 原田:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 在宅看護論 K1000812 【 時 間 割 担 当 者 】 磯邉厚子 【配当年次・実施時期】 2 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月3時限 必修 2 30 ■授業の概要 高齢社会及び早期退院などに伴う在宅医療ニーズの高まりと、地域における人々の多様なニーズに対応すべく在宅看護の必要性を解説する。 訪問看護の歴史や制度的成り立ち、位置づけを概説したうえで在宅看護の意義、特徴を説明する。地域で暮らす療養者及び家族の支援に関す る看護の基礎的知識をはじめ、関係職種との連携や地域包括ケアの必要性について解説する。授業は講義、グループディスカッション、発表 などで行う。 ■授業のねらい 地域で暮らす療養者や家族が様々な社会資源を活用しながら、安心して療養できるよう様々な支援体制を学ぶ。在宅看護の現場では個別かつ 多様なニーズをもった対象者がその人らしく療養ができるよう、看護の基礎的知識及び意思決定への支援、他職種との連携や地域包括ケアの 必要性について学ぶ。 ■授業の到達目標 ①社会の変化や在宅医療・看護ニーズについて理解する。 ②在宅看護に関する制度及び在宅看護の導入経路について理解する。 ③退院調整、保健医療福祉サービスの連携、協働を含めた地域包括ケアを説明できる。 ④地域で暮らす療養者や家族が安心して療養生活を送ることができるよう、生活の場に応じた看護の必要性を説明できる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 在宅看護の歴史、訪問看護活動の発祥と発展、 日本における在宅看護の歴史(桶河担当) 社会の変化と在宅ケアニーズ、高齢社会と家 族構成の変化(磯邉担当) 在宅看護の目的、機能、施設看護との比較、 在宅看護の対象者の捉え方(磯邉担当) 在宅看護における信頼関係の形成と意思決定 への支援(磯邉担当) 家族とは-在宅における家族への視点、家族 機能及び家族の役割(磯邉担当) 在宅看護の対象者である療養者と家族への視 点、介護負担者としての家族(磯邉担当) 患者が安心して地域へ戻るための施設と在宅 を結ぶ看護の連続性と地域連携(川嶋担当) 在宅対象者へのセルフケアと自立支援の教育 (磯邉担当) 医療保険制度と介護保険制度、障害者自立支 援制度(桶河担当) 介護保険法と在宅看護の対象、介護保険と訪 問看護(川嶋担当) 在宅ターミナルへの視点、在宅での生命と生 活の質の保障(磯邉担当) 在宅看護における援助関係 療養者と家族の 在宅ニーズの理解(磯邉担当) 地域包括ケア体制と保健医療福祉サービスと の連携と協働(川嶋担当) 在宅看護における多職種との連携とマネジメ ントの理解(桶河担当) 保健・医療、福祉の状況変化への対応と在宅 看護活動の向上。諸外国の状況(磯邉担当) 学習のポイント 在宅療養者に対する看護活動がどのようにして始まり、 どのように発展してきたのかを知 り、在宅看護の在り方を施策や地域のニーズとの関連で理解する。 訪問看護の制度的成り立ちや、高齢者の保健福祉施策を理解し、高齢者を取囲む制度や保 険サービス、包括的支援事業について理解する。 在宅看護成立条件をふまえ、在宅看護の法的根拠、導入経路、看護活動とその特徴を理解 する。療養者側とサービス提供者の協働活動を理解する。 在宅療養者や家族が、安心して在宅療養を続けられるよう、意志決定への支援と良好な人 間関係構築の必要性を理解する。 在宅看護の対象者が療養者と家族であることを理解し、 高齢社会における家族の状況を客 観的、多角的に理解する。 在宅看護の場が家庭であり、在宅看護における家族は重要な位置を占める。介護負担者と しての家族に対し、療養者と家族のQOLについて理解する。 早期退院に伴う退院調整と地域連携の必要性を理解する。入院中から退院後も必要な看護 が続けられるよう退院支援と継続看護の必要性を理解する。 オレムのセルフケアの概念枠組みを用い、セルフケア不足が生じるプロセスを理解し、療 養者及び家族のセルフケアへの支援について学ぶ。 在宅療養者に摘要される各保険制度の内容と特徴を理解する。 在宅療養者の多くが利用す る介護保険制度の給付や種類の内容を理解する。 介護保険制度における認定とサービス内容を理解すると共に、 介護支援専門員と看護職の 連携、連絡調整の必要性を理解する。 生命と生活の質の観点からターミナル期にある人が自宅で過ごす意義について考え、人生 のQOLを最優先する在宅ターミナルへの支援を理解する。 在宅看護での看護師の姿勢に「傾聴」がある。療養者及び家族の訴えに耳を傾け、理解を 深めることは信頼関係構築の一歩であることを学ぶ。 在宅看護活動では保健所や保健センター、老人介護支援センター、地域包括支援センター 等との関係機関と連携する必要性を理解する。 訪問看護と医師、薬剤師、理学療法士、ケアマネジャーなどの在宅ケアチームと連携し、 在宅看護におけるマネジメントの必要性を理解する。 現在までの在宅看護活動を評価、継続し、看護の質を評価する必要性を理解する。諸外国 の在宅ケアを学ぶ(アメリカ、イギリス、オーストラリアなど) 。 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 30 % 定期試験 70 % 評価基準 準備学習や課題レポートにより評価します。内容が授業のねらい、目標に即しているか、妥当な記述である か、提出期限が守られているかなどを評価します。 本大学の成績評価基準に準じます。 ■教科書・テキスト 在宅看護学講座, ナカニシヤ出版 在宅看護論, ヌーヴェルヒロカワ 家族看護学を基盤とした在宅看護論 Ⅰ概論編(第3版),日本看護協会出版会 ■参考書 日本医療ソーシャルワーク研究会, 医療福祉総合ガイドブック, 医学書院 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 保健医療福祉制度、介護保険や医療保険制度などを準備学習として調べ、A4用紙2枚程度(1時間程度を要する)のレポートを求めます。 ■オフィスアワー 随時受付けます(看護棟205号室-磯邉研究室)(看護棟107号室-桶河、川嶋研究室) ■担当教員からのメッセージ 早期退院に伴い、在宅看護は重要な役割を担っています。地域で実践されている在宅看護について、基盤となる法律や制度も含めて学習します。 ■担当教員の連絡先 磯邉:[email protected] 桶河:[email protected] 川嶋:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 実用中国語 K1000291 【 時 間 割 担 当 者 】 唐楽寧 【配当年次・実施時期】 2 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 木5時限 選択 1 30 ■授業の概要 初心者向けのやさしい中国語講義です。中国語の基本となる発音、漢字、文法をしっかりとマスターしていただくために、講義では発音練習、 会話練習を繰り返す上で、質疑応答、中国(語)豆知識などの学習内容と復習時間も用意しています。 ■授業のねらい 1.中国と日本は古くから交流が盛んで文化的に共通しているところが多く見られます。しかし、漢字を見たらある程度理解できますが、話 すと全く通じません。そのため、この講義では「話す」ことに力点を置いています。 2.国際理解、国際交流に興味を持ちましょう。 ■授業の到達目標 「読み」「書き」「会話」など中国語の基本をマスターし簡単なコミュニケーションができるように心がけましょう。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 中国語の発音(1) 2 中国語の発音(2) 3 第1課 会話1 名前の紹介 会話2 学年の紹介 第 1 課の復習と確認 4 5 6 第2課 会話1 携帯、パソコンの持ち主 会話2 中国語は難しい? 第2課の復習と確認 7 第3課 会話1 大学周辺の公共施設 会話2 料理の注文 8 第 3 課の復習と確認 9 第4課 会話1 誕生日 会話2 時間割 第 4 課の復習と確認 10 学習のポイント 1.単母音、二重母音、三重母音、アクセントの基本形 2.日常挨拶 3.中国語の話題1 1.子音、子音+母音 2.日常挨拶 3.中国語の話題2 11 第5課 会話1 朝食 会話2 小旅行 12 第 4 課の復習と確認 13 14 第6課 会話1 買い物の支払い 会話2 運動(テニス) 第 6 課の復習と確認 15 まとめ 1.人称代名詞 2.「姓」と「叫」の使い方 3.「~??」疑問文(普通疑問文) 4.名詞述語文 1.発音と文法の確認 2.練習問題の確認 3.イラストで覚える単語帳:さまざまな職業 1.指示代名詞 2.疑問詞疑問文(特殊疑問文) 3.「的」の使い方 4.形容詞述語文 1.発音と文法の確認 2.練習問題の確認 3.イラストで覚える単語帳:反対語 1.「在」と「有」 2.場所代名詞 3.「~?(~ましょう、~でしょう)」 4.数量(詞) 1.発音と文法の確認 2.練習問題の確認 3.イラストで覚える単語帳:公共施設の言い方 1.年月日の言い方 2.曜日の言い方 3.「从(~から)」「到(~まで)」の前置詞 1.発音と文法の確認 2.練習問題の確認 3.イラストで覚える単語帳:時間の言い方 1.「~了(~した)」完了を表す表現 2.「?~(まだ~していない)」副詞 3.「~?(~したことがある)」過去の経験を表す表現 4.回数・時間などの動作の量を表す表現 1.発音と文法の確認 2.練習問題の確認 3.イラストで覚える単語帳:食べ物 1.「要~」「想~」 (~したい)助動詞1 2.「用~(~で~する)」手段を表す連動式 3.「能~」「会~」「可以~」(~できる)助動詞2 1.発音と文法の確認 2.練習問題の確認 3.イラストで覚える単語帳:スポーツ 1.発音と文法の総まとめ 2.練習問題の確認 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 定期試験 70 % 口頭試験または筆記試験で習熟度を確認します。 平常点 30 % 授業の取り組み姿勢、練習の完成状況 ■教科書・テキスト 『楽しい中国語 第一歩』山下輝彦著 朝日出版社 ■参考書 授業内で指示します。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 「習うなら慣れよう」、習った単語やプレースを繰り返して練習しましょう。 ■オフィスアワー 木曜日3限 ■担当教員からのメッセージ 15回の講義は語学の勉強にとってほんのスタートに過ぎませんが、この大きな一歩をしっかりと踏み出してみましょう。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 人間発達論 K100006 【 時 間 割 担 当 者 】 谷口麻起子 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 水2時限 選択 2 30 ■授業の概要 心理的・身体的・社会的な観点から、人間がどのようなライフサイクルをたどっていくのかについて、 概観する。授業は講義形式で行う。 ■授業のねらい 人間を考える上で、発達的観点は欠かせない。本授業では発達的観点から人間を捉えるときの基礎知識を 身につけ、各自が発達的観点をもって人間に接することができるようになってほしい。 ■授業の到達目標 1.人間のライフサイクルについて、多角的な視点と、人間を全体的にとらえる視点をもって考えられるようになること。 2.自分自身が生きる上で、また他者に関わる上で、ライフサイクルの視点を生かすことができるようになること。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 オリエンテーション 授業の受け方や全体計画について。 発達という概念について。 エリクソンなど、代表的なライフサイクルの理論を紹介する。 2 ライフサイクルの視点 3 胎児期 4 胎児期2 5 乳児期 6 幼児期 生命の誕生から、この世に出てくるまでの発達をたどる。 妊娠をめぐる諸問題について考える。 出生前診断、遺伝カウンセリングについて紹介し 胎児期をめぐる心理的問題について考える。 乳児がどのような認知を行い、心身が発達していくかを概観する。 まだ現代の子育ての問題について、発達的視点から考える。 特に認知発達の観点から、幼児期の特徴を紹介する。 7 児童期 いじめや不登校といった、学校臨床でみられる問題を中心に、児童の発達について考える。 8 思春期 9 青年期 心身の発達が著しい思春期の特徴と、その問題について考える。 また大人でも思春期心性がみられるようになっていることについて、家族発達の視点から考える。 アイデンティティを巡る問題を概観し、自己の発達について考える。 10 成人期 11 老年期 結婚や就職が課題となる成人期の問題について考える。 また中年の危機について、ユングの視点から考える。 いかに死を迎えるかということについて考える。 12 ライフサイクルと臨床 いわゆる病や問題行動といった臨床心理学的な問題を、ライフサイクルという観点からみて考える。 13 ライフサイクルと事例 14 自分のライフサイクルを考える 歴史上、あるいは現代の著名人の生涯を取り上げ、ライフサイクルの観点からその人生について考え る。 自分のこれまでの人生を振り返り、今後どのように生きていきたいかを考える。 15 まとめ これまでの授業のまとめと、試験に向けての解説。 ■履修要件 特になし。 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 定期試験 70 % 定期試験の成績。知識だけでなく、考え方も問う。 平常点 30 % 授業で、感想や考え方を問う小レポートを課す。 ■教科書・テキスト 使用しない。 ■参考書 適宜授業中に指示する。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業に関連する文献を読むこと。 授業で取り上げたテーマについて、ニュースや新聞などを通して最新の知識を得、自分なりに考えること。 ■オフィスアワー 金曜日の昼休み。研究室。 ■担当教員からのメッセージ 授業中は私語、携帯の使用を禁ずる。 授業の進行により、シラバスの内容は変更されることがある。 ■担当教員の連絡先 メールアドレス:[email protected] メールを送る時は、件名に送信者の名前を入れること。なお携帯の場合は迷惑メール処理されることもあるので、返信が来ない時は直接訪れ るか、別アドレスでメールを送ること。 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 社会心理学 K100011 【 時 間 割 担 当 者 】 李艶 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 水3時限 選択 2 30 ■授業の概要 社会的存在としての自分(自分を知ること、人に伝えること、人を好きになること) 、人を助けること(援助行動・ボランテイア活動) 、人と 争うこと、集団・組織と関わること(職業とキャリア) 、社会と関わること(対人関係・対人行動・コミュニケーション) 、ノンバーバル・コ ミュニケーション心理学、環境の社会心理学、職業の社会心理学について概説する。授業方法については、講義を中心にする。 ■授業のねらい 社会心理学の基礎概念・基礎理論を学び、社会現象を心理学的視点から考える力と社会問題を解決する力を身につけることが最大の目的であ る。 ■授業の到達目標 1.社会心理学の基礎概念・基礎理論の知識を理解し身につける。 2.身近な社会問題、看護現場の社会心理問題を解決する意欲を起こす。 3.社会問題解決力を高める。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 オリエンテーション 授業の計画、成績評価、授業の進め方、受験生への要望、教科書と参考書などの説明。 2 社会心理学の概念 「社会心理学」とは何か、社会心理学の研究領域、研究方法について学習する。 3 自分とは何か、自己概念、自己評価について学習する。 社会比較理論を学習する。 対人コミュニケーション、自己開示・自己呈示について学習する。 セルフ・ハンデイキャッピング概念を学習する。 対人葛藤、葛藤解決の方略、葛藤解決と認知について学習する。 攻撃行動と攻撃を促す要因について学習する。 援助行動とは何か、援助行動の影響要因と個人要因について学習する。ソーシャル・サポートの 意義、ソーシャル・サポートのネットワーク作りについて検討する。 8 社会的存在としての自分 ①自分を知る 社会的存在としての自分 ②人に伝える 社会的存在としての自分 ③人と争う 人を助けること ①援助行動・ ②ソーシャル・サポート ノンバーバル・コミュニケーション 心理学 集団と人間 9 組織と人間行動 ① 10 組織と人間行動 ② ノンバーバル・コミュニケーションの概念・意義について学習する。異文化間コミュニケーショ ンの場面での重要性を理解する。 集団における同調行動、集団の凝集性と集団の意思決定、集団の分極化、集団と集団の関係につ いて学習する。 仕事の価値観、仕事の動機づけ、職業意識を学習する。多様な雇用形態における社会の労働者の 職業観について検討する。 組織と人間、キャリアと社会化、ニ-トの心理について検討する。 11 組織と人間行動 ③ リーダーシップ、PM理論について学習する。 12 対人関係の心理学 対人関係の心理学、対人行動の生起過程について学習する。 13 環境における社会心理学 環境問題に関する態度と行動の関連、 環境にやさしい行動に至る意思決定のプロセスを学習する。 14 職業における社会心理学 職業のバンアウト(燃え尽き症候群)を防ぐ策と職業のストレスマネジメントについて学習する 15 まとめ 授業の総括 4 5 6 7 ■履修要件 心理学概論と社会学が履修したことが望ましい。 ■成績評価の方法・基準 定期試験 種別 平常点 割合 評価基準 90 % 授業の理解度・到達度を確かめるため、筆記試験を行う。 10 % 中間課題 ■教科書・テキスト 指定はなし。 ■参考書 授業中に指示する。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 毎回授業の最後に、次の授業の内容を予告し、準備学習について具体的に指示する。 ■オフィスアワー 木曜日の4限、場所は454研究室。 ■担当教員からのメッセージ 最初の授業には授業の計画、成績評価、授業の進め方、受験生への要望、教科書と参考書などの説明を行う。説明をしっかり聞いて理解した うえで、この授業を履修してください。質問と不明点がありましたら、すぐ尋ねてください。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 情報処理演習 K100020 【 時 間 割 担 当 者 】 田中美恵子 別府寿々子 杉立宏子 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 火1時限 必修 1 30 ■授業の概要 代表的表計算ソフト「Excel」の有効な利用を通じて、情報化社会の中で効果的・効率的に情報を活用するための技術を養い、実践にいかせる スキルを習得する。 表計算ソフトの基本操作、関数、グラフ作成、データベース機能などを学ぶとともに、学生が興味をもって学習できる身近なテーマを用い、 どのような機能を活用して効率的に情報のデータ化、整理・保管、表現が効果的にできるか等の情報処理知識を習得する。 ■授業のねらい 表計算ソフトを使い、入力したデータを基に集計や分析を行い、情報の適切な判断の資料として利用できるようにする。 ■授業の到達目標 ワークシートへの入力ができる。 データをもとに数式作成、関数を利用した集計や分析できる。 データを視覚的にとらえられるようグラフ化できる。 「Word」と「Excel」間でデータの共有ができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 2 3 学習のポイント ガイダンス 「Excel」の基礎知識 表を作成しよう① Excelについて データを入力しよう ワークシート、セル、行、列の構成 罫線の設定、数式の入力、関数の入力方法 合計・平均関数を使ってみよう 表示形式の設定 相対参照と絶対参照 書式のコピー ヘッダー/フッターの設定 グラフ機能・グラフ作成 データベース機能 データの並べ替え、抽出、集計 シート間の集計 数式のコピー 5 表を編集しよう② 表を印刷しよう グラフを作成しよう データベース機能の基本 ワークシートを活用しよう 6 関数を活用しよう① 7 関数を活用しよう② 8 関数を活用しよう③ 9 ユーザー定義の表示形式を設定しよう 関数の入力方法 ふりがなの表示(PHONETIC関数) データの個数のカウント(COUNTA関数・COUNTIF関数) 該当データの検索(VLOOKUP関数) 条件の判断(IF関数) 複数の条件の判断(IF関数・AND関数・OR関数) RANK関数・端数処理関数 度数分布(FREQUENCY) アンケート表の作成集計 ユーザー定義の表示形式の設定 10 条件付き書式を設定しよう 条件付き書式の設定 11 高度なグラフを作成しよう 複合グラフの作成 12 ピボットテーブルを作成しよう 13 データベースを活用しよう ピボットテーブルの構成要素 ピボットテーブルの作成 フィールドのグループ化 レイアウトの変更 データの更新 テーブルの利用 複雑な条件によるフィルターの実行 14 Word に Excel のデータを取り込もう 15 まとめ 4 補助縦棒グラフ付き円グラフの作成 WordにExcelのデータを取り込もう Excelデータのコピーと貼り付け Excelデータのリンク貼り付け 練習問題 復習・確認をする グラフの変更 ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 学期末試験 50 % 到達目標確認のための実技試験 授業内課題 30 % 授業ごとの理解度を評価 授業外課題 20 % 課題学習による各単元の理解度を評価 評価基準 ■教科書・テキスト 情報リテラシーOffice 2010 ■参考書 必要時掲示する ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 演習中心の授業です。毎回の授業で課する演習問題や授業外の課題は、その指示による期限に従い必ず提出すること。 Excelの持つ機能や、関数の理解には繰り返しの学習が必要です。毎回の学習ポイントをしっかりと押さえ、次の授業に備えてください。 ■オフィスアワー メールで対応 ■担当教員からのメッセージ 大学生活でも社会人になってからも、身近なところにコンピュータがあり、ネットワークと関係ない生活は考えにくい現状にあります。いわ ゆる「計算」が苦手と思っている人も「Excel」の機能を上手く使い、情報を有効に活用する知識と技術を身につけてほしいと思っています。 ■担当教員の連絡先 [email protected](別府) [email protected](杉立) [email protected](田中) 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 大学基礎英語B 【 時 間 割 担 当 者 】 西澤裕一 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 K1000261 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 金3時限 ■授業の概要 選択 1 30 もっと英語を正確に読むことを学習したい、あるいは英語を読むということに自信が持てない学生を対象に英文の正確な読み方について学ん でいきます。それに加えて、内容を確認した教材を使ったペアワーク等の活動を通して読んだ英文の内容をしっかりと身につけることも目指 します。また補助教材としてハンドアウトも使用して、教科書の内容の他にも医療に関する英文やTOEICの問題も読んでもらう予定です。授業 スケジュールはあくまで予定なので変更になる場合もあります。 ■授業のねらい 学生がこれまでに持っている英文を読む力をさらに高めてその内容について発信できることを目標とします。 ■授業の到達目標 1. これまで以上に英文を正確に読めるようになる。 2. 授業で読んだ英文で使用されていた主要な語彙、表現などが使えるようになる。 3. 医療英語やTOEICの問題についての理解を深める。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 導入 授業の進め方 など。 2 英文読解・活用(1) Uniquely Japanese Hospitality 3 英文読解・活用(2) Start and Finish Work Earlier 4 英文読解・活用(3) The Music Industry Needs to Change 5 確認テスト (1) これまでに習ったことのポイントを再確認する。 6 英文読解・活用(4) How About a Nose Job in Malaysia? 7 英文読解・活用(5) No Longer a Man's World 8 英文読解・活用(6) Your Name Is Not on the List 9 確認テスト (2) これまでに習ったことのポイントを再確認する。 10 英文読解・活用(7) As Young as 70 Years Old 11 英文読解・活用(8) What Will the 2020 Games Give Us? 12 英文読解・活用(9) Animals' "Human" Rights!? 13 確認テスト (3) これまでに習ったことのポイントを再確認する。 14 英文読解・活用(10) Humanoids in the Aging Society 15 英文読解・活用(11) Dilemna of Hippocratic Oath ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 確認テスト 30 % 授業中の課題学習 30 % 期末テスト 40 % ■教科書・テキスト 静哲人 「Reading in Action Basic」 (2016) 金星堂 ISBN: 978-4-7647-4023-5 c1082 ■参考書 必要に応じて授業中に指示します。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 必要に応じて授業中に指示します。 ■オフィスアワー 質問や相談などがあれば授業終了後の時間で対応します。 ■担当教員からのメッセージ この機会に英語をしっかり学びなおしてください。 ■担当教員の連絡先 lect373h@seisen.ac.jp 評価基準 それまでの授業で学んだことがどれくらい身に着いたかどうか を判断するためのテストです。 授業で取り組んで、授業の終わりに提出。授業が どれくらい理解できているかを評価します。 この授業で学んだことがどれくらい身に着いたかどうかを判断 するためのテストです。 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 スポーツ実技 B 【 時 間 割 担 当 者 】 山堀貴彦 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 K100032 【曜日・時限】 金1時限・2 時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 選択 1 30 ■授業の概要 我々の生活は身体活動を基盤として成り立っており、身体活動による喜び、達成感、爽快感は生涯を通じて得られるものである。本授業では 身体活動の楽しみを心身を通じて感じるために、体育理論としてトレーニングの原理を学び、フットサル、ホッケー、フライングディスクと いったスポーツ活動を教材に学習を進める。 ■授業のねらい 各種の運動の実践を通して、スポーツの価値を探求するとともに、生涯にわたってスポーツを友とし、自ら積極的に健康を創造するための基 本的な資質を育成することをねらいとする。 ■授業の到達目標 1.体育理論としてのトレーニングの進め方や体育技能を向上させる効果的な目標の立て方、考え方を理解する。 2.フットサル、ホッケーではボールをパスする、ボールを止めるといった基本技術を身につける。 3.フライングディスクでは、ニュースポーツの意義と役割を理解し、楽しむための工夫をする。いずれの種目においてもルールとマナーを守 る態度を身につける。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 体育、運動の役割 現代の日本における体育や運動の役割、重要性について学習する。 2 トレーニングの原則・方法 3 4 筋力、瞬発力、調整力のトレーニン グ トレーニングの計画性 体力の概念とトレーニングの5大原則について学習する。また、トレーニングの質、量、頻度、 運動様式について学習する。 筋力、瞬発力、調整力および持久力や柔軟性のトレーニング方法について基本原則を学習する。 5 ホッケー① トレーニングの短期計画、中期計画、長期計画について学習する。また運動処方の基礎的事項に ついて学習する。 ルールの説明、ボールに慣れる:ボールコントロール 6 ホッケー② ドリブル、タックル、ブロック 7 ホッケー③ ストローク(ヒット・プッシュ)、レシーブ(フォア・リバース) 8 ホッケー④ リーグ戦(評価試合) 9 フットサル① ボールに慣れる:基本的パス、トラップ 10 フットサル② インサイドキック、インステップキック、パスワーク①:リーグ戦①(評価試合) 11 フットサル③ さまざまな身体部位を使ったトラップ、パスワーク②:リーグ戦②(評価試合) 12 フットサル④ シュート:インステップキックで思い切り打ってみよう:リーグ戦③(評価試合) 13 フライングディスク① ニュースポーツとは?フライングディスクを投げる 14 フライングディスク② 狙って投げる(ドッチビー体験) 15 フライングディスク③ 動きの中で投げる・捕る(アルティメット体験) ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 100 % 評価基準 授業内に課す課題レポート 評価のための試合でのパフォーマンス、試合結果 ■教科書・テキスト 授業時に資料を作成し配布する。 ■参考書 特になし ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 種目毎に配布する資料を熟読し、ルール、技術の名称等を覚えることで講義時の理解度を深めてもらいたい。 ■オフィスアワー 火曜~金曜日の昼休み:スポーツ・身体運動支援センター内研究室 ■担当教員からのメッセージ 実技の場合は人工芝グラウンドで行いますので、運動できる服装と運動靴を持参してください。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 人体の構造と機能Ⅲ K1000421 【 時 間 割 担 当 者 】 杉田陸海 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 木3時限 必修 1 30 ■授業の概要 生体は有機物を主体とした多様な物質で構成されています。本授業では、生命の基本物質であるタンパク質、生体の優れた情報物質である糖 質、生体を維持する物質である脂質、生命を再生する(遺伝情報を担い、伝える)物質である核酸の構造と機能について詳述します。さらに、 生きるためのエネルギーの確保や物質代謝のメカニズム、生命と薬・生命と医学について述べます。講義が中心ですが、実習(DNAモデル作 製)も予定しています。 ■授業のねらい 生体の“しくみ”を化学的方法で捉えるため、生命現象を支える主要物質の構造と機能について学び、生体における恒常性の維持について理解 します。また、人間のより健康な生活の発展を目指し、生命の尊重や健康の増進についての科学的意義の理解を目的としています。 ■授業の到達目標 生命現象に携わる物質の構造およびそれらの性質を理解し概説することができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 授業の概要およびテーマ 2 生命の起源、生物分化、生体に含まれる元 素とその作用 生命の基本物質であるタンパク質の構造と 機能Ⅰ 生命の基本物質であるタンパク質の構造と 機能Ⅱ タンパク質の代謝 3 4 5 6 生化学( 「生物を化学する」 )、生物を化学の言葉(原子・分子)で語ってみよう、生物の構 成成分、代謝(合成・分解) 、遺伝のしくみ、癌や老化の現象を物質の変化として捉えてみ よう 地球の誕生と物質進化、生命の誕生、生物の種の分化、種の保存、生物の元素組成とそれ らの存在状態・機能 アミノ酸の定義、アミノ酸の分類と構造、ペプチド、ペプチド結合、オリゴ及びポリペプ チド タンパク質の定義、タンパク質の分類と構造、酵素反応とその機構 合成と分解、尿素回路(オルニチン回路) 生体の優れた情報物質である糖質の構造と 機能Ⅰ 生体の優れた情報物質である糖質の構造と 機能Ⅱ 糖質の代謝 糖質の定義、糖質の分類と構造(単糖、オリゴ糖、多糖)、グリコシド結合(配糖体結合) 、 デンプン、セルロース 複合糖質、情報授受機構と生理機能 生命を維持する物質である脂質の構造と機 能Ⅰ 生命を維持する物質である脂質の構造と機 能Ⅱ 脂質の代謝 脂質の定義、主な脂肪酸(飽和酸・不飽和酸、n-3系・n-6系脂肪酸)、中性脂質、リン脂 質 糖脂質、ヒト赤血球膜の糖脂質、生体膜の構造と機能(認識・識別、受容体等) 核酸の定義、核酸の分類と構造、DNAとRNA、ヌクレオシド、ヌクレオチド、ホスホジエ ステル結合 転写、翻訳、タンパク質合成の機構、アミノ酸コドン、DNAモデルの作成 14 生命を再生する(遺伝情報を担い、伝える) 物質である核酸の構造と機能Ⅰ 生命を再生する(遺伝情報を担い、伝える) 物質である核酸の構造と機能Ⅱ 生きるためのエネルギーの確保 15 生命と薬、生命と医学 医薬・農薬、免疫(アレルギー)、癌、エイズ、老化 7 8 9 10 11 12 13 合成と分解、エネルギー生産 合成と分解、脂肪酸のβ-酸化、アセチル-CoAとケトン体 エネルギー(ATP)生成のメカニズム ■履修要件 [化学]の履修を推奨します。 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 学習態度 5 % レポート 15 % 期末試験 80 % 授業中に1回以上の発表 評価基準 毎回(15回)の宿題レポート ■教科書・テキスト 本授業用に作成したプリントをテキストとして用います。第1回目の授業開始時に配布します。 ■参考書 わかりやすい生化学 疾病と代謝・栄養の理解のために(石黒伊三監修、篠原力雄、饒村護編集)ヌーヴェルヒロカワ 系統看護学講座 生化学 人体の構造と機能2(三輪一智、中恵一著)医学書院 入門生化学(村上枝彦著)培風館 系統看護学講座 化学(杉田良樹著)医学書院 糖脂質物語(山川民夫著)講談社 (これらの書籍については、図書館に常備していただくようにお願いしています。その他、必要に応じて紹介します。) ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 事前学習として当該授業用配布プリントの予習および事後学習としての宿題レポート(毎回)の提出 ■オフィスアワー 前期 木曜日 14:30~15:30 看護学部教務課 ■担当教員からのメッセージ 生体の“しくみ”を化学の立場から見る授業です。[化学(選択科目)]を履修していると授業が理解し易いです。 ■担当教員の連絡先 看護学部教務課 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 微生物学 K1000441 【 時 間 割 担 当 者 】 旦部幸博 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 月4時限・5時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 1 30 ■授業の概要 本授業では、感染症の原因になる細菌・ウイルスなど、各種の病原微生物について、それぞれに共通する基本的な性質や病気を起こすメカニ ズムを学習するとともに、我々の体がこれらの病原微生物に対抗するために備わっている防御システムである免疫のしくみや、滅菌・消毒、 標準予防策などの伝播対策、抗微生物薬、ワクチンなどによる治療や予防、代表的な感染症の特徴などについても解説する。 ■授業のねらい 病原微生物は、絶え間なく進化しつづける人類最大の宿敵とも呼ぶべき存在である。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」の言葉の通り、 病原微生物の性質を知り、さらに我々に備わっている感染防御機構である免疫を理解し、その上で滅菌・消毒、治療法などの対策法を学ぶこ とで、将来、病原微生物や感染症と最前線で戦う医療人に必要な考え方や知識の基礎を身につける。 ■授業の到達目標 1. 2. 3. 4. 5. 6. 主な微生物の分類(細菌、ウイルス、真菌、原生生物)とその性質を説明できる 微生物がヒトに感染して発病にいたるまでの流れを理解する 感染防御機構(免疫)の役割について理解する 滅菌と消毒、標準予防策について理解する 感染症の治療薬と問題点について説明できる 代表的な感染症についての基礎的な知識がある ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 微生物とはなにか 微生物の位置づけ、分類、人間との関わりと、微生物学の歴史 2 細菌の性質 構造・生態的な特徴、増殖と遺伝、常在細菌叢 3 真菌、原生生物の性質 構造・生態的な特徴、代表的な病原体 4 ウイルスの性質 構造的な特徴、ウイルスの増殖 5 感染と感染症 感染・発病のメカニズム、感染源と感染経路、病原体側の病原因子 6 感染防御免疫 宿主側の生体防御機構、自然免疫 7 感染防御免疫 獲得免疫(液性免疫と細胞性免疫) 8 感染症の予防 滅菌と消毒 9 感染症の予防 関連法規、ワクチン、標準予防策 10 感染症の治療 化学療法の特徴と問題点。薬剤耐性のしくみ 11 感染症の治療 抗細菌薬、抗ウイルス薬の作用機序 12 病原微生物各論 経口/消化器感染症と食中毒(ブドウ球菌、大腸菌、ノロウイルスほか) 13 病原微生物各論 経気道/呼吸器感染症(レンサ球菌、結核菌、インフルエンザほか) 14 病原微生物各論 性感染症・血液感染ほか(梅毒、クラミジア、リケッチアほか) 15 病原微生物各論 HIV 感染症と肝炎ウイルス ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 定期試験 100 % 評価基準 ■教科書・テキスト 系統看護学 専門基礎6 疾病のなりたちと回復の促進 微生物学 (医学書院) 必要に応じて資料を配布します。 ■参考書 随時紹介します。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 微生物学は、生物だけでなく化学や物理とも関係する部分がある総合学問です。高校までに習った理科(生物・化学・物理)の内容をおさら いしておいてください。また授業時間が限られているので、各自で指定教科書を読み、復習や自学自習も行ってください。 ■オフィスアワー 授業時間後 ■担当教員からのメッセージ 新型インフルエンザやエボラ熱などの出現や、肉生食による食中毒、効果の怪しい抗菌グッズ……社会的な関心が高い反面、それだけにいろ いろな風説やデマも広まっている分野です。微生物や感染症についての基本的な考え方を身に付けることは、医療人として必要なだけでなく、 皆さんが将来の生活を送る上でもきっと役に立つでしょう。 ■担当教員の連絡先 教務課 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 人間関係論 K100048 【 時 間 割 担 当 者 】 間文彦 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 水1時限 必修 2 30 ■授業の概要 私たちは人と人との繋がり、人間関係の中で、お互いに支えあって生きている。さまざまな視点から、人間関係の基本的考えを理解している。 そのうえで援助的なコミュニケーションのあり方を考察し、グループワークでの振り返りを通して理解を深め、医療職として人間関係につい て学んでいく。 ■授業のねらい 自分を見つめる機会を通して、自己への理解を深め、人間関係を円滑に保つためコミュニケーション技法を学び自己理解を深める。 ■授業の到達目標 1.よりよい人間関係構築のための人間関係論を理解できる。 2.看護師と看護師の対象との間における援助の土台が理解できる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 人間関係論の視点 2 社会的役割と人間関係 3 集団の特徴を理解し、集団目標・集団の構造、集団の機能を学習する。 7 小集団のダイナミックス ー集団力学の視点ー 小集団のダイナミックス ー集団力学の視点ー 人間関係と援助的コミュニケーショ ン 人間関係と援助的コミュニケーショ ン 人間関係のスキルトレーニング 8 人間関係のスキルトレーニング 面接場所、視線の位置、椅子位置などの工夫を行い、演習(グループワーク)を通して理科する。 9 保健医療チームの人間関係 保健医療チームの特徴を理解し、リーダーシップ、メンバーシップの役割を理解する。 10 患者と援助者の人間関係 患者との援助関係の基本的考えを理解し、患者と援助者との援助関係の展開を理解する。 11 在宅ケアと援助者の関係 12 生活習慣病者との支援関係 在宅ケアにおける援助者との関係に及ぼす要因を理解し、援助者と患者のかかわりの発展を理解 する。 生活習慣病の概念を理解し、生活習慣と嗜癖、セルフケアの理論を理解する。 13 ターミナルケアと人間関係 14 遺族ケアと援助者の関係 ターミナルケアとホスピスケア・緩和ケアを理解し、ターミナルケアにおける人間関係を理解す る。 遺される家族に必要な援助を理解し、悲嘆・悲哀とその過程を理解する。 15 QOLを目指す人間関係 QOL概念を理解し、QOLの特徴と人間関係を理解する。 4 5 6 コミュニケーションとメタコミュニケーションについて理解し、人間関係を理解する視点を理解 する。 看護をとりまく状況を理解し、手段的役割と表出的役割を理解する。 集団力学を演習(グループワーク)を通して理解する。 コミュニケーションの意義を理解し、コミュニケーションの分類、コミュニケーションのプロセ スを理解する。 カウンセリング理論・技法を理解し、演習(グループワーク)を通して理解する。 面接場所、視線の位置、椅子の位置などによる面接者の工夫などを理解する。 ■履修要件 人間発達論、対人コミュニケーションを履修しておくことが望ましい。 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 定期試験 90 % 授業内容を中心とした記述型筆記試験の点数 平常点 10 % 演習(グループワーク)においての発言、まとめの報告。 ■教科書・テキスト 書名:ナースのための心理学④ 著者:岡堂哲雄編 発刊年:2010. 出版社:金子書房 ■参考書 書名:精神看護の非コミュニケーションUP術 著者:平澤久一監 発刊年:2010. 出版社:MCメヂカ出版 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 事前学習、シラバス確認後、各項目ごとに重要点をまとめて置く。 ■オフィスアワー 水曜日 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 E-mail [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 保健統計学 K100054 【 時 間 割 担 当 者 】 山川正信 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 火2時限 ■授業の概要 必修 2 30 統計学では、①健康に関する死亡率、平均寿命などの人口統計指標を学ぶ。