市政レポート 参院選 — 結果はいかに —

週刊新社会(改題)第 977 号号外(1988 年1月 18 日第三種郵便物許可)
地域特集(安城市政版)
安城市議会議員 石川つばさ通信
2016 年 7 月 12 日号外
号外
市政レポート
参院選
— 結果はいかに —
まずもって、選挙に伴う混乱で一部地域の方に遅配が生じますことお詫び申し上
げます。
この文章は参議院選挙投票日である 7 月 10 日午前に作成したものです。皆さんの
目に触れるころには選挙結果も出ているころと思います。今回の選挙はアベノミク
スと称する経済政策、消費増税延期、安保関連法、憲法問題、などが主な争点とさ
れました。各メディアからは「改憲 4 党の議席が 2/3 を占める」、「投票率が 50%
を下回る可能性」等の情勢分析が報じられました。
近年の選挙で気になるのは、いわゆるアナウンス効果があまり生じていないこと
です。アナウンス効果とは、ある候補者が落選の危機に瀕していると報じられた場
合に同情票や激励票が集まったり、特定の政党が大勝しそうだと報じられた場合に
勝ち過ぎを懸念する有権者が投票先をそのライバル政党に移すことなどを指しま
す。
ところが、ここ数回の国政選挙では選挙戦序盤の予想がそのまま結果になること
が多いように感じます。報道に影響されず硬い意思を有権者が持つようになったの
か、はたまたバランス感覚が失われたのか、あるいは報道によって揺れ動いていた
層が棄権に回るようになったのか…小選挙区というバイアスのかかった衆議院だけ
でなく、参議院でもこうした傾向がみられることは無視できないポイントであると
感じます。
さて、本文章を作成している間にお昼も間近。早いところでは 10 時間後には当確
情報も出ているかと思います。表現しづらい心境で夜を待ちたいと思います。
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編集:石川つばさを支援する会