40 - 日本青年会議所

日本JCメールマガジンVol.40
【 山本 樹育 「心」の言葉 第5回 】
強く
優しく
しなやかに
あらゆる価値の根源となれ!
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2016年7月22日発行
公益社団法人日本青年会議所2016年度メールマガジンVol.40
独立自尊の精神と良心が織りなす
「心」ある国 日本の創造
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【 山本 樹育 「心」の言葉 第5回 】
「成長の定点観測」
JCは、自らが成長をしているかどうか定点観測できる団体である。
それは、毎年同じ時期に何をしていたかが明確に分かるからである。
私にとっての定点観測の一つは国際アカデミーである。
初めて日本JCに出向したのは、2007年の国際アカデミー委員会
【盛岡開催】であった。
担当は夜警だった。ほとんど昼に活動をすることなく、夜の見回りを毎日行い続け、
1週間のアカデミーを終えた。
自分の役割に疑問を持ったこともあったが、それは翌年に
ものの見事に吹き飛ぶことになる。
2008年、デリゲイツとして国際アカデミー【立川開催】に参加した。
デリゲイツの立場になってみて、裏方で支えてくれる開催地LOMや担当委員会
メンバーの皆様がいてこそ、事業が成り立っていることを改めて肌で感じた。
そして、前年に自分が担った夜警という役割にも、大きな意味があったことを知った。
裏方で任せられた役割を、地道にしっかりと行う一人ひとりのメンバーの皆様の
支えがあったからこそ、私の人生を劇的に変えたアカデミーとなったのだ。
自らにとって素晴らしいアカデミーとすること、それを起点として成長していくことが、
裏方で支えている皆様への恩返しになると感じた。
2009年は、副委員長として国際アカデミー委員会【鹿児島開催】に出向した。
与えられた小委員会は、海外デリゲイツ担当であり、世界各国・日本全国のリーダー
となるメンバーのトレーニングの場を、友情を育む機会を創ることができた。
この年もまた、前年に裏方で支えてくれたメンバーの皆様への恩返しをするような
気持ちで、デリゲイツのことを思い、仲間とともに苦しくも最高の一週間を過ごした。
私にとって、この2009年は、これまでとは全く違うものとなった。
それは、初めて日本JCの副委員長となり、小委員会メンバーとともに担いを
全うすることができたことである。
今でも当時のメンバーは、日本全国でJCに仕事に活躍している。
出向によって得ることができた彼らとの友情は私の最高の財産である。
このように、毎年同じ時期の自分を定点観測して、成長しているかどうかを
測ることができるのがJCである。
成長とは、
「今まで目に見えなかったことが見えるようになること。
今までできなかったことができるようになること。
」である。
では、成長するためには、どうするのか。
それは、毎年新しいことに挑戦することである。
できることを毎年繰り返していても仕方がない。
JCでは新しい挑戦を行うことができる場所が沢山用意されている。
少し背伸びをして、できるかわからないことに挑戦をして欲しい。
他者のため、地域のため、国家のため、大切な人たちのために。
臆せずに挑戦してもらいたい。
変化は必ずしも進化を伴わないかもしれない、しかし進化は変化なしにはありえない。
今年もそれを決める時期がやってきた。
失敗を恐れずに挑戦を続けよう。
やり遂げた者にしか見えない景色を一年の最後に見たいと思う。
公益社団法人日本青年会議所
第65代会頭 山本 樹育
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公益社団法人日本青年会議所 2016年度 メールマガジン
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