これによって、国民の健康状態や地域の衛生状態を推測すること ができる。②平均値、標準偏差などのデータのまとめ方、③統計学的有意差検定、④回帰直線、重回帰分析を学ぶことによって科学的な推論 ができ、理論形成が可能となる。さらに⑤演習として量的データ(病院検査) 、質的データ(転倒や認知症分類)を用いて解析法を学び、図示 化、モデル化を試み、統計学におけるものの考え方を体得する。 ■授業のねらい 保健領域の諸問題を解決するための統計学的基礎知識を習得し、データ処理の応用ができる。 ■授業の到達目標 保健統計指標が述べられる。平均値、偏差値等の計算ができる。統計学的検定ができる。 疫学の主な方法が述べられる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 統計学入門 保健統計学とは、学習の進め方、保健指標の見方 2 健康指標(1) 保健指標に影響する因子、人口動態統計、人口動態統計、国民の健康情報 3 健康指標(2) 学校保健統計、国民健康・栄養調査、医療統計 4 健康指標(3) 死亡率(乳児死亡、周産期死亡)、罹患率と有病率 5 健康指標(4) 指標の標準化(年齢調整死亡率) 6 健康指標(5) 年次推移の観察、平滑化、出生力指標 7 統計データのまとめ方(1) 8 統計データのまとめ方(2) (小テスト1回目) データの種類と尺度(量的データ、質的データ)、質問紙調査の方法 単純集計、度数分布表、代表値、散布度 9 確率分布と推定(1) 正規分布、信頼区間 10 確率分布と推定(2) 仮説検定 11 統計学的検定(1) 12 統計学的検定(2) (小テスト2回目) カイ二乗検定 平均値の検定(t検定) 13 統計学的検定(3) Wilcoxon検定、SMRの検定 14 研究への応用(1) 疫学とは、疫学的研究デザイン 15 研究への応用(2) まとめ ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 授業態度 10 % 小テスト、課題レポート 30 % 期末定期試験 60 % 授業中の私語、居眠りなど 評価基準 ■教科書・テキスト 福富和夫・橋本修二:保健統計・疫学、南山堂 ■参考書 その都度指示する。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業外学習の指示がある場合、必ず復習をし、課題を処理し提出すること。 ■オフィスアワー 授業時間後 ■担当教員からのメッセージ 統計は、全く数学と同一ではありません。授業に集中して、復習・予習をしっかりすると身につきます。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 成人看護論 K100065 【 時 間 割 担 当 者 】 竹村節子 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月3時限 必修 2 30 ■授業の概要 成人期における身体的諸機能の成長、発達、老化、衰退などの変化と生活との関わりについて学ぶ。また、ライフサイクルにおける心理的・ 社会的特徴や発達課題について理解し、その特徴を踏まえた看護のあり方について考えるとともに、成人看護に必要となる主要な理論につい ても学習する。成人期の生活習慣の特徴と疾患との関係について学び、生活習慣の予防や健康教育について考える。さらに、急性期、慢性期、 回復期、終末期という健康障害の段階について学び、各期の特徴に応じた看護について理解する。 ■授業のねらい 成人看護学の概念と看護の機能について学び、ライフサイクルにおける発達課題、成人期の健康障害が社会生活や家庭生活に及ぼす影響につ いても理解する。また、急性・慢性期の特徴的援助方法論について、理論的モデルについても解説する。成人期の発達課題に応じた生活や健 康障害について急性期・慢性期・回復期の援助技術方法を学び、援助・指導の方法を学習する。 ■授業の到達目標 1.成人期にある人々の身体的・心理社会的特徴や発達課題を学び、発達、行動、社会、健康の側面から総合的に対象を理解する。 2.ライフサイクルがもたらす様々な健康問題について理解し、成人期にある人々の問題解決への援助を考える。 3.成人を看護する上での基礎的かつ主要な概念や理論について理解する。 4.成人期における精神、身体障害など様々な障害を持つ対象者に必要とされる社会的援助と看護について学ぶ。 5.「保健師・看護師教育の技術項目と卒業時の到達度(看護基礎教育の充実に関する検討会報告)」に該当学習の習得レベルが達成できる。 ■授業スケジュール 回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業計画 学習のポイント ライフサイクルと成人期 成人期にある人をみる看護の視点 成人期にある人に対する看護ケアの特徴の概要 成人期の発達課題と関連する理論(1)エリクソン 人間の一生(ライフサイクル)における成人期の位置づけと成人期にある人の ケアの特徴を概観します。 成人各期の特徴(身体的・心理社会的)と健康問題、 就業環境と健康問題(講義・グループ討議) 生活習慣・生活様式と健康問題 ・生活ストレスと健康 問題(講義・グループ討議) 生活ストレスに関連する健康障害ならびにストレスコ ーピング理論枠組みの事例による展開 学習の特徴と看護 1)アンドラゴジーモデル 2)エンパワーメントモデル 成人の特性や能力に応じたアプローチ 成人期にある人々の特徴や役割などが引き起こす特徴的な健康問題について、 講義やグループワークを通して理解を深める。 成人期にある人が日常的にどのようなストレス状態におかれるのかを理解する ことで、ストレスと対峙しながら生活している対象者のあり様を理解する。 ストレスの考え方と現代のストレス関連疾患の考え方を理解する。事例を用い てストレスコーピング理論枠組みの理解を深める。 学習者としての成人の特徴を理解し、成人が学習する意義や学習スタイルを理 解する。 2.独自の信念や行動パターンを持つ存在 1) 健康レベルからみた保健行動 成人期にある人は独自の信念や行動パターンを持つ存在 であることを認識し、成人の諸行動について理解を深める。また、それらの行 動に対しどのようなかかわりをすればよいかを考える。 コンプライアンスとアドヒアランスの用語の違いを学び、患者自身が主体的に 治療や病気に向き合う方法を考える。 急性期の健康障害の特徴を理解し急性期看護の方法を学ぶ。危機理論の考え方 にもとづいて急性期の患者心理の理解を深める。 人間は生涯を通して連続的に成長・発達をし続ける存在であることを、成人期 の対象者を理解するための主な発達理論から成人期の発達課題を理解する。 成人期の発達課題と関連する理論(2)ハビガースト、 同上 レビンソン 発達理論を事例に活用(グループ討議) 発達理論を用い事例を分析し、事例の対象者の課題・問題を見つけ、生活のあ り様を考える。 発表 グループのまとめを発表する。 1.自立・自律した存在 1)セルフケア能力 2)自己効力感 成人期にある人は自立・自律した存在であることを認識し、成人の人が持っている 能力について理解を深めるために関連する理論を事例を用いながら理解を深める。 2) コンプライアンスとアドヒアランス 病人役割(病者役割行動) 成人期の健康レベルの特徴と看護 急性期の健康障害の特徴と看護 危機理論と理論の活用 回復期・慢性期の健康障害の特徴と看護(病みの軌跡) 回復期及び慢性期の健康障害の特徴を理解しそれについての看護の方法を学 (ヘルスプロモーション) (ヘルスメディケーション) ぶ。社会における看護と未来に向けた看護の役割について学ぶ まとめ(課題レポートの提出) 課題の提示 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 定期試験 70 % レポート 20 % 平常点 10 % 評価基準 (特にグループワークの出席を重視する) ■教科書・テキスト 1.ナーシング・グラフィカ 成人看護学① 成人看護学概論 3.舟島なをみ著, 看護のための人間発達学 第3版, 医学書院 2.厚生統計協会編, 国民衛生の動向(最新版), 厚生統計協会 ■参考書 必要時提示する ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 事前に課題を提示し、予習されている範囲を示します。授業の中で小テストを実施し、予習や復習の確認を行います。 ■オフィスアワー 事前に連絡し、時間の調整を行う ■担当教員からのメッセージ グループワークは積極的に参加する。参考書など適宜紹介するので読み知識を深めてほしい。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 老年看護論 K100068 【 時 間 割 担 当 者 】 太田節子 安田千寿 【配当年次・実施時期】 2 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 金4時限 必修 2 30 ■授業の概要 日本における人口の動向、高齢者の心身の特徴を理解し、ライフサイクルにおける発達段階と発達課題及び健康寿命の延伸、エンドオブラ イフへの援助を考察する。また、認知症等の健康障害を持つ老年期の人々と家族への援助のあり方を学習する。さらに、老年看護技術論や老 年看護学実習に活用する援助に関するエビデンスを思考する素地を養う。 ■授業のねらい 高齢者は長い歴史を経て発達し続ける存在であり、加齢による健康問題や介護等の社会的問題を抱えている。そこで健康を阻害する要因を 身体的・心理的・社会的・霊的な側面から多角的・総合的に学習し、援助の課題を見出す方法を理解する。また高齢者看護に必要な理論を活 用しながら高齢者の介護や介護予防に必要な援助の考え方を学ぶ。 ■授業の到達目標 ①高齢者の発達課題を理解し、健康の課題が生活に及ぼす影響について学ぶ。 ②高齢者の身体的・心理的・社会的・霊的な特徴を理解し、日常生活の活動を支援する方法を学ぶ。 ③高齢社会における医療や社会保障・社会資源と援助方法について基礎知識を習得する。 ■授業スケジュール 回 1 授業計画 学習のポイント 9 老年看護学の視点と理念 講義概要と老年看護学の理念と目標を理解する 加齢・老化の概念 高齢者の身体的・心理的・社会的特徴について(筒井) 個体差、個人差 高齢者の身体的生理的側面の特徴 (太田) 老年期の身体的・生理的変化と心理的反応 身体的・生理的な老化 主な器官の老化による諸相 高齢者の心理・精神・スピリチュアル的側面の特徴 老性の自覚、老いの受容と適応 (太田) 老化に関する社会学的理論 高齢者の発達段階的側面の特徴 老年期の発達段階と発達課題 高齢者を取りまく社会的側面の特徴 (太田) 高齢者を取り巻く環境 高齢社会への対応① 人口と社会状況 高齢者の生活の現状と保健・医療・福祉政策 人口の高齢化現象と課題(家族) (太田) 介護保険制度と社会生活 高齢社会への対応② 高齢者の介護と福祉政策 高齢者保健・福祉政策 (太田) 老人保健・医療対策 介護保険制度と社会生活 高齢者への対応③ 高齢者の権利擁護 高齢者虐待 高齢者の権利擁護 (太田) 家族形態と社会問題 施設介護 高齢者看護の実践① 高齢者を理解する、ヘルスアセスメント 高齢者の理解と指標 (安田) 情報を集める視点、関わり、捉え方 国際生活機能分類など 高齢者看護に用いられる理論① (安田) サクセスフルエイジング ウェルネスアプローチ コンフォート理論など 10 高齢者看護に用いられる理論② 11 高齢者看護の実践 認知症高齢者の理解 (安田) 高齢者の生活機能を高める援助 (多胡) 高齢者の認知症予防や介護予防に役立つ運動療法 (多胡) 高齢者看護の実践 施設における看護 (老年 CNS) 高齢者看護の実践 継続看護・望まれるケアとは 高齢者の看取り(緩和ケア) (老年 CNS) 2 3 4 5 6 7 8 12 13 14 15 (安田) ライフストーリー エンパワメントなど 高齢者の認知症ケアについて 認知症の種類 認知症とうつ、せん妄の症状の違い 認知症高齢者とのコミュニケーション等 高齢者に対する代替療法と運動療法 回想法、リラクゼーションと運動療法の理論等 認知症予防、介護予防と運動療法の理論 認知症予防、介護予防に役立つ運動療法 高齢者施設における現状と看護活動について 在宅高齢者の現状と看護活動について エンドオブライフ・ケアについて ■履修要件 基礎看護論Ⅰ、生活援助論、生活援助技術論Ⅰ、基礎看護学実習Ⅰを履修していること ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点(レポートを含む) 30 % レポート 定期試験 70 % 筆記試験 評価基準 ■教科書・テキスト 老年看護学概論:正木治恵・真田弘美編集、南江堂、2011 厚生の指標「国民衛生の動向」 ■参考書 老年看護学:奥野茂代・大西和子編集、ヌーベルヒロカワ、2015 高齢者の健康と障害:堀内ふき・大渕律子・諏訪さゆり編集、KKメディカ出版、2015 その他、随時授業の中で資料等を提示します ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業の中で、課題を出しますので、授業前の予習と授業後の復習をする習慣をつけていきましょう。 ■オフィスアワー 昼休み及び授業後の時間を当てます。 ■担当教員からのメッセージ 学生は書籍に親しみ、意欲的に自ら学習し、学ぶ喜びを習得してください。 ■担当教員の連絡先 看護棟研究室(213号)へ 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 フィジカルアセスメント K100047 【 時 間 割 担 当 者 】 中川ひろみ 國松秀美 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 ■授業の概要 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 木3時限 必修 1 30 看護実践は、病院内にとどまらず地域や在宅に広がり、看護師のフィジカルアセスメント能力が求められている。看護の対象である人の健康 状態を把握し、安全で適切な看護技術を提供するために、フィジカルアセスメントの理論と実際について学ぶ。内容は、「人体の構造と機能」 を基礎としながら看護のためのフィジカルイグザミネーション、フィジカルアセスメントの技術を習得する。 ■授業のねらい フィジカルアセスメントとは何か、さらに頭部から足先まで全身状態を的確に把握するため健康歴の聴取や観察方法、視診、触診、打診、聴 診などの基本技術を用いて、身体査定を行う必要性と方法について学ぶ。 ■授業の到達目標 ①解剖・生理学的な知識に基づいてフィジカルイクザミネーションを実施することができる。②系統別フィジカルアセスメントの基本技術を 理解し、フィジカルイクザミネーションを実施することができる。③フィジカルアセスメントで得た情報を記録することができる。④フィジ カルアセスメント実施において、クライアントへの配慮(保温・プライバシー・説明など)ができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業オリエンテーション フィジカルアセスメント概論 フィジカルアセスメントの進め方(中川) バイタルサインズの測定の実際① (中川) バイタルサインズの測定の実際② (中川)(補助教員:成人看護学) バイタルサインズの測定の実際③ (中川)(補助教員:成人看護学) 系統的フィジカルアセスメント 皮膚・爪・髪・リンパ系(中川) 系統的フィジカルアセスメント 心臓・血管系①(國松) 系統的フィジカルアセスメント 心臓・血管系②(國松) 系統的フィジカルアセスメント 呼吸器系①(國松) 系統的フィジカルアセスメント 呼吸器系②(國松) 系統的フィジカルアセスメント 筋・骨格系(中川) 系統的フィジカルアセスメント 神経系(中川) 系統的フィジカルアセスメント 口腔・咽頭、眼・耳 (中川) 系統的フィジカルアセスメント 消化器系・排泄系 (中川) フィジカルアセスメントのまとめ① (中川)(補助教員:成人看護学) フィジカルアセスメントのまとめ② (中川)(補助教員:成人看護学) ■履修要件 学習のポイント 講義・演習 フィジカルアセスメントの意義 フィジカルイグザミネーションに必要な技術(問診・視診・触診・聴診・打診)と生命を維 持している状態をアセスメントするためにバイタルサインズの理解と測定を行う。 演習 フィジカルイグザミネーションに必要な技術(問診・視診・触診・聴診・打診)と 生命を維持している状態をアセスメントするためにバイタルサインズ(意識・脈拍・血圧・ 呼吸・体温)の測定を行い、アセスメントした結果を記録する。 演習:チェック 1 バイタルサインズ(意識・脈拍・血圧・呼吸・体温)の測定を行い、 アセスメントした結果を記録する。 演習:チェック1 バイタルサインズ(意識・脈拍・血圧・呼吸・体温)の測定を行い、ア セスメントした結果を記録する。 講義・演習 皮膚・爪・髪・リンパ系のフィジカルイグザミネーションを行い、アセスメン トした結果を記録する。 講義・演習 循環器系のフィジカルイグザミネーションを行い、アセスメントした結果を記 録する。 講義・演習 循環器系のフィジカルイグザミネーションを行い、アセスメントした結果を記 録する。 講義・演習 呼吸器系のフィジカルイグザミネーションを行い、アセスメントした結果を記 録する。 講義・演習 心臓・血管系・呼吸器系の事例展開を行う。 講義・演習 動くことに関するフィジカルイグザミネーションを行い、MMTを通しアセスメ ントした結果を記録する。 講義・演習脳神経に関するフィジカルイグザミネーションを行い、アセスメントした結果を 記録する。 講義・演習 食べるという生活行動を咀嚼・嚥下に必要な脳神経・歯・口腔・咽頭の状態か らアセスメントする。口腔・嚥下に関するフィジカルイグザミネーションを行い、アセスメ ントした結果を記録する。コミュニケーションをとるという生活行動を、見る、聞こえる、 話すという状態からアセスメントする。眼、耳に関するフィジカルイグザミネーションを行 い、アセスメントした結果を記録する。 講義・演習 トイレに行くという生活行動を主に尿と便の生成からアセスメントする。腎臓・膀胱・腸管 に関するフィジカルイグザミネーションを行い、アセスメントした結果を記録する。 演習:チェック2 既習したフィジカルイグザミネーション(バイタルサインズとこれまでに学んだ項目から1 つ)を、モデル人形に実施し、フィジカルアセスメントを行う。 演習:チェック 2 既習したフィジカルイグザミネーション(バイタルサインズとこれまでに学んだ項目から 1 つ)を、モデル人形に実施し、フィジカルアセスメントを行う。 授業のまとめ なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 課題 中間試験 定期試験 評価基準 40 % 課題の提出および演習チェックを含む中間試験の理解度から評価する。 60 % 中間試験で確認した内容を中心にフィジカルアセスメントの知識を確認する。 ■教科書・テキスト ナーシング・グラフィカ⑰ 基礎看護学ヘルスアセスメント,メディカ出版. ■参考書 山内豊明著:フィジカルアセスメントガイドブック,医学書院. 横山美樹著:はじめてのフィジカルアセスメント,メヂカルフレンド社. 鎌倉やよい監修:実践するヘルスアセスメント,Gakken. 藤崎郁編集:フィジカルアセスメントをケアにつなげる,医学書院. ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 技術チェックを受ける場合は、事前に準備をして臨むことが必要です。 授業の理解に既習の「人体の構造と機能」と「疾病論」を復習し、事前課題に取り組むことが必要です。 ■オフィスアワー その都度提示します。 ■担当教員からのメッセージ フィジカルアセスメントを正しい技 術で実 施出来 るよう になる ために は、予 習・ 復習し 反復す ること が大切 です。 事前課 題に積 極的に 取り組 みまし ょう。 ■担当教員の連絡先 中川ひろみ [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 哲学 K100002 【 時 間 割 担 当 者 】 山口隆介 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 金5時限 選択 2 30 ■授業の概要 哲学的思索とは、自分自身の生きる前提を含め、すべてのことについて根底から問い直し、無前提の真理に向かおうとする努力である。そ うすることで人間は、自分が人間であるということを思い出すことができる。 授業は、各回のテーマについての原稿を配付し、それに基づいて講義を行なう。講義中に質問を行い、また講義の最後に、課題として、各 回のテーマについての自分の思索の報告を課す。講義録を残し、復習に役立てる。 ■授業のねらい 哲学が求める無前提の真理は世間的には一切役に立たない。しかし、医師、看護師が患者を救おうとするとき、その患者が役に立つ人間か どうかを考えたりはしない。本当に価値あるものとは、何か他のもののために役立つから価値があるのではなく、それ自体として価値がある。 このような根源的価値に気付く素地を作るのが本授業のねらいである。 ■授業の到達目標 1. 2. 3. 4. 5. 当たり前のことが当たり前でないことに気づく感受性を養う 論理的思考の技術と、常識的思考の根拠を探求する姿勢とを身につける 複数の思想ないしは世界観の間を往還する能力を身につける 自分がどのような前提に立って生きているかを徹底的に自覚する 他者の生きる前提を認めつつ、自分の生きる前提について説得力ある仕方で語る。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 オリエンテーション 授業の進め方、受け方を指示する。 2 心とは何か 心とはどういう存在かについて思索する。 3 現象とは何か ものが見えるということはどういうことかを考える。 4 時間とは何か 時間と空間があるというのはどういう意味かを問う。 5 存在とは何か 存在を分類し人間が特殊な存在であることに気づく。 6 命とは何か 生きているということの特殊さを追体験する。 7 善き生とは何か 善い悪いを言うためにどういう前提が必要かを問う。 8 善とは何か 善とは存在なのか、形式なのかについて考える。 9 神はいるのか 神がいるならどのような存在でなければを問う。 10 神の前で人間とは何なのか 神なき倫理はあり得るかを問う。 11 人は何ものであるのか。 人間は心か、体か、モノか、機械かを考える。 12 言葉とは何か 言葉によって何を得、何を失うかに気づく。 13 私はどう考えるのか。 考えるとは発見することか、発明することかを問う。 14 ゴールはあるのか すべてに意味はあるのか、実体はあるのかを問う。 15 自分で哲学する 自分の人生の前提について思索する。 ■履修要件 自分の思考の根源まで遡りたいと心から思っていること ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 平常点 40 % 各回の主題について根拠をあげた上で論理的に論じること 報告(レポート) 60 % 授業内容に自分で思索した内容を加えた、説得力ある議論であること ■教科書・テキスト 使用しない ■参考書 使用しない ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) ①各回で前回の授業の復習用教材を配付するので、復習に活用すること。復習用教材は講義録を元にするので、授業フォルダ内に用意された 各回講義録を読んで復習に努めること。 ②各回で配付する原稿は、すべての文および文章を授業内で読み上げるわけではないので、授業内で読まなかった箇所は各自が自分で読んで おくこと。 ③上記②が確認できる各回の課題を用意する。これらの出来が不十分な場合は、単位取得に必要な授業外学習(60時間=(予習2時間+復習2 時間)×15回)がなされていないものと見なす。 ■オフィスアワー 金2 その他、研究室にいる時間はいつでもオフィスアワーです。 ■担当教員からのメッセージ 人は哲学を学ぶことはできず、ただ哲学することを学べるだけという言葉があります。自ら思索することをいとわないでください。 ■担当教員の連絡先 郵送先:521-1123 滋賀県彦根市肥田町720番地聖泉大学人間学部 山口隆介 学内メール:[email protected] 研究室の電話:0749-43-7520 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 生活と科学 K100018 【 時 間 割 担 当 者 】 田中三千彦 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 火5時限 選択 2 30 ■授業の概要 身の回りの事物や現象を論理的に、しかも分かりやすく解説することにより、科学における思考の進め方を学習します。テーマは衣食住、身 体、エネルギーなど、生活に密着した身近なものを題材として取り上げて説明します。難しい内容についても、可能な限り分かりやすくする ため、物理学の数式や化学式などはほとんど使わずに日常語で解説していきます。 ■授業のねらい 自然科学の思考方法について学習し、論理的にものごとを考える習慣を身につけていただきたい。また、取り上げたテーマについては、今後 の生活の中で、理解を深め、より興味を持って接してもらえるよう講義したい。そのため、場合によっては精密さよりは分かりやすさを優先 させることもあります。 ■授業の到達目標 1. 大学生の常識として知っておいて欲しい科学に関する常識を身につける。 2. 身の回りの事物や現象に興味を持って観察、考察、理解する。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 科学とは? 2 眼の科学1:視力とは? 科学と技術、その目的、方法論の違いを学ぶ。 また、講義全体の概要、進め方、評価方法について解説する。 生活に必要な視力とは、近視、遠視、老眼とその矯正。 3 同2:レンズの働き 生活に必要な視力とは、中高で習ったのとは違った観点からレンズを考える。 4 同 3:コンタクトレンズ 5 同 4:その他の視力矯正法 誰が眼の中にレンズを押し込むことを考えたのだろうか? そしてどのようにして実現したのだ ろうか? めがね、コンタクトレンズ以外の視力矯正法を学ぶ。 6 分離の科学1:「分ける」 混ざっているものを分けるのは難しい。物を分けるいろいろな方法と膜分離の誕生。 7 同 2:海水淡水化 海水が一枚の膜を通過すると真水になる! 8 同 3:腎臓の働きと人工腎臓 24時間無休で働いている腎臓、どのようにしてその代用品が生まれたか? 9 資源・エネルギーの話 1:石油 現代文明は石油をベースに成り立っている。この有限の資源を我々はどう活用すべきか? 10 同 2:電力と省エネ 太陽光、風力、地熱など新しいエネルギー源への期待。 11 同 3:定説と異説 定説に対抗する異説とは? 石油起源と地球温暖化に関する異説を紹介し、対応を考える。 12 同 4:水 石油より大切な資源とは? それは「水」。幸いなことに日本は「水資源大国」。 13 材料の話 1:プラスチックス 買い物袋、PETボトルの原料は? そのリサイクルは? 14 同 2:繊維 生活必需品としての繊維とファッション産業。 15 同 3:材料学入門 我々の生活を支えてくれているいろいろな材料。その概要と発展の歴史と将来を考える。 ■履修要件 とくにありません。 ■成績評価の方法・基準 平常点 種別 期末試験 割合 評価基準 30 % 時折要求するレポート、小設問に対する回答など。 70 % 期末テストは「授業の理解度」をテストします。授業の配布物にある「本日のまとめ」をよく理解して受 験してください。 ■教科書・テキスト 手作りプリントを毎回配布します。授業では要点をプリントに印刷して配布しますが、授業に使ったすべての資料はActive Classに公開しますの で、いつでも見ることができます。 ■参考書 図書室にたくさんある自然科学系の図書。その他、授業の中で随時紹介します。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 予習してくる必要はありません。レポート提出や調査課題が与えられた時は対応してください。 ■オフィスアワー 分からないことは遠慮なく研究室まで聞きに来てください。必ず分かるように説明します。在室曜日:火曜日および木曜日。 ■担当教員からのメッセージ 静かに授業を聞けない人は受講しないでください。まじめな受講生と講師にとって、私語ほど不愉快なものはありません。 高校のころ、物理や化学の大嫌いだった方も多いと思います。このような方々に、自然科学の面白さを感じていただければ望外の喜びです。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 薬理・薬剤学 【 時 間 割 担 当 者 】 三露久生 【配当年次・実施時期】 2 年次 前期 K100043 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 火2時限 必修 2 30 ■授業の概要 薬に関する基本的事項「薬の定義、法令、管理」 、生体における薬の働き「作用、副作用」 「吸収、分布、代謝、排泄」などについて理解し、 薬物と生体との相互作用により生じるさまざまな現象とその機構について学習する。さらに、臨床現場で使用されている代表的な薬の作用機 序・副作用・投与上の注意点などを学び、疾患領域別の薬物療法の現状と動向についても理解する。また、演習問題を通して学習した重要な 知識を復習し確実に習得する。 ■授業のねらい 薬理学を学ぶことにより、チーム医療の中で看護師に必要となる薬理・薬剤の知識を習得する。 ■授業の到達目標 患者の最も近くで看護業務に携わる看護師が、より安全で有効な医療を提供するために、薬物について的確な知識を身につける。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 薬理学総論1 薬理学とは、薬物治療、薬理作用 2 薬理学総論2 薬物動態、薬効に影響する因子、有害作用 3 薬理学総論3 医薬品の管理、医薬品情報、新薬の誕生 4 末梢神経作用薬1 自律神経作用薬の作用機序と分類 5 末梢神経作用薬2、中枢神経作用薬1 筋弛緩薬、局所麻酔薬及び全身麻酔薬の作用機序と分類 6 中枢神経作用薬2 鎮痛薬、不眠症治療薬、うつ薬・統合失調症治療薬の作用機序と分類 7 中枢神経作用薬3 てんかん・パーキンソン病治療薬・認知症治療薬の作用機序と分類 8 心臓・血管系作用薬1 抗高血圧薬、心不全・狭心症治療薬等の作用機序と分類 9 心臓・血管系作用薬2 抗不整脈薬、脂質異常症治療薬、輸液、利尿薬、血液・造血器系作用薬の作用機序と分類 10 11 抗炎症薬、呼吸器系作用薬、消化器系 作用薬 ホルモン系・生殖器系作用薬 12 抗感染症薬1 抗炎症薬、抗リウマチ薬、抗痛風薬、気管支喘息治療薬、鎮咳・去痰薬、消化性潰瘍治療薬等 の作用機序と分類 糖尿病・甲状腺疾患・骨粗鬆症治療薬、前立腺肥大症治療薬、不妊症治療薬等の作用機序と分 類 基礎知識、各抗菌薬の作用機序 13 抗感染症薬2、皮膚科・眼科用薬 消毒薬の種類と使用方法、皮膚科・眼科用薬の作用機序と分類 14 抗悪性腫瘍薬 抗悪性腫瘍薬の作用機序と分類 15 漢方薬、救急の際に使用される薬 漢方薬の基礎知識、救急の際に使用される薬 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 定期試験 割合 100 % 評価基準 ■教科書・テキスト 安原・小口編『わかりやすい薬理学』ヌーヴェルヒロカワ ■参考書 吉岡 充弘ら著『系統看護学講座 専門基礎分野 疾病のなりたちと回復の促進[3] 薬理学』医学書院 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業時に都度指示する ■オフィスアワー 都度指示する ■担当教員からのメッセージ 臨床現場での看護業務に必要な薬の知識を身につけましょう。 ■担当教員の連絡先 看護学部 教務課 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 疾病・障害論Ⅱ K100046 【 時 間 割 担 当 者 】 金子隆昭 矢野秀樹 長谷行洋 吉川浩平 琴浦良彦 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 集中 初田和勝 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 60 ■授業の概要 看護のアセスメントに必要な臨床医学の基礎知識を学ぶ。代表的な疾患を臓器別に診断と治療法を解説する。 ここでは、脳・神経疾患、血液・造血器疾患、運動器疾患、内分泌器疾患、泌尿器疾患、女性生殖器疾患について取り上げる。病態、診断方 法、検査方法、治療方法に関する基礎を学ぶ。 ■授業のねらい この科目は、人間の心身と健康障害の理解の科目である。健康障害及び疾患について正しい知識が必要である。 この学びは、健康障害をもつ人を対象とした看護、また健康を維持していくための看護の基盤になる。 ■授業の到達目標 1.各疾病の病態・診断・治療が説明できる。 2.各疾病および治療が生活に及ぼす影響について理解できる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 学習のポイント 第 1~ 5回 脳・神経疾患(金子隆昭) 主に脳神経疾患の病態生理、症状、診断、検査値、治療についての基礎を学ぶ。 第 6~10回 血液・造血器疾患(吉川浩平) 主に血液・造血器の臓器別病態生理、症状、診断、検査値、治療についての基礎を学ぶ。 第11~15回 運動器疾患(琴浦良彦) 主に運動器疾患の病態生理、症状、診断、検査値、治療についての基礎を学ぶ。 第16~20回 内分泌器疾患(矢野秀樹) 主に内分泌器疾患の病態生理、症状、診断、検査値、治療についての基礎を学ぶ。 第21~25回 泌尿器疾患(長谷行洋) 主に泌尿器疾患の病態生理、症状、診断、検査値、治療についての基礎を学ぶ。 第26~30回 女性生殖器疾患(初田和勝) 主に女性生殖器疾患の病態生理、症状、診断、検査値、治療についての基礎を学ぶ。 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 定期試験 100 % ■教科書・テキスト 疾病と治療Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ(南江堂) ■参考書 授業中に指示 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 教科書を事前に読んでくること ■オフィスアワー 授業終了後 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 看護学部教務課 評価基準 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 精神看護技術論Ⅰ K100072 【 時 間 割 担 当 者 】 栗原はるか 間文彦 西垣里志 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月3時限 必修 2 30 ■授業の概要 精神疾患の病態を理解し、精神保健福祉法に基づく入院から退院、地域での生活に対する看護を学ぶことで、精神障害者に対する看護師の役 割を理解する。 ■授業のねらい 精神疾患を患うことで、障害を抱えて生きていくということがどのようなことかを考え、それに対する看護師の役割について理解することが できる。 ■授業の到達目標 1.精神疾患の特徴について理解できる 2.精神保健福祉法に基づく入院について理解できる 3.精神科の治療と看護について理解できる 4.精神障害者が地域で生活できるよう支える医療と看護について理解できる ■授業スケジュール 回 授業計画 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 精神疾患の理解① (間 担当) 精神疾患の理解② (間 担当) 精神疾患の理解③ (間 担当) 精神疾患の理解④ (間 担当) 精神疾患の理解⑤ (間 担当) 行動制限 (栗原 担当) リスクマネージメント (栗原 担当) 精神科治療① (栗原 担当) 精神科治療② (栗原 担当) 急性期・回復期 の看護 (栗原 担当) 慢性期の看護 (栗原 担当) 退院支援・社会復帰 (西垣 担当) 訪問看護 (西垣 担当) 家族看護 (西垣 担当) 精神科看護師の役割とまとめ (西垣 担当) 精神疾患の特異性、病態像 学習のポイント 精神疾患の臨床診断、検査法 代表的な内因性精神疾患① 統合失調症 代表的な内因性精神疾患② 躁鬱病 代表的な外因性、心因性精神疾患 精神保健福祉法に基づいて行われる行動制限とそれに対する看護を学ぶ 精神科で起りうる医療事故に対する危機管理を学ぶ 薬物療法、電気痙攣療法など、それらに対する看護を学ぶ 精神療法、リハビリテーション療法など、それらに対する看護を学ぶ 精神科急性期・回復期における看護を学ぶ 精神科慢性期における看護を学ぶ 精神障害を抱えて地域で生活するための社会資源や、看護師と他職種との連携について学ぶ 地域で生活する精神障害者を支える看護について学ぶ 精神障害者を支える家族に対する看護を学ぶ 1から14の学びから、精神障害者に対する看護師の役割について考える ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 平常点 30 % 課題レポートの内容、もしくは小テストの結果から評価する 定期試験 70 % 授業内容を中心とした記述型筆記試験 ■教科書・テキスト 精神看護学Ⅰ 精神保健学、編集 吉松和哉、小泉典章、川野雅資、NOUVELLE HIROKAWA、2015、978-4-86174-064-0 精神看護学Ⅱ 精神臨床看護学、編集 川野雅資、NOUVELLE HIROKAWA、2015、978-4-86174-065-7 ■参考書 授業中に指示 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 各講義終了前に、次回までに予習しておく内容を指示する。 ■オフィスアワー 間 文彦 :水曜日 西垣 里志 :金曜日 栗原 はるか:金曜日 ■担当教員からのメッセージ 精神科看護の魅力を少しでもお伝えできたらいいなと思っています。一緒に学んでいきましょう。 ■担当教員の連絡先 間 文彦 :[email protected] 西垣 里志 :[email protected] 栗原 はるか:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 母性看護技術論Ⅰ K100076 【 時 間 割 担 当 者 】 木村知子 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 火3時限・4時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 30 ■授業の概要 母性看護学のなかでも、周産期に関連した看護や基本的な知識について概説する。 具体的には、正常な妊娠・分娩・産褥、新生児の身体的・社会的・心理的な特徴と、対象への看護について概説する。 ■授業のねらい 正常な妊娠経過、分娩機序、産褥経過、新生児の胎外環境への適応についての基本的な知識を理解することが、母性看護技術論Ⅱ、母性看護 学実習につながります。 ■授業の到達目標 ・正常な妊娠経過が理解できる ・正常な分娩経過が理解できる ・正常な産褥経過が理解できる ・正常な新生児の胎外生活への適応過程が理解できる ■授業スケジュール 回 授業計画 1 2 周産期とは? 妊娠の成立 妊娠期における身体的変化 周産期に関連したさまざまな定義 妊娠の成立(復習) 胎児の発育と母体の変化 3 妊娠期における心理・社会的変化 4 妊娠期における看護ケア 1 妊婦の心理 妊婦を取り巻く環境 妊婦健診を中心として 5 妊娠期における看護ケア 2 保健指導を中心として 6 分娩経過と分娩機序 7 分娩期の看護ケア 正常な分娩経過 分娩機序 分娩期に必要な産婦へのケア 8 産褥期における身体的変化 退行性変化を中心として 学習のポイント 9 産褥期における身体的変化 進行性変化を中心として 10 産褥期における心理・社会的変化 11 産褥期における看護ケア 1 母親役割の取得過程 母子相互作用 母子とその家族及び地域社会 産褥期における保健指導とケア 12 産褥期における看護ケア 2 産褥期に必要な褥婦への保健指導 13 新生児の身体的特徴 新生児の胎外生活適応過程 14 新生児期における看護ケア 新生児に必要なケア 15 施設から退院した後の母子の生活 周産期における看護(まとめ) 1 ヶ月健診までの母子の生活と必要なケア ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 30 % 定期試験 70 % 指示した課題への取り組み 提出課題 小テスト 評価基準 ■教科書・テキスト 系統看護学講座 母性看護学各論 母性看護学2(医学書院) ■参考書 ナーシンググラフィカ 母性看護実践の基本(メディカ出版) 病気が見える ⑩産科(メディックメディア) ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 言葉の定義を確実に理解して下さい。 ■オフィスアワー 水曜日 午前中 研究室 ■担当教員からのメッセージ 将来自分自身またパートナーに起こる身近なこととしてとらえて、学生が興味をもって臨めるような授業にしたいと思います。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 地域看護技術論Ⅰ K100082 【 時 間 割 担 当 者 】 安孫子尚子 種本香 原田小夜 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 火2時限 必修 2 30 ■授業の概要 地域で生活する個人、家族に対するヘルスケアや疾病予防は重要な看護活動である。保健指導、健康相談、家庭訪問、健康教育等の看護活動 の考え方と基本的な援助技術を説明する。個別による家庭訪問援助計画作成とグループによる健康教育を実施する。成長発達段階別のアセス メント、家族の発達や危機、健康行動に関する既存のモデルを用いて、対象の健康問題と解決方法を説明し、QOLの向上を目的とした地域看 護の実際を学習する。 ■授業のねらい 看護師資格・保健師資格に必要な科目である。地域で生活する人々に対する健康相談の方法を理解すること、健康教育指導案の立案をするこ とは、対象者の健康を支える看護活動の基礎的な能力を身につけることが可能となる。 ■授業の到達目標 1.健康相談に関する理論と他者を理解する基礎的技術を学ぶ。 2.家庭訪問ならびに家庭訪問の基礎的技術を修得する。 3.小グループに対する健康教育の基礎的な展開方法を修得する。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 保健指導の基本 (安孫子) 2 保健指導の展開 (安孫子) 3 家庭訪問の基本 (安孫子) 家庭訪問による援助の展開 (安孫子) 学習のポイント 6 家庭訪問における看護過程 (安孫子) 家庭訪問の演習① (安孫子・種本) 1.保健指導の目的と定義 2.保健師の役割 3.地域の健康問題の構造 1.健康への力 2.保健指導の技術 3.さまざまな保健指導 1.家族を単位としてみる必要性 2.家族のアセスメント 1.家庭訪問の目的 2.家庭訪問の対象把握と優先順位 3.家庭訪問の援助技術 1.対象者の情報の整理 2.アセスメント 3.計画の立案と実施 4.評価 家庭訪問援助計画の作成 7 家庭訪問の演習② (安孫子・種本) 家庭訪問援助計画の作成 8 家庭訪問の演習③とまとめ (安孫子・種本) 家庭訪問援助計画作成と評価 9 12 健康教育 (原田) 健康教育 (原田) 健康教育の展開 (原田) 健康教育演習① (種本・安孫子) 1.