(6件)はこちら(1.01MB) - 農商工連携等によるグローバルバリュー

<⽇本の”活⿂”を運ぶ>
⾼収容率活⿂コンテナの利⽤で輸送コストを低減した活⿂輸出システムの構築
 申 請 者:マリンバイオテクノロジー株式会社テ
 ターゲット国:⽶国、シンガポール
<事業概要>
世界で急増する⽇本⾷レストランに⽇本⾷の醍醐味を味わうために不可⽋である⽇本の活⿂を安定供給して正しい⽇本⾷の普及を⽀
援するため、以下の実証事業を実施し、活⿂の⽣産から国内輸送、畜養、船舶輸送および海外販売まで⼀連の「活⿂輸出システム」を構
築する。
1.天然活⿂および養殖活⿂の⽣産量拡⼤のための⽣産現場における「活⿂コンテナ」の利⽤促進。
2.⽣産された活⿂を輸出⽤ストックヤード(活⿂の畜養施設)に運ぶ「⿇酔装置付活⿂コンテナ」による活⿂輸送システムの導⼊。
3.輸出⽤活⿂を低コストでストックするための「熱交換式施設を利⽤した活⿂畜養システム」の導⼊。
4.「船舶輸送⽤活⿂コンテナ」を⽤いた環太平洋地域への活⿂輸出実証試験の実施。
【申請者】マリンバイオテクノロジー(株)
(福岡県宗像市)
・ ⿇酔装置付活⿂コンテナによる国内活
⿂輸送システムの構築
・活⿂畜養システムの構築
・船舶活⿂コンテナによる活⿂輸出システ
ムの構築
【 共同事業体】全国漁業協同組合連合
(東京都千代⽥区)
・ 輸出⽤活⿂の提供を⽀援
【 共同事業体】三菱倉庫(株)(東京都⼤⽥区)
・ 活⿂輸出先国のストックヤード提供
・ 輸出⼊許可⼿続きの⽀援
【 共同事業体】鳴海運輸(株)(福岡県春⽇市)
・ 活⿂コンテナの産地〜輸出港間の国内輸送を⽀
援
【 共同事業体】⽇建リース⼯業(株)(東京都千代
⽥区)
・ 活⿂コンテナの流通コストの検討
・ 活⿂コンテナリース業のFS実施
<地⽅卸売市場の地域商社化>
地⽅卸売市場の集荷機能、最新式保冷機能等を活⽤した、北海道産農産物等の⾼鮮度供給体制の構築による、
地⽅卸売市場の地域商社化に向けたアジア圏への物流及び商流の構築
 申 請 者:滝川地⽅卸売市場株式会社(滝川市)
 ターゲット国 :マレーシア、タイ、⾹港
<事業概要>
滝川地⽅卸売市場が、北海道内各地から効率的に農産物等を集荷できる⽴地条件及び市場機能を活かし、最新式の予冷・保管
設備の導⼊による効率的・安定的な⾼鮮度農産物等供給体制の構築により、海外マーケットの需要や地域の⼩⼝輸出ニーズに対応した
地域商社としての新事業展開を図るため、以下の実証事業を実施する。
1.最新式氷点冷蔵保管設備による農産物に応じた最適保管・管理を通じた鮮度保持輸送実証の実施
2.海外マーケットのニーズに対応した⼩分け・包装(リパック)・アソートの実施
3.アジア圏のバイヤーを対象とした産地⾒学ツアーの実施
4.海外現地流通業と連携したプロモーション及びマーケティング調査の実施
【滝川地⽅卸売市場(株)】
・現地⽇系流通業等と連携したPRイベント及
びマーケティング調査の実施
・アジア圏のバイヤーを対象とした産地⾒学ツ
アーの実施
・最新式氷点冷蔵保管設備による農産物に
応じた最適保管・管理を通じた鮮度保持輸
送実証
・海外マーケットのニーズに応じた⼩分け・リパッ
ク・アソートの実施
【(株)加藤商店(参画事業者)】
・農産物の供給
農⽔産物、菓⼦
【(有)岩⽥⻘果(参画事業者)】
・農産物の供給
【(株)極洋(参画事業者)】
・⽔産物の供給
【(有)ほんだ菓⼦司(参画事業者)】
・和洋菓⼦の開発
<IoTを活⽤した鮮度管理不良の特定・改善>
スマート・コールドチェーン事業による⾷品の輸出促進事業
 申 請 者:株式会社イークラフトマン(札幌市)
 ターゲット国 :ベトナム
<事業概要>
