平成18年新館乙女の里が開設された時、この中庭に梅の木が２本植えられていました。お年
寄りと一緒に時を重ねてきた梅が、平成26年病気にかかり花が咲かなくなってしまいました。
「この木はもう元気がないですね。」
「他の木と植え替えた方がいいですよ。」
そんな話が出ましたが、それでは梅の木が可哀想です。一緒に時を重ねてきたお年寄りも毎
年この中庭に咲く梅の花を楽しみにしています。
そこで、何年後かに梅の花が咲くことを願って、中庭をリノベーションをすることにしました。
梅の木を残しながら、みんなが集える庭にしたい
そんな私達の思いを、ザ・シーズン静岡 チーフデザイ
ナーの大場亮太様協力の元、形にすることができました。
実際にでき上がった庭は、梅の木を見守るように草木や
花であふれ、あたたかい庭へと生まれ変わりました。
梅の木も少しずつ花数を増やしてくれればと願っています。
２０１５
01 あたたかな庭へ