保健行動とは 2.健康教育理論やモデル 1.地域における健康教育の位置づけ 2.健康教育とは 1.教育媒体 2.健康教育の企画・指導案 健康教育の企画書・指導案・教材の作成 13 健康教育演習② (種本・安孫子) 健康教育の企画書・指導案・教材の作成 14 健康教育演習③ (種本・安孫子) 健康教育の企画書・指導案・教材の作成 15 模擬教育の実施 (種本・安孫子・原田) グループ発表と評価 4 5 10 11 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 30 % 定期試験 70 % 評価基準 1.授業に対する意見感想や課題レポートを求めます。内容が授業のねらい,目標に即しているか,妥当な記述 量であるか、提出期限が守られているかを評価します。 2.健康教育指導案と教材,デモンストレーションの内容が,授業のねらい,目標に即しているか,根拠に基づ く説得力のある内容かを評価します。 正解率60%以上とし、本大学の成績評価基準に準じます。 ■教科書・テキスト 標準保健師講座2 公衆衛生看護技術 医学書院 ■参考書 随時お伝えします。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 本科目においては、グループワークを取り入れて参加型の授業を行います。そのため、授業外の時間を使い、文献の収集やグループ内での調 整を行っていただく場合もあります。随時お伝えします。 ■オフィスアワー 授業時に連絡します。質問や意見・ご相談は、事前メールで時間調整し、対応します。 ■担当教員からのメッセージ 実際に地域看護実習でみなさんが体験する内容に直結した学習科目です。健康教育などは看護職なら必要とされる技術ですので、理論から学 び、対象者に応じた技法ができるような視点を育てていきたいと思います。 ■担当教員の連絡先 安孫子:[email protected] 種本:[email protected] 原田:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 在宅看護技術論Ⅰ K100085 【 時 間 割 担 当 者 】 磯邉厚子 桶河華代 川嶋元子 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月1時限 必修 2 30 ■授業の概要 地域で暮らす療養者とその家族の健康上のニーズ及び生活状況を理解し、生活の場に応じた看護の展開方法を解説する。在宅療養者に多い疾 病や症状、看護について解説すると共に、療養者・家族の生活や自立を支援する教育、継続的なモニタリング・評価の必要性を解説する。さ らに在宅療養者の権利保障、看護師の責務と倫理的課題についても説明する。授業は講義、ディスカッション、発表などで行う。 ■授業のねらい 在宅看護の対象者である療養者とそ の家族 を「生 活者」 の視点 で理解 し、在 宅看 護を実 践する うえで 必要な 看護の 基礎的 知識と その展 開方法 を理解 する。 対象者 のもつ主な疾患や症状の理解、さら に対象 者の意 思や価 値観を 尊重し た援助 方法 を学ぶ 。また 、在宅 におけ る医療 過誤の 予防や 看護倫 理につ いて学 ぶ。 ■授業の到達目標 ①対象者を生活者の視点で捉え、健康ニーズを理解できる。 ②看護の基本原則をふまえたうえで、対象者の価値観や意思、主体性を尊重した看護の必要性を説明できる。 ③様々な社会資源を活用し、多機関、多職種との連携や協働の必要性を説明できる。 ④感染予防や医療過誤への関心を持つと共に、看護の責務や倫理について理解できる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 対象者への清潔援助 対象者の症状や生活 習慣を考慮した援助(桶河担当) 対象者への排泄援助 対象者の症状や生活 習慣を配慮した援助(桶河担当) 在宅における栄養管理、高齢者への食への 意思と理解、服薬管理(川嶋担当) 褥瘡予防とアセスメント、対象者への援助 (褥瘡スケール含む) (桶河担当) 在宅での主な疾患及び症状とフィジカルア セスメント(川嶋担当) 心・肺機能に障害のある対象者への援助 在宅酸素療法(磯邉担当) 社会資源の活用と多機関、多職種との連携 と協働 保健福祉、制度(桶河担当) 脳血管疾患の在宅療養者への援助、生活の 主体性を尊重する看護(磯邉担当) 運動機能に障害のある対象者への援助 社 会資源と多職種協働(磯邉担当) 在宅人工呼吸療法及び在宅 CAPD 療法の医 療体制と環境管理(駒井担当) 在宅で終末期を迎える対象者への援助、関 係者のチームワーク、 (桶河担当) 認知症をもつ対象者への援助、生活支援と 地域での支援(新村担当) 初期訪問-初期計画(援助計画)-評価(川 嶋担当) 在宅療養者の権利保障 人権の尊重と権利 性、尊厳と平等(磯邉担当) 面接技術とマナー 訪問看護の特性として のコミュニケーションの枠組み(磯邉担当) ■履修要件 学習のポイント 対象者のニーズに応じた清潔援助を安全・安楽に実施し、家庭に応じた物品を利用し、実 施後の後始末を最小限に行う必要性を理解する。 排泄障害の原因を認識すると共に、排泄への苦痛を最小限にし、排泄がスムーズにできる よう、生活の場での排泄援助を理解する。 食習慣や症状に応じた食事管理がされるよう、介護者や家族が行う食事介助や、食生活の マネジメント及び服薬管理について理解する。 褥瘡は高齢者や体力低下の対象者に表れやすく、予防マネジメントが必須である。予防器 具などを利用すると共に、褥瘡ケアの実際について学ぶ。 在宅対象者の多くは高齢者であるが、小児や成人期の人々もいる。それぞれの疾病や症状 の理解と共に、対象者に対するフィジカルアセスメントについて学ぶ。 在宅の心不全及び慢性呼吸不全をもつ療養者には、酸素療法が行われている。呼吸リハビ リテーションを含む在宅酸素療法を学ぶ。 在宅で適用される社会資源及び在宅ケアシステムを理解する。市町村センター、福祉事務 所、医療機関や介護保険サービスなどとの連携を理解する。 脳血管疾患は成年・老年期の健康を脅かす疾患である。障害の受容、生活自立支援、介護 保険サービスの利用、家族への援助など総合的な支援を理解する。 四肢運動、嚥下、排泄機能などの障害を持つ療養者に対し、リハビリテーション、看護用 具の工夫、地域支援体制、介護保険制度の利用について学ぶ。 在宅人工呼吸療法及び在宅CAPD(腹膜透析)を必要とする療養者への全身管理体制及び合併 症への対応など、訪問看護における看護体制を学ぶ。 在宅での死は療養者、家族にとってどのような意味があるのだろうか。リアルな絵本を用 い、療養者と家族の実態を知り、その人の価値観や思いに沿った支援について学ぶ。 認知症の療養者及び家族に対し、認知症症状の観察や主治医との連携、介護者への支援、 介護保険サービス、自立支援のサービス、成年後見制度について学ぶ。 訪問看護では、訪問時の情報収集や介護者・家族の状況を踏まえた援助計画が必要であり、 モニタリング・評価の必要性を学ぶ。 在宅療養者が生活者であることから看護の倫理性は高い。看護師の責務の認識と倫理的課 題を理解する。感染予防や医療過誤のリスク、災害時の対応について学ぶ。 在宅で援助を受ける側、提供する側としての関係性を認識し、援助関係の重要性を理解す る。マナーはケアの基盤であることを理解する。 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 30 % 定期試験 70 % 評価基準 授業の課題レポートやショートテストを求めます。内容が授業のねらい、目標に即しているか、妥当な記述 であるか、提出期限が守られているかなどを評価します。 本大学の成績評価基準に準じます。 ■教科書・テキスト 在宅看護論, ヌーヴェルヒロカワ 在宅看護学講座, ナカニシヤ出版 家族看護を基盤とした在宅看護論(Ⅱ実践編)第3版, 日本看護協会出版会 ■参考書 医療福祉総合ガイドブック, 医学書院 根拠がわかる在宅看護技術, メヂカルフレンド社 スキルアップのための在宅看護マニュアル, 学研 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業後に授業内容のまとめや疑問等を記す1時間程度を要するレポートを求めます。 ■オフィスアワー 随時受付ます。(看護棟205号室-磯邉研究室)(看護棟107号室-桶河、川嶋研究室) ■担当教員からのメッセージ 実際に「在宅看護学実習」で体験するような内容を学びます。対象の生活に沿った質の高いケアが提供出来るよう、その内容を学びます。 ■担当教員の連絡先 磯邉:[email protected] 桶河:[email protected] 川嶋:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 基礎看護学実習Ⅱ K100090 【 時 間 割 担 当 者 】 小山敦代 井上美代江 今井恵 大川眞紀子 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 集中 千田美紀子 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 90 ■授業の概要 基礎看護学実習Ⅱでは基礎看護学実習Ⅰに続き、既習の基礎看護学、一般教養・専門基礎および専門科目の知識を活かし、看護の対象を総合 的に理解し、問題解決ができる基礎的能力を養う。実習の内容は、療養生活を送る人々の生活に触れ、その人々のニーズをアセスメントし、 問題解決方法を学ぶ。さらに適切な日常生活の援助方法を計画し、実施・評価する。その体験から生命とは何か、生命の尊厳、倫理観、看護 とは何かなどを深く洞察する。 ■授業のねらい 今回初めて患者を受けもち、観察やコミュニケーションを通して適切な人間関係を形成する。その人のニーズをアセスメントし、その人に必 要な援助計画を立案し、実施・評価・考察し、看護を展開する。その体験から生命とは何か、生命の尊厳、倫理観など深く洞察し、看護実践 能力の基礎を学ぶ。 ■授業の到達目標 1.対象者と適切な人間関係を形成できる。 2.看護過程の展開ができる 1)対象者のアセスメント(情報収集・分析)ができる。 2)対象者の看護上の問題が明確にできる。 3)対象者の看護上の問題について計画立案できる。 4)日々の援助計画を立案し、適切な看護援助が実施できる。 5)実施した看護援助の評価・考察ができる。 3.実施した看護援助の内容が正確に記録・報告できる。 4.対象者の生命の尊厳と看護者の倫理について洞察できる。 5.実習を通して看護について考究できる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 実習方法 1.実習期間:H29年2月28(月) ~3月11日(金) 2.実習場所: 市立長浜病院 彦根市立病院 近江八幡市立総合医療センター 学習のポイント 実習内容 1.対象者と人間関係を形成するためコミュニケーションをとりことができる。 2.実習指導者とともに受持ち患者への看護援助を通して基礎看護 技術を習得する。 2.問題解決技法の実際を学ぶ。 3.各自の実習体験から人間の生命・倫理観などについて考察できる。 4.看護について深く洞察する。 5.各自の実習体験をもとにグループディスカッションで学びを深 め、実習目標達成度の評価を行い、レポート・実習記録等にまとめる。 6.看護援助は所定の記録用紙に記載する。 ■履修要件 基礎看護論Ⅰ、看護過程論、生活援助論、生活援助技術論Ⅰ・Ⅱ、基礎看護学実習Ⅰを修得済みであること ■成績評価の方法・基準 種別 割合 実習内容・実習記録 100 % ■教科書・テキスト 1,2年次使用の教科書 ■参考書 1,2年次使用の教科書 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 必要時示します。 ■オフィスアワー その都度示します。 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 評価基準 実習中の学習内容および事前事後学習の内容 小山[email protected] 井上[email protected] 今井[email protected] 大川[email protected] 千田[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 教育経営論 K100102 【 時 間 割 担 当 者 】 末松史彦 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 月4時限・5時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 自由 2 30 ■授業の概要 現代の教育は社会システムのなかで行われる。そのため、学校教育の公共性を保障するためには、ある程度共通した教育内容を保障すること が重要であり、必然的にその運営方法が問われることになる。そのための法的・制度的構造や学校運営に関する経営的仕組みなどを把握し、 保護者や地域住民との連携・協力を深めながら子供たちの健やかな成長を支援する学校経営の実際について学ぶ。 ■授業のねらい 現在の学校教育活動を成立させている諸条件や組織について知るとともに、学校経営の果たす役割の重要性を意識し、学校経営の基礎・基本 について学ぶ。そして、学校経営の成否が「生きる力」の育成に大きく関わってくることを理解する。 ■授業の到達目標 1「公教育制度」「学校の役割と学校経営」「学校組織と学校経営」「学校の危機管理」「養護教諭の役割と職 的な理解 2 学校経営の観点からみた教育活動の在り方についての理解 ■授業スケジュール 回 授業計画 務」の各項目についての基礎 学習のポイント 1 オリエンテーション 授業の趣旨、概要、評価方法について。 2 公教育制度の成立と発展① 教育を受ける権利、我が国の学校制度の発展等について知る。 3 公教育制度の成立と発展② 現在の公教育の課題とその時代的背景について知る。 4 我が国の教育行政 中央と地方の教育行政制度について知る。 5 学校の役割と学校経営① 6 学校の役割と学校経営② 無限保障・限定保障 学校教育目標と経営目標 学校教育目標と教育課程、教科と指導計画について考える。 7 学校の役割と学校経営③ 学校運営組織、組織づくりの三原則について知る。 8 学校経営と経営参加① 学校経営の意義、経営参加と会議体の役割について。 9 学校経営の経営参加② 教職員のモラール、人間関係のとらえ方について。 10 学校の危機管理① 学校における危機管理の在り方について考える。 11 学校の危機管理② 具体的事例をもとに危機管理のプロセスや課題を考える。 12 学校保健と養護教諭、保健管理、保健教育、ついて。 14 学校保健における養護教諭の役割と 職務① 学校保健における養護教諭の役割と 職務② 現代社会と学校 15 まとめ この授業を振り返りながら「教育経営」の観点から見た教育の在り方について、各自の考えをま とめる。 13 養護教諭の職務内容、保健室経営、保健組織活動について。 現代社会において求められる学校の在り方について考える。 ■履修要件 養護教諭免許取得のための必修科目です。 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 定期試験 60 % 平常点 40 % 評価基準 レポート等の提出をもって試験に替える。 到達目標の達成度を確かめるためのレポート試験 日常の提出物や課題等への取り組み状況 ■教科書・テキスト テキストは使用せず、参考プリントを配布する。必要に応じて、新聞・雑誌の切り抜き等を活用する。 ■参考書 授業の中で必要に応じて紹介する。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 配られたプリントの予復習を欠かさないこと。各自に課題を課すことがあるので、事前の調査や発表の準備を怠らないようにして下さい。 ■オフィスアワー 月、火、水の授業、会議以外の時間 ■担当教員からのメッセージ 養護教諭資格取得を目指す意欲のある人の受講を望みます。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 生徒指導の理論と方法 K100107 【 時 間 割 担 当 者 】 筈井美邦 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 金2時限 自由 2 30 ■授業の概要 社会環境の急激な変化は、子どもの生活や意識に大きな影響を与え様々な問題が発生している。一人ひとりの子どもの豊かな自己実現を扶け る学校の任務を考えると、生きる力に深く関わる生徒指導の役割はきわめて重要である。本講座では、学校における生徒指導のあり方につい ての理論と方法について、講義や発表、資料の分析等を通して実践的に学ぶ。 ■授業のねらい 生徒指導とは、「人格の完成」をめざし、一人ひとりの個性の伸張を図りながら社会的道徳的な諸能力を育成していくための教育指導である ことを理解する。 ■授業の到達目標 *生徒指導の基礎的な理論について理解する。 *生徒指導に関わる様々な事例について、教育的見地と法的見地の両面から研究をする。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 生徒指導の意義と原則 生徒指導の意義 生徒指導の範囲と指導の原則 2 学校における生徒指導の原則と方法 現代社会と子ども 学校、家庭、地域の総合的な連携 3 生徒指導と学級経営 学級経営あって生徒指導あり 学級経営の理念の設定 問われる教師の指導力 学級経営と生徒 指導の留意点 4 学校生活と生徒指導 学級崩壊の問題 体罰の問題 校則の問題 5 学校生活と生徒指導 不登校の子の指導 高校中退の問題 安全指導の問題 6 生徒指導と進路指導 格差社会、不平等社会の中の子ども・若者 自立支援としての進路指導 進路指導をめぐる今日 的課題 7 生徒指導の基本方針 小学校 中学校 高等学校 特別支援学校 8 生徒指導のスクールカウンセラー SCの思いと学校の思い SCへの学校の思い SCを活用した生徒指導体制 9 生徒指導の諸問題 事例研究 10 生徒指導の諸問題 事例研究 11 生徒指導の諸問題 事例研究 12 生徒指導の諸問題 事例研究 13 生徒指導のキーワード 新学力観 余暇指導 キャリア教育 学習障害 ADHD 14 生徒指導のキーワード ゼロトレランス方式 食育 メディアリテラシー 薬物濫用 喫煙引きこもり 15 まとめ 講義のまとめ ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 定期試験 60 % 到達目標の達成度を確かめるためのレポート 平常点 40 % 事前の指示課題の発表や小レポート 評価基準 ■教科書・テキスト 使用しない ■参考書 配布プリント 授業中に指示 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 事前の指示課題を発表もしくは小レポートにより提出する。 ■オフィスアワー 火曜日1,2講時 本館203研修室 ■担当教員からのメッセージ 生徒指導は問題行動への対応という消極的な面だけでなく、児童・生徒の社会的自立の支援等、より積極的(開発的)な面が重要であること を理解してほしい。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 教育相談 K100108 【 時 間 割 担 当 者 】 高橋啓子 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 火1時限 自由 2 30 ■授業の概要 「生きる力を育む支援」 「人は二度生まれる。一度目は存在するために、二度目は生きるために」というルソーの言葉がある。教育における成長支援としての視点は、 一人の子どもの「個」に根ざしたものであり、子どもを取り巻くそれぞれの条件や環境にも理解や働きかけが必要となる。現場における現代 的課題に十分な認識を持つとともに、カウンセリングの基礎的な知識とスキルを学び、自己理解や他者受容のスタンスを学ぶ。 ■授業のねらい 実際の教育相談の内容は多岐にわたるが、基本的には「教育」という人間の土台の形成期における支援として、人的支援、システムとしての サポート、ネットワークなど総合的なものを必要としている。「カウンセリング」をベースとしたもの、ソーシャルワークとしてのアプロー チなど、学校現場や地域、家庭を視野に入れた教育相談のあり方について学習する。 ■授業の到達目標 1 具体性や現実活用を視野に入れた学習 2 基礎理論を着実に習得する 3 対人支援のためのコミュニケーション技術を学ぶ ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 オリエンテーション 学校や社会で何が起きているか。「子ども」「保護者」「教師」の悩み。 2 学校臨床について 3 幼稚園・小学校の教育相談 4 カウンセリングの実際 スクールカウンセラーの配置から現在までの活動と課題について、基本的な考え方とベースとし てのカウンセリング。 教育の出発点として捉えられているこの時期、すでに「個性」の芽は育ちかけている。 「困った癖」 や「落ち着きがない」などの相談に焦点を絞って学習。 社会のどんなところで、カウンセリングは活用されているかを実際事例をとおして知る。 5 カウンセリングの技術 Ⅰ 6 カウンセリングの技術 Ⅱ 7 小学校の教育相談 8 小学校での保護者相談のあり方 9 いじめの教育相談 10 不登校の教育相談 11 「学級崩壊」と支援の方法について 12 子どもの PTSD への対応について 13 特別支援教育への援助 14 思春期のメンタルヘルス 15 「地域が子どもを育てる」ことへの 支援 教科書にそって、カウンセリングの基礎技術を学ぶ。発想や想像力、観察力を身につけるための トレーニング。 「傾聴」はなぜ重要なのか、 「主訴」とは何か、カウンセリングのエビデンス について考える。 学童期の心と身体の成長への理解と、実際現場での相談事例について学習する。子ども自身が「相 談する」ことや「こころの問題」をどう受け止めるか 保護者であるが故に、わが子の心配や教師への期待もある。中でも保護者自身が気づいていない 「自分の問題」へと向かいあうときの心構えについて。 いじめは潜在化、陰湿化しているといわれるが、教育相談で受け止めたものをどのように展開し ていくのか、解決へのプロセスと力を合わせることの意義。 不登校の背景にはさまざまな要因がある。心理的なプロセスを理解しながら、支援する側の葛藤 や、適応指導教室やフリースクールの取り組みを学ぶ。 ベテランで優秀と言われた教師が直面した「学級崩壊」 。現場での相談活動はカウンセリングにと どまらない。人間関係の調整やネットワークの力量をつける。 犯罪や事故によりこころに深い傷をおった子どもをどう支援していくのか、PTSDの理解や不安な 保護者への支えについて学習する。 広汎性発達障害や学習障害など、幅広く一人ひとり異なる状況への支援となる教育相談について 学ぶ 顕在期といわれる思春期の悩みとして、「ひきこもり」から「対人恐怖」「摂食障害」ストレス 性のさまざまな症状の訴えに対して、医療とのつなぎ方などのポイントを理解する 「地域が子どもを育てる」ことへの支援 ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 定期試験 40 % レポートの評価 平常点 60 % 課題に取り組み、ロールプレイなどへの積極的参加 ■教科書・テキスト よくわかる教育相談 春日井俊之 ミネルプァ書房 ■参考書 子どものこころの支援 前川あさ美編 金子書房 子どもの臨床心理アセスメント 松本真理子 金剛出版 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 教科書を事前に予習しておくこと。授業ではそれをベースに実際事例や技術などを学習する。 ■オフィスアワー メールで日程調整します。 ■担当教員からのメッセージ 授業中の積極的な意見発表やロールプレイ参加の熱意を期待します。 ■担当教員の連絡先 カウンセリングセンター内個人研究室 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 滋賀論 K100012 【 時 間 割 担 当 者 】 近藤紀章 【配当年次・実施時期】 3 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 集中 選択 2 30 ■授業の概要 滋賀県が持つ独自の風土や地域の個性を生かした地域づくりを実現するための考え方を実践的に学ぶ。行政担当者や実践者による講義と、現 場見学やディスカッションを通じて、滋賀県が抱える具体的な政策課題に対する実践事例を学んだ上で、琵琶湖上でフィールドワークを実施 し、琵琶湖を中心とした地域資源を活かした旅行商品の企画案を検討、作成する。 前期集中講義(3日間)で開催する。 聖泉大学での講義日は、6/18(土)、6/25(土)、クルージングは7/2(土)を予定 (ただし、ゲスト講師や天候により変更する場合がある。 ) ■授業のねらい 学生の地域活動においても、滋賀県が持つ独自の風土や個性を共有して、地域住民や市民団体、行政担当者と連携しながら現場で活動に取り 組むことが求められている。本講義では、実践者の経験談や現場での観察を通じて、琵琶湖を中心にまとまり続けてきた地域の歴史や文化の 具体的イメージを持ち、地域の魅力を活かした企画提案ができるようになることが、目的である。 ■授業の到達目標 (1)滋賀県の空間、歴史文化の特性について理解し説明できる。 (2)滋賀県下における地域の現状と課題について的確に把握し整理することができる。 (3)琵琶湖や地域資源を活かした事業を企画し提案することができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 オリエンテーション 講義の進め方、評価方法について説明する。 2 地域特性の把握① 滋賀県の地理的特徴、歴史文化の特性を概説する。 3 地域特性の把握② 滋賀県の抱える地域課題と解決に向けた方向性や取り組みの特徴について解説する。 4 歴史・文化資源の活用① 5 歴史・文化資源の活用② 滋賀県内における古民家や文化財の利活用によるまちづくりと実践の具体事例について解説す る。 移住実践者による講義と文化財指定を受けた古民家の再生現場を見学する。 6 若者の定着と子育て支援① 滋賀県内における若者定着や子育て支援にむけた政策について解説する。 7 若者の定着と子育て支援② 滋賀県内における子育て世代や支援団体関係者とのディスカッションを行う。 8 観光資源としての琵琶湖の活用① 滋賀県内における「ビワイチ」をテーマとした誘客観光政策を解説する。 9 観光資源としての琵琶湖の活用② 滋賀県内における自転車を活かした「ビワイチ」施策や取り組みについて解説をする。 10 地域特性の把握③ 企画提案に向けて、フィールドワークの観察ポイントについて事前準備を行う。 11 第 11~15 回 フィールドワーク(琵琶湖クルージ ング) 実際に、琵琶湖周航船に乗って各地を巡り、琵琶湖から滋賀県全体を概観する。 (終日) ※ 受講者が一定数に満たない場合は、バスによる琵琶湖周辺地域のフィールドワークに代える。 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 平常点 50 % 毎回のレポートにより評価する。 指定課題レポート 50 % フィールドワークをふまえた課題により評価する。 ■教科書・テキスト 各講義内容に応じて、資料等を提示、配布する。 ■参考書 湖国小宇宙 日本は滋賀から始まった,高谷好一,サンンライズ出版,2008年,978-4883251605 12才から学ぶ滋賀県の歴史,滋賀県中学校教育研究会社会科部会 編,2005年,978-4883252725 世界単位論,高谷好一,京都大学学術出版会,2010年,978-4876988495 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 講義内容の復習および課題作成のための情報収集や調査が必要である。授業時間内で課題が完成しない場合は、授業外の時間を利用して完成 させること。 ■オフィスアワー 講義時間後 ■担当教員からのメッセージ ・聖泉大学での講義日は、6/18(土)、6/25(土)を予定 クルージングは7/2(土)を予定、乗船料として6,000円必要。 ・講師、講義日程については変更する可能性があるので、履修時に日程を必ず確認すること。 ・出席回数が2日未満、フィールドワーク(琵琶湖クルージング)を欠席する学生は単位認定しない。 ■担当教員の連絡先 近藤 紀章 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 ボランティア論 【 時 間 割 担 当 者 】 富川拓 【配当年次・実施時期】 3 年次 前期 K100013 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 金1時限 選択 2 30 ■授業の概要 現代社会では、「政府・自治体(第1セクター) 」 「企業(第2セクター) 」に加えて、「ボランティア・ボランティア団体(第3セクター) 」が重要 な役割を果たしています。本授業では「ボランティアの歴史・定義」を概説した上で、 「多文化共生」 「防災」「教育」領域の具体的な活動を取 り上げ解説し、ボランティアに対する理解を深めます。原則講義形式で実施する授業では、受講生それぞれが当事者として主体的に考える力 を身につけられるよう解説します。 ■授業のねらい 本授業のねらい、目的は下記のとおりです。 1. ボランティア・ボランティア活動が社会の中で果たしている役割の重要性に気付き、理解を深める。 2. ボランティア・ボランティア活動について学ぶことにより、現代社会・地域社会の問題に関心を持ち、自身の課題として考えられるように なる。 ■授業の到達目標 本授業の到達目標は下記のとおりです。 1. ボランティアの定義・歴史を学び、ボランティアについての理解を深める。 2. 社会の影響を受けている「自分自身」への理解を深める。社会の中で共に生きる「他者」への理解を深める。 3. 様々な社会現象に関心を持ち、身近な社会問題の解決に向けて、主体的に考えることができるようになる。 4. ボランティアとして自身が社会の中で果たせる役割について、イメージできるようになる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 オリエンテーション 講義の進め方,評価方法について説明。 2 ボランティアの定義 ① ボランティアの条件とされている「自発性」 「無償性」 「公共性」などについて学ぶ。 3 ボランティアの定義 ② 引き続き、ボランティアの条件を学び、ボランティアの定義について考える。 4 歴史 ① ボランティア活動の歴史を学ぶ。 5 歴史 ② 引き続き、ボランティア活動の歴史を学ぶ。 6 NPO・NGO ① NPO・NGOなどについて学ぶ。 7 NPO・NGO ② 引き続き、NPO・NGOなどについて学ぶ。 8 事例 ビデオを視聴し具体的なボランティア活動についての理解を深める。 9 当事者性 ボランティア活動における「当事者性」の問題を考える。 10 地域の諸課題とボランティア 多文化共生 地域の諸課題とボランティア 災害① 地域の諸課題とボランティア 災害② 地域の諸課題とボランティア 教育① 地域の諸課題とボランティア 教育② まとめ 多文化共生についてボランティアの視点から考える。 11 12 13 14 15 災害についてボランティアの視点から考える。 引き続き、災害についてボランティアの視点から考える。 教育についてボランティアの視点から考える。 引き続き、教育についてボランティアの視点から考える。 サービス・ラーニングなどを学ぶ。 学習内容を振り返り、整理する。 ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 50 % 授業中に指示する各種課題 定期試験 50 % 到達目標確認のためのレポート 評価基準 ■教科書・テキスト 使用しない ■参考書 岡本榮一他編著,2006,『学生のためのボランティア論』社会福祉法人 大阪ボランティア協会. 丸山哲央編著,2012,『現代の社会学 ―グローバル化のなかで』ミネルヴァ書房. その他、授業中に指示 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業中に課題を出します。授業で学んだ内容を踏まえて作成し、提出期限を守って提出するようにしてください。 ■オフィスアワー 随時連絡します ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 学内メールアドレス:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 人格心理学 K100049 【 時 間 割 担 当 者 】 押岡大覚 【配当年次・実施時期】 3 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 水2時限 選択 2 30 ■授業の概要 本講義で は,人 間の心 を理解 する上 での精 神分析 的人 格論に ついて 概説す る。人 格理解 に関す る理論 は数多 く存在 するが ,その 源流に は「 精神分 析」の 存在が ある と言って 差し支 えはな いだろ う。 「 精神分 析」とは,S, Fre ud(1 856-1939) やそれ 以降の 精神分 析家達 による 臨床的 営みか ら紡ぎ 出され た治療 論的側 面,発達 論的 側面,人 格論的 側面を 備えた 一大体 系であ る。これ ら諸側 面を学 ぼうと すると きの 初学者 は一つ の壁に ぶつか ること になる。その壁 とは,断片的 に記さ れた概 念言 語が人間 の心- 無意識 -のな かで有 機的に 関連づ けられ て動い ている という こと を腑に 落ちた 形で理 解しが たいと いう点 である。そこで 本講義 では,仮 想事例 等を 含めた講義により精神分析的人格論 の“基 本のキ” につい て教 授して いく。 人間の 「見え ない心 」 , あるい は「心 の裏側 」を積 極的に 取り扱 いの対 象にし ようと する のが,精神分析という営みである。 したが って, 学生に は,学 びを進 めるに あた って「 真摯で あるこ と」, 「 誠実で あるこ と」を 基本姿 勢とし て強く 求める 。 ■授業のねらい 一見,難解 な概念 言語を 自らの 心-無 意識 -にも 動いて いる“経 験概念 ”とし て捉え,各人が “今,こ こ”の 自分に ついて 考える「 想像的 発想力」が育ま れる と同時 に, より良い人生とするための「情報収 集能力 」が育 まれる ことを 期待す る。 ■授業の到達目標 精神分析的人格論で用いられる各概 念言語 を正し く理解 するこ とを第 1の目 標と する。 その上 で,各 概念言 語を有 機的に 関連づ けなが ら人格 理解を 進めら れる水 準に達することを第2の目標とする 。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 オリエンテーション 2 精神分析とは 学習のポイント 履修にあたってのオリエンテーショ ン及び レポー ト課題 の提示 「精神分析という営み」について学 ぶ ※ミニレポートからの質問への解答 及びピ アディ スカッ ション 含む 3 歴史と定義 精神分析の「歴史」と「定義」につ いて学 ぶ ※ミニレポートからの質問への解答 及びピ アディ スカッ ション 含む 4 人格の基板としての発達① 「口唇期」 「肛門期」について学 ぶ※ミ ニレポ ートか らの質 問への 解答及 びピア ディ スカッ ション 含む 5 人格の基板としての発達② 「男根期-エディプス期」について 学ぶ ※ミニレポートからの質問への解答 及びピ アディ スカッ ション 含む 6 人格の基板としての発達③ 「潜伏期」について学ぶ ※ミニレポートからの質問への解答 及びピ アディ スカ ッショ ン含む 7 人格の基板としての発達④ 「性器期」について学ぶ ※ミニレポートからの質問への解答 及びピ アディ スカ ッショ ン含む 8 局所論と構造論 「局所論」 「構造論」について学 ぶ 9 自我の諸機能① 「現実機能」「防衛機能」「適応機 能」に ついて 学ぶ ※ミニレポートからの質問への解答 及びピ アディ スカッ ション 含む 10 自我の諸機能② 「対象関係」「自律機能」「統合機 能」に ついて 学ぶ ※ミニレポートからの質問への解答 及びピ アディ スカッ ション 含む 11 自我の諸機能③ 「防衛・適応機制」 「抑圧」 「 否認 」 「取 り入れ と同一 化」「強迫 防衛と 強迫性 格」「隔 離」に ついて 学ぶ ※ミニレポートからの質問への解答 及びピ アディ スカッ ション 含む 12 自我の諸機能④ 「知性化」 「合理づけ」 「反動 形成 」 「打 ち消し 」 「 置き換 え」「投影 」につ いて学 ぶ ※ミニレポートからの質問への解答 及びピ アディ スカッ ション 含む 13 自我の諸機能⑤ 「投影性同一視」 「退行」 「昇 華」に ついて 学ぶ ※ミニレポートからの質問への解答 及びピ アディ スカッ ション 含む 14 心理検査による人格のアセスメント ① 「投影法の構造」「投影水準」につ いて学 ぶ ※ミニレポートからの質問への解答 及びピ アディ スカッ ション 含む 15 心理検査による人格のアセスメント ② 「病態水準」について学ぶ ※ミニレポートからの質問への解答 及びピ アディ スカッ ション 含む ※ミニレポートからの質問への解答 及びピ アデ ィスカ ッショ ン含む ■履修要件 ※次の,1)及び2)を,当該科目の履修要件とする。 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 1)精神分析学に興味のある者 2)グループワーク,ディスカッション等において,主体的参加及び積極的発言ができる者 ミニレポート 25 % 講義ごとに実施するミニレポートの 評価点 レポート 25 % 学期中に課すレポート課題の評価点 期末テスト 50 % 期末テストの評価点 評価基準 ■教科書・テキスト 指定しない。 ■参考書 適時,紹介する。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 本講義では,適宜,ディスカッショ ンやグ ループ ワーク を用い た双方 向的な 授業 を行う 。 ディスカッションやグループワー クに参 加する 際,あ るいは ,レポ ート 課題の作 成には 事前準 備が不 可欠で ある。 図書館 や学術 ポータ ルサイ トを使 って ,多く の資料 に目を 通すこ とを, 学生生 活を送 る上で の習慣 にして 欲しい 。また , 多くの疑問をもって講義に参加でき るよう ,予習 の時間 を大切 にして 欲しい 。 ■オフィスアワー 授業中に指示する。 ■担当教員からのメッセージ 初回講義での説明・指示を厳密に守 った上 でのレ ポート 課題の 提出及 び期末 テス トの受 験を求 める。 初回講義において,レポート課題を 口頭で 伝える 。やむ を得 ず初回講義に参加できない場合,そ の旨を 講義担 当教員 まで事 前に報 告し, レポ ート作 成から 提出に 係る一 連の指 示を仰 ぐこと 。 ※講義は 以下① ~③の 基本サ イクル に則っ て実施 する① ミニレ ポート からの 質問 への解 答後講 義→② 大・小グル ープで のディ スカッ ション →③ミ ニレポ ートの 作成 ※遅刻 ,欠 席等の 取り扱 いにつ いて(「遅刻 」「欠 席」等に係 る信憑 書類は ,必ず提 出する こと )授業 開始時 点で出 欠の確 認を行 う 。授業 開始時 点で出 席が確 認さ れない場合~授業開始後20分未満ま での入 室は, 原則と して, 「遅刻 」とし て扱う 。授業 開始後2 0分以 上経っ ての入 室は, 原則と して, 「欠席 」とし て扱う 。な お,2回の「遅刻」を「欠席」1回 として 換算し ,累積 「欠席 」回数 が5回 以上 となっ た時点 で,原 則とし て,評 価・単 位認定 の対象 から除 外する 。※そ の他 私 語,携 帯電話 の使用 等,お およ そ大学 生の受 講態度 とはい えない 受講態 度不良 者,及び,もしく は,学習課 題が未 提出で あった 者の単 位取得 の可能 性はな い( 理由 の如何は問わない)。この点につい ては, かなり 厳格で ある。 ■担当教員の連絡先 授業中に指示する。 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 障害児心理学 【 時 間 割 担 当 者 】 宇野正信 【配当年次・実施時期】 3 年次 前期 K100050 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月4時限 選択 2 30 ■授業の概要 ヒトは個人差のきわめて大きい種類の動物である。だから、当然のことながら他からの力添えがなくては一日もやっていけないという自明の 理がありながら、時代がすすむにつれてその自覚が希薄になって、弱い立場の者にとっては生きづらい世の中になりつつあることは否めない。 この授業では、ハンデイキャップがある子らのうち、自分の不自由や要望を周囲の人たちに説明するのを不得意とする子らを中心に、その心 理的傾向とその子らへのかかわり方の基本を示し、共に生きる社会づくりに眼を開かせたい。 ■授業のねらい 日常的に障害児・者と接触する人達と、そのような機会を持たない人たちとの障害に対する意識の差には大きなものがある。この授業では障 害児の心理を知ることにとどまらず、全ての人に起こりうる障害や不自由を『自らの問題』として、生涯にわたるテーマとして考え通しても らいたい。 ■授業の到達目標 1.障害を「異常」と捉えるのではなく、誰にでも起こりうる「遅れ」であることを学ぶ。 2.障害の種別によって、支援の内容が異なることを学ぶ。 3. この子らを取り巻く環境の適否が、個々の成長発達に大きく影響することを学ぶ。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 基本的な視座 かつての人々は弱者を護り労る文化を持っていた。いまは? 2 知的発達障害① 軽・中度の精神発達遅滞のある子らの傾向と支援の基本 3 知的発達障害② 重度の精神発達遅滞のある子のすがたと支援の基本 4 学習障害① 怠惰や知的障害と誤解されやすくて苦しむ子らの理解と支援 5 学習障害② 学習障害の本質と支援の基本 6 社会性の発達障害① 広汎性発達障害研究の変遷と最前線 7 社会性の発達障害② 高機能広汎性発達障害のある子らのすがたと支援の基本 8 社会性の発達障害③ 高機能広汎性発達障害のある子らのすがたと支援の基本② 9 注意欠如・多動症 多動・衝動的・被転導的で叱られてばかりの子らの理解と支援 10 虐待と発達障害の子ら 子育ちに適さない生育歴のために歪んだ子らの理解と支援 11 コミュニケーション障害 意思疎通・人間関係が成立しにくい子どもの増加への対応 12 非社会的行動 集団参加に躊躇する子らへの理解と援助 13 反社会的行為 集団参加を拒まれ逸脱する子らの理解と援助 14 身体障害について 身体障害のある子どもについて資料にて学ぶ 15 障害児のいる家庭の支援 明るい将来展望が持ちにくい家族の悩みと向き合う気配り ■履修要件 特記事項なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 定期試験 40 % 論文形式(およそ1200字) 平常点 60 % 受講姿勢と授業ごとに提出する小レポートの評価(4×15) ■教科書・テキスト 毎時、担当者が参考資料を準備して教科書代わりとする。 ■参考書 必要に応じて授業中に紹介するが、主として本学図書館の蔵書から選ぶ。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 1.