淡路市竹資源供給及び活用計画策定業務 プロポーザル実施要項 平成28年7月 淡 路 市 目 的 淡路市は、市域の 7.4%が竹林に占められており、荒廃した放置竹林によって里山生 態系の劣化、地すべり等の自然災害への影響、農作物への鳥獣被害など様々な課題が指 摘されている。竹資源を将来にわたって持続的に管理し燃料として利用するために、そ の資源量及び利用可能量を把握するとともに、計画的な伐採計画を策定する必要がある。 温室効果ガスを削減する上では、竹資源による燃料を活用した竹チップボイラを市内 の温浴施設等に導入し稼動することで現時点の重油焚きボイラによる重油消費量を低 減する必要がある。 一方、国内外での竹チップボイラによる熱利用などの運用実積は少なく、市内におけ る実証試験中の竹チップボイラ等を利用して基本性能や信頼性を確認し、竹チップボイ ラの実用化に向けた導入上の課題や条件を整理しておく必要がある。 本事業は、上記の課題を踏まえて、竹の伐採から利用に至る竹資源活用サイクル及び 需要先での竹チップボイラ導入に係る具体的な検討を行うことを目的として実施する。 1 業務概要 (1) 業務名称 淡路市竹資源供給及び活用計画策定業務 (2) 業務内容 別紙「仕様書」のとおり (3) 委託期間 契約締結の日から平成29年2月15日(水)まで (4) 参考事業規模(委託限度額) 予算額14,800,000円(消費税及び地方消費税を含む。) ※ 当該予算額は、環境省における木質バイオマス資源の持続的活用による再 生可能エネルギー導入計画策定事業に要する限度額であり、契約時の予定額 を示すものではなく、当該事業の規模を示すためのものであることに留意す ること。 2 参加資格及び条件 本業務におけるプロポーザルに参加できる者は、次の要件を全て満たしている者と する。 (1) 告示日現在において、淡路市競争入札参加資格を有している者であること。 (2) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項の規定に 該当しない者であること。 (3) 会社更生法(平成14年法律第16号)に基づく更生手続開始の申立て及び民 事再生法(平成11年法律第225号)に基づく再生手続開始の申立てがなされて いないこと。 (4) 淡路市指名停止基準に関する規程(平成17年淡路市訓令第21号)による指 - 1 - 名停止を受けていないこと。 (5) 淡路市暴力団排除条例(平成25年淡路市条例第9号)第2条第1号に規定す る暴力団、同条第2号に規定する暴力団員及び同条第3号に規定する暴力団密接関 係者と認められる者に該当しないこと。 (6) 平成23年度以降に官公庁が発注したバイオマス燃料材供給、バイオマス熱電 利用、再生可能エネルギーのいずれかに係る事業化計画の策定の実績を有すること。 (7) 法人税、消費税、地方消費税、本市が賦課する税及び本社がある市区町村に納 付すべき税の滞納がないこと。 (8) 商法(明治32年法律第48号)第381条の規定による整理開始の申立てを なされていない者であること。破産法(大正11年法律71号)第132条又は第 133条の規定による破産の申立てをなされていない者であること。 (9) 次の認証を受けていること。 ① 品質マネジメントシステム適合性評価制度による公的外部機関の ISO9001(品 質)を取得していること。 ② 環境マネジメントシステム適合性評価制度による公的外部機関の ISO14001(環 境)を取得していること。 ③ (一財)日本情報経済社会推進協会「個人情報保護に関する事業者認定制度」 による JISQ15001(プライバシーマーク)を取得していること。 ④ 情報 シス テムセ キ ュリ ティ 管理 適合性 評 価制 度に よる 公的外 部 機関 の ISO27001(情報セキュリティ)を本業務の契約相手となる拠点(本店・支店・営 業所)が取得していること。 (10) 次の技術者を配置出来ること。 ① 管理技術者は、本業務の経験豊富な技術士(環境部門)の資格を有するものと する。 ② 照査技術者は、技術士(総合技術監理部門)を有するものとする。 3 事業候補者の選定方法 (1) 公募型プロポーザル方式により、提案書、見積書及び提案説明等の内容を審査 し、本市の予定する事業の実現に最も適した提案を行った事業候補者を選定する。 (2) 淡路市竹資源供給及び活用計画策定業務の淡路市プロポーザル候補者選定審 議会(以下「選定審議会」という。)