紙類貿易情報講演会録 2016 年 7 月 11 日 13：30－15：00 紙パルプ会館今村記日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合参加者イントロダクション 32 名関税を課すための条件としてその他の用途―３．原産地規易取引のコスト計算が難しくな１．課税物件、２．税率、３．課税則、４．関税引き下げ交渉、５．る。標準、４．納税義務者の４つが貿易政策の手段。そのほか学関税交渉においても、対象品目長瀬透様ある。者、研究者等による経済分析への範囲・定義が明確に定まって「紙類に関する HS 関税分類につい HS 条約についての利用など。いる必要あり。て」 WCO（ベルギーブラッセル）で開 HS 関税分類の国際的な統一適国際貿易に関する輸出入統計発、1988 年発効。加盟国―154 用の必要性を正確に把握することも重要。ヶ国、使用している国、地域― HS 関税分類が国ごとに異なれ貿易の円滑化を阻害。加盟国含め 200 以上（世界貿易ば、関税率の適用に当たり、統のほぼ 100%をカバー）一性・透明性が確保されない恐 HS の用途れ。主たる用途―１．課税、２．統計適用関税率の予測ができず、貿講師政策研究大学院大学客員教授４８類の体系 48.01～48.05：えるストリップ状またはロール状質疑応答塗布していない紙のもの。申告の違反チェックおよびその 48.06～48.11：（b）折りたたんでいない状態に罰則：特殊加工、塗布した紙おいて１辺の長さが 36 センチメチェックは事後確認で正確な関 48.12-48.15：ートルを超え、その他の辺の長税を適用、国との争いは WTO フィルターブロック等さが 15 センチメートルを超えるのパネルで解決。 48.16～48.23：長方形（正方形を含む。）のシーインドの原産地規則：製品などト状のもの。付加価値基準は例外規定等複ロール状またはシート状のも TPP：48 類関税引き下げ雑になっており、個別に確認がの：マレーシア、メキシコ、ペルー、必要。サイズによる分類ベトナムにおいて一部ステージ（a）幅が 36 センチメートルを超ング残る以外はすべて 0％。