毎回配布する資料の内容の、すべてに亘って触れることが出来ない場合があるので、資料は保存して自習に役立ててもらいたい。 2.たとえば、自宅や居留地の近辺で障害児を含む行事が開催されたりしたら、積極的に参加してこの子らと直接に接する機会にしてほしい。 ■オフィスアワー 前期の月曜日 14:00~14:30 ■担当教員からのメッセージ 障害がある子どもと全く接した経験のない人は、関係の学校や施設の見学をお勧めするが、希望者は申し出てほしい。 ■担当教員の連絡先 質問・連絡等はメモ書きして教務課に提出されたい。 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 疫学 K100051 【 時 間 割 担 当 者 】 村上義孝 【配当年次・実施時期】 3 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 集中 必修 2 30 ■授業の概要 疫学は人間集団における健康状態・ 疾病の分布と原因を明らかにし、診断・治療・予防について集団を対象とし探求する科学およびその実践 である。 講義では、疫学研究の方法論の学習に加え、保健医療分野での疫学の実践についても触れる。また具体的な課題を用いた演習を通じ 理解を深める。具体的な講義内容としては以下のものがあげられる。疫学概論、疫学における効果の指標とその推定、疫学研究デザイン、疫 学研究におけるバイアス・交絡とその制御、保健統計、各疾患(がん、循環器疾患、感染症など)における疫学各論。 ■授業のねらい 保健医療分野における重要な方法論である疫学の概念・考え方から具体的方法、疾患別疫学に至る広汎な範囲について知識を習得するととも に、実際に利用できるような能力を涵養する。 ■授業の到達目標 1.疫学とは何か、説明できる。 2.疫学で使用される指標について説明できる。 3.コホート研究、症例対照研究について説明できる。 4.バイアス、交絡について説明できる。 5.疾患別の疫学についてその内容を理解する。 6.保健統計で使用される各概念を理解できる。 7.スクリーニングの考え方、方法を説明できる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 疫学とは? 疫学とは何か?、疫学という概念、疫学の歴史 2 疫学における効果の指標1 有病と罹患の違い、有病率・罹患率の算出法 3 疫学における効果の指標2 死亡率とその比較、人年法 4 課題演習1 第1回から第3回のまとめ 5 疫学研究方法 1 コホート研究 6 疫学研究方法2 症例・対照研究 7 バイアスと交絡 バイアスとは?、交絡とは?、選択バイアス、情報バイアス 8 課題演習2 第5回から第7回のまとめ 9 保健統計 保健統計とは?保健統計総論、保健統計各論 10 疫学各論 がんの疫学 11 疫学各論 循環器疾患の疫学 12 課題演習3 第9回から第11回のまとめ 13 疾病の予防とスクリーニング 疾病予防とは?、スクリーニングとは? 14 疫学各論 感染症の疫学 15 まとめ 全体のまとめ ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 定期試験 70 % 平常点 30 % 評価基準 ■教科書・テキスト 基本からわかる看護疫学入門.大木秀一、医歯薬出版; 第2版 2011年、ISBN-13: 978-4263235607 ■参考書 基礎から学ぶ楽しい疫学 第3版、中村 好一、医学書院、2012年、ISBN-10: 4260016695 国民衛生の動向〈2012/2013〉、厚生労働統計協会、2012年 保健師・保健師をめざす学生のためのなぜ?どうして?〈4〉疫学・保健統計、医療情報科学研究所、メディックメディア、2011年、ISBN-10: 4896323602 標準保健師講座〈別巻2〉疫学・保健統計学、牧本清子、医学書院、2009年、ISBN-10: 4260007513 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 予習としては講義に該当する教科書の章を読んできて下さい。復習としては講義ノートを振り返るとともに、課題を解いて次の講義に臨んで ください。 ■オフィスアワー 授業時間後 ■担当教員からのメッセージ 疫学は大学で初めて習う科目なので前提知識はいりません。また保健師を目指したい方には必須の科目であります 素直な気持ちで誠実に取り組めば必ず理解できますので頑張って下さい。 ■担当教員の連絡先 看護学部教務課 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 保健福祉行政論 【 時 間 割 担 当 者 】 大林豊子 3 年次 前期 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 K100053 【曜日・時限】 金2時限(3 年) 月2時限(1 年) 【科目分類】 【単 位 数】 必修 2 【時 間 数】 30 ■授業の概要 保健、医療、福祉の現状と制度,行財政のしくみについて学習する。近年、看護を取り巻く環境は大きく変化してきている。疾病構造の変化や 少子高齢化、国際化が進んだ。医療制度、介護保険法の改革、地域保健法、健康増進法等の施行等、法・制度の改革に伴い、保健医療福祉事 業の内容、実施体制も変化している。本講義では、保健、福祉、医療の制度、行財政のしくみについて教授する。 ■授業のねらい 地域で生活する人々を支援する看護職は、対象を取り巻く環境や制度に関する理解が重要である。看護職として必要な保健医療福祉行政のし くみと保健医療福祉制度、社会保障制度について理解する。対象者のライフサイクルや疾患別に法律、制度について学習するとともに、こう した制度に基づく事業実施に係る行財政のしくみについて学ぶ。 ■授業の到達目標 保健医療福祉行政、保健医療福祉制度、社会保障制度について理解する。また、地域で生活する個人、集団、地域に対して実施する地域看護 活動と関連づけて考えられる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 保健医療福祉行政の根拠と基盤 2 地域保健行政のしくみ 保健医療福祉行政の目標、プライマリヘルスケアについて理解する 公衆衛生の基盤形成と政策の発展について学習する。 地方公共団体の行政単位としくみ、及び行財政について学習する。 3 母子への保健医療福祉施策 母子保健、医療、福祉に関する施策を学習する 4 健康づくり・産業保健 5 高齢者への保健医療福祉施策 健康日本21、健康増進法等、健康づくりに関する施策を学習する。 産業保健に関する制度を学習する。 介護保険事業、地域支援事業や高齢者の保健医療、福祉に関する施策について学習する 6 精神保健医療制度 精神保健福祉の歴史的な経過と精神保健福祉法、自殺対策基本法について学習する 7 障害者への保健医療福祉施策 障害者基本計画及び障害者プラン、障害者自立支援法及び障害者総合支援法について学習する 8 難病対策・がん対策 9 健康危機管理と感染症対策 10 社会保障・社会福祉制度1 難病対策要綱、特定疾患治療研究事業と難病患者への福祉施策の現状について学習する。がん対 策の変遷、がん対策基本法とがん対策推進計画について学習する。 健康機器の主要分野とその対応。感染症の予防および患者の医療に関する法律、及び予防接種法 について学習する。 年金保険、公的扶助、雇用保険について学習する 11 社会保障・社会福祉制度2 児童家庭福祉・医療給付等について学習する。 12 医療供給体制 医療法と医療供給体制、医療保険について学習する。 13 保健医療福祉計画と評価 地方公共団体の計画策定とその評価について学習する。 14 事例検討 模擬事例をもとに、地域で生活する人を支える保健医療福祉制度について学習する。 15 まとめ 保健医療福祉行政と保健師活動について学習する。 ■履修要件 特にありません ■成績評価の方法・基準 種別 期末試験 割合 100 % 15回終了後に筆記試験を実施する。 評価基準 ■教科書・テキスト 標準保健師講座別巻1保健医療福祉行政論 医学書院 ■参考書 衛生行政大要 日本公衆衛生協会 国民衛生の動向 厚生労働統計協会 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 行政・法律に関する用語については、わかりにくいので、毎回復習をして、その都度覚えるようにすること。 ■オフィスアワー 講義終了後に対応する。 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 看護学部教務課 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 衛生学 K100055 【 時 間 割 担 当 者 】 垰田和史 【配当年次・実施時期】 3 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 集中 選択 2 30 ■授業の概要 衛生学は一般に公衆衛生学とも呼ばれる。様々な社会を形成し生活や活動を展開する人間が、身体的・精神的・社会的に健康な生活を営むた めに、疾病を予防し、健康の保持・増進をはかるための方策を考える学問である。これから保健・医療・福祉・教育に関わろうとするものは、 疾病の予防や健康の保持・増進、早期発見・治療を個人の健康問題としてとらえる。人々が生きる社会集団の問題として考え対処する視点を もつことが重要である。内容は衛生学・公衆衛生学を概説するとともに、我々を取り巻く環境・地域・労働・保健・医療・福祉をキーワード とする健康問題を具体的に提示し、衛生学・公衆衛生学に基づくアプローチを教授する。 ■授業のねらい 衛生学・公衆衛生学の特徴は、地域や職場や学校で生活する人間集団の特性に注目し、健康や安全の保持・向上を目指して活動する点にあり、 個々の患者が抱える疾病や苦難に視点を当てる臨床医学や看護学と異なっている。将来、看護師や養護教員として活動することを前提に、衛 生学・公衆衛生学的なアプローチで健康事象の把握や解決に向けての行動ができるよう、参加型の授業を行う。実習や討論形式の成果発表会を 行うので積極的に参加してほしい。 ■授業の到達目標 学校における保健、福祉、医療、教育に携わるものとして、衛生・公衆衛生に関わる基礎的な知識を身につけ、健康事象を社会環境要因との関 連で捉えることができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 健康科学としての公衆衛生学 公衆衛生学の特性と目的を理解する。 2 国民の健康に関わる諸制度を理解する。 3 人口の動向‐公衆衛生の主要指標の 動向 集団の健康を科学する 4 環境と健康 様々な環境要因が健康に影響していることを理解する。 5 空気汚染と健康影響 労働者や住民の健康に影響を与え続けているアスベストについて知る。 6 職業生活と健康 労働者の健康や安全を護るための法制度や産業保健活動を理解する。 7 看護・介護職場の健康問題 看護・介護労働に伴って発生する健康問題を理解し、健康に働き続けるための知識を身につける。 8 農民の健康問題 滋賀県は製造業の集中した県であるとともに、農業県でもある。 「食」の担い手である農民の健康問題を理解する。 物理的な環境要因について理解するとともに、その測定方法を知る。 9 環境を評価する 10 温熱環境の生体影響 11 温熱環境の生体影響 12 温熱環境の生体影響 13 温熱環境の生体影響 14 障がい児・者とその家族の健康問題 15 まとめ 集団に生じた健康事象を把握し、影響を与えた要因を分析する「疫学」を理解する。 (講義・実習) 夏期の温熱環境は、子どもから高齢者まで、広く健康に影響を与えることを理解する。 温熱環境の生体影響を測定するための計画を作る。 (実習) 上記授業で作成した計画に基づいて、実習する。 (実習) 上記授業で作成した計画に基づいて、実習する。 (発表・討論) 実習結果をまとめて発表し、討論する。 障がいを持つ人たちのライフステージに沿って生じる、当事者や家族や支援職種の健康問題を理 解する。 総合討論 試験 ■履修要件 養護教諭一種免許を取得予定の学生 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 レポート 50 % 受講態度 30 % 温熱環境と健康問題についての問題意識、測定目的、測定方法、結果、考察が適切に記述されているか否 かで判定する 質問に対する応答、質問内容、等で判定する 試験 20 % 講義内容を基に、基礎的な知識、衛生学的な思考を問う。 ■教科書・テキスト 学生のための現代公衆衛生 中村 泉、三浦悌二 著、南山堂 ■参考書 国民衛生の動向 2013/2014 厚生労働統計協会発行 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業中に指示します ■オフィスアワー 集中講義なので、開講日の昼休みや休憩時間を利用すること。また、講義冒頭にメールアドレスを教えるので、メールでの質問も活用してほ しい。 ■担当教員からのメッセージ 主体的に考え、問題意識を形成し、積極的に質問し、同級生の発言に耳を傾け、衛生学・公衆衛生学的な思考方法を身につけてもらいたい。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 ターミナルケア論 K100064 【 時 間 割 担 当 者 】 竹村節子 山本昌恵 中島真由美 【配当年次・実施時期】 3 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 火2時限 選択 2 30 ■授業の概要 ターミナル期の患者の身体的・心理的社会的特徴をについて理解し,その生活を支援するための看護援助とターミナル期の患者を支える家族へ の援助、さらに家族の看取り後のケアについて学ぶことができる。またターミナル期のケアに関する倫理的側面を含めた看護師の役割につい て理解することができる。 ■授業のねらい 1.ターミナルケアを実践する上で必要とされる知識・技術・態度を身につける。 2.死に向かう患者やその家族の苦痛や苦悩について深く理解し、患者・家族によりそう援助のあり方を考察する。 ■授業の到達目標 1. ターミナル期の人の身体的・心理社会的特徴について理解し、本人および家族への看護援助と看取り後のケアについて学ぶことができる。 2. ターミナル期のケアにおける倫理的側面を理解し、倫理的問題に対する看護師の役割について考えることができる。 3.地域・在宅におけるターミナル期にある人への看護援助、地域・在宅ターミナル期のケアを支える地域ネットワークの形成について考える ことができる。 4.子どもや高齢者のターミナル期における援助を理解することができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 ターミナル期の概念(竹村) ターミナルケア・緩和ケアの考え方、ホスピスについて 2 「死」について考える(竹村) 「死」について考える(DVD鑑賞・グループワーク) :レポート提出 3 緩和・ターミナルケアの変遷と看護教育およびい のちの様相(小山) ターミナル各期における援助(山本) 緩和・ターミナルケアの変遷と看護の場におけるいのちについて考える。 4 6 ターミナル期にある人の身体的苦痛とそのマネ ジメントについて(中島) スピリチュアルケアについて(中島) ターミナル前・中・後期の身体の状態、心理的変化を理解し、患者・家族へのケアに ついて学ぶ。 ターミナル期にある人に起こりやすい身体的苦痛と、そのマネジメントについて学 ぶ。 トータルペインの一側面であるスピリチュアルペインについて考える。 7 悲嘆(グリーフ)ケアについて(山本) 遺された家族(遺族)の悲嘆と喪失におけるアセスメントおよび援助について学ぶ。 8 死をめぐる倫理的問題 (竹村、中島、山本) ターミナル期にある患者・家族への援助(山本) 死をめぐる倫理的問題にはどのようなことがあるかについて考え、理解する(グルー プワーク・発表)。 ターミナル期にある患者・家族への援助について学ぶ。 看護職による在宅におけるターミナル期の患者 への援助(磯邉) 高齢者のターミナル期の援助(太田) ターミナル期の療養者と家族の生活の質が維持・促進できるよう、尊厳・霊的なケア を含めて理解する。 日本における高齢者の死亡の動向を理解し、尊厳ある看取りを支援する看護職の役割 を学ぶ。 ターミナル期にある人への病棟における援助の実際について学ぶ。 5 9 10 11 12 14 ターミナル期にある人への援助(病棟における援 助)(外部講師) 代替療法(アロマセラピーについて) (外部講師) 看取りケア(中島) 15 まとめ(課題①~③のレポート提出) 13 緩和ケア領域で必要となる「癒し」について学ぶ。 危篤時の看護、臨終・死亡時の看護について学ぶ。 ①ターミナルケア論演習の講義を受けて死に対する考え方の変化 ②ターミナル 期にある人(患者・家族)の援助 ③在宅におけるターミナル期の援助の問題点・課 題 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 40 % 出席及びグループワークの参加度 課題1.自分の死に対する考え方2.自分の死 をめぐる倫理的問題に対する考え方3.課題①~ ③のレポート 60 % 課題レポート ■教科書・テキスト 鈴木志津絵・内布敦子編集,「緩和・ターミナルケア看護論」,NOUVELLE HIROKAWA ■参考書 必要時提示する ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 死や生に関する文学や書籍を読み、死について考える機会を持つ ■オフィスアワー 事前に連絡を入れ時間調整を行う。 ■担当教員からのメッセージ グループワークの参加を重視する ■担当教員の連絡先 [email protected] 評価基準 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 成人看護技術論Ⅱ K100067 【 時 間 割 担 当 者 】 竹村節子 中川ひろみ 山本昌恵 中島真由美 國松秀美 【配当年次・実施時期】 3 年次 前期 【曜日・時限】 火1時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 30 ■授業の概要 さまざまな健康問題を持つ成人期の対象における事例の看護過程の展開を通して、健康障害を持つ成人期の対象者にふさわしい看護援助法に ついて学ぶ。周手術期にある対象者に必要な看護援助方法を、事例展開や演習を通して学ぶ。生涯、病と向き合いながら日常生活を送る慢性 病の対象者に必要な看護援助方法を、事例展開を通して学ぶ。 ■授業のねらい 社会や環境とのかかわりの中で生活を営んでいる成人期にある人々を支援するために必要な、看護の思考能力を養う。 ■授業の到達目標 1.成人の急性期・慢性期にある対象の特徴を理解し、疾患の特徴をふまえた看護展開ができる。2.周手術期にある対象の観察、アセスメン ト、看護援助が理解できる。3.慢性疾患を持って生きる対象のQOLが理解できる。 ■授業スケジュール 回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業計画 学習のポイント 成人看護学領域における看護過程の展開(教員全員) 健康問題をもつ成人期における患者の事例から看護過程の展開を行い、アセスメ ントに必要な基礎的能力を習得する。 成人看護学領域における看護過程の展開-慢性期に 慢性の健康問題(機能障害)をもつ患者の事例から看護過程の展開を行い、アセス ある患者の特徴と看護援助方法①-(教員全員) メントに必要な基礎的能力を習得する。 成人看護学領域における看護過程の展開-慢性期に 慢性の健康問題(機能障害)をもつ患者の事例から看護過程の展開を行い、アセス ある患者の特徴と看護援助方法②-(教員全員) メントに必要な基礎的能力を習得する。 成人看護学領域における看護過程の展開-慢性期に 慢性の健康問題(機能障害)をもつ患者の事例から看護過程の展開を行い、アセス ある患者の特徴と看護援助方法③-(教員全員) メントに必要な基礎的能力を習得する。 成人看護学領域における看護過程の展開-慢性期に 慢性の健康問題(機能障害)をもつ患者の事例から看護過程の展開を行い、アセス ある患者の特徴と看護援助方法④-(教員全員) メントに必要な基礎的能力を習得する。 成人看護学領域における看護過程の展開-慢性期に 慢性の健康問題をもつ患者の事例から看護過程の展開を行い、アセスメントに必 ある患者の特徴と看護援助方法⑤-(教員全員) 要な基礎的能力を習得する。 成人看護学領域における看護過程の展開-慢性期に 慢性の健康問題をもつ対象の事例から看護過程の展開を行い、アセスメントに必 ある対象の特徴と看護援助方法⑥-(教員全員) 要な基礎的能力を習得する。 成人看護学領域における看護過程の展開-慢性期に 慢性の健康問題を持つ対象の事例から看護過程の展開を行い、計画の立案、実施、 ある対象の特徴と看護援助方法⑦-(教員全員) 評価について理解できる。 成人看護学領域における看護過程の展開-急性期に 周手術期にある患者の事例から看護過程の展開を行い、周手術期看護のアセスメ ある患者の特徴と看護援助方法①-(教員全員) ントに必要な基礎的能力を習得する。 成人看護学領域における看護過程の展開-急性期に 周手術期にある患者の事例から看護過程の展開を行い、周手術期看護のアセスメ ある患者の特徴と看護援助方法②-(教員全員) ントに必要な基礎的能力を習得する。 成人看護学領域における看護過程の展開-急性期に 周手術期にある患者の事例から看護過程の展開を行い、周手術期看護のアセスメ ある患者の特徴と看護援助方法③-(教員全員) ントに必要な基礎的能力を習得する。 成人看護学領域における看護過程の展開-急性期に 周手術期にある患者の事例から看護過程の展開を行い、周手術期看護のアセスメ ある対象の特徴と看護援助方法④-(教員全員) ントに必要な基礎的能力を習得する。 成人看護学領域における看護過程の展開-急性期に 周手術期にある患者の事例から看護過程の展開を行い、周手術期看護のアセスメ ある対象の特徴と看護援助方法⑤-(教員全員) ントに必要な基礎的能力を習得する。 成人看護学領域における看護過程の展開-急性期に 周手術期にある患者の事例から看護過程の展開を行い、周手術期看護のアセスメ ある対象の特徴と看護援助方法⑥-(教員全員) ントに必要な基礎的能力を習得する。 成人看護学領域における看護過程の展開-急性期に 周手術期にある患者の事例から看護過程の展開を行い、周手術期看護に必要な計 ある対象の特徴と看護援助方法⑦-(教員全員) 画の立案、実施、評価について理解できる。 ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 平常点 割合 100 % 評価基準 課題レポートの内容から評価する ■教科書・テキスト 1. 鈴木志津枝, 他: 慢性期看護論, ヌーヴェルヒロカワ, 2009(ISBN9784861740237) 2. 矢永勝彦, 他: 臨床外科看護総論, 医学書院, 2011(ISBN 978-4-260-01088-7) 3. 北島政樹, 他: 臨床外科看護各論, 医学書院, 2011(ISBN 978-4-260-01093-1) ■参考書 1.安酸史子, 他: ナーシング・グラフィカ25成人看護学 セルフマネジメント, メディカ出版 2.松田暉, 他: 疾病と治療Ⅰ~Ⅳ, 南江堂(全4冊) 3.G.トートラ,B.デリクソン:人体の構造と機能,丸善出版 4.国民衛生の動向Vol.59No.9 2012/2013, 厚生労働統計協会 5.寺町優子,他:クリティカルケア看護理論と臨床への応用,日本看護協会出版会 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 事前学習・事後学習課題を課します。各自、自己学習を実施した上で授業に臨んでください。 ■オフィスアワー 時間は定めていません。各教員の研究室訪室時は事前に担当教員に連絡をとってからお越しください。 ■担当教員からのメッセージ 演習には積極的に取り組むとともに、自己学習を重ねることにより慢性病をもつ患者への看護や周手術期看護について理解を深めてほしいと 思います。(授業スケジュールは学習状況により変更することがあります) ■担当教員の連絡先 竹村節子:[email protected] 中島真由美:[email protected] 中川ひろみ:[email protected] 國松秀美:[email protected] 山本昌恵:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 地域看護技術論Ⅱ K100083 【 時 間 割 担 当 者 】 安孫子尚子 原田小夜 【配当年次・実施時期】 3 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 水1時限 必修 2 30 ■授業の概要 地域看護活動は、疾病構造の変化、保健、医療、福祉、介護制度の変革によって変化している。母子保健、成人保健、高齢者保健、感染症 対策、難病等、法律や制度と地域看護の役割について概説する。また、学校保健、産業保健など様々な場における地域看護の役割と活動方法 について解説する。介護保険、介護予防等の地域での生活支援、難病患者、精神障害者、在宅ホスピスケア等の医療依存度の高いケースの在 宅療養を支援、産業保健看護活動と地域職域連携を行う支援を説明する。また、母子保健活動、学校保健活動、学校保健と母子保健活動との 連携や障害児ケア、児童虐待対応や感染症対策、健康危機管理について学習する。 ■授業のねらい 看護師資格・保健師資格に必要な科目である。 母子保健活動、成人、高齢者保健活動のライフサイクルに合わせた保健指導、難病患者の在宅療養支援、感染症や健康危機管理、学校保健 や産業保健活動と地域職域連携等に関する法律・制度と地域看護活動の役割について学び、活動の場や、対象別の保健指導、保健指導の基に なる保健福祉関係法規について理解することを目的とする。 ■授業の到達目標 1.ライフサイクルに合わせた地域保健活動とその役割について理解する。 2.地域保健活動と地域職域連携等に関する法律・制度について理解する。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 母子保健① (安孫子) 日本における母子保健の動向と施策 2 母子保健② (安孫子) 乳幼児期の成長発達と保健指導 3 母子保健③ (安孫子) 健康上のリスクを持つ母子への保健指導 4 学校保健 (安孫子) 児童を取り巻く環境と健康問題 5 成人・高齢者保健① (安孫子) 成人期における健康問題と対策 6 成人・高齢者保健② (安孫子) 老年期における健康問題と対策 7 動向と対策 9 疾病対策 1)がん (安孫子) 疾病対策 2)感染症 (安孫子) 難病対策 (原田) 10 精神保健① (原田) 11 精神保健② (原田) 12 災害と保健活動 (原田) 13 障害者(児)対策 (安孫子) 14 歯科保健 (安孫子) 15 産業保健 (安孫子) 8 1.世界と日本の現状 2.予防から発生時の対応について 1.難病保健の動向 2.難病患者の生活と保健指導 1.地域精神保健福祉活動 2.保健師活動 産業保健におけるメンタルヘルスの特徴と対策 1.災害時の地域アセスメント 2.災害時における保健師活動 3.援助の実際 1.障害保健施策の概要 2.保健師活動 1.歯科保健の動向 2.生涯を通じた口腔保健 職場における健康障害の特徴と対策 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 レポートおよび提出物 30 % 定期試験 70 % 評価基準 1.毎回の授業に対する意見感想や課題レポートなどを求めます。 内容が授業のねらい,目標に即しているか,妥当な記述量であるか、提出期限が守られているかを評価 します。 正解率60%以上とし、本大学の成績評価基準に準じます。 ■教科書・テキスト 標準保健師講座3 対象別公衆衛生看護活動 医学書院 ■参考書 随時お伝えします。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 自己学習を実施したうえで授業に臨んでください。準備学習については、必要時連絡します。 ■オフィスアワー 各教員の講義初日にお伝えします。 ■担当教員からのメッセージ 毎回、授業内容が対象別、領域別の保健活動になっています。法律や制度、地域看護の役割と広範囲になっていますので、積極的な授業への 参加を期待します。 ■担当教員の連絡先 安孫子:[email protected] 原田:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 成人看護学実習 K100091 【 時 間 割 担 当 者 】 竹村節子 中川ひろみ 山本昌恵 中島真由美 國松秀美 【配当年次・実施時期】 3~4 年次 通年 【曜日・時限】 集中 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 6 270 ■授業の概要 さまざまな健康問題を持つ成人期の対象に対して、既存の知識・技術と実践を統合し、個別性を重視した看護を展開する。 ■授業のねらい 成人期にある各健康段階の対象を受け持ち、病態を理解し、身体的・心理的・社会的側面から対象のニーズをアセスメントし、個別性を重視 した援助を実施・評価する能力を培う。 ■授業の到達目標 1.各健康段階にある対象の特徴とその家族を踏まえ身体的・心理的・社会的側面から総合的に理解できる 2.基礎的知識を活用し、看護過程の展開を通して、科学的根拠に基づき安全・安楽・自立を考慮した方法で個々に応じた看護実践ができる 3.受け持ち患者の援助を通して、他職種との協働のありかたを理解し、チームメンバーの一員としての自覚をもつことができる 4.対象を取り巻くすべての人々との関わりが円滑に進むように人間関係を調整することができる 5.学ぶものとして自己の役割や学習課題を明確にし、意図的に学習できる ■授業スケジュール 回 授業計画 1 1.実習期間:平成28年10月~平成29年5 詳細については実習要項を参照 月までの6週間(急性期:3週間、慢性期: 3週間) 学習のポイント 2.実習施設:市立長浜病院、豊郷病院、 長浜赤十字病院、彦根市立病院、野洲病 院、東近江総合医療センター ■履修要件 3年次前期までの専門科目をすべて単位認定されていること ■成績評価の方法・基準 種別 実習目標の達成度、実習記 録、看護実践内容 割合 100 % ■教科書・テキスト 評価基準 評価表に従い総合的に評価する。単位認定は成人看護学実習(急性期)と成人看護学実習(慢性期)の両 方をもって6単位を認定する。 講義で使用したテキスト、配布資料 ■参考書 実習中必要に応じて紹介します。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) オリエンテーション時に指示します。 ■オフィスアワー ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 竹村節子:[email protected] 中島真由美:[email protected] 中川ひろみ:[email protected] 國松秀美:[email protected] 山本昌恵:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 母性看護学実習 K100093 【 時 間 割 担 当 者 】 木村知子 【配当年次・実施時期】 3~4 年次 通年 【曜日・時限】 集中 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 90 ■授業の概要 周産期における母子を受け持ち、看護過程を展開することをコアとして病院において実習を行う。なかでも対象女性の生理的・心理的・社会 的変化をアセスメントし、母親役割の獲得過程、家族形成過程について考えながら、看護を実施する。また新生児の胎外生活の適応過程をア セスメントし、適応をより促進する看護を考え実施する。対象母子や家族への地域における支援について考える。あわせて、生命誕生につい ての感性を磨き、自己の存在について考える一助とする。 (県下の実習病院において、産婦人科病棟・外来他で実習を行う。) ■授業のねらい 周産期にある女性と子供の身体的・心理的・社会的特徴および母子を支える家族を総合的に理解し、対象が持つ健康ニーズに対しこれまでに 学習した知識・技術・態度を統合して、看護活動が展開できる基礎的実践能力を養う。 ■授業の到達目標 1.妊娠期における対象の背景ならびに現状から妊婦の身体的・心理的・社会的ニーズを考察するとともに、必要な看護が理解できる。 2.分娩期における対象の分娩経過と胎児の健康状態を考察し、産婦に必要な看護が理解できる。 3.産褥期・新生児期にある対象の現状から身体的・心理的・社会的ニーズを考察し、生理的変化への適応促進と健康上の課題解決のための看 護、及び家族の新しい役割獲得への援助が実践できる。 4.生命の神秘・尊厳、対象のプライバシーの権利についての認識を深め、母性看護の役割・責任・倫理的配慮を再考する ■授業スケジュール 回 授業計画 1 1週目(月) 1週目(火~金) 2週目(月~木) 2週目(金) ■履修要件 学習のポイント 学内 病院実習 病院実習 学内 3年次前期までの専門科目をすべて単位認定されていること ■成績評価の方法・基準 種別 割合 実習目標の達成度 50 % 事例発表 20 % 実習への取り組み 30 % 実習評価表に基づく 看護過程の展開 他 実習評価表に基づく 事例報告会による受け持ち事例の報告 他 実習評価表に基づく 実習への取り組み姿勢 他 評価基準 ■教科書・テキスト 母性看護技術論Ⅰ及びⅡの自己ノート ■参考書 系統看護学講座 母性看護学②(医学書院) ナーシンググラフィカ 母性看護学①②(メディカ出版) ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 初日の学内オリエンテーションを十分に理解して実習を行ってください。 ■オフィスアワー 水曜日 午前 研究室 ■担当教員からのメッセージ 母親や家族にとって生涯忘れられない印象的な出来事にかかわる実習ですので、看護学生として真摯的な態度をもって臨んでください。 ■担当教員の連絡先 [email protected](木村) 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 小児看護学実習 K100094 【 時 間 割 担 当 者 】 流郷千幸 平田美紀 鈴木美佐 【配当年次・実施時期】 3~4 年次 通年 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 集中 必修 2 90 ■授業の概要 小児看護論、小児看護技術論Ⅰ、小児看護技術論Ⅱで学んだ理論や技術を統合し、受け持ち患児の健康状態および発達段階に応じた看護を展 開する。 ■授業のねらい 健康な子どもの生活支援、遊びを体験することで発達段階の特徴を理解する。 あらゆる発達段階、様々な健康レベルにある子どもを通して、疾病や治療を理解し、発達課題や子どもと家族のニーズをアセスメントする。 健康状態および発達段階に応じた援助を実施し、評価する能力を養う。また子どもの権利や小児看護の役割を実習を通して考察する。 ■授業の到達目標 1.子どもの成長・発達の状況および発達課題、疾病、治療から対象が理解できる 2.子どもの健康状態および発達段階に応じた日常生活援助、遊び・学習の援助ができる 3.子どもとその家族に応じた援助を実施し振り返りができる 4.子どもと家族に必要な社会資源を理解するとともに、保健医療チームの役割について考察することができる 5.小児看護学実習を通して、子どもの権利や小児看護の役割について考察することができる ■授業スケジュール 回 授業計画 1 学習のポイント 実習方法 実習展開の方法 1.実習期間:平成28年度後期2週間 1.健康な子どもの生活支援を理解する 2.病院実習では患児一人を受け持ち、さまざまな健康レベルにある子どもとその家族に応じた 看護を展開する 3.カンファレンスを活用しながら、子どもを取り巻く社会資源や保健医療チームの役割、医療 の場における子どもの権利、小児看護の役割などについて学ぶ 2.実習場所: 滋賀県内の保育施設 滋賀県立小児保健医療センター 学 童病棟A・B、乳幼児病棟 彦根市立病院4B病棟 長浜赤十字病院7西病棟 近江八幡市立総合医療センター3E 3.担当教員:流郷教授 平田講師 鈴木助教 ■履修要件 3年次前期までの専門科目をすべて単位認定されていること ■成績評価の方法・基準 種別 提出記録、看護実践内容、態度、 個人面接、実習指導者の意見 割合 100 % 実習の取り組みから総合的に評価する 評価基準 ■教科書・テキスト 講義で使用したテキスト、配布資料 ■参考書 実習中に紹介する ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 実習前にオリエンテーションを行います。 実習要項の事前準備の内容を準備しておいてください。 ■オフィスアワー 実習時間内 ■担当教員からのメッセージ 疾患の概要、発達段階の特徴から対象理解をし、子どもの個別性に応じた看護が展開できるよう日々を丁寧に振り返っていきましょう。 ■担当教員の連絡先 【流郷】[email protected] 【平田】[email protected] 【鈴木】[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 精神看護学実習 K100095 【 時 間 割 担 当 者 】 間文彦 西垣里志 栗原はるか 【配当年次・実施時期】 3~4 年次 通年 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 集中 必修 2 90 ■授業の概要 心に病をもつ人と実際にかかわりを持つ重要な機会として実習を位置づけ、かかわりを通して、その人が体験している独自の世界を理解する ことに焦点を当てる。また、心に病をもつ人の健康な人間性を尊重するとともに、援助するための自己のあり方について理解を深める。 ■授業のねらい 心に病をもつ人びとについて、「生活」の視点からの理解を深め、援助チームの一員としての看護職の役割を理解する。 ■授業の到達目標 ・心に病を持つ人の日常生活や行動、看護師・患者関係の成立・発展過程、精神保健医療チームと看護の役割などを理解する ・治療的な関わり方や働きかけ、治療的コミュニケーションなどに関する具体的な方法と技術を実践できる ■授業スケジュール 回 授業計画 1 1.実習期間:平成27年10月~平成 28年5月までの各グループ2週間 2.実習場所:水口病院、豊郷病院 3.担当教員:間、西垣、栗原 学習のポイント 1.学生は4~8人を1グループとし、病棟において、精神障害の入院患者を1名受け持ち、看護過程 を展開する。 2.受け持ち患者との関わりを振り返り、1日1場面をプロセスレコードに記載し、自己のコミュニ ケーションの傾向を知る。 (間、西垣、栗原) ■履修要件 3年次前期までの専門科目をすべて単位認定されていること ■成績評価の方法・基準 種別 提出記録・看護実践内容、態度・ 個人面接 割合 100 % 評価基準 ■教科書・テキスト 書名:田中美恵子編著,精神看護学 学生ー患者のストーリーで綴る実習展開,医歯薬出版株式会社,2009 ■参考書 書名:宇佐美しおり他:オレムのセルフケアモデル事例を用いた看護過程,NOUVELL HIROKAWA,平成15年. ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) オリエンテーション等で指示します。 ■オフィスアワー 間 文彦 月曜日、水曜日 西垣 里志 月曜日 栗原 はるか 月曜日、木曜日 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 e-mail [email protected] e-mail [email protected] e-mail [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 地域看護学実習 K100096 【 時 間 割 担 当 者 】 原田小夜 種本香 安孫子尚子 【配当年次・実施時期】 3~4 年次 通年 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 集中 選択 5 225 ■授業の概要 地域看護学実習では、保健所・市町・地域包括支援センターにおける保健師活動について実習する。家庭訪問の実施、乳幼児健診等、各種の 保健事業に参加する。グループで健康教育を企画、実施、評価の過程を体験するとともに、事前学習、地区踏査等の活動から実習地域の地域 診断を行い、地域看護計画を策定し、実習地で発表する。 ■授業のねらい 地域社会で生活する人々の健康を守るしくみを理解する。個人、家族、地域の健康問題を包括的に捉え、地域の健康課題に対する地域看護活 動の実践・評価の過程を学ぶ。保健、福祉、医療の関係機関、住民と協働して保健活動を展開する意義を理解する。保健師として地域看護活 動を展開するための、知識や技術、基本的実践方法を理解する。 ■授業の到達目標 1.地域ケアシステムにおける保健師活動の意義と役割について理解する。 2.地域で生活する人々の生活や健康状態など地域の特性を理解する。 家庭訪問が実施できる、地域診断のプロセスを理解する。 個人・家族・地域の健康課題に対して地域看護活動の実践過程を学ぶ。 保健・福祉・医療の関係者及び地域の人々と協働して保健活動を意義を理解する。 3.リーダーシップやグループダイナミクスについて学ぶ。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 保健所・市町・地域包括支援セ ンターにおける実習(5週間) 4年次前期で、他領域の実習終 了後に行います。実習地は、県 内7か所の保健所と管轄する 市町 担当教員:原田小夜、種本 香、 安孫子尚子 学習のポイント 実習内容 1、学内オリエンテーション:実習目標、方法、記録に関する確認を行う。 2、保健所実習:保健所組織、保健所の役割・機能、感染症対策、健康危機管理、関係機関・関係職種 との協働・連携について学習する。 3、学内カンファレンス:学びの共有及び、地域課題を検討する。 4、市町実習:保健事業への参加、家庭訪問、健康教育の実施する。 5、地域包括支援センター:地域包括ケアの学習、介護予防事業等へに参加する。 6、地域診断、地域看護計画を作成する。 7、学内カンファレンス・課題レポートを作成する。 ■履修要件 地域看護学実習履修が決定されている者 ■成績評価の方法・基準 種別 実習内容・実習記録・レポート 割合 100 % 評価基準 ■教科書・テキスト 1,2,3年次使用の教科書 ■参考書 1,2,3年次使用の教科書、参考図書 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) オリエンテーション等で指示します。 ■オフィスアワー メールで対応、随時連絡 ■担当教員からのメッセージ グループ実習です。グループメンバーと協力して取り組みましょう。実習施設が複数になること、また参加する事業によって準備が異なりま す。連絡、報告をしっかりしてください。 ■担当教員の連絡先 原田:[email protected] 種本:[email protected] 安孫子:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 在宅看護学実習 K100097 【 時 間 割 担 当 者 】 磯邉厚子 桶河華代 川嶋元子 【配当年次・実施時期】 3~4 年次 通年 【曜日・時限】 集中 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 90 ■授業の概要 地域で暮らす療養者とその家族の健康上のニーズ及び生活状況を理解し、生活の場に応じた看護を実践できる基礎的能力を養う。また、多職 種と連携、協働する中で、看護の役割を学ぶ。