平成 28 年夏号 常盤台おとしより相談センター便り 発行:板橋区常盤台おとしより相談センター 監修:板橋区おとしより保健福祉センター 低栄養を予防しましょう! 高齢になると「食が細くなる」 「食べ物の好みが変わる」 「入れ歯が合わず食事が食べにくくなる」 などの理由で、栄養バランスが偏ったり、エネルギーやたんぱく質が不足しがちになります。エネ ルギーやたんぱく質が不足すると低栄養状態になり、抵抗力や回復力が低下したり、筋力が衰えて 骨折や転倒をしやすくなったりと、病気や介護が必要な状態に陥りやすくなります。 高齢期をいきいきと暮らしていくために、低栄養を予防しましょう! バランスの良い食事を! 高齢期は食が細くなったり、食事が単調になりやす い為、たんぱく質(肉、魚など)、カルシウム(乳製 品、海藻類など)、ビタミン(野菜、くだものなど) が不足しがちです。 以下のポイントを意識してバランスの良い食事を とりましょう! 卵や乳製品 おもに骨を強くし、身体の力をより高めてくれます 肉や魚、納豆や豆腐などの大豆類 おもに血や肉の元になります 野菜や芋、くだもの ・3食をしっかりと食べる おもに身体の調子を整えてくれます ・魚か肉(またはその加工品)を毎食事に1品ずつとる ・コップ1杯の牛乳またはヨーグルトを1日1回とる 穀類や油脂、糖分 ・水分不足に注意する(脱水予防) ・胃腸への負担が少ない消化の良いものをとる おもにエネルギー源や体温の元になります ☆出前講座のお知らせ☆ 常盤台おとしより相談センターでは、地域の皆様のご要望に沿って、福祉や介 護に関する出前講座を行なっております。 下記のテーマ例を参考に、当センターまで是非お声かけ下さい! ○認知症予防について ○悪質商法の手口と対策 ○高齢者の健康について ○成年後見制度とは? ○介護保険制度や介護予防について 等々 【対象】 【費用】 サロン、老人クラブ、町会、自治会、趣味サークル等 無料 熱中症を防ごう! 熱中症とは? 体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節がうまく働かなくなることで起こ る、様々な体の不調を総称した症状の事です。本来なら一定に保たれるはずの体温が上昇 し、体の中に熱がこもってしまいます。日差しが強く、気温がぐんぐん上昇する夏場は思 いがけず症状の進行も早いので要注意です。 急に暑くなった時や梅雨明けの蒸し暑い日は特に注意しましょう! 高齢者は熱中症になりやすい! 熱中症になる方のおよそ半数は高齢者(65歳以上) です。 ① 体内の水分が不足しがちになります。 ② 暑さに対する感覚機能が低下しています。 ③ 暑さに対する体の調節機能が低下します。 ☆ 熱中症の予防法 ☆ 以下のポイントに注意して熱中症を予防していき ましょう! ① 喉が渇かなくても、こまめに水分を補給する。 ② エアコン・扇風機を上手に使用する。 ③ シャワーやタオルで体を冷やす。 ④ 涼しい服装で、外出時は日傘や帽子を使用する。 ⑤ 部屋の風通しを良くする。 ⑥ 部屋の温度や湿度を確認する。 (室温 28℃湿度 60% を目安に) ⑦ 暑い時は無理せず、涼しい場所や施設を利用する。 常 住 電 受 盤 所 話 付 《お問 い合 わせ先 》 台 おとしより相 談 センター :板 橋 区 常 盤 台 1-21-20 :03-5392-0023 時 間 :月 曜 ~土 曜 9:00~17:00
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