平成28年度会長挨拶を掲載しました。

学校の教育目標を実現し,子どもの豊かな学びを支援する学校事務 平成 28 年度 運営方針として ⿅鹿鹿児島県⼩小中学校事務職員研究会 会 ⻑⾧長 今 村 敬 ⾏行行 (⿅鹿鹿児島市⽴立立紫原⼩小学校) このたび,⿅鹿鹿事研の会⻑⾧長を務めさせていただくことになりました。内⽥田前会⻑⾧長を始め先
輩⽅方が築きあげてこられた⿅鹿鹿事研の実績を引き継ぎ,次の世代へ成果を積み重ねたいきた
いと思いますので,ご協⼒力力のほどよろしくお願い致します。 ⿅鹿鹿事研は,本年年度度も「学校の教育⽬目標を実現し,⼦子どもの豊かな学びを⽀支援する学校事
務」をテーマに掲げて活動します。 平成 27 年年 12 ⽉月 21 ⽇日 中央教育審議会答申「チームとしての学校の在り⽅方と今後の改
善⽅方策について」によると,「これからの教育課程には,社会の変化に⽬目を向け,柔軟に受
け⽌止めていく『社会に開かれた教育課程』としての役割が期待される。」とされています。
この理理念念を実現させてゆくためには,各学校において,「アクティブ・ラーニング」の視点
を踏まえた指導⽅方法の不不断の⾒見見直し等による授業改善と「カリキュラム・マネジメント」
を通した組織運営の改善に⼀一体的に取り組むことが重要とされています。さらに,コミュ
ニティ・スクールや様々な地域⼈人材との連携・協働を通して,保護者や地域の⼈人々を巻き
込み教育活動を充実させていくことも求められています。その⼀一⽅方で,社会や経済の変化
に伴い,課題が複雑化・多様化しており,学校や教員だけでは,⼗十分に解決することので
きない課題も増えつつあります。 以上のような状況に対応していくためには,校⻑⾧長のリーダーシップの下,学校のマネジ
メントを強化し,組織として教育活動に取り組む体制を創り上げるとともに,必要な指導
体制を整備することが必要であり,このような「チームとしての学校」の体制を整備する
ことによって,教職員⼀一⼈人⼀一⼈人が,⾃自らの専⾨門性を発揮するとともに,専⾨門スタッフ等の
参画を得て,課題の解決に求められる専⾨門性や経験を補い,⼦子供の教育活動を充実してい
くことが求められています。 今後,学校におけるカリキュラム・マネジメントが重要となってきますが,答申では,
教育活動に必要な⼈人的・物的資源等を効果的に組み合わせていくために,学校の予算施設
管理理等に精通した事務職員がその専⾨門性を⽣生かしつつ広い視点にたって,教頭とともに校
⻑⾧長を学校経営⾯面から補佐するなど,チーム学校の⼀一員としての役割を期待されています。 また,これからの共同実施組織は,認定事務及び教育⽀支援にとどまらず,先輩から後輩
への指導,事務職員の連携・協働の場として機能することによって,⼈人材育成の場として
も期待されています。 さて,⿅鹿鹿事研の活動は,⼤大きく⼆二つあります。⼀一つめは,各専⾨門部・委員会活動の充実
です。研究部を始め,研修部,広報部,⿅鹿鹿児島県学校事務の⼿手引編集委員会,学校事務必
携編集委員会,OA 研究推進委員会は,各活動の成果を⿅鹿鹿事研会員へ還元していきます。⼆二
つめは,研究⼤大会の実施です。⿅鹿鹿事研は,研究成果を外部へアピールする場として,また
全国的な学校事務に関する情報を提供する場として,さらに会員相互の情報を共有する場
として,研究⼤大会を開催します。⿅鹿鹿事研は,この⼆二つの活動を中⼼心に研究活動を進めてま
いりますので,会員の皆様のご協⼒力力をよろしくお願いします。 また,本年年度度の⿅鹿鹿事研の課題として,以下のように掲げます。 1 第2期⿅鹿鹿児島県版「学校事務のグランドデザイン」の検討 2 望ましい「学校事務の共同実施」の模索索 3 外部団体(県教育委員会,県連合校⻑⾧長会,全事研,九州ブロック各県事務研など)と
の連携