地域包括ケアでは、地域の高齢者への総合的かつ継続的なサービスを行う専門職者の役割を学 ぶ。 ■授業のねらい 訪問看護ステーション実習:在宅で療養する人々とその家族に対して、生活状況に沿った看護を実践する。 在宅看護の現状を認識し、看護の役割を学ぶと共に、多職種との連携を理解する。 地域包括支援センター実習:地域で暮らす高齢者のニーズを総合的に理解し、専門職者の行うサービスを理解する。 ■授業の到達目標 ①療養者・家族を生活者として捉え、健康上のニーズを理解できる。 ②療養者・家族の生活の質の維持、向上を目指した在宅看護を実践できる。 ③保健医療・福祉機関等との連携、協働を含めた看護活動及び役割を理解できる。 ④高齢者が希望する生活を自立して送ることができるよう専門職者の役割を理解できる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 実習期間:平成28年11月14日~平成 29年5月12日、2週間実習(訪問看護 ステーション及び地域包括支援セン ター) 学習のポイント 1週目;初日は学内オリエンテーション、2日目から施設実習。2週目;初日は学内実習、訪問事 例を通して在宅看護の役割と機能についてメンバーと意見交換を行う。事前事後学習を行い実習 に備える。2日目から施設実習、5日目は学内実習、実習到達度評価を行う。 ■履修要件 3年次前期までの専門科目をすべて単位認定されていること ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 100 % 評価基準 事前学習、実践内容、実習記録、態度、カンファレンス、実習到達度レポートなどを総合的に評価し、60 点以上を合格とする。 ■教科書・テキスト 在宅看護論, ヌーヴェルヒロカワ 在宅看護学講座, ナカニシヤ出版 家族看護を基盤とした在宅看護論(Ⅱ実践編)(第3版), 日本看護協会出版会 ■参考書 医療福祉総合ガイドブック, 医学書院 根拠がわかる在宅看護技術, メヂカルフレンド社 スキルアップのための在宅看護マニュアル, 学研メディカル秀潤社 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 実習前の事前学習(保健医療制度、在宅で多い疾患や看護など)を3時間程度を要する事前レポートを求めます。 ■オフィスアワー 随時受付けます。(看護棟205号室-磯邉研究室)(看護棟226号室-桶河、川嶋研究室) ■担当教員からのメッセージ 対象者の生活に沿った看護ができるよう実習現場で学びます。地域包括ケアの理解を深め、学びます。 ■担当教員の連絡先 [email protected] [email protected] [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 学習と発達の心理学 K100101 【 時 間 割 担 当 者 】 高橋啓子 【配当年次・実施時期】 3 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月3時限 自由 2 30 ■授業の概要 乳幼児期は発達の基盤となる重要な時期であり、児童期はそれに加えて子どもを取り巻く家族環境や学校、社会の影響が影響する。発達を考 える時、もともとの個性と、様々な体験がどのように関係づけられていくのか、発達段階に応じた課題をみながら心理学的な視点に現代の社 会の変化という社会学の観点も加味しながら児童の心理を学習する。 ■授業のねらい 1 2 3 4 児童の発達理論について学習する。 体や心の発達と環境の影響について学習する。 発達障害や児童虐待などについて現状を知り、支援について考える。 児童期は人生においてどう位置付けられるか議論する。 ■授業の到達目標 学習による行動変容の過程と発達の原理・特性について心理学で得られた重要な知見について学ぶ。あわせて、障害を持った児童・生徒の心 身の発達と学習の特徴について学ぶ。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 ヒトとしての出発点 2 子どもを取り巻く環境 3 環境の及ぼす影響について 4 パーソナリティーについて 5 体の発達と知的な発達 1 6 体の発達と知的な発達 2 7 家庭の中の子ども 8 学校生活と子ども 9 ジェンダーについて 10 発達障害児童への援助 11 児童期・思春期の病気 12 社会的行動 新生児の世界にはさまざまなアプローチがなされ、多くの発見や研究がある。 何を見て、何を聞き、何を感じているのか。養育者との「関係性」を学ぶ。 環境が子どもに与える影響について、全体的なところから見ていく。家庭。学校・社会について、 どのような変化があるのか、それらは子どもにどんな影響を与えていくと考えるか。 「野生児」における諸説を紹介しながら、乳幼児期から児童期における環境要素とは何か。臨界 期について学ぶとともに、初期のかかわりにおける子どもへの影響について学習する。 子どもの認知機能と対処行動について学ぶ。個性と個人差という観点からパーソナリティーにつ いて学習する。知能検査などの概略を知る。 「知能」 「記憶のメカニズム」について学習する。偽の記憶や認知の問題にも触れ、児童期以後に も影響していくものは何かについて考える。 大きく変化している子どもの運動能力や体力と生活習慣の問題について学習する。運動技能の個 人差と心理的影響についても洞察を深める。 養育者への愛着など子どもと家族について考える。事例を通して子どもの心理を理解する。子ど もの発達とともに親の役割の変化について議論する。 いじめや不登校など学校生活と子どもについて学習する。教師と子どもの相互の関係をとおして 「学校」について考える。「仲間」の意味について議論する。 ジェンダーはいかに形成されるか。女性・男性の違いについての所見は児童期の体験やかかわる 人々の実像から影響を受けているのか。差異についての実際はという問題について学習する。 広汎性発達障害などについて理解を深めるとともに、保護者・学校・医療などの連携について、 果たすべき役割を学ぶ。 子どものストレス性症状や摂食障害など児童期・思春期の病について理解し、受け止め方や対応 について学習する。 向社会的行動とは何か、養育者との関係、 「社会」への認識と期待感について 13 不登校傾向児童への支援 不登校の理解と本人・親・教師への支援とかかわりを学ぶ。 14 問題行動の理解と対応 15 子どもが子どもとして成長すること 虐待への視点 「問題行動」とは何か、グループでの討議を含めて、子どもの理解を深める。非行についての知 識を深め、社会での対応や支援について理解する。 子どもが伸びやかにそれぞれの成長を見守り援助するために何が大切かをグループで討議する。 ネグレクトへの視点を深く持つためのまとめを発表する ■履修要件 教科書を事前に読んでおくこと。グループワークには積極的に参加すること。 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 定期試験 60 % 定期試験。(教科書を中心にプリント、授業中に使用した視聴覚教材についても出題。持ち込み不可) 平常点 40 % 平常課題としては、授業中の発表や振り返り・小テスト等による評価。 ■教科書・テキスト エピソードでつかむ児童心理学 伊藤亜矢子 編著 ミネルヴァ書房 ■参考書 エピソードでつかむ児童心理学 伊藤亜矢子編著 ミネルヴァ書房 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 調べ学習(授業の中で指示) ■オフィスアワー 木曜3時限(メールにて確認してください) ■担当教員からのメッセージ 子どもへの興味・関心のある人は機会があれば情報提供するので現場支援に行ってください。(任意) ■担当教員の連絡先 カウンセリングセンター内個人研究室 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 教育課程論 K100103 【 時 間 割 担 当 者 】 國弘正義 【配当年次・実施時期】 3 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月4時限 自由 2 30 ■授業の概要 教育課程の意義と歴史・教育法規・教科書・学習指導要領の変遷等、教育課程にかかわる基礎知識を学ぶ。 原則として授業スケジュールに沿って進めていくが、関連する事項や教育時事的な内容にも触れていく。 ■授業のねらい 教育課程・教育法規・教科書等についての知識的理解、学習指導要領の変遷の歴史的理解等を通して教育課程全般についての興味・関心・理 解を深める。 ■授業の到達目標 ①教育課程の意義と構造の理解 ②学習指導要領の歴史的理解 ③授業終了時点で各学生が学校教育における教育課程のイメージを具体的に把握できるようになること 以上を到達目標とする。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 学習のポイント 授業の内容や進め方についての説明。教育課程についてのイメージをつかむ。 2 ガイダンス 教育課程とは何か 教育課程の成り立ちと基本構造 3 教育課程編成の基本類型 教育課程編成の6つの基本類型について学ぶ。 4 教育課程の諸問題 最近の教育課程を巡る話題を取り上げ検討する。 5 教育法規の体系 1 教育法規の体系を把握し、憲法の教育関連条項と教育基本法についてドリル形式で学ぶ。 6 教育法規の体系2 教育基本法(続き)・学校教育法についてドリル形式で学ぶ。 7 教育法規の確認 ドリル形式で学んだ教育法規について、テスト形式で確認を行う。 8 教育課程行政と学校 文部科学省・教育委員会などの教育行政機関と学校の関係について学ぶ。 9 学校と教科書 教科書検定制度のしくみについて学ぶ。 10 学習指導要領の歴史的変遷 1 戦後「新教育」の産物である昭和22年度版、26年度版学習指導要領について学ぶ。 11 学習指導要領の歴史的変遷 2 高度経済成長期前後の産物である昭和33年度版、44年度版学習指導について学ぶ。 12 学習指導要領の歴史的変遷 3 ゆとり路線への転換を示す昭和52年度版、平成元年度版学習指導要領について学ぶ。 13 学習指導要領の歴史的変遷 5 14 学習指導要領と時代背景 15 教育の現代的課題 学校週5日制の時代、 「生きる力」の育成を目指し、 「ゆとり」路線の見直しを図る平成10年度版、 平成20年度版学習指導要領について学ぶ。 戦後の歴史年表を参照しながら、時々の学習指導要領がその時代の状況と密接につながっている ことを学ぶ。 現代の教育をめぐる課題について、自由に話し合う。 教育課程の成り立ちをたどり、教育課程の基本構造について学ぶ。 ■履修要件 養護教諭免許取得のための必修科目です。 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 定期試験 50 % 平常点 50 % 評価基準 レポートの提出をもって試験に替える。 到達目標の達成度を確かめるためのレポート試験。 日常の提出物や課題発表等への取り組み状況。 学習状況確認のための小テスト等への取り組み状況。 ■教科書・テキスト 毎回配布するプリントによる授業。 ■参考書 授業の中で必要に応じて紹介する。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 毎回プリントを配布し、学習状況確認の小テストを実施することもあるので、予復習を欠かさないこと。 ■オフィスアワー ■担当教員からのメッセージ 養護教諭資格取得を目指す意欲のある人の受講を望みます。 ■担当教員の連絡先 看護学部教務課 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 道徳教育論 K100104 【 時 間 割 担 当 者 】 疋田充穂 【配当年次・実施時期】 3 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 水5時限 自由 2 30 ■授業の概要 「道徳」というだけで、アレルギーを感じるようではその国家や民族そして人の成長に未来はない。授業では道徳の意味や普遍性、歴史的な 解釈等をたどり、身近な資料や歴史的な著述書また実践者の生き方を通して考察する。またテーマーを設定し、教案の作成や資料等を利用し ながら発表や討論の機会も取り入れたい。 ■授業のねらい 道徳的価値およびそれに基づいた人としての生き方、人間関係等についての自覚を養う ■授業の到達目標 道徳教育の正しい理解と実践力の涵養が基本的なテーマ。人が共存共生をはかるために、社会秩序の維持 発展が重要である。そのために人の行動の規範が自覚的に創造されなければならない。 人格形成における道徳の必要性・実践力を教職を目指す者の必須条件として理解させる。 1.道徳の概念、普遍性のこと、国民性、必要性などの視野から、道徳を客観的に捉えること。 2.人権上の立場からも検証する能力を養うこと。 3.自己の道徳観、実践性の認識や向上を培うこと。またテーマーに沿った教案の作成等も試みる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 はじめに 講義の進め方等を説明しながら、日常生活における道徳的な課題を考える。 2 道徳教育について 学習指導要領を確認しながら、人としての生き方を考える。 3 道徳教育と学校の役割 社会生活における道徳の重要性と課題、学校教育における課題等を考える。 4 道徳教育の歴史 ① 歴史的な変遷について、ロックやポパー等の考え方から道徳について整理する。 5 道徳と人権について① 人権尊重の観点から資料を基にして見つめる。 6 道徳と人権について② 人権尊重の観点から差別について、特に身近な差別意識について考える。 7 道徳についての教案作成 人権尊重をテーマに特に中学生が理解しやすい内容の教案を作成させる。 8 道徳についての模擬授業 9 模擬授業① すでに実習を終えた上級生から道徳の授業の実施について指導をうけるとともに、模擬授業を展 開してもらい批評会を開く。 作成した教案により実施、また批評会を行う。 10 模擬授業② 同 11 ディベート 歴史上の人物の生き方(二宮尊徳をとりあげる)について、ディベートを実施し、認識を高める。 12 教案作成 前回で取り上げた課題等を利用して教案を作成させる。 13 模擬授業 前回で作成した教案により実施、批評会も行う。 14 課題研究 15 まとめ 実際に青少年で多く起こっている課題をとりあげて、各方面の専門家のレポート等を活用しなが ら実態把握や実践性を養う。 授業を振り返り各人の考えをまとめる。 ■履修要件 教職課程履修科目 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 定期試験 60 % 到達目標の達成度を確かめる。 平常点 40 % 提出される課題の作成度(20%;理解度や考察力、記述力も考慮) 授業への関心度や発表への態度(20%) ■教科書・テキスト テキストは使用せず、資料プリント等を配布する。 ■参考書 学習指導要領(道徳編)文部科学省、その他授業中に指示する ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 家庭学習として、課題を提示し、提出や発表を求める ■オフィスアワー 授業時に連絡する ■担当教員からのメッセージ よりよく生きるために、謙虚に学び、実践する豊かな心を育成する態度が求められる。また、授業の展開において一部授業内容を変更するこ とがあるが、その都度連絡、調整を行う。 ■担当教員の連絡先 TEL:0749-43-3600(大学直通) 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 養護概説 K100109 【 時 間 割 担 当 者 】 加納亜紀 【配当年次・実施時期】 2・3 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月5時限 自由 2 30 ■授業の概要 養護概説は,教職課程に位置づけられた専門科目であり, 「養護」全般についての大要と養護実践の理論と実際について学ぶ科目である.養護 教諭の歴史や役割,職務に関する基本的な事項を学び,養護実践の基本的な方法について,講義や演習を通じて知識理解を深め,基礎的な実 践力を養うものとする. ■授業のねらい 養護教諭の歴史や役割,職務に関する事項について学び,養護実践の基本的な知識理解を深め,実践力を養うことにより,養護教諭として の専門性の基礎を身に付ける. ■授業の到達目標 1.養護教諭の役割や職責についての理解を深め、理想とする養護教諭のイメージをつかむ 2.保健管理や保健教育など養護実践を進める上で必要となる基本的・具体的な知識や技術を身に付ける 3.保健室経営の方法がわかる ■授業スケジュール 回 授業計画 1 学習のポイント オリエンテーション 養護の概念 養護教諭の役割と職務内容 本講義のねらいと受け方,評価基準 養護の概念と養護教諭のイメージ 養護教諭の役割と職務内容、求められる資質・能力 4 養護教諭制度の沿革と職務内容の変 遷 保健管理①-救急処置- 学校看護婦から養護訓導,養護教諭へと続く養護教諭の歴史・制度の沿革と子どもの健康課題の 変化 救急体制の確立、養護診断と救急処置 5 保健管理②-救急処置の演習- 救急処置の事例検討 6 保健管理③-健康診断- 7 保健管理④-疾病予防- 健康診断の計画・実施・評価 健康診断の事前事後措置,保健調査 疾病の管理と指導 8 保健管理⑤-健康観察と環境衛生- 9 保健管理⑥-健康診断の演習- 10 養護教諭の日々の実践と子どもとの関わり 11 養護実践の実際(現職養護教諭を迎 えて) 健康相談 12 保健教育① 13 保健教育②-演習- 保健学習と保健指導の特質や内容 保健だよりや掲示物の作成の考え方・進め方 保健だよりの作成 14 保健室経営と組織活動 15 講義のまとめ 2 3 健康観察,保健情報の収集及び把握 学校環境衛生検査の実施・評価 健康診断の模擬演習 健康相談の対象と考え方・進め方 学校保健の拠点としての保健室、保健室経営計画の立案・実施・評価 学校保健委員会の組織と活動 養護実践の評価,なりたい養護教諭像 ■履修要件 養護教諭を対象とした教職課程を履修しているもの ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 50 % 課題やレポート,小テストへの取り組み 定期試験 50 % 授業内容を中心とした筆記試験 評価基準 ■教科書・テキスト 〇学校保健の課題とその対応-養護教諭の職務等に関する調査結果から-.日本学校保健会. 〇児童生徒等の健康診断マニュアル 平成27年度改訂,文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課,日本学校保健会 この他,資料を適宜配布する ■参考書 〇養護教諭のためのフィジカルアセスメント-見て学ぶ応急処置の基礎基本-,大谷尚子他,日本小児医事出版社,ISBN978-4-88924-231-7 〇新訂版 学校保健実務必携(第3次改訂版).学校保健・安全実務研究会.第一法規株式会社.ISBN978-4525184681 この他,必要に応じて紹介する ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業中に指示するレポートや課題に取り組んでくること. ■オフィスアワー オフィスアワーは特に設けていませんが,質問などある場合は,E-mailなどで事前に予約して研究室を訪問してください. ■担当教員からのメッセージ 授業をしっかり聞き、課題に取り組みましょう。 ■担当教員の連絡先 E-mail:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 文学 K100003 【 時 間 割 担 当 者 】 國弘正義 【配当年次・実施時期】 1・4 年次後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 木1時限 選択 2 30 ■授業の概要 短編小説、詩、評論文などをテクストにして、文学表現に触れる楽しさを味わいながら、読解力を養う。 また、テーマ作文や俳句作りなども取り入れて、書く力を伸ばすことにも挑戦する。 ■授業のねらい ①一つの作品を丁寧に読むことによって小説や詩の読解力を養う。 ②与えられたテーマで文章を書いたり、俳句を作ったりすることを通して、感性を磨き、表現力を伸ばす。 ■授業の到達目標 ①すぐれた作品の主題・構成・文体などを読み取る力の修得。 ②書くことを通して、自分の感性や思考を表現する力の修得。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 オリエンテーション 授業の内容や進め方についての説明。 2 短編小説の読解1(味わう) 短編小説を読み、小説を読む面白さを味わう。 3 短編小説の読解2(考える) 短編小説の表現上の特色(主題・構成・文体など)を考える。 4 短編小説の読解3(まとめる) 5 詩の読解1(味わう) 読後感を整理したあと、短編小説と長編小説の違いや、詩・劇・評論等の文学諸ジャンルについ て簡単な見渡しを行う。 詩作品を読み、詩を読む面白さを味わう。 6 テーマ作文1(短編小説) 7 詩の読解2(考える) 第4回終了時に出された課題(短編小説に関するテーマ)についての受講生の作文をまとめたプ リントをもとに、意見を出し合い、考える。 詩の主題・技法などを考える。 8 評論文の読解1(読み解く) 評論文の主題・構成・文体の特色などを読み解く。 9 テーマ作文2(詩) 10 評論文の読解2(考える) 第7回終了時に出された課題(詩に関するテーマ)についての受講生の作文をまとめたプリント をもとに、意見を出し合い、考える。 筆者の主張を正確に受け止めた上で、その正否、啓発される内容などを考える。 11 俳句作りと句会1(俳句を知る) 12 俳句作りと句会2(俳句を作る) 13 テーマ作文3(評論) 14 俳句作りと句会3(句会を楽しむ) 世界で最も短い詩である俳句について、その成立過程や作句上のルール、代表的作品などを紹介 する。 同年代の学生たちが作った俳句(「青春俳句大会」「俳句甲子園」など)を参考に、俳句を作るこ とへの興味・関心を高める。 第10回終了時に出された課題(評論に関するテーマ)についての受講生の作文をまとめたプリン トをもとに、意見を出し合い、考える。 第12回に出された課題(俳句作り)の俳句をもとに、俳句会を楽しむ。 15 まとめ この授業全体を振り返って、感想・意見などをまとめる。 ■履修要件 特になし。 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 定期試験 60 % 到達目標の達成度を確かめるためのレポート形式の試験 平常点 40 % 提出課題(テーマ作文・俳句作りなど)・質問感想文・授業への取り組み状況 ■教科書・テキスト 必要に応じてプリントを配布する。 ■参考書 授業時に必要に応じて紹介する。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 毎回、授業の後半に質問感想文(コミュニケーションカード・出欠票を兼ねる)を書く時間を10分程度設定します。 テーマ作文・俳句作りなどは、該当授業日までに事前課題として作成を求めるので準備して下さい。 ■オフィスアワー 授業後 ■担当教員からのメッセージ 文学作品を読むことに慣れ、自分なりの考え・意見を楽に書けるようになることが理想です。 ■担当教員の連絡先 教務課 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 生涯学習論 K100008 【 時 間 割 担 当 者 】 神部純一 【配当年次・実施時期】 1・4 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月4時限 選択 2 30 ■授業の概要 めざましい科学技術の高度化は、人々の生活環境を大きく変化させ、絶えず新たな知識・技術への対応が必要となってきている。また、生 活水準の上昇、自由時間の増大、教育水準の向上等を背景として、価値観が多様化し、生涯を通じての生き甲斐や自己実現等、人間性豊かな 生活を求める意識が高まってきている。こうした状況の中で、今、生涯学習への関心が高まっている。 この授業では、①生涯学習の理論、②生涯学習の内容、③生涯学習の場、④学習成果の活用等について、具体的な事例も紹介しながら、講 義を進めていく。 ■授業のねらい 市民一人ひとりが、人間的にも、社会的にも、また職業的にも発達を図るために生涯を通じて行う学習の過程が、生涯学習である。この授業 では、生涯学習の意味と、その原理や意義について学び、これからの社会においての生涯学習の可能性と必要性について理解を深める。 ■授業の到達目標 (1)これからの人生を豊かにしていくために、生涯を通して学ぶことの重要性を理解する。 (2)生涯学習は、学ぶだけでなく、学習成果を生かすことでもあることを理解し、自らの学びを生かす意欲を高める ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 はじめに 授業の進め方、生涯学習とは何か 2 生涯学習の考え方 生涯学習が必要となった背景や考え方を理解する 3 成人教育の理解 子供の学習と大人の学習の違いを理解する 4 ライフサイクルと生涯学習 生涯学習を支えるライフサイクル論を理解する 5 生涯学習ニーズの理解 成人の学習ニーズを理解する 6 家庭教育と生涯学習 現代的課題としての家庭教育について理解する 7 まちづくりと生涯学習 現代的課題としてのまちづくりについて理解する 8 生涯学習の施設(1) 公民館の歴史とこれからの課題を理解する 9 生涯学習の施設(2) 生涯学習センターと民間の生涯学習施設について理解する 10 学校と地域の連携・融合 学社連携・融合の考え方と実際を理解する 11 生涯学習施設のネットワーク 生涯学習の広域ネットワーク化の必要性について理解する 12 生涯学習の方法 生涯学習の方法について理解する 13 生涯学習成果の活用(1) 生涯学習の成果の活用の重要性について理解する 14 生涯学習成果の活用(2) 学校支援ボランティアについて理解する 15 生涯学習の評価 生涯学習の社会的評価の必要性について理解する ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 定期試験 80 % 平常点 20 % 試験 ■教科書・テキスト 特になし ■参考書 佐々木正治編『生涯学習社会の構築』福村出版、2007年 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 試験は、授業中に配布した資料を基に作成するので、しっかりと復習しておくこと ■オフィスアワー 授業後 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 教務課 評価基準 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 災害看護論 K100063 【 時 間 割 担 当 者 】 國松秀美 【配当年次・実施時期】 4 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 木4時限 選択 1 15 ■授業の概要 世界各地で自然災害や人為災害が発生し、毎年多くの人命と財産が失われている。災害を完全に防ぐことはできないが、備えを進めることで 被害を最小限に抑えることができる。災害看護学では、まず、災害看護の定義、災害看護学の歴史、災害の分類、災害サイクル、我が国の災 害の状況と対策などの基本的事項について理解する。また、看護介入の実際では、災害サイクル各期の看護やトリアージ・応急処置など災害 時に必要な技術、心のケアについて学習する。さらに、国際救援活動の現状と看護の役割について考える。 ■授業のねらい 災害が発生すると人々の健康や生活にどのような影響が及ぶのか,災害準備期から発災直後および中・長期に渡り必要となる看護実践につい て学び,必要な知識や技術を習得する. ■授業の到達目標 1.災害医療・看護の現状を学ぶ。 2.災害における看護の役割について理解する。 3.国際協力における看護の役割について学ぶ。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 災害とは 2 災害時の社会制度 3 医療機関における災害への備え 4 被災者への看護ケア(発災直後) 5 被災者への看護ケア(中・長期) 6 7 災害時に必要な医療・看護技術の実 際(演習) 災害発災後の傷病者受け入れ対応 8 国際救助活動の実際 学習のポイント 災害の定義と種類 災害サイクル 災害看護とは 災害関連法規 救援体制と救助活動 防災計画 教育・訓練 情報収集・情報伝達体制 トリアージ 要援護者のケア(高齢者・子ども・妊産婦・慢性疾患・障害者・旅行者) 避難所・仮設住宅における看護実践 災害時のこころのケア 応急処置・搬送技術 災害発生後の傷病者受け入れ机上シミュレーション 災害支援ボランティア活動 緊急援助隊などの活動 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 演習 20 % 定期試験 80 % 評価基準 ■教科書・テキスト ナーシング・グラフィカ看護の統合と実践③ 災害看護 MCメディカ出版 ■参考書 ルポ・その時看護は ナース発東日本大震災レポート 日本看護協会出版会 災害時の公衆衛生 私たちにできること 南山堂 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 過去の災害において,医療チームや災害支援ナース,保健師などの活動報告を読んでおく。 滋賀県の地域防災計画と原子力災害対策について学習しておくこと。 ■オフィスアワー 月曜日~金曜日の11時から13時 ■担当教員からのメッセージ 災害発生時に災害看護活動に参加できる基礎的能力を習得します。 演習には主体的に参加し、実践能力を身につけてください。 ■担当教員の連絡先 國松秀美:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 家族看護論 K100087 【 時 間 割 担 当 者 】 古株ひろみ 松本修一 4 年次 後期(15 回) 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期( 8 回) 【曜日・時限】 1~ 8 回 9~15 回 木2時限 集中 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 選択 1 30 (4 年生) 15 (1 年生) ■授業の概要 家族を単に対象者を取り巻く背景として捉えるのではなく、家族機能をシステムとして捉え、個人及びその家族が持っているセルフケア能力 を高めるための援助方法について学習する。さらに、家族のライフサイクルの段階に応じた発達課題、直面する危機や健康問題に対する看護 活動について、講義などを通して学ぶ。 ■授業のねらい 家族看護の理論について学習する。家族を対象としたアセスメントの方法、看護計画について理解する。疾患や障害を持って生活する対象者 に対する支援方法について理解する。 ■授業の到達目標 家族看護におけるアセスメント方法を理解できる。対象者とその家族の基礎的なアセスメント力を身につける。模擬事例のアセスメントが実 施できる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 家族看護の対象の理解(古株) 「家族」とは、「家族」という関係性をもった集団について学習する。 2 家族と健康(古株) 家族の発達段階と発達課題について学習する。 3 家族看護とは(古株) 家族看護の役割・機能について学習する。 4 家族の捉え方(古株) 自己の家族観に気付く 5 家族看護に関する理論①(古株) 家族看護に関する理論について学習する。 6 家族看護に関する理論②(古株) 家族看護に関する理論について学習する。 7 家族アセスメントの方法①(古株) カルガリー式家族看護モデルのアセスメントについて学習する。 8 家族アセスメントの方法②(古株) カルガリー式家族看護モデルのアセスメントについて学習する。 9 家族アセスメント(松本) 事例分析を行うにあたり、渡辺式家族アセスメント/支援モデルについて理解を深める 10 家族アセスメント(松本) 事例分析を行うにあたり、渡辺式家族アセスメント/支援モデルについて理解を深める 11 事例学習(松本) 関わりが困難な家族への支援(クリティカルケア編) 12 事例学習(松本) 関わりが困難な家族への支援(クリティカルケア編) 13 事例学習(松本) 関わりが困難な家族への支援(がんのターミナル編) 14 事例学習(松本) 関わりが困難な家族への支援(がんのターミナル編) 15 まとめ(松本) まとめ ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 試験 50 % 試験により評価します。 レポート課題 50 % 最終レポート課題の内容によって評価します。 ■教科書・テキスト 使用しない ■参考書 実践力を高める家族アセスメントPart1,2、医歯薬出版株式会社 家族看護学 山崎あけみ、原礼子編集、南江堂 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業時に指示します ■オフィスアワー 授業後 ■担当教員からのメッセージ 1年次の学生と合同のところは家族看護の基本編、4年生は事例を深めるとともに、事例を取り巻く環境、支援制度について学習するようにし たいと思います。 ■担当教員の連絡先 教務課 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 障害児・者ケア論 K100088 【 時 間 割 担 当 者 】 草野とし子 吉田昌佐美 多久島尚美 【配当年次・実施時期】 4 年次 後期 【曜日・時限】 水1時限・2時限、他 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 選択 1 15 ■授業の概要 障害児・者の潜在能力と可能性をいかに引き出すか、保健師と在宅看護師との違いを理解し、個と個を取り巻く集団を踏まえて、その人の発 達段階や家庭状況を考慮した、より質の高い看護をすることが重要な課題である。この授業では、障害児・者が将来にわたって質の高い人生 を送ることができるよう援助するために、現有の社会資源の活用や活性化を検討し、支援体制を整備・構築する必要性とその方法論を学ぶ。 さらに、障害児・者が安心して自立した生活を送れるための長期的な看護のあり方をノーマライゼーションおよびユニバーサルデザインの理 念に基づいて学習する。 ■授業のねらい 1.障害児・者が、より質の高い人生を送ることができるよう支援するための看護の役割を学ぶ。 2.障害児・者に対する支援体制の構築に関して、その理念と方法論を学ぶ。 ■授業の到達目標 1.障害のしくみを、国際生活機能分類の視点で理解する。 2.障害児・者を取り巻く状況を理解し、支援の在り方を考える。 3.ノーマライゼーションおよびユニバーサルデザインの理念を理解する 4.障害者の思いを知り、障害者支援時の自己の考え方を述べることができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 障害の定義(草野) 自分の中で、障害をイメージし、どのような生活となるか考える 2 脳血管疾患を発症した人への支援(草野) 脳血管疾患の後遺症のある人への支援を考える 3 神経難病を持つ人の看護(草野) 筋委縮性側索硬化症の方への支援を事例を通して学ぶ 4 神経難病を持つ人の看護(草野) 筋委縮性側索硬化症の方への支援を事例を通して学ぶ 5 障害を受容するということ(草野) 障害を受容するとはを考える 6 子どもが障害児であるということ(草野) 障害を持つ子の親の思いを学ぶ 7 障害者を支援する制度(草野) 国や自治体の障害者施策を知る 8 障害者が、質の高い人生を送ることができ る支援を考える(草野) 重症心身障害児者の看護(入所) (吉田) 重症心身障害児者の看護(入所) (吉田) 重症心身障害児者の看護(入所) (吉田) 重症心身障害児者の看護(入所) (吉田) 在宅で生活する障害児・者の看護(在宅) (多久島) 在宅で生活する障害児・者の看護(在宅) (多久島) 在宅で生活する障害児・者の看護(在宅) (多久島) 障害者の有無にかかわらず、暮らしやすい社会とは、そして、看護者である自分は何をす るかを考える。 重症心身障害児者の看護を学ぶ 9 10 11 12 13 14 15 重症心身障害児者の入所施設を見学し、障害を持つ人およびその人の生活環境を知る 重症心身障害児者の入所施設を見学し、多職種の関わりや看護師の役割を知る 重症心身障害児者の入所施設を見学し、多職種の関わりや看護師の役割を知る 在宅で生活する疾患を持つ小児・障害のある人たちの看護を学ぶ 在宅で生活する疾患を持つ小児・障害のある人たちの看護の実際を見学する 在宅で生活する疾患を持つ小児・障害のある人たちの看護の実際を見学する ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 レポート 90 % 平常点 10 % 評価基準 指示する提出物が、提出されること ■教科書・テキスト 特に指定しない ■参考書 系統看護学講座 別館 リハビリテーション看護 武田宣子他著 重症心身障害児のトータルケア 監修 浅倉次男 へるす出版 医学書院 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 「重症心身障害児者とは」「重症心身障害児者施設とは」について学習しておくこと(吉田・多久島) ■オフィスアワー 授業時間後 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 教務課 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 教職実践演習(養護) K100110 【 時 間 割 担 当 者 】 加納亜紀 【配当年次・実施時期】 4 年次 後期 【曜日・時限】 月2時限・3時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 自由 2 30 ■授業の概要 教職実践演習は,教職課程に位置づけられた専門科目であり,教職課程内外での様々な活動を通じて学生が身につけた資質能力が,養護教諭 として最小限必要な資質能力として有機的に統合され形成されたか,大学が養成する教員像や到達目標等に照らして最終的に確認するための 科目である.講義・演習を通じて,養護教諭の職務を遂行する上で必要となる知識・技術を再度確認し,保健情報の活用や養護診断の具体方 法論など学生が自ら主体的に学ぶことによって,養護実践に関する不足を補い,知識と実践の統合を図る. ■授業のねらい 養護教諭の職務を遂行する上で必要となる知識・技術を再度確認し,保健情報の活用や養護診断の具体方法論など学生が自ら主体的に学ぶこ とによって,養護実践に関する不足を補い,知識と実践の統合を図る. ■授業の到達目標 1.学校保健活動の全体像を把握し,計画・実施・評価の過程の中で養護教諭の職務を展開できる 2.学校の教育活動や子どもの実態と関連付けて保健室経営を考えられる ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 オリエンテーションと課題の明確化 2 保健室の機能と保健室経営① 本講義のねらいと受け方,評価基準 履修カルテをもとに個別面談,課題の明確化 どのような保健室を作ることが養護実践をする上で大切なのか考える. 3 子どもの歯の健康(外部) 齲歯や歯周疾患の成り立ちと予防,歯の外傷への対応について学ぶ 4 発達症の診断基準や特徴,発達症を持つ子どもへの対応や支援について学ぶ 6 発達症を持つ子どもへの対応と支援 (外部) 子どものけがと障害への予防と対応 (外部) 保健室の機能と保健室経営② 7 データで見る子どもの成長発育① 8 保健室づくり① グループでアイディアを出し合って見取り図を作成し,自分が理想とする保健室についてプレゼン テーションする 9年間の子どもの身長・体重から成長発育状況報告を作成する.得られた保健情報を整理し対象の 子ども集団の健康実態を把握する方法を学ぶ 模型作成を通じて,理想の保健室について学ぶ 9 保健室づくり② 模型作成を通じて,理想の保健室について学ぶ 10 データで見る子どもの成長発育② 11 救急処置と健康相談① 9年間の子どもの身長・体重から個人の成長の歩みを作成する方法を学び,得られた保健情報から 子ども個人の縦断的な変化を把握する方法を学ぶ 学校救急体制の構築と意義について学ぶ 12 データで見る子どもの成長発育③ データ処理演習を行う 13 救急処置と健康相談② 14 養護教諭の力量形成と評価 学校におけるアセスメントと応急処置について演習を行う。 救急処置から健康相談・保健指導への展開にいたる保健室での対応の在り方について考察する 養護教諭の力量形成の意義について考える 15 まとめ 教職実践演習到達度評価を行い,学びを振り返る 5 子どもに多いけがや障害の特徴やそれらへの予防や支援について学ぶ ■履修要件 養護実習を終了した者。 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 100 % 評価基準 授業への参加態度,課題やレポート,小テストへの取り組みで評価する. ■教科書・テキスト 教科書・テキストは使用せず,資料を適宜配布する ■参考書 必要に応じて紹介する. ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業中に指示するレポートや課題に取り組んでくること. ■オフィスアワー オフィスアワーは特に設けていませんが,質問などある場合は,E-mailなどで事前に予約して研究室を訪問してください. ■担当教員からのメッセージ 教職課程の総仕上げの授業です。気を引き締めて、頑張りましょう。 ■担当教員の連絡先 E-mail:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 養護実習事前事後指導 K100111 【 時 間 割 担 当 者 】 加納亜紀 【配当年次・実施時期】 4 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 集中 自由 1 30 ■授業の概要 養護実習事前事後指導は,教職課程に位置づけられた専門科目であり,養護実習での学びをより効果的なものとするために行うものである. 事前指導は,養護実習の意義や内容について概説し,これまで大学で学んできた救急処置や健康診断など養護教諭に最低限必要とされる知識 技術について,講義や演習を通じて確認する中で,学生が自らの実習への心構えや教師としての自覚を喚起して実習への目標を明確にできる ことをねらいとして行う.