H28. 6 下都賀農業振興事務所 農村整備部 5月22日(日)、栃木県小山市と、美田東部、思川西部、絹、結城用水の4土地 改良区は、各土地改良区の管轄するほ場において、「田んぼアート」の田植え体験を 開催した。全3会場には県内外から約900名が参加し、農林水産省関係職員も約 50名が下生井会場に参加し、田植え体験を行った。 小山市では豊かな水と緑と大地を活用し、平成23年度から美田東部、平成26 年度から思川西部、平成27年度から絹・結城用水土地改良区と連携して「田んぼ アート」を開催しており、今年度は農業を通じた国際交流、都市住民との交流を図 るという趣旨のもと、国際的にも有名な手塚治虫氏の代表作である「ブラック・ジ ャック」「ジャングル大帝」「鉄腕アトム」のキャラクターをカラーで再現するとい う、日本初の試みを行った。 地元土地改良区と小山市は、このイベントを契機に農村部に人を呼び込むととも に、収穫される田んぼアート米から6次産業化により付加価値の高い生産品を生み 出すことで、地方創生の推進を目指している。 また、これら田んぼアートは、7月中旬頃には絵柄がはっきりしてくることから、 7月16日(土)には各会場をまわる見学会を予定しており、9月∼10月には稲刈 りも行うこととしている。 これらの活動を通して、都市や地域住民、将来を担う子どもたちの、農業や生き 物への関心が高まり、農業農村及び土地改良区の役割等に対する理解が深まること を期待している。 田植えの様子 集合写真 【栃木県下都賀農業振興事務所】
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