⽇本から輸出される⽣鮮品は冷温管理されたリーファーコンテナ等で輸送されているが、相⼿国内の輸送中または保管中にコンテナから
出され放置されたまま温度管理が不徹底となっていることが多々ある。これまでは誰が、いつ、どこで、どのくらいの時間荷物を放置していたか
というデータが存在しなかったため、具体的な改善策を講じることが困難だった。本事業では、⼩型IoTデバイスを⽤い、荷物温度をスマート
フォンとクラウドで管理・分析し、温度管理技術指導を⾏うことにより、扱われる荷の⾼鮮度・⾼品質維持を図る。
1.スマート・コールドチェーン事業⽤のポータルサイトの構築
2.⼩型IoT温度管理デバイスを貼付した荷物(⽣鮮品)をベトナムへ実証輸送
3.ベトナムでのスマート・コールドチェーン事業のPRイベントの実施
4.ベトナムにおける輸送業務及び管理体制の改善
【ベトナムの⽇本料理店、スーパー他)】
・シームレスに温度管理された商品を供給する⼩売
店の差別化PRイベント実施
【北海道内の⾷品⽣産者、メーカー、卸売業者】
・⾷品提供(ホタテ、カレイ、タコ、アマエビ、ホッケ、じゃがい
も、ながいも、とうもろこし、かぼちゃ等)
【 (株)イークラフトマン】
・⼩型温度管理デバイスを回収し温度変
化分析
・実証事業⽤ポータルサイトの構築
・評価システムの構築
【海外物流会社】
・温度管理が不徹底な現地輸送会社に対する
輸送・保管業務改善
【国内物流会社】
・⼩型温度管理デバイスを貼付した荷物のベトナムへ
の実証輸送
<広域産地の国産イチゴを統⼀ブランドとして⼤規模に輸出>
イチゴ等⻘果物の輸出輸送過程における鮮度保持期間の延⻑並びに損傷確率の低減に寄与する
技術開発及び輸送体制の確⽴、および広域産地間連携による⼤規模輸出にむけた体制の構築
 申 請 者 : 農業⽣産法⼈ 株式会社 GRA(宮城県亘理郡⼭元町)
 タ ー ゲ ッ ト 国 : アジア諸国(⾹港、台湾、マレーシア、タイ、シンガポール、インドネシア等)、北⽶
<事業概要>
アジア諸国を主なターゲットとして、イチゴやトマト等の⻘果物及び農産物加⼯品の輸出拡⼤に向け、以下5点に取り組む。
①海外市場での⽇本産イチゴ等⻘果物の競争⼒強化を⽬的とする、広域産地連携による集荷ネットワークと統⼀ブランドの構築
②航空輸送による損傷が⽐較的多いイチゴ等⻘果物の輸出に関し、損傷確率の極⼩化を⽬的とした梱包資材の開発とロジスティクスの構
築
③輸送量の調整とイチゴ等⻘果物の輸出可能期の延⻑に寄与する、⽣鮮⻘果の⻑期保存法とコールドチェーンロジスティクスの確⽴
④イチゴを原料としたスパークリングワインの定温輸送に係るコスト削減ノウハウの確⽴
⑤現地業者との協⼒による⼤規模な広告宣伝活動
【 ㈱GRA (代表申請者)】
・全国産地⽣産者とりまとめ及び供給ネッ
トワーク構築
・氷温技術保存体制の確⽴
・統⼀ブランド構築とりまとめ
・海外営業戦略構築
【Top Weal Limited(⾹港)/選定
中(シンガポール、タイ、マレーシア、北
⽶)】
・海外営業戦略
【三菱商事㈱(共同事業体)】
・輸送業者・海外業者との調整
・輸出戦略全般の構築協⼒
【 ㈱みちさき/中⼩規模地域農家/新
規就農者】
・イチゴ等の⽣産と供給
【 ㈱⼤⻘⼯業】
・ 氷温冷蔵技術の提供と体制確⽴
【 ⽇本通運/ナカムラエアーエクスプレス
(共同事業体)】
・ 鮮度保持および損傷確率低減に係る
技術開発とロジの構築
<先端から末端まで鮮度を維持:新鮮野菜をアジアへ>
農作物の⼩⼝輸送機器に於ける鮮度保持の実証事業
 申 請 者 :サンデン・リテールシステム株式会社(東京都)
 ターゲット国 :シンガポール、タイ等(ASEAN諸国)
!改善!