事後指導は,学生各自の養護実習での体験を報告にまとめ発表することにより,実習での学びを整理し,今後の課 題を明確にできることをねらいとして行う. ■授業のねらい 事前指導のねらいは,実習に際して必要となる養護教諭として最低限必要な知識技術を確認・定着させ,実習への心構えや教師としての自覚 を喚起して学生が実習への目標を明確にできること,事後指導は,養護実習での学びを報告にまとめることによって学びを総括するとともに, 学生が自らの養護実践を客観的に評価し,今後の課題が明確にできることにある. ■授業の到達目標 《事前指導》 ①養護実習の意義や内容を理解し,演習に積極的に取り組める ②養護実習への心構えや教師としての自覚を持ち,自らの目標を明確にできる 《事後指導》 ①養護実習での学びを整理し,的確な発表にまとめることができる ②今後の課題を明確にし,目標を設定できる ■授業スケジュール 回 授業計画 1 2 3 4 4/6(水) 2限:実習オリエンテーション① 3限:実習の抱負・目標の明確化 4限:養護実習の心構え(外部) 5限:児童生徒との関わり(外部) 4/7(木) 2・3限:環境衛生活動 4・5限:救急処置活動(個別保健指 導を含む) 4/8(金) 2・3限:健康診断(集団保健指導を 含む) 4限:実習オリエンテーション② 8/8(月) 2~4 限:実習報告会 5 限:まとめ 学習のポイント 2・3限:事前事後児童の予定,養護実習の目的,実習記録の書き方,実習先へのあいさつ練習, 実習の抱負の添削・清書 4・5限:養護実習中の活動について,教師としての態度や養護実践への姿勢について,児童生徒 との関わり方や留意事項 2・3限:環境衛生検査の実施と判定に関する確認,検査機器を用いた模擬検査演習,測定結果の 評価と事後措置 4・5限:学校救急体制の構築と意義,主なケガや病気のアセスメントや応急手当の方法,事例紹 介と演習 2・3 限:教職員への実施計画や手順の説明,児童への検診の受け方の模擬指導,会場準備・撤収, 模擬検診演習 4 限:実習報告会について,採用試験について 2~4限:各学生による実習報告(発表10分,質疑応答5分) 5限:実習の反省と課題の明確化(履修カルテの記入) ■履修要件 養護実習を履修を希望している者 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 100 % 評価基準 グループでの発表や活動の内容、課題や記録の内容 ■教科書・テキスト 〇養護教諭のためのフィジカルアセスメント-見て学ぶ応急処置の基礎基本-,大谷尚子他,日本小児医事出版社,978-4-88924-231-7 〇児童生徒等の健康診断マニュアル 平成27年度改訂,文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課,日本学校保健会 〇養護実習の手引き・記録(講義初日に配布します) 〇教職課程履修の手引き ■参考書 養護概説や学校保健論等で使用したテキスト及び資料類 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 4月初旬に集中講義で行うため,1月のオリエンテーションで提示した事前学習課題にしっかり取り組んでくること. ■オフィスアワー オフィスアワーは特に設けていませんが,質問などある場合は,E-mailなどで事前に予約して研究室を訪問してください. ■担当教員からのメッセージ 養護実習では、教師としての態度や自覚が求められます。積極的に演習に臨んで、養護実習への備えをしましょう。 ■担当教員の連絡先 E-mail:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 養護実習 K100112 【 時 間 割 担 当 者 】 加納亜紀 【配当年次・実施時期】 4 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 集中 自由 4 160 ■授業の概要 養護実習は,教職課程に位置づけられた専門科目である.学生が教育現場で教員の指導を受けながら,児童生徒と関わり具体的な経験を積む ことにより,大学の講義と教育の現場を統合し,養護実践の技術や実践的指導力、教師としての望ましい態度を身に付けることをねらいとし ている.学生の母校である小・中学校の保健室を中心に4週間の実習を行い、観察・参加、実習の段階を経ながら、養護教諭の実践を学ぶとと もに養護教諭として学校教育全体を理解する。なお,実習直前には実習校を訪問し、指導教員との打ち合わせを行う。 ■授業のねらい 学生が教育現場で児童生徒と直接関わり支援を行う具体的経験の中で,大学の講義と教育の現場を統合し,学校における養護教諭や保健室の 役割を理解し、養護実践の技術や実践的指導力、教師としての望ましい態度を身に付ける. ■授業の到達目標 1)教育目標,教育課程や教職員の役割など学校教育全般への理解を深める 2)児童生徒と積極的に関わり,児童生徒の生活や心身の特性,健康問題を理解する 3)養護教諭の日々の活動を体験する中で,保健室経営の方法を理解し,保健管理や保健教育など養護実践の基礎 的な実践力を養う 4)教員の教育活動に参加することにより,教員との連携・協力の方法を学ぶ ■授業スケジュール 回 授業計画 1 期間:5~6月(4週間) 実習先:小・中学校(母校) 学習のポイント 実習は,「学校教育全般の理解」 「養護実践の観察・参加」 「実習」という段階を踏んで行う. ①観察:児童生徒や教師の活動を把握すること,第3者的立場か らの観察だけでなく,児童生徒に働きかけながら行う ②参加:指導教員の行う活動に補助的に参加する ③実習:指導教員の指導を踏まえ,学生が主体的に計画して直 接児童生徒を指導する 実習は,保健室を中心に養護教諭の実践を学ぶとともに養護教諭として学校教育全体を理解する ために,学級における児童生徒の生活や行動を観察・指導する機会を ■履修要件 履修要項に示された養護実習を履修するまでに修得できていなければならない教職・養護に関する科目がすべて修得できていること. ■成績評価の方法・基準 種別 割合 実習記録・内容 100 % 評価基準 ■教科書・テキスト 養護実習の手引き,養護実習記録,教職課程履修の手引き ■参考書 養護概説や学校保健論等で使用したテキスト及び資料 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 必要時にキャンパスアベニューで指示する. ■オフィスアワー オフィスアワーは特に設けていませんが,質問などある場合は,E-mailなどで事前に予約して研究室を訪問してください. ■担当教員からのメッセージ 教員としての自覚をもって、積極的に実習に臨んでほしい。 ■担当教員の連絡先 E-mail:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 病理学 K1000442 【 時 間 割 担 当 者 】 九嶋亮治 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 【曜日・時限】 ■授業の概要 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 火3時限・4時限 必修 1 30 病理学とは、疾病の本態(何が原因 で、ど のよう な原理 が働い て、ど のよう にし て病態 が成立 したか )を探 求する 学問で ある。 この授業 では 、前半 で病理 学総論 として「 病気は どのよ うにし て起こ るのか 」を 、後半で 病理学 各論と して「病気 がどこ に起こ るのか 」を 概説す る 。また 、医 療機 関等での 病理部 門の役 割・働きにも 触れつ つ、がんな どの腫 瘍性疾 患を題 材とし て「病 気をど う理解 し、ど う向き 合う か」に ついて も考え ること ができ るよう にし たい。 ■授業のねらい 看護職と して医 療にか かわる ために は、疾病に 関する 正しい 理解が 必須で あるが 、こ の基盤 となる ものが 病理学 である 。疾 病の成 り立ち を、原因・進展機 構・生体 の反応な どを通 して総 合的に 理解す ること で、知識の 羅列で はない「体 系だっ た疾病 概念(病気 に関す る見識 )」の基礎 を身に 着け 、今後 の学習 や将来 の看護 活動 に役立てることを目指す。 ■授業の到達目標 ・基本的な病理 学用語 につい て理解 し説明 できる・疾 病をそ の成り 立ちに よって 分類・説明で きる・各臓器 の主な 疾患 につい て体系 だった 説明が できる・腫瘍 性疾 患について、その本質や基本的な分 類・治 療など を説明 できる ・病理 学的知 識を 用いて 、疾病 やそれ を持つ 人々へ の向き 合い方 を主体 的に考 えるこ とがで きる ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 病気と病理学 「病理学とは?」という問いを通し て、疾 病やそ れを持 つ人と の向き 合い方 を考 える。 また、 医療機 関等に おけ 2 総論1:生体の基本反応1 る病理部門の役割を理解する。 ( 指定教 科書 第1編 第1章,第2章) 組織・細胞に生じる異常とその修復 のプロ セス, および 炎症の 種類と 経過に つい て理解 する。 3 総論2:生体の基本反応2 (指定教科書 第1編 第3章,第4章) 免疫系の働きとその異常,および血 液・循 環系の 働きと その異 常につ いて理 解す る。 4 総論3:遺伝・先天異常,感染症 (指定教科書 第1編 第5章,第6章) 奇形や染色体異常・遺伝子異常の概 要を理 解する 。また 、感染 症の総 論的事 項に ついて 理解を 深める 。 5 総論4:生活習慣病と難病 (指定教科書 第1編 第7章,第8章) 動脈硬化・高血圧・糖尿病などの生 活習慣 病や、 いわゆ る「難 病」に ついて 、そ の概要 と背景 ・問題 点を理 解す 6 総論5:腫瘍 る。 (指定教科書 第1編 第9章,第11章,第12章) 腫瘍の分 類と性 質につ いて理 解し 、 「がん とどう 向き合 えばよ いか ?」とい う問い を通し て疾病 との向 き合い 方を 7 各論1:循環器系 改めて考える。 (指定教科書 第1編 第10章) 循環器系の解剖生理と疾患の関連性 を理解 する。 また、 虚血性 心疾患 や血管 系疾 患の概 要を理 解する 。 8 各論2:血液・リンパ系 (指定教科書 第2編 第1章) 貧血・出血性素因の分類・病態を理 解する 。また 、白血 病・リ ンパ腫 の分類 と治 療の病 態・概 要を理 解する 。 9 各論3:呼吸器系 (指定教科書 第2編 第2章) 感染症と腫瘍を中心に、呼吸器疾患 の概要 を理解 する。 (指定 教科書 10 各論4:消化器系 消化管および肝・胆・膵疾患の概要 を理解 する。 (指定 教科書 11 各論5:内分泌系・乳腺疾患 下垂体・甲状腺・副腎および乳腺の 疾患の 概要を 理解す る。(指定 教科書 12 各論6:泌尿器・生殖器系 尿路感染症や腎疾患の概要を理解す る。ま た、子 宮がん を中心 とした 生殖器 系の 腫瘍を 理解す る。 13 各論7:神経系 (指定教科書 第2編 第7章,第8章,第9章) 脳出血・脳梗塞等の病態を理解する 。また 、変性 疾患や 脳腫瘍 の概要 を理解 する 。 14 各論8:皮膚・感覚器疾患と小児病 理 (指定教科書 第2編 第10章) 骨・軟部,皮膚,頭頸部,感覚器疾 患の概 要を理 解する 。また 、小児 特有の 疾患 の病理 を理解 する。 15 まとめ (指定教科書 第2編 第11章,第12章,第13章, 第14 章) これまでの学習をふりかえり、今後 の学習 への役 立て方 を考え る。 第2編 第3章) 第2編 第4章,第5章) 第2編 第6章) ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 定期試験 割合 評価基準 100 % ■教科書・テキスト 新体系 系統看護学全書 疾病の成り立ちと回復の促進① 病理学 (深山 正久編,メジカルフレンド社 ISBN:978-4-8392-3268-9) ■参考書 がんについては ・中川 恵一 がんのひみつ - がんも、そんなにわるくない(朝日 出版社 )・シ ッダー ルタ= ムカジ ー 病の皇帝「がん」に挑む−人類4000 年の苦闘 (早川 書房) ・滋賀 医科大 学 分子診 断病理 学部門 公 式ウェ ブサイ ト WEB公 開講座 「がん をどう 理解し たらい いか ~発が んメカ ニズム から考 える~ 」 ( http://www.shiga-me d.ac.jp/~ hqpatho1 /publicprogram/e c1kai. html ) 病理学について詳しく知りたい場合 は ・清水 道生 カラーイラストで学ぶ 集中講義 病理学(メジカルビュー社) ・青笹 克之 解明病理学−病気のメカニズム を解く(第2版,医歯薬出版) また、病理組織像(罹患臓器の写 真や顕 微鏡写 真)に ついて は、以 下のサ イトな どで閲 覧可能 。 ・日本病理学会 病理コア画像 ( http://pathology.or.jp /corepictures2010 /inde x.html ) ・滋賀医科大学 分子診断病理学部門 実習標本アルバム ( http://patho1album.blog103.fc2.com/ ) ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 受講前( 初回授 業前) に、日 本解剖 学会・ 日本病 理学会 ・日本 法医学 会「人 体お よび人 体標本 を用い た医学 ・歯学 の教育 と研究 におけ る倫理 的問題 に関す る提言 」 http://pathology.or.jp/ne ws/pdf /moral-13082 6.pdf を熟読の上で、この提言で触れら れてい る「ヒ ト組織 を使っ て学ぶ という こと」 「さま ざまな 情報や メディ ア との付き合い方」などについて自分 なりの 考え方 などを まとめ ておい てくだ さい 。 また、最低限の授業外学習として、 毎回以 下のこ とを行 ってく ださい 。 事前学習:授業前に指定教科書 の該当 章を読 んだ上 で、各 章末の 「課題 演習」 につい て解 答を作る 。 事後 学習:授業で 得た知 識など も使っ て授業 後にそ の解答 につい て自分 なりの 改善を 行う 。 これら の時間 外学習 内容に ついて は、「病理 学専用 ノート 」 を作り、これに記載していくことを お勧め します 。この ノート は評価 対象と はし ません が、上 記の授 業外学 習がで きてい るもの として 授業を 行いま す。 ■オフィスアワー 授業終了後 ■担当教員からのメッセージ ・医療・看護に 必要な 知識は 膨大で すが 、その 習得に あたっ て大切 なこと は「 量を 詰め込 むこと 」で はなく 、「常に 全体像 を把 握する /把握 しよう とする 」こ とで す。病気を どう理 解する か、とい うこと につい ても、こ のよう な“自 分なり のスト ーリー 作り” に取り 組んで ほしい と思い ます。・医 療や看 護教育 に協力 して下 さる 多くの市 民のみ なさん がおら れるこ とを常 々認識 しなが ら学習 に取り 組んで くだ さい。ま た、患 者さん に由来 する臓 器・標本 につい ては心 して観 察し、尊崇の 念を もって取り扱うようにしてください 。 ■担当教員の連絡先 看護学部教務課 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 人体の構造と機能Ⅳ K1000422 【 時 間 割 担 当 者 】 藤澤史子 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 水4時限 必修 1 30 ■授業の概要 健全な心身の発達や生涯を通じた健康づくりのために栄養学及び食品学に関する専門性を培い、健康の重要性を理解する。また、エネルギー と栄養素に対する欠乏症、過剰症などさまざまな疾患の発症と栄養の関係を学ぶとともに、ライフステージにおいてどのような栄養学的対策 が必要であるか、判断出来る能力を養う。 ■授業のねらい 栄養の概念、栄養素の種類と働き、健康づくりと食品・食生活について学び、健康と栄養素との関連を理解する。 ■授業の到達目標 生体にとって、発育・成長して生命を維持し、健全な生活を営むために必要なエネルギーと種々の栄養素のはたらきを理解する。生活習慣が 誘因となって発症する生活習慣病と言われる慢性疾患をはじめ各種疾患患者の治療に効果的な栄養食事療法の意義や特徴を理解する。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 栄養素の種類とはたらき(1) 糖質、脂質、タンパク質の種類とはたらき 2 栄養素の種類とはたらき(2) ビタミン、ミネラルの種類とはたらき 3 日本人の食事摂取基準について エネルギー及び各栄養素の摂取の基準 4 食品と栄養素 食品の分類と各種食品の特徴 5 ライフステージと栄養(1) 乳児期、幼児期における栄養 6 ライフステージと栄養(2) 学童期、思春期における栄養 7 ライフステージと栄養(3) 成人期、高齢期における栄養 8 栄養ケアマネジメントについて 意義と評価 9 栄養状態の判定について 判定の方法について 10 臨床栄養(1) 食事療法の概要 11 臨床栄養(2) 循環器疾患、消化器疾患の食事療法 12 臨床栄養(3) 腎臓疾患、血液疾患の食事療法 13 臨床栄養(4) 栄養代謝疾患の食事療法 14 わが国における栄養摂取の現状 食生活の変化と栄養の問題点 15 健康づくりと食品・食事・栄養 生活習慣病の予防 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 レポート 20 % レポート 期末試験 80 % 期末試験 評価基準 ■教科書・テキスト 人体の構造と機能(3)栄養学(系統看護学講座・専門基礎分野) 小野章史他著、医学書院 ■参考書 糖尿病食事療法のための食品交換表(第7版)日本糖尿病学会編,日本糖尿病協会,文光堂 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業ごとに指示します。 ■オフィスアワー 授業終了後 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 看護学部教務課 5訂増補食品成分表,女子栄養大学出版部編著 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 学校保健論 K100113 【 時 間 割 担 当 者 】 加納亜紀 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 水5時限 選択 2 30 ■授業の概要 学校保健論は,地域・家族・生活看護学領域に位置付けられた選択科目である.学校保健は,地域保健,職域(産業)保健と並び公衆衛生の 一分野を担っている.子どもが元気に学校生活を送れるよう日々の健康を守るだけでなく,子どもたちが自ら健康な生活を実践できるよう教 育することにより,子どもの健康を他律的にも自律的にも保障し,その成長・発達を促す目的をもって行われる.この授業では講義を中心に, 現代の子どもの健康問題の実情について理解を深めるとともに,保健管理や保健教育など学校保健に関する基本的な知識や考え方を身につけ ることをねらいとして行う. ■授業のねらい 現代の子どもの健康問題の実情について理解を深めるとともに,保健管理や保健教育など学校保健に関する基本的な知識や考え方を身につけ る. ■授業の到達目標 1.現代の子どもの健康問題の実情について理解を深める 2.保健管理や保健教育など学校保健に関する基本的な知識や考え方を身につける ■授業スケジュール 回 授業計画 1 学習のポイント 2 オリエンテーション 学校保健の概念と構造及び沿革 学校保健に関わる法制度と組織 3 学童期の発育発達と健康 本講義のねらいと受け方,評価基準 学校教育における学校保健の位置づけや意義,構成 学校保健安全法を中心に学校保健に関わる法律の意義と概要 学校保健に携わる関係者とその役割 子どもの発育発達,健康,体力の現状 4 健康状態の評価 健康診断,保健調査,健康相談,健康観察 5 健康状態の管理① 疾病及び健康障害の管理 6 健康状態の管理② 感染症とその対応,心の健康とその対応 7 健康状態の管理③ 発達や行動上の課題と特別支援教育 8 学校安全 学校安全の概念と構成,救急処置と危機管理 9 学校給食 食中毒・食物アレルギーへの対応と食育 10 健康を維持するための環境づくり 環境衛生 11 保健教育 12 教職員の健康 保健指導と保健学習 飲酒喫煙薬物乱用防止教育,性教育 教職員の健康実態とメンタルヘルス 13 学校保健計画と組織活動 学校保健計画の立案・実施・評価と学校保健委員会の組織と連携 14 学校保健と地域・国際保健との連携 (外部) まとめ 在日外国人の児童生徒と学校保健 海外の学校保健(イギリス・フィリピン)と日本との違い これまでの学習のまとめ 15 ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 50 % 授業時に課す小レポートへの取り組み 小テスト 50 % 授業内容を範囲として、授業時に数回行う 評価基準 ■教科書・テキスト 新訂 学校保健.門田新一郎/大津一義.大学教育出版.ISBN978-4-86429-239-9 この他,資料を適宜配布する. ■参考書 必要に応じて紹介する. ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 事前にテキストを読むこと. 授業中に指示するレポートに取り組んでくること. ■オフィスアワー オフィスアワーは特に設けていませんが,質問などある場合は,E-mailなどで事前に予約して研究室を訪問してください. ■担当教員からのメッセージ 自分の学童期、思春期を振り返りながら、心身の健康発達について考えてみましょう。 ■担当教員の連絡先 E-mail:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 老年看護学実習Ⅰ K1000921 【 時 間 割 担 当 者 】 安田千寿 太田節子 森野美由紀 【配当年次・実施時期】 2 年次 前期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 集中 必修 1 45 ■授業の概要 高齢者の身体的・心理的・社会的特徴を学び、その日常生活への影響を知る。また、コミュニケーションを通して、高齢者の特徴を踏まえた 関わり方を学ぶ。 高齢者福祉・保健・医療チームの役割を理解し、他職種との連携について学ぶ ■授業のねらい 老年看護学で学んだ一般的な高齢者に対する知識を基に、各自の五感を駆使して実際の高齢者の個々の様子を確かめ、自らの高齢者観を伴っ た高齢者の深い理解を獲得する 実際のケア場面に立ち会い、ケアの方法や内容およびケアの受け手の感情を理解し、高齢者の特徴に応じたケアの在り方を学ぶ。 ■授業の到達目標 1.高齢期にある人やその家族に関心をもち、話しに耳を傾け適切なコミュニケーションをはかる。 2.高齢期にある人の現在の様子を「見て・聞いて・触れて」確認し、加齢に伴う身体的変化を事実より考察することができる。 3.加齢に伴う身体変化や社会環境と相互に関係する高齢者の心理に、実践の中で触れて感じることができる。 4.加齢変化や健康課題を的確に把握し、日常生活に与える影響を理解する。 5.高齢者福祉・保健・医療チームの役割を理解し、他職種との連携について学ぶ。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 1.実習期間:2年生前期(集中)1週間 詳細については実習要項を参照 学習のポイント 2.実習施設: 介護老人福祉施設、介護老人保健施設の いずれかにおいて実習を行う ■履修要件 老年看護論を履修していること ■成績評価の方法・基準 種別 実習目標の達成度 実習記録 カンファレンスの参加内容 割合 100 % 総合的に評価を行う。 評価基準 ■教科書・テキスト 講義で使用したテキスト、配布資料 ■参考書 随時紹介します ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 実習前にオリエンテーションを行います。 詳細はその時に説明します。 ■オフィスアワー オリエンテーション日、実習終了後 ■担当教員からのメッセージ いよいよ高齢者の方と触れ合うことができます。 学生自身が今までに培った力に自信をもって積極的に交流し、高齢者の方の長きにわたって培われた力を肌で感じてきてください ■担当教員の連絡先 太田:[email protected] 安田:[email protected] 森野:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 老年看護学実習Ⅱ K1000922 【 時 間 割 担 当 者 】 安田千寿 太田節子 森野美由紀 【配当年次・実施時期】 3~4 年次 通年 【曜日・時限】 集中 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 3 135 ■授業の概要 複合した健康問題を持つ高齢者に対して、これまでに学んだ知識・技術を統合し、疾病の予防と回復、日常生活の自立に向けたQOLを高める 看護を展開する。 また、医療・保健・福祉を統合した援助方法を検討し、他職種や家族との連携・協働する看護実践能力を養う ■授業のねらい これまでに修得した高齢者看護に必要な専門的知識・技術・態度を実際の場面に応用しながら、理論と実践を統合した看護活動が展開できる 基本的能力を培う。 ■授業の到達目標 1.高齢者の身体的・心理的・社会的特徴を理解する。 2.疾患を有する高齢者の病態と生活する能力を把握し、あらゆる側面を統合しながら看護援助を立案できる 3.受持ち高齢者の内在する能力を引き出し、自立とQOL拡大に向けた日常生活援助方法を思考し実践する。 4.高齢者の機能の維持・向上に対し、継続的視点を持って看護援助を展開し、修正・発展させていくことができる。 5.高齢者の生活を支援する社会サービスシステムについて理解し、他職種と看護の連携について説明できる。 6.グループメンバーと協力しながら実習に取り組むことができる ■授業スケジュール 回 授業計画 1 実習方法 1.期間:3週間 学習のポイント 実習日程等に関しては、祝日等の影響により変更の可能性があります。 詳細は実習要項およびオリエンテーションで確認してください。 2.場所:次の施設のうち1施設 ①回復期リハビリ病棟、②医療型療 養病棟 ③介護型療養病棟 ■履修要件 3年次前期までの専門科目を全て単位認定されていない場合、看護学実習の履修はできません ■成績評価の方法・基準 種別 実習目標達成度 記録物 カンファレンス・反省会の内容 平常点 割合 100 % 実習要項を参照してください。 ■教科書・テキスト 授業で使用した資料やテキスト等。 ■参考書 実習中に適宜紹介する。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 実習前にオリエンテーションを行います。 事前情報をお渡ししますので、実習までに各自事前学習をして臨んで下さい。 ■オフィスアワー オリエンテーション日 実習終了後 ■担当教員からのメッセージ 率先していろいろなケアを実践し、生命の力を肌で感じてください。 ■担当教員の連絡先 太田:[email protected] 安田:[email protected] 森野:[email protected] 評価基準 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 成人看護技術論Ⅰ K1000661 【 時 間 割 担 当 者 】 竹村節子 中川ひろみ 中島真由美 【配当年次・実施時期】 2 年次 前期 【曜日・時限】 山本昌恵 國松秀美 金3時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 1 30 ■授業の概要 慢性疾患を持つ成人の健康障害・疾病の特徴と生活に及ぼす影響を理解し、看護援助の方法を学ぶ。慢性疾患や健康状態の急激な変化によっ て引き起こされる患者の身体的、心理的変化を理解し、病を受容し、主体的に生きるための看護援助方法を講義や演習を通して学ぶ。 ■授業のねらい 社会や環境とのかかわりの中で生活を営んでいる成人期にある人々の健康問題を理解し、健康生活を多角的に捉え、生活上の健康管理も含め それにふさわしい看護活動の方法を学ぶ。 ■授業の到達目標 1. 慢性疾患によって引き起こされる、患者の身体的、心理的、社会的変化について理解できる。2. 慢性疾患をもつ対象への看護援助方法につ いて理解できる。3. 代表的な慢性疾患について、疾患を持つ患者の特徴とアセスメントの視点、必要とされる看護援助について理解できる ■授業スケジュール 回 授業計画 1 学習のポイント 慢性期看護の考え方、慢性期にある人の特徴と理解について学ぶ 13 慢性期疾患をもつ患者の看護の特徴① (中島) 慢性期疾患をもつ患者の看護の特徴② (中島) 慢性の呼吸機能障害をもつ患者の看護- 慢性閉塞性肺疾患患者の看護-(中島) 慢性の栄養摂取・消化機能障害をもつ患 者の看護-胃・十二指腸潰瘍患者の看護 -(中島) 慢性の栄養摂取・消化機能障害をもつ患 者の看護-肝硬変患者の看護-(中島) 慢性の運動機能障害をもつ患者の看護- 関節リウマチ患者の看護-(中島) 慢性の循環機能障害をもつ患者の看護① -高血圧患者の看護-(中島) 慢性の循環機能障害をもつ患者の看護② -虚血性心疾患患者の看護-(中島) 慢性の脳・神経機能障害をもつ患者の看 護-脳梗塞患者の看護-(中川) 慢性の代謝機能障害をもつ患者の看護- 糖尿病患者の看護-(中島) 慢性的な健康問題を持つ患者の自己管理 に対する支援(中島) 慢性の内部環境調節障害をもつ患者の看 護-慢性腎不全患者の看護-(中島) 造血器系疾患患者の看護(中島) 14 がん患者への看護①(中島) 15 がん患者への看護②(中島) がん化学療法を受ける患者の特徴、看護アセスメントの視点、具体的な看護援助について学 ぶ 放射線療法を受ける患者の特徴、看護アセスメントの視点、具体的な看護援助について学ぶ。 また、がん患者の症状緩和について学ぶ 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 慢性期にある人とその家族への援助・支援の基本を学ぶ(セルフマネジメントの基盤となる 主な理論・概念について学ぶ 慢性閉塞性肺疾患をもつ患者の特徴、看護アセスメントの視点、具体的な看護援助について 学ぶ 胃・十二指腸潰瘍をもつ患者の特徴、看護アセスメントの視点、具体的な看護援助について 学ぶ 肝硬変をもつ患者の特徴、看護アセスメントの視点、具体的な看護援助について学ぶ 関節リウマチをもつ患者の特徴、看護アセスメントの視点、具体的な看護援助について学ぶ 高血圧をもつ患者の特徴、看護アセスメントの視点、具体的な看護援助について学ぶ。 虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)をもつ患者の特徴、看護アセスメントの視点、具体的な看護 援助について学ぶ 脳梗塞をもつ患者の特徴、看護アセスメントの視点、具体的な看護援助について学ぶ 糖尿病をもつ患者の特徴、看護アセスメントの視点、具体的な看護援助について学ぶ 慢性疾病を持つ患者の自己管理への支援について、成人教育の理論をふまえた具体的な看護 援助を、糖尿病を持つ患者の事例を通して考える 慢性腎不全をもつ患者の特徴、看護アセスメントの視点、具体的な看護援助について学ぶ 造血器系疾患をもつ患者の特徴、看護アセスメントの視点、具体的な看護援助について学ぶ ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 30 % 課題レポートの内容から評価する 定期試験 70 % 前期終了後に試験を行う。 評価基準 ■教科書・テキスト 1.鈴木久美, 他: 成人看護学 慢性期看護 病気とともに生活する人を支える,南江堂(ISBN978-4-524-26576-3) ■参考書 1.鈴木志津枝, 他: 慢性期看護論, ヌーヴェルヒロカワ, 2014(ISBN9784861740619) 2.松田暉, 他: 疾病と治療Ⅰ~Ⅳ, 南江堂(全4冊) 3.安酸史子, 他: ナーシング・グラフィカ 成人看護学③セルフマネジメント,メディカ出版 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 事前学習・事後学習課題を課します。各自、自己学習を実施した上で授業に臨んでください。 ■オフィスアワー 時間は定めていません。教員の研究室訪室時は事前に連絡をとってからお越しください。 ■担当教員からのメッセージ 演習には積極的に取り組むとともに、自己学習を重ねることにより周手術期看護や慢性病をもつ患者への看護について理解を深めてほしいと 思います。(授業スケジュールは学習状況により変更することがあります) ■担当教員の連絡先 中島:[email protected] 竹村:[email protected] 中川:[email protected] 山本:[email protected] 國松:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 成人看護技術論Ⅱ K1000671 【 時 間 割 担 当 者 】 竹村節子 中川ひろみ 山本昌恵 中島真由美 國松秀美 【配当年次・実施時期】 2 年次 後期 【曜日・時限】 金3時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 1 30 ■授業の概要 急性期にある対象とその家族に対する看護を理解し、対象の特徴、疾病や治療、クリティカルケア、周手術期看護について学習し、看護実践 をするために必要な専門的知識と技術を修得する。さらに、急性期医療にかかわる医療チームメンバーとそれぞれの役割と連携について学習 する。 ■授業のねらい 社会や環境とのかかわりの中で生活を営んでいる成人期にある人々の健康問題を理解し、健康生活を多角的に捉え、生活上の健康管理も含め それにふさわしい看護活動の方法を学ぶ。 ■授業の到達目標 1. 急性期の身体的、心理的、社会的変化について理解し、検査、治療、看護の特徴について理解できる。 2. 周手術期における対象の特徴 と心身の回復に必要な看護について理解できる。3. 外科疾患の個々の病態生理の知識を持ち、外科看護に必要な知識・技術を修得する。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 学習のポイント 急性期看護の特徴及び看護援助法について- 手術を受ける患者とその家族の心理、インフォームドコンセント、看護師の役割、医療体 周手術期にある患者の特徴と看護援助-(山 制やチームの一員としての役割を学ぶ 本) 手術侵襲に対する生体反応と看護援助(山本) 手術侵襲とは何か、侵襲に対する神経・内分泌反応、サイトカインによる生体反応、手術 侵襲に対する生体反応の経過(Moore)を学ぶ 麻酔法と麻酔看護(中川) 麻酔の条件を理解し、麻酔法の種類と特徴、主な薬剤を理解し、麻酔導入時、導入中、導 入後の合併症とその看護について学ぶ 手術を受ける患者の術前・術中の看護-術前 一般的術前検査、術前のオリエンテーション、手術前日・術当日の準備など手術前、術中 検査、侵襲的治療とその看護-(山本) の具体的看護援助について学ぶ 手術前の具体的援助 深呼吸、器具を用いた呼吸訓練などの演習を通して、術前に必要な全身状態を整えるため (中川、山本、中島、國松、 ) の看護援助について学ぶ 手術後合併症と予防のための看護(山本) 術後合併症の種類、発生メカニズム、その予防方法、創傷治癒、術後回復促進するための 看護援助について学ぶ 術後ベッドの作成、術直後の観察とアセスメ 術後ベッドの作成について学び、術後に必要なモニタリングや観察を中心に術直後のアセ ント、早期離床の援助(山本、中島、國松) スメントの視点を学ぶ。早期離床の意義や方法について、演習を通じて具体的看護援助を 学ぶ クリティカルケアを受ける患者の看護(國松) クリティカルケア看護の概念と役割、看護の実際について学ぶ クリティカルケア実践に必要な看護技術(救 演習を通して急変時の対応、一次救命処置、ME機器の操作方法を学ぶ 急看護法)①(中川、山本、中島、國松) クリティカルケア実践に必要な看護技術(救 演習を通して急変時の対応、一次救命処置、ME機器の操作方法を学ぶ 急看護法)②(中川、山本、中島、國松) 消化器疾患患者の看護ー開腹術を受けた患者 ・胃切除術後の合併症とアセスメント項目、ダンピング症候群について学ぶ の看護ー(中川) ・人工肛門造設術後の術後合併症、看護の実際、ボディイメージの変化と適応に向けての 支援、生活指導、社会資源について学ぶ 胸部疾患患者の看護ー乳房切除術患者の看護 乳房切除術後合併症、看護の実際、ボディイメージの変化と適応に向けての支援、生活指 ー(山本) 導について学ぶ 運動器疾患患者の看護ー人工関節置換術を受 人工関節置換術後の術後合併症、看護の実際、リハビリテーション、生活指導について学 けた患者の看護ー(山本) ぶ 生殖器疾患患者の看護ー経尿道的膀胱腫瘍切 内視鏡手術後の合併症、看護の実際、退院後の生活指導について学ぶ 除術を受けた患者の看護ー(中川) 脳神経外科患者の看護ー開頭術を受けた患者 開頭術の術後合併症、看護の実際、社会復帰のための支援、退院後の健康管理と生活指導 の看護ー(山本) について学ぶ ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 平常点 30 % 課題レポートの内容から評価する 定期試験 70 % 前期終了後と後期終了後に試験を行う。前期・後期両方を合わせて評価する ■教科書・テキスト 1.林直子,他:成人看護学急性期看護Ⅰ(改訂第2版),南江堂 2.林直子,他:成人看護学急性期看護Ⅱ(改定第2版),南江堂 ■参考書 1.和田玲,他:回復期リハディジーズ,学研メディカル秀潤社 2.松田暉,他:疾病と治療Ⅰ~Ⅳ,南江堂(全4冊), 3.G.トートラ,B.デリクソン:人体の構造と機能,丸善出版, ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 事前学習・事後学習課題を課します。各自、自己学習を実施した上で授業に臨んでください。 ■オフィスアワー 時間は定めていません。各教員の研究室訪室時は事前に担当教員に連絡をとってからお越しください。 ■担当教員からのメッセージ 演習には積極的に取り組むとともに、自己学習を重ねることにより周手術期看護や慢性病をもつ患者への看護について理解を深めてほしいと 思います。(授業スケジュールは学習状況により変更することがあります) ■担当教員の連絡先 竹村節子:[email protected] 中島真由美:[email protected] 中川ひろみ:[email protected] 國松秀美:[email protected] 山本昌恵:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 地域統合実習 【 時 間 割 担 当 者 】 各領域教員 【配当年次・実施時期】 4 年次 前期 K100098 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 集中 必修 2 90 ■授業の概要 卒業研究のゼミナールの領域において、自己のテーマに基づいた実習を行う。実習施設・実習内容・実習方法等について、担当教員の助言を 受けて実習計画を立てて実習を行う。 また実習内容と学びを実習報告書としてまとめる。 ■授業のねらい 既習の看護基礎知識と技術、さらに臨地実習での学びを体系化・統合化し看護学を深めるための実習である。実習を通して看護職への実践科 学としての魅力を認識し、実践の学びを思考統合し発展させる。また実践現場に早期に適応できるよう配慮し、複数の対象者のケアを視野に 入れた実習など、学生自らが思考し実践、評価、統合できることを主眼とする実習を行う。 ■授業の到達目標 1.既習の知識、技術から看護を探求するための自己のテーマを設定できる 2.自己のテーマに基づいた計画を立案することができる 3.計画に沿って実践できる 4.実践を振り返り評価できる 5.実践科学としての看護への理解を深め、考察し、まとめることができる ■授業スケジュール 回 1 授業計画 (4年生4回)ガイダンス 以降 各ゼミナールにて、担当教員と調整のうえ進める 学習のポイント ■履修要件 臨地実習を終了していること ■成績評価の方法・基準 種別 割合 実習目標の達成度 100 % 評価表に基づく ■教科書・テキスト 担当教員による。 ■参考書 担当教員による。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 担当教員からの指示があります。 ■オフィスアワー 担当教員からの指示があります。 ■担当教員からのメッセージ 担当教員を積極的に活用してください。 ■担当教員の連絡先 担当教員より学生個々に指示されます。 評価基準 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 卒業研究 K100099 【 時 間 割 担 当 者 】 各領域教員 【配当年次・実施時期】 4 年次 通年 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 集中 必修 4 180 ■授業の概要 研究に関する基礎的内容の講義を全体で受講した後、領域別に分かれて、ゼミナール形式で研究を行う。 既習の講義、演習、実習をもとに、学生が研究テーマを設定し、担当教員の助言を受けながら、研究計画書を作成する。その後計画書に基づ いて、主体的に研究を進め、論文、抄録にまとめる。 ■授業のねらい 看護研究についての基礎的知識・理論構成を学ぶ。研究計画書の作成、研究の意義や研究デザイン(目的、方法、分析、文章化)、量的・質的研 究、さらに倫理的問題等も含め看護研究の基礎的理解を深める。そして将来の研究活動のため個人が、研究テーマを決定し研究活動の実践・ 評価を行い看護研究についての基礎的能力を習得する。 ■授業の到達目標 1.研究の意義が理解できる 2.研究デザインが理解できる 3.倫理的配慮について理解できる 4.研究目的にあった研究計画書を作成できる 5.研究計画書に基づいて研究に取り組み、その結果を考察しまとめることができる ■授業スケジュール 回 授業計画 1 学習のポイント (3年生 8月) 卒業研究ガイダンス 別冊 卒業研究の手引きを参照して下さい。 (3年生 10月) 卒業研究研究入門講座Ⅰ (3年生 10月) 領域および担当教員の決定 (3年次3月) 卒業研究入門講座Ⅱ それ以降 各領域・担当教員と調整のうえ進める ■履修要件 すべての必修単位を修得済み(実習以外) ■成績評価の方法・基準 種別 割合 目標の達成度 100 % 評価表に基づく ■教科書・テキスト 担当教員による ■参考書 担当教員による ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 自己学習で文献を読み、まとめてくること。自己学習の結果をゼミで討議します。 ■オフィスアワー 担当教員からの指示もありますが、学生からは随時相談をします。 ■担当教員からのメッセージ 積極的に担当教員に相談するようにしてください。 ■担当教員の連絡先 担当教員は学生個々に指示されています。全体のことについては看護学部教務課へ 評価基準 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 ポルトガル語 【 時 間 割 担 当 者 】 塚田智恵 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 K100116 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月5時限 ■授業の概要 選択 1 30 本講座では、ポルトガル語話者数の最も多いブラジルのポルトガル語を対象とし、ポルトガル語の基礎を学ぶ。また、ブラジルの音楽や文化 の紹介も随時行う。 ■授業のねらい 1. 2. 3. 4. 文字と発音の関係を理解する 簡単な会話を聞きとり、発話できるようにする 短い会話文を読んで理解する 簡単な文をつくる ■授業の到達目標 ポルトガル語で簡単な自己紹介ができるようにする。医療現場で必要とされる基本的な表現を習得する。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 挨拶と自己紹介 「はじめまして。僕の名前は・・・です。 」 2 職業・国籍について話す 「僕はサッカー選手です。」 3 場所を尋ねる 「診察室はどこですか?」 4 年齢を尋ねる 「おいくつですか?」 5 電話番号をきく 「電話番号を教えてください」 6 住所をいう 「彦根に住んでいます。 」 7 身体の状態をいう 「足が痛いです」 8 病院内の説明 「ここでは~できる」 「ここでは~してはいけない」 9 診察料を尋ねる 「診察料はいくらですか」 10 家族を紹介する 「私の母は看護師です。」 