を設置し、委員6名により事業候補者を選定 する。 (3) 選定審議会の委員名は公表しない。 4 全体のスケジュール(予定) プロポーザルに係るスケジュールは、次のとおりとする。 項 プロポーザル公告 目 日 程 平成 28 年 7 月 21 日(木) - 2 - 備 要項等資料配布 考 項 目 日 程 備 考 質問締め切り 平成 28 年 8 月 1 日(月) 様式8 質問回答期限 平成 28 年 8 月 3 日(水) 参加意思表明書受付期限 平成 28 年 8 月 3 日(水) 企画提案書類提出要請 平成 28 年 8 月 3 日(水) 企画提案書提出期限 平成 28 年 8 月 18 日(木) 5(4)③ 選定審査 平成 28 年 8 月 25 日(木) プレゼンテーション 選考結果通知(予定) 平成 28 年 8 月 30 日(火) 契約締結(予定) 平成 28 年 8 月 31 日(水) 様式1 5 募集内容 (1) 募集方法・資料配布 公募型プロポーザルによる入札公告を、淡路市ホームページ及び掲示板に掲載 し募集する。実施要項、仕様書及び各種様式は募集期間内において配布する。 なお、配布資料は、淡路市ホームページからダウンロードがする方法により、 本実施要項等を取得することもできる。 ① 配布期間 平成28年7月21日(木)から同年8月3日(水)まで 午前9時から午後5時まで(土曜日、日曜日及び祝日を除く。 以下「休日」という。 ② 配布場所 (事務局)淡路市役所 総務部管財課(入札担当) 〒656-2292 淡路市生穂新島8番地 TEL 0799-64-2540 電子メール [email protected] ホームページ URL http://www.city.awaji.lg.jp ③ 配布資料 ア 淡路市竹資源供給及び活用計画策定事業プロポーザル実施要項 イ 仕様書(別紙1) ウ プロポーザル参加意思表明書(様式1) エ 会社概要書(様式2) オ 業務経歴書(様式3) カ 業務実施体制調書(様式4) キ 見積書(様式5) ク 淡路市竹資源供給及び活用計画策定業務に関する質問書(様式6) (2) 参加意思表明書の申込、提出方法 ① 提出期間 平成28年7月21日(木)から同年8月3日(水)まで 午前9時から午後5時まで(休日を除く。ただし、最終日の8月 3日(水)にあっては、午前9時から正午まで。) - 3 - ※ 申込受付締切日の8月3日(水)において、応募者が1事業者の場合、申込 受付締切日を延長する場合がある。 ② 提出方法 電子メールで提出すること。 ③ 提出書類 プロポーザル参加意思表明書(様式1) ④ 提出部数 1部 ⑤ 提 出 先 (事務局)淡路市役所 総務部管財課(入札担当) 〒656-2292 淡路市生穂新島8番地 TEL 0799-64-2540 電子メール [email protected] (3) 質問書の受付・回答 ① 提出期間 平成28年7月21日(木)から同年8月1日(月)まで 午前9時から午後5時まで(休日を除く。ただし、最終日の8月 1日(月)にあっては、午前9時から正午まで。 ) ② 提出方法 電子メールで提出すること。 ※ 口頭、電話、ファクシミリ等による質問は、受け付けない。 ③ 提出書類 質問書(様式6) ④ 提出部数 1部 ⑤ 提 出 先 (事務局)淡路市役所 総務部管財課(入札担当) 〒656-2292 淡路市生穂新島8番地 TEL 0799-64-2540 電子メール [email protected] ⑥ 質問に対する回答 質問に対する回答は、プロポーザル応募意思表明書、淡路市竹資源供給及び活 用計画策定業務に関する質問書を提出した全ての者に、8月3日(水)午後5時 までに電子メールにて回答する。質問書には、必ず電子メールアドレスを必ず記 載すること。 なお、質問に対する回答をもって、本実施要項の補完、追加、修正とする。 (4) 提案書等の提出書類・提出先 ① 提出期間 平成28年8月3日(水)から同月18日(木)まで 午前9時から午後5時まで(休日を除く。ただし、最終日の8月 18日(木)にあっては、午前9時から正午まで。) ② 提出方法 直接事務局へ持参すること(郵送による提出は、受け付けない。 )。 ※ 事務局から提出書類に関し、説明を求められた場合は、そ れに応じること。 ③ 提出書類 ア 会社概要書(様式2)及び添付書類 ・ 会社概要等のパンフレット及び JISQ15001 プライバシーマーク登録書写し (P マーク)並びに ISO27001 登録書写(情報セキュリティマネジメントシ - 4 - ステム)等の認証資格証(写)を添付すること。 ・ 税務署等発行の納税証明書の写し ※ 管轄税務署が発行した法人税、消費税及び地方消費税及び本市、本社が ある市区町村に納付すべき税について「未納のないことを証明する書類」 の写し ・過去3カ年分の決算報告書 イ 業務経歴書(様式3)及び添付書類 業務経歴においては、企業としての次の業務実績を記載し業務委託契約書及 び仕様書の写しを添付すること。 ・ 平成23年度以降に官公庁が発注したバイオマス燃料材供給、バイオマス 熱電利用のいずれかに係る事業化計画の策定実績 ・ 平成23年度以降兵庫県内における再生可能エネルギー導入促進検討業務 の実績 ウ 業務実施体制調書(様式4)及び添付書類 ・ 管理技術者は、本業務の経験豊富な技術士(環境部門)の資格を有する者 とする。 ・ 照査技術者は、技術士(総合技術監理部門)の資格を有するものとする。 ・ 管理技術者及び照査技術者においては資格を証するものの写しを添付する こと。 ・ 受託者と管理技術者、照査技術者及び担当技術者との間に直接的かつ恒常 的な雇用関係があることを証明する書類(健康保険証又は雇用保険被保険者 証の写し等)を添付すること。 エ 見積書(様式5) ・ 積算根拠をできるだけ詳細に記したもの オ 企画提案書(任意様式) ・ A4版縦様式。ただし、A3版による折り込み頁の挿入は可とする。 カ 提出部数 正1部、副10部 ・ 製本は、様式2から様式5までと企画提案書とし、押印した見積もり及び 各種添付書類は正1部のみに添付し、インデックスを付して、A4ファイル に綴じて提出すること。 ※ 提出書類が不足している場合は、受理しない。 ④ 提 出 先 (事務局)淡路市役所 総務部管財課(入札担当) 〒656-2292 淡路市生穂新島8番地 TEL 0799-64-2540 6 事業候補者の選定と審査 (1) 淡路市竹資源供給及び活用計画策定業務仕様書 別紙仕様書のとおり - 5 - (2) 審査項目及び評価の視点 ① 企業の業務遂行能力・実績 (書類審査)30点満点 審査項目 業務遂行能力 評価の視点 配点 経営の健全性・安定性、技術者の人数、有資格者の人 数 5 官公庁が発注したバイオマス燃料材供給、バイオマス 履行実績 熱電利用のいずれかに係る事業化計画の策定実績、 15 兵庫県内再生可能エネルギー導入促進検討に係る実績 精通度・専門性 管理技術者、照査技術者等の資格及び経験 5 品質・環境・情 企業の品質確保・環境配慮・情報管理の体制 報管理 合 計 5 30 ② 提案審査 (プレゼンテーション 質疑応答)70点満点 審査項目 見積書 提案書 評価項目 評価の視点 見積額(全体額) 価格点=10× 提案者中で最も低い金額 当該提案者の提案金額 配点 10 業務実施方針 事業特性と課題の的確性 事業実施体制 取組・体制 5 事業工程 取組・体制 5 竹資源活用サイクル の具体化における提 案 ネート力 企画力・的確性・実現性・コーディ 検討会等の運営 ネート力 プレゼンテーション 能力 企画力・的確性・実現性・コーディ 事業理解・説得性・実現性 合 計 10 25 10 5 70 (3) 審査実施方法 ① 学識経験者や市職員等で構成する選定審議会において審査を実施する。 ② 審査は、点数化して評価する。審査は総合的に判断し、価格のみならず技術力、 - 6 - 企画力、専門性、表現力、実績等の各要素によって評価の最も高い者を事業候補 者として選定する。 なお、①企業の経営規模・実績の審査(30点満点)と②提案審査(70点満 点)の合計点は100点とし、②提案審査は70点に委員の人数で乗じた点数を 満点とし、合計点を審査点とする。獲得した審査点が6割に満たない者は失格と する。 ③ 提案説明は、採点表の審査項目の順番に一致すること。 ④ 選定審議会は、総合得点の高い順に最優秀候補者と優秀候補者の2者を選定す るものとする。 ⑤ 最高得点者が複数ある場合は、選定審議会の協議により決定するものとする。 ⑥ 応募者が1者であっても選定審議会の審査により決定するものとする。 なお、審査実施結果等に対する質問又は異議については、一切受け付けない。 ⑦ 提案書の内容及び提案内容についてのプレゼンテーション、質疑応答により審 査を実施する。審査の選定時間は1者当たり30分以内とする。そのうちプレゼ ンテーションを20分程度、質疑応答時間を10分程度とする。 ⑧ 本業務に直接携わる者が提出された資料を基にプレゼンテーションを行うも のとする。 ⑨ 説明のため、プロジェクター及び機材の持込みについて許可をするが、スクリ ーン及び電源以外の諸機材は、全て応募者で準備すること。 7 提出書類等の取扱い 提出書類の取扱いは、次の各号によるものとする。 (1) 提出された提案書は、事業選定以外に、提出者に無断で使用することはない。 ただし、プロポーザルにおける選定過程の情報は、全て市政情報であることから、 応募書類及び提出書類は、淡路市情報公開条例(平成17年淡路市条例第9号)の 定めるところにより、情報公開請求の対象となる(個人情報等を除く)。 本プロポーザルに係る情報公開請求があった場合は、提出書類を開示する場合が ある。 (2) 事業候補者の提出書類(提案書を含む。)は、契約締結後に選定結果とともに 公表する場合がある。プロポーザル応募者は、事業候補者となった場合には、提出 書類が公表されることを了承の上、本件プロポーザルに応募するものとする。 (3) 提案書等は、事業者選定に伴う作業等に必要な範囲において、複製を作成する ことがある。 (4) プロポーザル関連書類作成のために本市が配布した資料等は、淡路市の許可な く公表又は使用することはできません。 (5) 選定された提案書に係る著作権は作成者に帰属し、本市は無条件でその使用権 をもつものとし、本件の報告、説明、公表等のために必要な場合は、提出書類の内 容を無償で使用できるものとする。 - 7 - (6) 提出書類は、一切返却しません。 (7) 提案書提出期限後の提案等の修正又は変更は、一切認めない。 (8) 調査の内容に関する質問事項については、一切受け付けない。 (9) 提案書が次のいずれかに該当する場合には、無効となることがある。 ① 提出日、提出先、提出方法に合致しないとき。 ② 本実施要項の作成方法等に合致しないもの ③ 記載すべき事項以外の内容が記載されているもの ④ 許容された表現方法以外の表現方法が用いられているもの ⑤ 提出書類に虚偽の記載があった場合 (10) 提出書類に記載した総括責任者及び各分野の担当者は、病気・死亡等極めて特 別な場合を除き、変更することができない。 8 その他 (1) プロポーザルの応募に必要な費用は、プロポーザル応募者の負担とする。 (2) プロポーザルの応募に当たりプロポーザル応募者に生じた損害等について市 は、一切その責を負わない。 (3) プロポーザル応募者は、本業務により知り得た個人情報及び資料その他守秘す べき情報を他に漏らしてはならない。また、業務終了後、保管している情報等につ いては、速やかにシュレッダー等で破棄し、電子データは完全に消去すること。 (4) 公正なプロポーザルが確保できないと判断した場合は、中止することがある。 (5) 見積書に記載する金額は消費税抜きの金額とし、見積書に記載する宛名は、 「淡 路市長 門 康彦」とする。 (6) プロポーザル審査結果に基づき、市は最優秀候補者と協議し、企画・提案内容 を反映した仕様書を調整の上、契約を締結するものとする。ただし、最優秀候補者 と契約する予定であるが、事情により契約を締結できないときは、優秀候補者と契 約する場合がある。 (7) 契約金額の支払いについては、業務検査後に支払うものとする。 (8) 提案者の失格 次のいずれかに事業者が該当する場合は、失格とする。 ① 提出期限を過ぎて企画提案書等が提出された場合 ② 提出書類に虚偽の記載があった場合 ③ 会社更生法等の適用を申請する等、契約を履行することが困難と認められる状 態に至った場合 ④ プレゼンテーションに欠席した場合 ⑤ 見積書の見積額(税込)が予算計上額を超えている場合 ⑥ その他、提案に当たり著しく信義に反する行為があった場合 ⑦ 提案に当たり著しく信義に反する行為等があったと認められた場合 ⑧ 審査の公平性を害する行為があった場合 - 8 - ⑨ 応募に必要な条件を満たしていない者は評価の対象としない場合 (9) 企画提案書及び見積書に示された内容について最優秀候補者と協議、確認し、 契約候補者とする。なお、協議の結果、最優秀候補者が契約候補者として無効にな った場合は、優秀候補者と協議を行い、契約候補者を決定する。 (10) 前号で決定した仕様、価格により、契約候補者と地方自治法施行令第167条 の2第1項第2号による委託契約を締結する。 - 9 -
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