<事業概要>
農産物の海外輸出のコールドチェーンにおいて、航空輸送・船舶輸送⽤の鮮度管理コンテナ等の開発は各社にて進められているが、
国内における「産地から航空・船舶輸送まで」、輸出先国における「空港・港湾から最終⽬的地」までの鮮度管理輸送機器においては、
冷凍・冷蔵⾞による温度管理のみの⼤量輸送に⽌まり、コールドチェーンの先端と末端での⼩⼝輸送に対する鮮度管理機器の配備は
進んでいない状況。
本事業では、国内及び輸出先国内に於ける⼩⼝輸送⽤鮮度管理機器として、コールドロールボックスの「定温化」と「湿度管理機能」
「環境気体管理機能」「殺菌機能」の付加により、上記の農産物輸出における課題を解決し、鮮度保持コールドチェーンの確⽴を⽬指す。
【サンデン・リテールシステム
株式会社(代表申請者)】
・コールドチェーンビジネス構築
・⼩⼝輸送機器に
於ける鮮度保持
効果の実証
【群⾺県⽴群⾺産業技術
センター(委託先)】
・野菜の
鮮度評価
【⽇系⾷品販売チェーン】
・海外での野菜販売
【群⾺県農政部・全国農業協同組合連合会】
・群⾺県ブランド推進⻘果の選定
(ホウレンソウ、レタス、梨、フルーツトマト等)
【⻘果卸販売会社】
・タイ,シンガポールの⽇系
店舗での課題調査,ヒア
リング
【⼤⼿物流会社】
・海外物流アドバイス
・⾹港での店舗調査協⼒
【⻘果卸販売会社】
・テスト⽤⻘果供給
・テスト⻘果の鮮度保持効果の評価等
コールドロールボックス
<世界初”あたらないカキ“を東南アジアへ>
完全陸上養殖による世界初のあたらないカキ⽣産事業化における東南アジア輸出に向けたバリューチェーン構築
 申
請
者
: 株式会社ジーオー・ファーム(沖縄県久⽶島町)
 タ ー ゲ ッ ト 国 : 台湾・タイ・⾹港・シンガポール
※現在シンガポールでは⽇本からの⽣カキ輸⼊は認められていないが、今後の輸⼊可を想定
<事業概要>
沖縄県久⽶島で事業化に向け取組んでいる完全陸上養殖のカキは、⼈に害を及ぼす細菌、ウイルスの存在しない海洋深層⽔を活⽤し
た「あたらないカキ」である。また、カキの餌料コントロールにより⾼付加価値化を実現させ、那覇のハブ空港を活⽤した東南アジアへの輸出へ
向け、以下の取り組みを⾏う。
1.世界初のカキ陸上養殖によるカキの海外輸出に向けたバリューチェーン構築
2.カキの浄化加⼯システムを有する共同事業体の鮮度保持実証と海外展開における鮮度向上システムの構築
3.沖縄県、及び久⽶島町の特産品催事を⾏う東南アジア現地法⼈へのプロモーション実施
【 グループ会社を現地に設⽴予定
(2017年度中)】
・ 東南アジアホテル、レストランへの卸
販売事業
【 株式会社ジーオー・ファーム】
・ 陸上養殖⽣産先端システムの製作
・あたらないカキの⽣産
【 ⼀般財団法⼈宮城県公衆衛⽣協
会】
・ カキ鮮度保持試験による鮮度保持
状態の実証
【 国⽴⼤学法⼈東北⼤学】
【Reed Mariculture Inc】
・ 陸上養殖カキの⾼付加価値化実証
【 ⽇本トランスオーシャン航空株式会
社】
【琉球エアーコミューター株式会社】
・ 航空輸送時の鮮度システム構築、実
証
【 株式会社海洋深層⽔かきセンター】
【 ⾼砂熱学⼯業株式会社】
・ Japanese brand oysterの加⼯
・鮮度保持システムの構築