11 ブラジル料理 「これは何ですか」 12 レストランで食事をする 「フェジョアーダとレモネードをください」 13 趣味について話す 「私はブラジル音楽が好きです。」 14 退院の際に使う表現 「お大事に」 15 復習 これまで学習した内容をもとに、会話文を作成する。 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 小テスト 30 % 平常テストと試験で総合的に評価します。 期末テスト 70 % 平常テストと試験で総合的に評価します。 評価基準 ■教科書・テキスト プリントを配布します。 ■参考書 授業中に指示 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 30分程度、前の課で習った単語や基本の文法を復習しておいてください。 ■オフィスアワー 授業の前後 ■担当教員からのメッセージ ポルトガル語の基本的な表現を覚え、地域に住むブラジル人と会話できるようになりましょう。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 大学基礎英語C 【 時 間 割 担 当 者 】 西澤裕一 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 K100115 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 木5時限 ■授業の概要 選択 1 30 学習者が興味を持ちそうな英語の物語を用いて、物語を楽しく読みながら英語を学ぶということについて学習していきます。補助教材として ハンドアウトも使用して医療英語の基本、新聞英語の基本(見出しの読み方など)についても学習していきます。授業スケジュールはあくまで 予定なので変更になる場合もあります。 ■授業のねらい 英語の物語を描かれている場面を想像しながら楽しく読めるようになることを目標にします。 ■授業の到達目標 1. 英語の物語を描かれている場面を想像しながら楽しく読めるようになる。 2. 比較的平易な英文を自主的にたくさん読んでいこうとする態度を育てる。 3. 基本的な医療英語、新聞英語についての理解を深める。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 導入 授業の進め方など 2 物語の読解(1) Winnie-the-Pooh (1) 3 物語の読解(2) Winnie-the-Pooh (2) 4 物語の読解(3) Winnie-the-Pooh (3) 5 物語の読解(4) Winnie-the-Pooh (4) 6 物語の読解(5) Winnie-the-Pooh (5) 7 物語の読解(6) Winnie-the-Pooh (6) 8 物語の読解(7) Winnie-the-Pooh (7) 9 物語の読解(8) Winnie-the-Pooh (8) 10 物語の読解(9) Winnie-the-Pooh (9) 11 物語の読解(10) Winnie-the-Pooh (10) 12 物語の読解(11) Winnie-the-Pooh (11) 13 物語の読解(12) Winnie-the-Pooh (12) 14 物語の読解(13) Winnie-the-Pooh (13) 15 物語の読解(14) Winnie-the-Pooh (14)// DVD の視聴など ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 確認テスト 30 % 授業外の課題学習 30 % 期末テスト 40 % 評価基準 授業で学んだことがどれくらい身に着いたかどうかを判断する ためのテストです。 授業以外の時間に取り組んで、指定された期日に提出。 取り組み具合を評価します。 この授業で学んだことがどれくらい身に着いたかどうかを判断 するためのテストです。 ■教科書・テキスト A. A. Milne「Winnie-the-Pooh(クマのプーさん)」講談社ルビー・ブックス (2001) ISBN: 9784770024749 (4770024746) ■参考書 必要に応じて授業中に指示します。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 必要に応じて授業中に指示します。 ■オフィスアワー 質問や相談などがあれば授業終了後の時間で対応します。 ■担当教員からのメッセージ この機会に英語をしっかり学びなおしてください。 ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 Communication English K1000271 【 時 間 割 担 当 者 】 マンディ・クライン 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 【曜日・時限】 木4時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 選択 1 30 ■授業の概要 Students will work together with the instructor to make a friendly and communicative class. Students will be encouraged to share their opinions and ideas in a welcoming environment. Students will feel more confident using English by the end of the course. ■授業のねらい To provide students with the skills to communication more effectively in their future healthcare professions while still providing an enjoyable learning experience. ■授業の到達目標 The primary goal of the course is to give students the means to express themselves and convey key information to others. The course covers the four skills of reading, writing, speaking, and listening with an emphasis on speaking and communicative competence. ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 Introduction Introducing yourself 2 Daily Routine Talking about your day, appointments 3 Chatting with Patients Holding basic friendly conversations 4 Parts of the Body Basic human anatomy and describing parts 5 Illnesses Describing and explaining symptoms 6 Hospital Departments Getting around the hospital 7 Directions Explaining locations in and around the hospital 8 Review 9 Application Forms Asking questions to patients 10 Hospital Objects Describing and explaining hospital objects 11 Locations of Objects Explaining where to find hospital items 12 Hospital Procedures Giving instructions and explaining procedures 13 Medical History Talking about past experiences, illnesses 14 Future Plans Explaining plans for the future 15 Review ■履修要件 A positive attitude towards learning English and an interest in helping many different kinds of people 科目の特性上、1クラス20人の受講人数とします。登録人数が20名を越えた場合、選抜します。 ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 Class activities 50 % Quizzes, homework assignments, group projects Participation 25 % Students’ attention and attitude in class Final Exam 25 % Both written and oral tests ■教科書・テキスト Course materials (handouts, etc.) will be provided by the instructor. ■参考書 授業中に指示 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 英単語の復習をしてください ■オフィスアワー 授業終了後 ■担当教員からのメッセージ As a healthcare professional, you must be someone who likes spending time with people and wants to help people. English can help you enjoy communication with many more people from around the world, as well as help you to help others in your future workplace. ■担当教員の連絡先 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 社会福祉概論 【 時 間 割 担 当 者 】 太田節子 【配当年次・実施時期】 4 年次 後期 K100052 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 月1時限 選択 2 30 ■授業の概要 人々の生活の質を高め、日常生活を安定させる上に必要な「社会福祉」の概念、制度、サービス、援助方法を学習する。 ■授業のねらい 「社会福祉」の概念やその制度等を学習して、看護援助に関わる対象の社会的側面の理解を高め、社会支援 に役立てる基礎的考え方を理解 する。 ■授業の到達目標 1.「社会福祉」の概念、歴史を理解する。 2.「社会福祉」の制度、機構を理解する。 3.「社会福祉」サービスの内容、サービスの職種、方法等を理解する。 4.日本の「社会福祉」の実情とその課題を検討する。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 「社会福祉」の概念 1.社会福祉の原点 2.ソーシャルワークとナーシングケア 2 「社会福祉」の概念 3 「社会福祉」の発展 4 日本における「社会福祉」の発展 5 「社会福祉」の対象 6 「社会福祉」の対象 7 「社会福祉」の対象 8 「社会福祉」の制度 9 「社会福祉」の制度 1. 社会福祉の視点 サービス利用者 2.社会福祉の意味 1.イギリスにおける歴史的発展 救貧法から社会福祉 社会保障 2.アメリカにおける歴史的発展 個人主義とソーシャルワーク 1.前近代 2.社会事業の成立 3.占領期の社会事業 4.高度成長と「社会福祉」 5.社会福祉制度改革 1.対象の構成枠組み 2.社会福祉ニーズ 3.生活問題 福祉問題 貧困等 1.福祉サービス 2.福祉サービスの対象者(個人か家族か) 3.福祉サービスの対象の位置づけ 1.ニーズアセスメントの必要性 2.ニーズアセスメントの方法について 演習:具体的事例で検討する 1.日本の社会福祉制度 2.社会福祉生後の分類 3.社会福祉事業法 福祉六法とその内容 生活保護法 児童福祉法 老人福祉法等 10 「社会福祉」の制度 11 「社会福祉」の機構 12 「社会福祉」サービス 13 「社会福祉」援助技術 14 「社会福祉」援助技術 15 ケアワークとナーシングケア 1.社会福祉に関連する法制度 2.社会保険 3.年金制度 1.国、地方公共団体の役割 2.行政と組織 3.民間社会福祉事業と社会福祉施設 1.社会福祉従事者の種類と役割 2.社会福祉士、介護福祉士 3. 社会福祉関連協働者 1.直接援助技術 2.間接援助技術 1.機関・施設における活動 2.地域における活動 1.ケアワークと介護(海外と日本) 2.看護ケア(海外と日本) 3.まとめ「看護に役立つ社会福祉と日本の課題」 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 種別 授業終了時に記述する小テストと小レポ ート 課題レポート 割合 50 % 小テストと小レポート 50 % 課題レポート 評価基準 ■教科書・テキスト なし。授業で、必要資料を配布する。 ■参考書 1. 水野喜代志編著:実践と理論から学ぶ 高齢者福祉 保育出版社 2009. ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業中に、必要時指示します。 ■オフィスアワー 昼休み又は放課後 ■担当教員からのメッセージ 看護実践の対象者(患者、利用者、家族等)の社会的側面を理解し支援するために役立てば幸いです。 ■担当教員の連絡先 E-mail [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 スポーツ実技D 【 時 間 割 担 当 者 】 木村知子 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 K100117 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 集中 選択 1 30 ■授業の概要 水泳・水中運動は、生涯スポーツの一種目として、幅広く実践されています。本授業では、水中でしか味わえない体験を通して、水泳・水中 運動の楽しさや意識を理解するとともに、実践する技術を習得することを目的とします。また、健康・体力増進のための水泳・水中運動を指 導できるように学習を進めます。 ■授業のねらい 我が国は「海国」であるために、水と関わる機会が多くあります。水の中での「ふるまい」を習得することは、生涯におけるQuality of Life(QOL) を高めていくことにもつながると考えられます。この実習を通して、水泳・水中運動の技術を習得し、「水と親しくなる」手掛かりをつかん で欲しいと思います。 ■授業の到達目標 1.水泳・水中運動を実践するための実践力を高めるとともに、必要な知識を習得する。 2.水泳・水中運動の指導方法を学び、指導力を高める。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 ガイダンス 授業の進め方について説明する。 2 様々な水中ウォーキングを試みて、水の浮力や抵抗を感じてみる。 3 水慣れ 水中ウォーキング 泳法①クロール 4 泳法②バタフライ バタフライの泳法技術を学ぶ。 5 泳法③背泳ぎ 背泳ぎの泳法技術を学ぶ。 6 泳法④平泳ぎ 平泳ぎの泳法技術を学ぶ。 7 泳法⑤日本泳法 立ち泳ぎ、横泳ぎなどの泳法技術を学ぶ。 8 着衣水泳 着衣の時、どのような泳法で、どのように泳いだらいいのか着衣泳法技術を学ぶ。 9 水上安全法 水の事故から生命を守るための知識・技術を学ぶ。 10 救助法 安全教育の実践として、自他の救助法について学ぶ。 11 救急法 水難事故遭遇時、生命と健康を守るための具体的な知識と技術を学ぶ。 12 アクアエクササイズ 浮力や抵抗を使ったエクササイズを行う。 13 講義①安全教育 水中環境で運動する際の安全対策について理解する。 14 講義②生涯スポーツとしての水泳・ 水中運動 まとめ 生涯スポーツおよび生活習慣病予防のための水泳・水中運動について学習する。 15 クロールの泳法技術を学ぶ。 水上安全法・救助法・救急法のまとめを行う。 ■履修要件 25m泳げること、15名の人数制限あり(16名以上で抽選) ■成績評価の方法・基準 試験 種別 割合 70 % レポート 20 % 平常点 10 % 到達目標の達成度を確かめるための実技試験 評価基準 ■教科書・テキスト 授業時間中に指示する。 ■参考書 水泳指導教本 (財)日本水泳連盟 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業内で指示 ■オフィスアワー 授業時間後 ■担当教員からのメッセージ 「水」への理解を深め、安全で楽しい水泳・水中運動を考察し、実践できるための知識と技術を身につけましょう。 ■担当教員の連絡先 教務課 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 フレッシュゼミ(導入講座) K1001141 【 時 間 割 担 当 者 】 木村知子 各領域教員 【配当年次・実施時期】 1 年次 前期 【曜日・時限】 火4時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 1 15 ■授業の概要 大学では、自ら学ぶ姿勢が求められる。自ら学ぶ態度を養い、専門的知識の獲得につなげていくためにその方法を具体的に学び、主体的な学習 をスムーズ行うことができ大学での専門的な知識の習得のための基礎能力を獲得する。 ■授業のねらい 主体的な学習をするために、問題意識を持って自ら課題や問題を見つけ、必要な資料や文献などを使い調査をおこなう。またグループワーク を通して考えを深めレポートや発表によって自らの考えを発表する力を養う。 ■授業の到達目標 1.主体的に学ぶとはどういうことなのか理解できる 2.問題や課題を見つけて、必要な資料や文献を調査することができる 3.グループワークを通して自らの考えを述べて議論したり、討議したりすることができる 4.自らの考えを、プレゼンテーションすることができる ■授業スケジュール 回 授業計画 1 ガイダンス:大学で学ぶこととは 2 レポートの書き方 発表の仕方 自己紹介文の作成とグループでの自己紹介 学習のポイント 5 テーマ学習 感染症 【グループ演習】テーマ設定 ・学習の心得、マナー ・授業への取り組み方、ノートの取り方、文章の作り方 ・レポート作成のためのポイント説明について ・発表の方法について ・自己紹介の文章を作成する。 ・グループごとに分かれて、グループ内で自己紹介をおこなう ・看護職として必要な感染症予防について考える ・性感染症の講話を聞き、自分の考えをまとめる ・グループで身近なことから問題を探して討議し、テーマを設定する 6 【グループ演習】調べる テーマについて調べ、整理する 7 【グループ演習】討議 まとめ ・テーマについて調査した事柄を、討議して発表するための準備をおこなう 8 【グループ演習】発表 考えたことを表現する 3 4 ■履修要件 特になし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 平常点 70 % 授業への取り組み状況 提出課題 30 % 課題の提出 グループ発表 ■教科書・テキスト 必要な資料を配付します。 ■参考書 授業中に指示 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 資料を調べるなど事前学習をする。準備の発表については指示します。 ■オフィスアワー 講義終了後、メールで随時対応 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 看護学部教務課 評価基準 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 人体の構造と機能Ⅱ K1000411 【 時 間 割 担 当 者 】 井之口文月 【配当年次・実施時期】 1 年次 後期 【曜日・時限】 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 木3時限 必修 2 30 ■授業の概要 社会の看護に対するニーズがますます大きくなっている中、 「人体の構造と機能」の確固たる基礎的知識を持った看護職が活躍することが求め られる。フィジカルアセスメントに必要な知識、実習や臨床の現場で向き合う病態や症状の理解、これら全ての基礎になるのが「人体の構造 と機能」である。「正常な状態とは何か」をこの授業で深く理解して頂きたい。授業では模型等を使用して関心が持てるよう工夫する。 ■授業のねらい 「人体の構造と機能」で学ぶ専門的知識が、看護学の他分野の学習とつながり活かされるようにしたい。 ■授業の到達目標 呼吸器系、循環器系、泌尿器系、免疫系、生殖器系について理解し、各臓器にとどまらず、各器官の相互作用や関わりを重視し体系的にとら えることができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 第3章:呼吸と血液の働き A:呼吸器の構造 B:呼吸(前半) 第3章:呼吸と血液の働き B:呼吸(後半) C:血液(前半) 第3章:呼吸と血液の働き C:血液(後半) 第9章:外部環境からの防御 B:生体の防御機構 第4章:血液の循環とその調節 A:循環器系の構成 B:心臓の構造 C:心臓の拍出機能(前半) 第4章:血液の循環とその調節 C:心臓の拍出機能(後半) 第4章:血液の循環とその調節 D:末梢循環系の構造 第4章:血液の循環とその調節 E:血液の循環の調節(前半) 第4章:血液の循環とその調節 E:血液の循環の調節(後半) F:リンパとリンパ管 第5章:体液の調節と尿の生成 A:腎臓 第5章:体液の調節と尿の生成 B:排尿路 C:体液の調節 第9章:外部環境からの防御 A:皮膚の構造と機能 C:体温とその調節 第 10 章:生殖・発生と老化の仕組み A:男性生殖器 第 10 章:生殖・発生と老化の仕組み B:女性生殖器 第 10 章:生殖・発生と老化の仕組み C:受精と胎児の発生 D:成長と老化 第 11 章:体表から見た人体の構造 ■履修要件 学習のポイント 呼吸器の構成、上気道、下気道と肺、胸膜・縦隔 内呼吸と外呼吸、呼吸器と呼吸運動、呼吸気量 ガス交換とガスの運搬、肺の循環と血流、呼吸運動の調節、呼吸器系の病態生理 血液の組成と機能、赤血球、白血球、血小板 血漿タンパク質と赤血球沈降速度、血液の凝固と線維素溶解、血液型 非特異的防御機構、特異的防御機構、生体防御の関連臓器 心臓の位置と外形、心臓の4つの部屋と4つの弁、心臓壁、心臓の血管と神経 心臓の興奮とその伝播 心電図、心臓の収縮 血管の構造、肺循環の血管、体循環の動脈、体循環の静脈 血圧(動脈圧)、血液の循環、血圧・血流量の調節 微小循環、循環器系の病態生理 リンパ管の構造、リンパ管の循環 腎臓の構造と機能、糸球体の構造と機能、尿細管の構造と機能、傍糸球体装置、クリア ランスと糸球体濾過量、腎臓から分泌される生理活性物質 排尿路の構造、尿の貯蔵と排尿 水の出納、脱水、電解質の異常、酸塩基平衡 皮膚の組織構造、皮膚の付属器、皮膚の血管と神経、皮膚の機能 熱の出納、体温の分布と測定、体温調節、発熱、高体温と低体温 精巣、精路(生殖路)と付属生殖腺、男性の外陰部、男性の生殖機能 卵巣、卵管・子宮・膣、女性の外陰部と会陰、乳腺、女性の生殖機能 生殖細胞と受精、初期発生と着床、胎児と胎盤 小児期の成長、老化 体表から触知できる胸腹部内臓、体表から触知できる骨格部分、体表から触知できる大 きな筋、体表から触知できる動脈、体表から触知できる静脈 これらを学んだ後、触診 を互いに練習する。 なし ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 定期試験 80 % 到達目標の達成度を確かめる 平常点 20 % 毎回の復習レポート10%(授業内容に興味をもって発展的に取り組めているかを評価する) 毎回の小テスト10%(基本的事項が理解できているかを評価する) ■教科書・テキスト 系統看護学講座 解剖生理学 人体の構造と機能①、坂井建雄・岡田隆夫著、医学書院、2014、ISBN978-4-260-01826-5 毎回、本授業用に作 成したプリントを用います。 ■参考書 人体の構造と機能、エレイン N. マリーブ著・林正健二他訳、医学書院、2015、ISBN978-4-260-02055-8 上記に限らず、図や写真が豊富で分かりやすいと思う本を一冊は購入しましょう。 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) (復習レポート)毎回の授業中に提示するテーマについてA4用紙1~2枚にまとめて次回の授業で提出すること。図は教科書等をコピーして 貼付けてよいが、文章は手書きで記すこと。 ■オフィスアワー 当授業時間前後に非常勤講師控室で質問等を受け付けます。 ■担当教員からのメッセージ 「人体の構造と機能」で学ぶことが臨床でどのように役立つのかを随所に補って講義を進めていきます。専門用語が多く出てきますので、教 科書を充分に読み込んで下さい。 ■担当教員の連絡先 E-mail:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 生活援助技術論Ⅱ K100061 井上美代江 今井恵 大川眞紀子 千田美紀子 2 年次 前期 【曜日・時限】 木 3時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 60 ■授業の概要 生活援助技術論Ⅱは健康障害を持つ人を理解し、その人のニーズを充足するための援助方法を学習する。主に診療の補助技術について学ぶ。 具体的内容として、感染防止に関するの技術、滅菌操作に関する技術、与薬の技術等を学ぶ。エビデンスに基づいた技術を習得する。 ■授業のねらい 生活援助技術論Ⅱは、生命に直結する援助技術であるため、医療の対象にとって安全・安楽である看護技術の習得を目指す。 ■授業の到達目標 1)診断・治療過程に働きかける看護技術の意義について説明できる。 2)感染防止の技術ができる。 3)創傷管理の技術ができる。 4)与薬に関する援助技術ができる。 5)生体機能管理の援助技術ができる。 6)安全確保の援助技術ができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 生活援技術論Ⅱ授業ガイダンス(井上) 講義:診療の補助技術とは 生活援助技術論Ⅱの学習の進め方 2 感染防止の基礎知識(井上) 講義:感染予防の意義、基礎知識 滅菌消毒の意義・基礎知識 3 浣腸(今井) 講義:排便困難時の援助技術 4 導尿(今井) 5 浣腸(基礎看護学領域の教員) 講義:排尿困難時の援助 演習:グリセリン浣腸 演習:グルセリン浣腸 6 浣腸(基礎看護学領域の教員) 演習:グリセリン浣腸 7 滅菌と消毒(井上) 演習:ガウン装着 手袋の装着 滅菌物の取扱い 8 滅菌と消毒(井上) 演習:ガウン装着 手袋の装着 滅菌物の取扱い 9 導尿(基礎看護学領域教員) 演習:一次的導尿 10 導尿(基礎看護学領域教員) 演習:一時的導尿 11 酸素療法・吸入療法・吸引 (千田) 酸素療法・吸入療法・吸引(千田) 講義:酸素療法の意義・基礎知識・方法 吸入療法の意義・基礎知識・方法 吸引の意義・基礎知識・方法 講義:酸素吸入時の援助 吸入療法時の援助 吸引時の援助 15 酸素療法・吸入療法・吸引 (基礎看護学領域教員) 酸素療法・吸入療法・吸引 (基礎看護学領域教員) 栄養療法(大川) 演習:酸素吸入の援助-酸素マスク、酸素カニューラ 吸入療法の援助-ネブライザー 吸引-口腔内・鼻腔内吸引 演習:酸素吸入の援助-酸素マスク、酸素カニューラ 吸入療法-ネブライザー 吸引時の援助 講義:栄養療法の意義・基礎知識 16 栄養療法(大川) 17 診察・検査(井上) 講義:経腸栄養の基礎知識・方法 中心静脈カテーテルの基礎知識・方法 栄養療法を受ける人の看護 講義:診察・検査の意義 診察・検査の基礎知識 診察・検査時の看護 18 診察・検査(井上) 講義:検査物採取方法 検査物の取扱い 採血の方法 注射針の種類、注射器の種類 19 静脈血採血(基礎看護学領域教員) 演習:真空採血管による採血 20 静脈血採血(基礎看護学領域教員) 演習:真空採血管による採血 21 23 薬物療法 (井上) 薬物療法 (井上) 皮下注射(基礎看護学領域教員) 講義:薬物療法の意義 薬物の管理と関連する法律 薬物の適用方法とその特徴 輸血の基礎知識 講義:薬物療法における安全管理 注射器の構造と種類について学ぶ。 薬物療法や 演習:皮下注射 24 筋肉注射(基礎看護学領域教員) 演習:筋肉注射 25 静脈内持続点滴(基礎看護学領域教員) 演習:静脈内持続点滴 26 復静脈内持続点滴(基礎看護学領域教員) 演習:静脈内持続点滴 27 技術確認(基礎看護学領域教員) 既習の看護技術の確認 28 技術確認(基礎看護学領域教員) 既習の看護技術の確認 29 技術確認(基礎看護学領域教員) 既習の看護技術の確認 30 まとめ(井上) 全体のまとめ 12 13 14 22 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 生活援助技術論Ⅱ K100061 井上美代江 今井恵 大川眞紀子 千田美紀子 2 年次 前期 【曜日・時限】 木 3時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 60 ■履修要件 基礎看護学実習Ⅰ 生活援助技術論Ⅰを修得していること ■成績評価の方法・基準 定期試験 種別 平常点 割合 80 % 20 % 筆記試験 指定課題実技 指定課題レポート 課題学習、小テスト 評価基準 ■教科書・テキスト 基礎看護技術 第 2 版 南江堂 看護技術がみえる vol②臨床看護技術 MEDIC MEDIA ■参考書 系統看護学講座 専門Ⅰ基礎看護技術Ⅰ・Ⅱ 医学書院 演習・実習に役立つ基礎看護技術 基礎看護技術 メディカ出版 看護技術ベーシック 医学芸術社 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業ガイダンスで説明 ■オフィスアワー 適時提示する ■担当教員からのメッセージ 生活援助技術論Ⅱは、治療や処置に関する看護技術であり、技術の正確さ、安全、安楽を追求することが必要です。一つ一つの看護技術を知 識と技術面からともに丁寧に学んでいきましょう。グループで進める演習ですので、互いが協力し合い、より効果的な学習となるよう取り組 みましょう。 ■担当教員の連絡先 井上 [email protected] 今井 [email protected] 大川 [email protected] 千田 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 生活援助技術論Ⅰ K100060 大川眞紀子 千田美紀子 井上美代江 今井恵 1 年次 後期 【曜日・時限】 金 3時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 60 ■授業の概要 生活援助論と連動した科目構成になっている。健康上の問題から日常生活行動の援助を受ける人を理解し、その人の自立度を考え健康的な日 常生活行動を促進する援助を概説する。移動・移送、活動・休息、衣生活、清潔、食事、排泄に関する援助を行う。看護技術について学び、 グループでの協同学習を中心に演習する。演習は、ロールプレイとし、看護師役、患者役、観察者の各役割を経験する。 ■授業のねらい 健康生活を支えるための看護として科学的根拠に基づいた看護の専門的知識と的確な判断力、問題解決能力は必要である。看護実践での看護 技術は、正確で安全・安楽が求められる。事前学習を活用して、援助を受ける人の心理・思いに寄り添い、個別性を考えた看護技術を習得す る。 ■授業の到達目標 1)健康に障害を持つ人の生活過程を整える看護技術について理解できる。 2)グループ学習を通して患者の思いや看護師の役割を考えることができる。 3)健康的な日常生活行動を促進する基礎的な看護技術を身につける。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 導入(大川・千田) 生活援助論の復習 2 日常生活行動を促進する援助(今井) 移動・移送【講義】 3 日常生活行動を促進する援助(教員全員) 移動・移送【演習】 4 日常生活行動を促進する援助(教員全員) 移動・移送【演習】 5 日常生活行動を促進する援助(大川) 身体の清潔の援助【講義】 6 日常生活行動を促進する援助(大川) 衣生活【講義】 7 日常生活行動を促進する援助(大川) 身体の清潔の援助【講義】 8 日常生活行動を促進する援助(今井) 身体の清潔の援助:洗髪【講義】 9 日常生活行動を促進する援助(教員全員) 身体の清潔の実際:寝衣交換・全身清拭【演習】 10 日常生活行動を促進する援助(教員全員) 身体の清潔の実際:寝衣交換・全身清拭【演習】 11 日常生活行動を促進する援助(教員全員) 身体の清潔の実際:寝衣交換・全身清拭【演習】 12 身体の清潔に関する援助(教員全員) 身体の清潔の実際:寝衣交換・全身清拭【演習】 13 身体の清潔に関する援助(教員全員) 身体の清潔の実際:洗髪【演習】 14 身体の清潔に関する援助(教員全員) 身体の清潔の実際:洗髪【演習】 15 身体の清潔に関する援助(教員全員) 身体の清潔の実際:足浴・手浴【演習】 16 身体の清潔に関する援助(教員全員) 身体の清潔の実際:足浴・手浴【演習】 17 生活援助技術論Ⅰ看護技術の確認(教員全員) 既習の看護技術の確認 18 生活援助技術論Ⅰ看護技術の確認(教員全員) 既習の看護技術の確認 19 生活援助技術論Ⅰ看護技術の確認(教員全員) 既習の看護技術の確認 20 日常生活行動を促進する援助(千田) 食事・栄養の援助【講義】 21 日常生活行動を促進する援助(教員全員) 食事の介助・口腔ケア【演習】 22 日常生活行動を促進する援助(井上) 排泄に関する援助【講義】 23 日常生活行動を促進する援助(教員全員) 排泄に関する援助の実際:便器・尿器の挿入【演習】 24 日常生活行動を促進する援助(教員全員) 排泄に関する援助の実際:おむつ交換・陰部洗浄【演習】 25 日常生活行動を促進する援助(教員全員) 排泄に関する援助の実際:おむつ交換・陰部洗浄【演習】 26 生活援助技術論Ⅰ看護技術の確認(教員全員) 既習の看護技術の確認 27 生活援助技術論Ⅰ看護技術の確認(教員全員) 既習の看護技術の確認 28 生活援助技術論Ⅰ看護技術の確認(教員全員) 既習の看護技術の確認 29 まとめ 30 まとめ 日常生活行動の援助とは何か 患者役になって考えたことについてグループでまとめ発表 日常生活行動の援助とは何か 患者役になって考えたことについてグループでまとめ発表 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 生活援助技術論Ⅰ K100060 大川眞紀子 千田美紀子 井上美代江 今井恵 1 年次 後期 【曜日・時限】 金 3時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 60 ■履修要件 基礎看護論Ⅰ,生活援助論を修得していること ■成績評価の方法・基準 定期試験 種別 平常点 割合 80 % 20 % 筆記試験 指定課題実技 指定課題レポート ワークシート 評価基準 ■教科書・テキスト 基礎看護技術 香春知永/斎藤やよい編 南江堂 看護技術が見える① 基礎看護技術 メディックメディア ■参考書 考える基礎看護技術Ⅰ・Ⅱ 坪井良子/松田たみ子 ヌ-ヴェルヒロカワ 演習・実習に役立つ基礎看護技術 三上れつ/小松万喜子 ヌ-ヴェルヒロカワ 基礎看護学テキスト 深井喜代子/前田ひとみ編 南江堂 看護生理学テキスト 深井喜代子/福田博之編 南江堂 看護学生必修シリーズ“なぜ?どうして?”かがわかる基礎看護技術 玉木ミヨコ編 照林社 New ベッドサイドを科学する-看護に生かす物理学 平田雅子 学研 基礎看護技術 阿曽洋子/井上智子/氏家幸子 医学書院 *その他、授業で提示 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業に臨むにあたって、教科書を熟読してくること。 関連する既習科目を必ず復習してくること。 事前にワークシートを記載してくること。 ■オフィスアワー 適時提示する ■担当教員からのメッセージ 日常生活行動の援助の基礎的な技術を身につけるためには、練習が不可欠です。演習後に、自主的に看護技術の復習をしてください。看護技 術の正確さを身につけてください。 ■担当教員の連絡先 大川 [email protected] 千田 [email protected] 井上 [email protected] 今井 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 スポーツ実技 C K100033 多胡陽介・炭谷将史・山堀貴彦 1・2 年次 後期 【曜日・時限】 集中 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 選択 2 60 ■授業の概要 スキーやスノーボード、スノーシューを通して、冬の自然を利用するスポーツの魅力を味わい、生涯を通して親しめるようになる。また、雪 山の自然と直接触れあうことで、自然の魅力を感じることができる。 ■授業のねらい 1.スノースポーツを通して、冬の自然を利用するスポーツの魅力を味わい、生涯を通して親しめる人材を育成する。特にスキーおよびスノーボ ードの魅力として、雪の上を滑る「爽快感」、技術習得を通じた「自己成長の実感」の2点について味わえるようにする。 2.自然と直接的に触れあうことを通して、自然・環境問題に興味や関心を持つ人材を育成する。特に雪そのものや雪山の自然について「五感を 積極的に活用」しながら、より肯定的に感じられるようにする。 ■授業の到達目標 1. 各人に適した技術課題を設定し、試行錯誤する中で課題を達成することができる。 2. スキーやスノーボード、スノーシューを通して、冬の自然を利用するスポーツの魅力を味わい、生涯を通じて親しめるようになる。 3. 自然について様々なことを感じ、自然・環境問題に関心を持つことができる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 オリエンテーション(多胡) 授業の進め方について理解する 2 生涯スポーツについて 生涯スポーツとスノースポーツの関係 3 現代人にとっての野外活動 現代人にとっての野外活動の意味について理解する 4 雪の基本特性・地球環境の変化と雪(山堀) 雪の基本特性や地球環境の変化と雪の関係について理解する 5 立山を理解する(山堀) 実習地である立山を映画「剣岳」を通じて理解する 6 怪我と体力づくり(多胡) スノースポーツに必要な体力づくりと怪我予防 7 ゲレンデのマナー、安全対策(多胡) ゲレンデのマナーや安全対策について理解する 8 用具の取り扱い、専門用語(多胡) 用具の取り扱い方法や専門用語について理解する 9 技術・力学的特性(多胡) スノースポーツの技術・力学的特性について理解する 10 イメージ練習(多胡) 技術動作についてのビデオを見て、イメージを行う 11 スキー・スノーボード実習①(多胡、山堀、炭谷) 道具の取り扱い方、歩行、転び方 12 スキー・スノーボード実習②(多胡、山堀、炭谷) 平地での滑り方、坂の上り方、止まり方 13 スキー・スノーボード実習③(多胡、山堀、炭谷) 基本姿勢、リフトの乗降 14 スキー・スノーボード実習④(多胡、山堀、炭谷) 斜滑降からのターン 15 スキー・スノーボード実習⑤(多胡、山堀、炭谷) 直滑降からのターン 16 スキー・スノーボード実習⑥(多胡、山堀、炭谷) 連続ターン 17 スキー・スノーボード実習⑦(多胡、山堀、炭谷) 連続ターンの完成 18 スキー・スノーボード実習⑧(多胡、山堀、炭谷) ズレの少ないターンの習得 19 スキー・スノーボード実習⑨(多胡、山堀、炭谷) 様々な斜面での滑り 20 スキー・スノーボード実習⑩(多胡、山堀、炭谷) 様々な雪面での滑り 21 バッジ検定(多胡、山堀、炭谷) バッジ検定を受検する 22 かまくらづくり実習①(多胡、山堀、炭谷) かまくらづくりを通して雪と触れ合う 23 かまくらづくり実習②(多胡、山堀、炭谷) かまくらの特性について理解する 24 スノーシュー実習①(多胡、山堀、炭谷) スノーシューを履き、付近を散策する 25 スノーシュー実習②(多胡、山堀、炭谷) スノーシュー実習を通して雪と触れ合う 26 自由滑走(多胡、山堀、炭谷) 今までに習得した技術を活かし、自由に滑走する 27 コンディションづくり(多胡、山堀、炭谷) 実習全体を通してコンディショニングづくりを行う 28 立山の自然(多胡、山堀、炭谷) 立山の自然について理解を深める 29 技術の振り返り(多胡、山堀、炭谷) 学習カードにより技術の改善点を見つける 30 まとめ(多胡、山堀、炭谷) レポートを作成する。 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 スポーツ実技 C K100033 多胡陽介・炭谷将史・山堀貴彦 1・2 年次 後期 【曜日・時限】 集中 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 選択 2 60 ■履修要件 団体行動のマナーを順守できる者 ■成績評価の方法・基準 種別 平常点 割合 30 % 学習内容への興味関心,授業への積極的関与 実技点 60 % 技術課題の改善、学習カードへの記入内容 レポート 10 % 到達目標を確かめるための小レポート 評価基準 ■教科書・テキスト なし ■参考書 書名:スノーボード上達BOOK 著者:三村利明 成美堂出版(ISBN:4-415-02109-3) 書名:スキー上達BOOK 著者:渡辺一樹 成美堂出版(ISBN:4-415-02265-0) 書名:スノーシューの楽しみ方 著者:瀬戸圭祐 JTBパブリッシング(ISBN:978-4-533-06966-6) ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 体力トレーニングを行うこと(怪我の予防、円滑な実習のため、詳しくは事前説明会で説明する) ■オフィスアワー 金曜日以外の平日昼休み、その他授業のない時間帯 ■担当教員からのメッセージ 雪山の中で行うスノースポーツは、普段の生活で味わえない楽しさや魅力があります。ぜひこの授業を受け、スノースポーツの魅力に触れて みてください。 ■担当教員の連絡先 多胡 [email protected] 山堀 [email protected] 炭谷 [email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 老年看護技術論Ⅱ K100070 森野美由紀 安田千寿 太田節子 3 年次 前期 【曜日・時限】 月 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 1時限 必修 2 60 ■授業の概要 老年看護論で学んだ高齢者の加齢や疾患等に伴う身体的、心理的、社会的変化における基礎知識や、老年看護技術論Ⅰで学んだ看護過程を土 台に、統合したアセスメントや看護計画の立案について体得する。統合したアセスメントに基づいた、高齢者の看護過程の展開について、高 齢者に多くみられる疾患の事例を通し、根拠に基づいた計画立案の方法を学び、それらを実践するための知識、技術を習得する。 ■授業のねらい 高齢者の加齢変化に伴う日常生活への支障について体験等を通して学び、高齢者を支える看護について演習を通して学びを深める。 高齢者に広く必要とされる援助技術を中心に、演習を通して技術の基本と援助の根拠について習得する。 ■授業の到達目標 1.高齢者に多い疾患の理解と、加齢による影響を統合的にアセスメントする力を養う。2.高齢者に提供する看護技術の根拠を説明できる。 3.高齢者の心理を理解し、安全と安楽を促進する看護を理解する。 ■授業スケジュール 回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 授業計画 疾患を持つ高齢者の看護過程①:各担当事例の振 返り(担当:森野) 疾患を持つ高齢者の看護過程②:各担当事例の看 護診断のアセスメント(担当:森野) 疾患を持つ高齢者の看護過程③:各担当事例の看 護診断のアセスメントの発表(担当:森野) 疾患を持つ高齢者の看護過程④:各担当事例の看 護診断のアセスメントの修正(担当:森野) 疾患を持つ高齢者の看護過程⑤:各担当事例の看 護計画立案(担当:森野) 疾患を持つ高齢者の看護過程⑥:各担当事例の看 護計画立案(担当:森野) 高齢者に必要な看護技術①:視覚・聴覚障害/関 節可動域制限のある高齢者への看護(担当:森野) 高齢者に必要な看護技術②:視覚・聴覚障害/関 節可動域制限のある高齢者への看護(担当:森野) 高齢者に必要な看護技術①:動作と移動に関する 看護(担当:安田) 高齢者に必要な看護技術②:動作と移動に関する 看護(担当:安田) 高齢者に必要な看護技術③:活動と休息に関する 看護(担当:安田) 高齢者に必要な看護技術④:活動と休息に関する 看護(担当:安田) 高齢者に必要な看護技術⑤:排泄に関わる看護 (担当:安田) 高齢者に必要な看護技術⑥:排泄に関わる看護 (担当:安田) 高齢者に必要な看護技術⑦:食事の自立に関わる 看護(担当:森野) 高齢者に必要な看護技術⑧:食事の自立に関わる 看護(担当:森野) 高齢者に必要な看護技術⑨:集団アクティビティ ケア(担当:森野) 高齢者に必要な看護技術⑩:集団アクティビティ ケア(担当:森野) ロールプレイによる看護実践:1~3 グループ発表 (担当:森野) ロールプレイによる看護実践:1~3 グループディ スカッションと計画修正(担当:森野) ロールプレイによる看護実践:4~6 グループ発表 (担当:安田) ロールプレイによる看護実践:4~6 グループディ スカッションと計画修正(担当:安田) ロールプレイによる看護実践:7~9 グループ発表 (担当:森野) ロールプレイによる看護実践:7~9 グループディ スカッションと計画修正(担当:森野) ロールプレイによる看護実践:10~12 グループ発 表(担当:太田) ロールプレイによる看護実践:10~12 グループデ ィスカッションと計画修正(担当:太田) ロールプレイによる看護実践:13~15 グループ発 表(担当:森野) ロールプレイによる看護実践:13~15 グループデ ィスカッションと計画修正(担当:森野) 高齢者に対する看護過程の統合的見直し(担当: 森野) 高齢者に対する看護過程の統合的見直し(担当: 森野) 学習のポイント 老年看護技術論Ⅰで担当した事例や抽出した看護診断について、患者関連図を基に振 り返る。看護診断・看護問題と統合的なアセスメントや、目標を立てる方法を学ぶ。 各グループで、抽出した看護診断・看護問題を見直し、統合的にアセスメントを行う と共に、目標を立てる。 【課題】様式④の作成 各グループで行った看護診断のアセスメントについて、発表する。また発表後の助言 を受けて、アセスメントを修正する。 計画の立案方法について学ぶ。 各グループで、立案する計画についてディスカッションする。 各グループで初期計画を立案。関連因子に従った計画項目が挙げられるようになる。 【課題】様式⑤の作成 各グループ初期計画の立案。関連因子に従った計画項目が挙げられるようになる。実 施後の記録の書き方について学ぶ。 【課題】講義終了後に 様式④と⑤を提出 高齢者の疑似体験によって、加齢変化がもたらす日常生活への支障を体感する。また、 その高齢者に対して行う看護について学ぶ。 同上 【課題:高齢者の体験を通して感じたことをレポートする】 一日の活動と安静のパターンをつかみ、活動を促すための援助を学ぶ。活動時の安全 な体位と、安全な移乗動作の方法を学ぶ。 同上 ベッド上での安楽な体位について学ぶ。廃用症候群(生活不活発病)と、褥瘡につい て理解する。 同上 排泄の自立に向けたケアを学ぶ。排泄パターンをつかむ看護やポータブルトイレでの 介助方法について学ぶ。 残存機能を生かしたおむつ交換について学ぶ。おむつ使用による皮膚トラブル、心理 的苦痛、感染について学ぶ。【課題:おむつで排泄することを体験し、レポートする】 高齢者への安全な口腔ケア・アイスマッサージ、嚥下体操を学ぶ。 嚥下障害のある高齢者の経管栄養法を学ぶ。 様々な食事形態について体験する。 アクティビティケアを各グループで計画する。 アクティビティケアを各グループで計画する。 代表 3 グループの発表:対象となる高齢者役は他グループメンバーで行う 1G・2G・3G 発表、ディスカッション 同上 【課題:発表グループは様式⑥の作成】 4G・5G・6G、ディスカッション 同上 【課題:発表グループは様式⑥の作成】 7G・8G・9G 発表、ディスカッション 同上 【課題:発表グループは様式⑥の作成】 10G・11G・12G 発表、ディスカッション 同上 【課題:発表グループは様式⑥の作成】 13G・14G・15G 発表、ディスカッション 同上 【課題:発表グループは様式⑥の作成】 各事例の看護過程を、発表を通して振り返り修正する。 個人のレポート課題を提出(様式①-⑥) 各事例の看護過程を、発表を通して振り返り修正する。 個人のレポート課題を提出(様式①-⑥) 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 老年看護技術論Ⅱ K100070 森野美由紀 安田千寿 太田節子 3 年次 前期 【曜日・時限】 月 1時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 60 ■履修要件 老年看護論・老年看護技術論Ⅰを修得していること ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 個人レポート 10 % 提出された個人レポートの内容をみる。 グループ発表 40 % 定期試験 50 % 発表内容、作成資料内容の目標到達度をみる。 ディスカッションやロールプレイの参加状況をみる。 筆記試験。 ■教科書・テキスト 真田弘美・正木治恵:老年看護学技術、南江堂、2011. ■参考書 老年看護学② 高齢者看護の実践(第4版):堀内ふき編、ナーシンググラフィカ、2016. ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 老年看護技術論Ⅰで学んだ事例について、さらに看護展開を進めます。担当した事例を振返り、理解を深めるために必要なテキストおよび参 考資料は事前に手元に準備し、予習をしておいてください。グループ単位での学習課題を課しますので、各グループで計画的に看護過程の展 開、計画立案に必要な学習をしてください。 ■オフィスアワー 昼休み及び選択科目等のない時間を当てます。 ■担当教員からのメッセージ グループで学びあいながら、楽しんで学習してください。 ■担当教員の連絡先 森野:[email protected] 安田:[email protected] 太田:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 小児看護技術論Ⅱ K100080 流郷千幸 平田美紀 鈴木美佐 3 年次 後期 【曜日・時限】 木 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 4時限 必修 2 60 ■授業の概要 各健康の段階にある子どもと家族の特徴を説明し、子どもと家族への看護について講義する。また、病気がある子どもの看護過程について事 例を用いて説明する。事例展開は講義、演習で行う。子どもの権利を尊重する看護についてプレパレーションの定義を講義し、グループ演習 を行う。小児に特有な看護技術について特徴および方法を講義で説明し、技術演習を行う。 ■授業のねらい 小児看護技術論Ⅰで学んだ子どもの成長・発達の特徴をふまえ、子どもと家族への看護を学ぶために各健康の段階に応じた看護を理解する。 プレパレーションの定義を理解し、グループ演習・発表を通して子どもの発達に応じた支援が考察できる能力を養う。小児看護技術について 演習を通して体験し、子どもの特徴を理解した看護技術を身につける。 ■授業の到達目標 1.各健康の段階にある子どもと家族の特徴とその看護について理解できる。 2.病気がある子どもの特徴をふまえ、看護過程を展開する能力を身につける。 3.プレパレーションの講義・演習を通して子どもの発達に応じた支援が考察できる。 4.小児特有の看護技術について演習を通して理解できる。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 事例展開①(流郷、平田、鈴木) 2 事例展開②(流郷、平田、鈴木) 3 慢性期にある子どもと家族への看護(鈴木) 4 在宅で支援を受ける子どもと家族への看護 (鈴木) 事例展開③(流郷、平田、鈴木) 5 学習のポイント 健康を障害した子どもの事例から看護過程の展開を行い、小児看護に必要な基礎能力を習 得する。 健康を障害した子どもの事例から看護過程の展開を行い、小児看護に必要な基礎能力を習 得する。 慢性期にある子どもの特徴を理解し、子どもと家族への看護を考察する。 在宅で支援を受ける子どもの特徴を理解し、子どもと家族への看護を考察する。 6 健康を障害した子どもの事例から看護過程の展開を行い、小児看護に必要な基礎能力を習 得する。 終末期にある子どもと家族への看護①(鈴木) 終末期にある子どもの特徴を理解し、子どもと家族への看護を考察する。 7 終末期にある子どもと家族への看護②(鈴木) 終末期にある子どもの特徴を理解し、子どもと家族への看護を考察する。 8 終末期にある子どもと家族への看護③(鈴木) 終末期にある子どもの特徴を理解し、子どもと家族への看護を考察する。 9 事例展開④(流郷、平田、鈴木) 10 事例展開⑤(流郷、平田、鈴木) 11 手術を受ける子どもと家族への看護(平田) 12 子どもとプレパレーション① プレパレーションの意義、目的、方法を理解する。 (流郷、平田、鈴木) 身体障害がある子どもと家族への看護(平田) 身体障害がある子どもの特徴を理解し、子どもと家族への看護を考察する。 13 14 健康を障害した子どもの事例から看護過程の展開を行い、小児看護に必要な基礎能力を習 得する。 健康を障害した子どもの事例から看護過程の展開を行い、小児看護に必要な基礎能力を習 得する。 手術を受ける子どもの特徴を理解し、子どもと家族への看護を考察する。 19 子どもとプレパレーション② 発達段階および疾患を理解し、目的に応じたプレパレーションを考察する。(計画、発表 (流郷、平田、鈴木) 準備) 発達障害がある子どもと家族への看護(平田) 発達障害がある子どもの特徴を理解し、子どもと家族への看護を考察する。小児看護に特 有の看護技術を理解する。 (講義) 子どもとプレパレーション③ 発達段階および疾患を理解し、目的に応じたプレパレーションを考察する。(計画、発表 (流郷、平田、鈴木) 準備) 子どもとプレパレーション④ プレパレーションの発表を通して、評価の視点が理解できる。(発表準備) (流郷、平田、鈴木) 子どもとプレパレーション⑤(流郷、平田、 発達段階および疾患を理解し、目的に応じたプレパレーションを考察する。(発表) 鈴木)技術演習①(流郷、平田、鈴木) 小児看護に特有の看護技術を理解する。 (講義) 技術演習②(流郷、平田、鈴木) 小児に特有な看護技術を理解する。(講義) 20 技術演習③(流郷、平田、鈴木) 小児に特有な看護技術を理解する。(演習) 21 技術演習④(流郷、平田、鈴木) 小児に特有な看護技術を理解する。(演習) 22 障害がある子どもの生活と看護(流郷、平田、 鈴木) 障害がある子どもの生活と看護(流郷、平田、 鈴木) 障害がある子どもの生活と看護(流郷、平田、 鈴木) 障害がある子どもの生活と看護(流郷、平田、 鈴木) 障害がある子どもの生活と看護(流郷、平田、 鈴木) 障害がある子どもの生活と看護(流郷、平田、 鈴木) 障害がある子どもの生活と看護(流郷、平田、 鈴木) 障害がある子どもの生活と看護(流郷、平田、 鈴木) 障害がある子どもの生活と看護(流郷、平田、 鈴木) 特別支援学校での実習を通して、障害がある子どもの特徴を理解する。 15 16 17 18 23 24 25 26 27 28 29 30 特別支援学校での実習を通して、障害がある子どもの特徴を理解する。 特別支援学校での実習を通して、障害がある子どもの特徴を理解する。 特別支援学校での実習を通して、障害がある子どもの特徴を理解する。 特別支援学校での実習を通して、障害がある子どもの特徴を理解する。 特別支援学校での実習を通して、障害がある子どもの特徴を理解する。 特別支援学校での実習を通して、障害がある子どもの特徴を理解する。 特別支援学校での実習を通して、障害がある子どもの特徴を理解する。 特別支援学校での実習を通して、障害がある子どもの特徴を理解する。 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 小児看護技術論Ⅱ K100080 流郷千幸 平田美紀 鈴木美佐 3 年次 後期 【曜日・時限】 木 4時限 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 事例展開 種別 割合 評価基準 40 % 指示された課題への取り組み、到達度から評価する レポート 40 % 指示された課題への取り組み、到達度から評価する 小テスト 20 % 小児看護技術の事前学習および小テストから評価する ■教科書・テキスト ナーシンググラフィカ 小児看護学① 小児の発達と看護 ナーシンググラフィカ 小児看護学② 小児看護技術 ナーシンググラフィカ 小児看護学③ 小児の疾患と看護 ■参考書 授業中に提示 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業で指示した課題、レポート ■オフィスアワー 授業時間終了後、メールで対応 ■担当教員からのメッセージ ■担当教員の連絡先 【流郷】[email protected] 【平田】[email protected] 【鈴木】[email protected] メディカ出版 メディカ出版 メディカ出版 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 60 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 精神看護技術論Ⅱ K100073 西垣里志 間文彦 栗原はるか 3 年次 前期 【曜日・時限】 木 1・2時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 60 ■授業の概要 精神看護論、精神看護技術論1で学んだことをふまえて、精神看護における対象患者の理解と具体的援助方法を、セルフケア看護の視点から学 ぶ。また、精神を病むことが、その人の生活や人生にどのように影響を与えるのかを事例を通して学習する。 ■授業のねらい 代表的な精神疾患の症状によって生活に及ぼす影響を、オレムアンダーウッド理論に基づき考察していき、セルフケア中心に看護過程の実践 的展開能力を養う。また、プロセスレコードの記述とその活用方法を学習する。 ■授業の到達目標 1.精神看護における対象理解と援助の特徴を理解する 2.オレムアンダーウッド理論を使って、看護過程の展開ができる 3.プロセスレコードの記述をすることができる ■授業スケジュール 回 1 授業計画 学習のポイント 急性期統合失調症患者の症状や特徴と援助 14 統合失調症患者の看護① (間 担当) 統合失調症患者の看護② (間 担当) 統合失調症患者の看護③ (間 担当) 統合失調症患者の看護④ (間 担当) 気分障害患者の看護① (間 担当) 気分障害患者の看護② (間 担当) 気分障害患者の看護③ (間 担当) 気分障害患者の看護④ (間 担当) 身体合併症のある精神疾患患者の看護 (間 担当) 神経症障害及び身体表現性障害患者の看護 (西垣 担当) 依存症患者・摂食障害患者の看護 (西垣 担当) 認知症患者の看護 (西垣 担当) オレムアンダーウッドのセルフケア理論 (西垣 担当) 看護過程の展開① (西垣・栗原 担当) 15 看護過程の展開② (西垣・栗原 担当) オレムアンダーウッドの展開方法を学ぶ 16 看護過程の展開③ (西垣・栗原 担当) 事例を使い、セルフケア理論をもとに看護過程の展開をする 17 看護過程の展開④ (西垣・栗原 担当) 事例を使い、セルフケア理論をもとに看護過程の展開をする 18 看護過程の展開⑤ (西垣・栗原 担当) 事例を使い、セルフケア理論をもとに看護過程の展開をする 19 看護過程の展開⑥ (西垣・栗原 担当) 事例を使い、セルフケア理論をもとに看護過程の展開をする 20 看護過程の展開⑦ (西垣・栗原 担当) 事例を使い、セルフケア理論をもとに看護過程の展開をする 21 生きる力と能力に着目した看護を理解する(ストレングス、エンパワメント、リカバリー) 23 精神疾患患者の力をいかす看護① (西垣 担当) 精神疾患患者の力をいかす看護② (西垣 担当) 援助関係(西垣 担当) 24 プロセスレコード①(栗原 担当) プロセスレコードとその活用法を学ぶ 25 プロセスレコード②(西垣・栗原 担当) プロセスレコードの記載を行う 26 SST について①(栗原 担当) SST の基本とその活用や効果について学ぶ 27 SST について②(西垣・栗原 担当) 問題解決技法を使いながら SST をグループで実践する 28 心理教育について①(栗原 担当) 心理教育の内容とその効果について学ぶ 29 心理教育について②(西垣・栗原 担当) 心理教育をグループで実践する 30 まとめ(間・西垣・栗原 担当) 上記の学習内容のまとめ 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 22 急性期統合失調症患者の症状や特徴と援助 慢性期統合失調症患者の症状や特徴と援助 慢性期統合失調症患者の症状や特徴と援助 躁うつ病患者の症状や特徴と援助 躁うつ病患者の症状や特徴と援助 うつ病患者の症状や特徴と援助 うつ病患者の症状や特徴と援助 悪性症候群、水中毒の患者の症状や特徴と援助 神経症、不安障害、強迫性障害の特徴と援助 薬物依存症、摂食障害患者の症状や特徴と援助 認知症患者の症状や特徴と援助 オレムアンダーウッドのセルフケア理論を理解する オレムアンダーウッドの展開方法を学ぶ 地域での取り組み(WRAP、ピアサポートなど) 患者-看護師関係についてペプロウ、トラベルビーの看護理論を理解する 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 精神看護技術論Ⅱ K100073 西垣里志 間文彦 栗原はるか 3 年次 前期 【曜日・時限】 木 1・2時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 60 ■履修要件 精神看護論、精神看護技術論Ⅰを履修しておくこと ■成績評価の方法・基準 種別 割合 評価基準 プロセスレコードの提出 10 % 場面設定を行いプロセスレコードが正しく記載できる 看護過程の提出 40 % 事例をもとにセルフケアの看護過程が展開できる 定期試験 50 % 授業内容を中心とした記述型筆記試験 ■教科書・テキスト 精神看護学Ⅱ 精神臨床看護学、編集 川野雅資、NOUVELLE HIROKAWA、2015、978-4-86174-065-7 ■参考書 自己理解・対象理解を深めるプロセスレコード―プロセスレコードが書ける、読める、評価できる本、長谷川雅美 白波瀬裕美/編著、日総研 出版、2001、978-4890145843 オレムのセルフケアモデル事例を用いた看護過程の展開、Underwood, Patricia、Underwood, Patricia R.宇佐美 しおり、鈴木 啓子、廣川書店、 2000、4567593200 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 各講義終了前に、次回までに予習しておく内容を指示する。 ■オフィスアワー 間 西垣 栗原 文彦 :水曜日 里志 :金曜日 はるか:金曜日 ■担当教員からのメッセージ 精神看護学実習での、多くの学びに結びつけるための学習内容です。主体的に学習に取り組んで下さい。 ■担当教員の連絡先 間 西垣 栗原 文彦 :[email protected] 里志 :[email protected] はるか:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 母性看護技術論Ⅱ K100077 木村知子 3 年次 前期 【曜日・時限】 金 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 3時限 必修 2 60 ■授業の概要 母性看護論および母性看護技術論Ⅰをうけて、周産期における母子および家族への看護について具体的に開設する。 母性看護過程の展開については、主に個人ワーク、看護技術および保健指導については、グループでの演習をとおして行う。これは母性看護 学実習につながる内容である。 ■授業のねらい 母性看護を実践するための母性看護学における看護過程の展開 母性看護学に必要な看護技術演習 地域における母性看護の役割 について、学ぶ必要があります。 ■授業の到達目標 ・ウエルネス看護診断を理解して看護過程を展開できる。 ・妊娠経過がアセスメントでき、妊婦に必要な看護を考えることができる ・分娩経過がアセスメントでき、産婦に必要な看護を考えることができる ・褥婦の看護過程が展開でき、必要な看護技術を習得する ・新生児の看護過程が展開でき、必要な看護技術を習得する ・地域における母性看護の役割を考えることができる ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 母性看護過程 2 妊娠期のアセスメント1 ウエルネス志向型看護診断の考え方、問題志向型看護診断との違い 標準看護計画、クリニカルパス 妊娠期の事例提示 妊娠経過のアセスメント 正常からの逸脱の判断 3 妊娠期のアセスメント2 妊娠経過のアセスメント 正常からの逸脱の判断 4 妊娠期のアセスメント 3 妊娠経過のアセスメント 正常からの逸脱の判断 5 6 妊娠期のアセスメント 4 分娩期のアセスメント 1 分娩期のアセスメント2 妊娠経過のアセスメントまとめ 分娩期の事例提示 分娩期の看護復習 分娩経過のアセスメント 正常からの逸脱の判断 7 産褥期のアセスメント 1 産褥期の事例提示 産褥経過のアセスメント 正常からの逸脱の判断 8 産褥期のアセスメント 2 産褥経過のアセスメント 9 11 妊娠期の看護ケア 分娩期の看護ケア 妊娠期の看護ケア 分娩期の看護ケア 産褥期のアセスメント 3 (技術演習)腹部触診法、腹部計測法、胎児心拍聴取法 (技術演習)分娩時の産痛緩和 (技術演習)腹部触診法、腹部計測法、胎児心拍聴取法 (技術演習)分娩時の産痛緩和 産褥経過のアセスメント 12 産褥期のアセスメント 4 産褥経過のアセスメントまとめ 13 新生児のアセスメント 1 新生児の事例提示 新生児のアセスメント 正常からの逸脱の判断 14 新生児のアセスメント 2 新生児のアセスメント 正常からの逸脱の判断 15 新生児のアセスメント 3 新生児のアセスメント 正常からの逸脱の判断 16 新生児のアセスメント 4 胎外生活適応へのアセスメントまとめ 17 看護計画立案 産褥および新生児の看護計画 18 母性看護における標準看護計画およびクリニカルパスの活用 19 標準看護計画の活用 クリニカルパスの活用 腹式帝王切開術を受ける母子の看護 1 20 腹式帝王切開術を受ける母子の看護 2 21 23 産褥期の看護ケア 新生児の看護ケア 産褥期の看護ケア 新生児の看護ケア 産褥期の指導技術 24 産褥期の指導技術 25 地域で生活している母子への助産師の支援 26 地域で生活している母子への助産師の支援 27 29 妊娠期の運動療法 CTG モニター判読 妊娠期の運動療法 CTG モニター判読 新生児の看護ケア (非常勤講師) 地域母子保健に携わる助産師の活動 (演習)マタニティーヨガの実際 (演習)CTG モニターの判読の実際 (演習)マタニティーヨガの実際 (演習)CTG モニターの判読の実際 (技術演習)新生児の沐浴 30 新生児の看護ケア (技術演習)新生児の沐浴 10 22 28 正常からの逸脱の判断 帝王切開術の適応 手術前・術後の看護 腹式帝王切開術を受ける母子の看護の特徴 (技術演習)褥婦の観察 乳房ケア、児の抱き方、授乳方法 (技術演習)新生児の観察 (技術演習)褥婦の観察 乳房ケア、児の抱き方、授乳方法 (技術演習)新生児の観察 (グループ演習)指導案作成 産褥経過を踏まえた生活指導 家族計画指導 (グループ演習)指導案作成 沐浴指導 育児指導 (非常勤講師)地域母子保健に携わる助産師の活動 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 母性看護技術論Ⅱ K100077 木村知子 3 年次 前期 【曜日・時限】 金 3時限 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 平常点 種別 提出課題 割合 50 % 50 % 技術チェックなど小テスト 授業への取り組み状況 事例による看護過程の展開 ■教科書・テキスト 系統看護学講座 母性看護学各論 母性看護学②(医学書院) ■参考書 ナーシンググラフィカ 母性看護学①②(メディカ出版) 病気が見える ⑩産科(メディックメディア) ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 母性看護技術論Ⅰの内容を復習しておくこと(小テストをします)。 看護課程の展開に関連する課題をきちんとして下さい。 ■オフィスアワー 水曜日 午前中 研究室 ■担当教員からのメッセージ 母性看護学実習に最も関連する授業です。 ■担当教員の連絡先 [email protected](木村) 評価基準 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 60 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 地域看護技術論Ⅲ K100084 種本香 安孫子尚子 原田小夜 3 年次 前期 木 【曜日・時限】 2 年次 後期 水 【科目分類】 【単 位 数】 3時限・4時限(3 年生) 【時 間 数】 1時限・2時限(2 年生) 必修 2 60 ■授業の概要 地域に暮らす人々の健康は、環境や社会情勢など、地域を取り巻く課題と関連している。このような地域の健康課題を明確化し、計画立案す る地域看護過程は保健師活動の基盤である。 講義では、地域看護過程について説明する。グループ演習では、コミュニティー・アズ・パートナーモデルを用いた地域診断を行う。演習 では、調査・分析、看護活動、評価のプロセスと、実際の活動事例を通して、住民活動支援、地域ケアシステムづくりなどの計画作成をする。 ■授業のねらい 地域看護過程の演習を通して、健康レベルを問わず地域で生活する人々の生活の実際を把握し、アセスメントする能力を身につけることに より、地域で顕在化している健康問題だけではなく、潜在化している健康問題の発見につながることを理解する。また、その解決や予防活動 を理解することで、健康で豊かな生活を支援することの意味を探求する。 ■授業の到達目標 地域看護過程の意義、地域診断の目的・地域看護診断の理論モデルを理解する。コミュニティー・アズ・パートナーモデルを活用して、情報 収集からアセスメントまで具体的な地域診断を実施し、地域診断の具体的方法を修得する。 実際の活動事例を通して、地域における住民支援方法について関心を持ち、演習地域での支援を考える。 ■授業スケジュール 回 授業計画 学習のポイント 1 地域看護活動の概要①(種本担当) 2 地域看護活動の概要②(種本担当) 1.地域診断の必要性 2.事業計画と保健師の役割 について学習する。 地域看護活動における地域診断について学習する。 3 地域診断関連理論①(種本担当) 地域診断に関連するモデルの概要について学習する。 4 地域診断関連理論②(種本担当) 地域診断に関連するモデルの考え方について学習する。 5 地域診断関連理論③(種本担当) コミュニティアズパートナーモデルの概要について学習する。 6 地域診断関連理論④(種本担当) コミュニティアズパートナーモデルの内容について学習する。 7 地域看護活動の過程①(種本担当) 地域看護活動の計画について学習する。 8 地域看護活動の過程②(種本担当) 地域看護活動の実践・評価について学習する 9 地域看護活動の過程③(種本担当) 10 地域看護活動の過程④(種本担当) 11 地域看護活動の実際①(種本担当) コミュニティアズパートナーモデルを使用した地域診断の過程(情報収集からアセスメント) について学習する。 コミュニティアズパートナーモデルを使用した地域診断の過程(計画・実施・評価)について 学習する。 地域診断に必要な情報とその資料について学習する。 12 地域看護活動の実際②(種本担当) 情報の収集方法について学習する。 13 グループ演習①(種本担当) 地域の情報収集の実際。 14 グループ演習②(種本担当) 地域の情報収集の実際。 15 地域看護活動の実際③(種本担当) 情報の整理について学習する。 16 地域看護活動の実際④(種本担当) 情報の整理について学習する。 17 グループ演習③(種本担当) 情報の整理の実際。 18 グループ演習④(種本担当) 情報の整理の実際。 19 グループ演習⑤(種本担当) 情報の整理の実際。 20 グループ演習⑥(種本担当) 情報の整理の実際。 21 地域看護活動の実際⑤(種本担当) 健康課題(ヘルスニーズ)の抽出について学習する。 22 地域看護活動の実際⑥(種本担当) 健康課題(ヘルスニーズ)の抽出について学習する。 23 グループ演習⑦(種本・安孫子担当) 健康課題(ヘルスニーズ)の実際。 24 グループ演習⑧(種本・安孫子担当) 健康課題(ヘルスニーズ)の実際。 25 グループ演習⑨(種本・安孫子担当) 発表資料作成。 26 グループ演習⑩(種本・安孫子担当) 発表資料作成。 27 発表①(種本・安孫子・原田担当) グループ発表。 28 発表②(種本・安孫子・原田担当) グループ発表。 29 地域診断における統計処理について① (種本・安孫子担当) 地域診断における統計処理について② (種本・安孫子担当) 地域診断で得た情報の整理と活用 30 統計処理の実際 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 地域看護技術論Ⅲ K100084 種本香 安孫子尚子 原田小夜 【配当年次・実施時期】 3 年次 2 年次 前期 後期 【曜日・時限】 木 3時限・4時限(3 年 生) 水 1時限・2時限(2 年 生) 【科目分類】 【単 位 数】 必修 2 【時 間 数】 60 ■履修要件 なし ■成績評価の方法・基準 平常点 種別 割合 100 % 1.課題学習 2.地域診断演習のレポート 3.グループ発表 ■教科書・テキスト 標準保健師講座1 公衆衛生看護学概論 標美奈子著 医学書院 2015 標準保健師講座2 公衆衛生看護技術 中村裕美子著 医学書院 2016 ■参考書 評価基準 ISBN978―4―260―02004―6 ISBN978-4-260-02193-7 地域看護アセスメントガイド アセスメント・計画・評価のすすめかた 佐伯和子編著 医歯薬出版 地域看護診断 金川克子・田髙悦子 東京大学出版会 コミュニティアズパートナー 地域看護学の理論と実際 エリザベスTアンダーソン・ジュディス・マクファーレイン編 金川克子・早川和生 監訳 医学書院 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 1.講義終了後は、学習内容の復習・予習範囲説明するので、レジュメおよび、テキスト範囲を学習すること。 2.レポート課題 3.グループレポートは指定範囲の作成をその都度求める。グループで協力し、レポート作成すること。 ■オフィスアワー 水曜日2限(メールで予約をしてください。) ■担当教員からのメッセージ グループでの協力が不可欠な演習です。講義時間外での学習も求めます。主体的に学習してください。 ■担当教員の連絡先 種本:[email protected] 安孫子:[email protected] 原田:[email protected] 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 【時間割担当者】 【配当年次・実施時期】 ■授業の概要 在宅看護技術論Ⅱ K100086 磯邉厚子 桶河華代・川嶋元子 3 年次 前期 【曜日・時限】 火 3時限 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 必修 2 60 在宅で療養生活を送る対象者への看護の実際を、演習や事例を通して解説する。とくに脳血管疾患、難病、認知症、末期がんの対象者への援助 について看護過程を用いて解説する。また、在宅における清潔や排便コントロール、吸引などの技術演習の他、訪問マナーやロールプレイング の演習を通じて対象者との援助関係構築に関する演習を行う。授業は講義、技術演習、グループディスカッションや発表などで行う。 ■授業のねらい 対象者の生命・生活の質を考慮した援助のあり方を理解し、看護の基礎的実践能力を習得する。様々な看護過程事例演習から療養者及び家族へ の援助方法を実践に近い形で習得する。清潔及び排泄援助や訪問マナー、援助関係のロールプレイングではグループディスカッションで課題を 共有し、グループダイナミクスを経験的に学ぶ。 ■授業の到達目標 ①対象者の看護過程事例を通して、在宅における援助技術と対象者の生活に沿った援助について説明できる。②看護過程のプロセス(思考-判断 -実践-評価プロセス)により事例展開ができる。③在宅における対象者との援助関係の重要性を説明できる。④チームワークの必要性とグループ ディスカッションの方法を習得する。 ■授業スケジュール 回 授業計画 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 在宅難病の療養者と家族への援助難病に対す る社会制度、在宅難病療養者の特徴(磯邉担当) 在宅難病の療養者に対する社会資源と在宅ケ アチーム体制(磯邉担当) 在宅難病(筋委縮性側索硬化症)の対象者への 援助(磯邉担当) 在宅難病(筋委縮性側索硬化症)の対象者への 障がいに対する支援と精神的支援(磯邉担当) 在宅の様々なライフサイクルの対象者への援 助 老・老介護(磯邉担当) 在宅小児の看護と家族への援助(磯邉担当) 在宅看護過程とは 在宅看護過程の特徴とプ ロセス(磯邉担当) 在宅看護過程の構成要素と看護過程のプロセ ス(磯邉担当) 脳血管疾患の療養者と家族への援助① 看護過程事例展開(磯邉担当) 脳血管疾患の療養者と家族への援助② 看護過程事例展開(磯邉担当) 訪問技術、訪問マナー、訪問看護の基本的態度 と支援①(磯邉、桶河、川嶋担当) 訪問技術、訪問マナー、訪問看護の基本的態度 と支援②(磯邉、桶河、川嶋担当) 認知症の療養者と家族への援助①認知症の理 解と地域で取り組む認知症ケア 看護過程事例展開(桶河担当) 認知症の療養者と家族への援助②認知症の理 解と地域で取り組む認知症ケア 看護過程事例展開(桶河担当) 在宅の精神障がい者及び家族への援助(桶河担 当) 学習のポイント 在宅の難病療養者に対する社会制度、介護保険法と健康保険法との関連を理解する。在宅 難病療養者の特徴及び在宅看護について理解する。 在宅難病の療養者と家族に対する在宅ケアチーム(病院、訪問看護、医療機器メーカー、 患者会、地域ボランティアなど)について理解する。 QOL と発達課題のバランスを考慮した療養者及び家族の援助(家族関係、社会的役割、 生活環境)について学ぶ。 診断や告知に始まる看護~長期に渡る療養生活における療養者及び家族の援助について 学ぶ。 核家族と老・老介護が増えている。生活史や家族関係を考慮した援助及び社会資源の活用 の可能性を理解する。 在宅で療養する小児は少なくない。介護者のほとんどは母親であり、小児の発達課題と介 護者の発達課題を含めた援助を理解する。 在宅看護過程は、看護の基本的な原則は施設と変わりない。しかし、情報収集の範囲や目 標の設定、評価の仕方に特徴があるため、個別的かつ長期的な視点の必要性を理解する。 対象者の固有の価値観を重視しつつ、多機関、多職種と関わりながら地域全体も視野に入 れ、包括的なアセスメントの必要性と生活に沿った計画の必要性を理解する。 脳梗塞などによる脳血管疾患の後遺症をもつ在宅療養者に対し、人間の基本的ニーズへの 支援と様々な社会資源の活用について学ぶ。 生活の場で十分モノが整っていない中で、食事や清潔などの基本的ニーズに対する援助が 家族によって担われている現状を理解する。可能な自立を目指して行われるリハビリテー ションや、多職種との連携を理解する。 プライバシーの現場に訪問する看護師のマナーや態度は、ケアの質に影響する。相手を尊 重し、相手に合わせる態度と相手を支える役割としてマナーの必要性を理解する。 訪問場面を設定し、訪問看護師役、療養者及び家族役を学生が演じ、どのような訪問マナ ーが望ましいのか、学生同士で意見交換を行うことで、訪問マナーについて学ぶ。 在宅療養者に多い認知症(アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性など)の対象者へ の支援法を学ぶ。認知症の人とその家族の権利や意思決定を尊重した関わり方を理解す る。 地域で暮らす認知症をもつ人と家族が、地域で社会的な交流や関わりの機会をもち、その 人らしく療養生活ができるよう在宅看護における取り組みについて理解する。 精神障がい者が地域で暮らす意味を考え、どのように障害と向き合い、生活を送っている のか、生活者の視点から療養者及び家族への援助について学ぶ。内服管理など症状コント ロールについても学ぶ。 在宅がん療養者と家族への援助①(疼痛コント 在宅がん療養者は、疼痛管理をはじめ全人的な観点からのケアが求められる。痛みの対策 ロール含む) 看護過程事例展開(川嶋担当) と共に緩和ケアについて学ぶ。 在宅がん療養者と家族への援助②(疼痛コント 療養者と家族が、生活の質を高めて十分生きられるようにするための援助について学ぶ。 ロール含む) 看護過程事例展開(川嶋担当) 地域の様々な社会資源及び他職種との連携の必要性を理解する。 在宅における栄養管理ケア(吸引・胃瘻ケア) 呼吸障害や嚥下障害のある療養者に対して経管栄養法(胃瘻)がされている。その管理と (磯邉、桶河、川嶋担当) 起こりやすいトラブル、対処法について学ぶ。 (交代制で半数の学生に分かれて行う) 。 在宅ターミナルにおける家族看護①(磯邉、桶 在宅での看取りは療養者及び家族にとって意義があると同時に試練を伴うことも少なく 河、川嶋担当) ない。教材『母を看取る朝』から家族の苦闘の記録を読み解き、終末期看護について学ぶ (前半)。 在宅における排泄と清潔ケア(排泄・陰部洗浄) 寝たきり度の高い療養者に対して、清潔援助のニーズは高い。療養者の意向や身体状況、 (磯邉、桶河、川嶋担当) 療養環境、利用可能な資源を利用して行う在宅での排泄・清潔ケア技術を学ぶ。 在宅ターミナルにおける家族看護②(磯邉、桶 在宅での看取りは療養者及び家族にとって意義があると同時に試練を伴うことも少なく 河、川嶋担当) ない。教材『母を看取る朝』から家族の苦闘の記録を読み解き、終末期看護について学ぶ (後半)。 難病(小脳脊髄変性症)の療養者と家族への援 小脳脊髄変性症の療養者及び家族への援助を学ぶ。人工呼吸器装着など医療ケアが多く療 助① 看護過程事例展開(桶河担当) 養者のみならず家族への教育・指導技術や機器管理の助言の方法を学ぶ。 難病(小脳脊髄変性症)の療養者と家族への援 コミュニケーションの困難性は療養者及び家族にとって負担が大きい。地域の社会資源の 助② 看護過程事例展開(桶河担当) 活用や精神面での支援の必要性を理解すると共に、看護の工夫や長期的視野を含めた支援 について学ぶ。 病院から在宅への退院調整機能と退院調整看 入院から地域(在宅まで)切れ目のない医療を提供するための地域連携システムづくりに 護師の役割(白石担当) 必要な退院調整看護師の活動について学ぶ。 ロールプレイング(家族支援)による被援助者 自分の思考の原因を明らかにし、看護行為を意味づける方法としてのロールプレイングの と援助者の人間関係と看護の役割①(磯邉、桶 実際を学ぶ。援助者と被援助者の人間関係を発展させる方法を学ぶ。 河、川嶋担当) 【シラバス年度】2016 【対象学生】看護学部看護学科 【 授 業 科 目 名 】 在宅看護技術論Ⅱ K100086 【 時 間 割 担 当 者 】 磯邉厚子 桶河華代・川嶋元子 【配当年次・実施時期】 3 年次 前期 【曜日・時限】 ■授業スケジュール 回 授業計画 26 27 28 29 30 ロールプレイング(家族支援)による被援助者 と援助者の人間関係と看護の役割②(磯邉、桶 河、川嶋担当) 保健・医療・福祉の状況変化に対応するこれ からの在宅看護の方向性と展望(磯邉担当) 地域包括支援センターの専門職者の役割(青峰 担当) 臨地実習について(実習の進め方、実習場所な ど)看護過程事例演習のまとめ(磯邉、桶河、 川嶋担当) 在宅看護学のまとめ――今後の取り組み (磯 邉、桶河、川嶋担当) 火 【科目分類】 【単 位 数】 【時 間 数】 3時限 必修 2 60 学習のポイント 患者役、家族役、看護師役の演出の準備から患者理解を深めるリアルな体験を行うことで、 他人の気持ちを考え看護を行う必要性を学ぶ。 介護予防や認知症アセスメントなど在宅看護が地域で取り組むべき重要なテーマである。 地域で暮らす人々の生活を多面的に理解し、時代の要請を踏まえた在宅看護を学ぶ。 高齢者が希望する生活を自立して送ることができるよう、高齢者支援の機関、関係者、支 援ネットワークなどの地域包括支援センターの役割とマネジメントの必要性を理解する。 臨地実習についての取り組み(事前学習、実習の進め方、実習場所など)を理解する。 看護過程事例演習のまとめ(課題と今後の取り組み)を理解する。 看護過程事例演習のまとめ及び在宅看護学Ⅰ-Ⅱを通して疑問等を出し合い、再確認をす る。在宅看護に関わる看護者の基本的姿勢についても再確認する。在宅看護の発展の可能 性を理解する。 ■履修要件 「在宅看護技術論Ⅰ」を学んだうえでの学習になります。 ■成績評価の方法・基準 平常点 種別 割合 100 % 評価基準 授業での課題レポートを求めます。内容が授業のねらい、テーマに即しているか、妥当な記述であるか、 提出期限が守られているかを評価します。 ■教科書・テキスト 在宅看護学講座, ナカニシヤ出版 家族看護を基盤とした在宅看護論 Ⅱ実践編(第 3 版),日本看護協会出版会 ■参考書 医療福祉総合ガイドブック:医学書院 根拠がわる在宅看護技術:メヂカルフレンド社 スキルアップのための在宅看護マニュアル, 学研 ■授業外学習の指示(準備学習等に必要な時間含む) 授業(技術演習)の際に、事前・事後の学習レポート(2時間程度を要する)を求めます。 ■オフィスアワー 随時受け付けます。(看護棟205号室-磯邉研究室)(看護棟226号室-桶河、川嶋研究室) ■担当教員からのメッセージ 実際に「在宅看護学実習」で体験するような内容を学びます。 対象の生活に応じた質の高いケアができるよう、その援助技術を学びます。 ■担当教員の連絡先 [email protected] [email protected] [email protected]
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