平成28年 実 施 要 綱 実施期間 7月22日(金)~7月31日(日) 目 的 この運動は、夏休みに入るこの時期に、子どもたちや若者の開放感 から起こる事故や、夏のレジャーによる疲労運転等から起こる事故が 懸念されることから、「事故を起こさない」「事故に遭わない」ため に、広く県民に交通ル-ルの遵守と正しい交通マナーの実践を呼びか け、交通事故防止の徹底を図ることを目的とします。 スローガン 運動の重点 ① 飲酒・疲労運転の根絶 ② 安全速度の励行 ③ シートベルトとチャイルドシートの着用の徹底 運動の進め方 県、市町村及び関係機関・団体は、相互に連携を密にして、この実 施要綱に基づき、それぞれの実情に即した具体的な実施計画を策定す るとともに、積極的な広報活動などを通じて、すべての県民に周知を 図ることにより、この運動への参加意識を高め、幅広い県民運動とし て展開します。 ◎ 飲酒運転は、アルコールの影響により注意力や判断力が 低下し、交通事故に直結する大変危険な行為です。 夏場の海や山でのレジャーは楽しく開放的な環境の中、 バーベキューなどお酒を飲む機会が増えます。 「飲んだら乗らない、乗るなら飲まない、運転する人には 飲ませない」を徹底し、飲酒運転を根絶しましょう。 ◎ 夏場は、暑さのため自分では気づかないうちに疲労が蓄積されやすく、居眠り 運転が交通事故の原因になることが多くあります。眠気を感じたら、パーキング 等で休憩をとり、居眠り運転を未然に防ぎましょう。 飲酒事故の年代別発生状況 飲酒事故時間別発生状況7~8月 14件 16件 5件 (死者3人) 4件 14件 12件 10件 10件 10件 10件 3件 10件 8件 9件 6件 (死者2人) 1件 3件 0件 16 ~ 24 歳 25 ~ 29 歳 30 歳 代 40 歳 代 50 歳 代 2件 2件 4件 2件 4件 60 ~ 64 歳 65 歳 以 上 1件 1件 1件 0件 0件 0件 1件 1件 1件 0件 0件 0-2 2-4 4-6 6-8 8- 10- 12- 14- 16- 18- 20- 22時 時 時 時 10 12 14 16 18 20 22 24 時 時 時 時 時 時 時 時 平成27年中の飲酒事故の年代別発生状況は60~64歳が14件と最も多く、死者数も3 人と最多です。 昨年7,8月に発生した飲酒事故は12件でこのうち4割の5件が11~14時に発生して おり、レジャーでの飲酒が原因になっていることがうかがえます。 また、朝方から正午までに飲酒事故の発生がみられるのは「二日酔い」が原因と考えら れることから、深酒をした翌日は、運転を控えましょう。 アルコールが身体に及ぼす影響は、◎動体視力 ◎判断力 ◎運動神経 ◎理性など、 運転に必要な機能が低下すると言われていることから、わずかな飲酒量でも、絶対に運転 をしてはいけません。 ◆ こんなに厳しい!!飲酒運転の処罰!! 【罰則】 酒酔い運転 酒気帯び運転 … 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金 … 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金 【行政処分】 酒酔い運転 酒気帯び運転 … 「35点」(運転免許の欠格期間3年) … ● アルコールの濃度が呼気1リットル中0.25mg以上は 「25点」(運転免許欠格期間2年) 、即免許取消 ● アルコールの濃度が呼気1リットル中0.15mg以上 0.25mg未満は「13点」、長期の免許停止 ※ 累積点数や処分前歴により、さらに行政処分が重くなる場合があります。 ◎ 新潟県では、交通事故の際に死亡に至る危険性(致死率)が全国平均に比べ高く なっています。(平成27年中の致死率:新潟県14.8%、全国6.1%) その原因の一つとして、事故直前の走行速度が高いことがあげられます。 制限速度に限らず、夜間や住宅地などを走行するときは、スピードを抑えた運転を しましょう。 ◎ 安全速度とは道路の状況、天候や視界などの条件に応じて、交通事故を防止する観 点から、安全に走行するための速度をいいます。 したがって標識などで定められた制限速度と安全速度は同じではありません。 交通状況をしっかり判断して、見えている危険だけでなく、隠れている危険も予測 し、交通事故の回避が可能な速度(安全速度)を保つことが必要です。 事故直前速度と致死率 ※ 高速自動車道及び自動車専用道での事故を除く 第1当事者が停止中及び捜査不能の事故を除く ご存じですか?「ゾーン30」 生活道路における歩行者等の安全 な通行を確保することを目的として、 区域(ゾーン)を定めて最高速度30 キロメートル毎時の速度規制を実施 するとともに、その他の安全対策を 必要に応じて組み合わせ、ゾーン内 における速度抑制や、ゾーン内を抜 け道として通行する行為の抑制等を 図る生活道路対策です。 県内では現在38箇所の整備を完了 し、今後もさらに整備を進めていく 予定です。 ◎ シートベルト締めていますか? ・ 新潟県の一般道路におけるシートベルトの着用率は、平成27年 10月に調査した結果では運転席の着用率が98.1%であるのに対し、 後部座席の着用率は42.8%と極端に低い状況にあります。 ・ 交通事故の際にシートベルトを着用していた場合と、着用していなかった場合と では、着用していなかった場合の方が約29倍死亡する割合が高くなります。 (平成27年の新潟県交通事故状況) ◎ チャイルドシートを使用しましょう。 ~脱!全国ワースト3位~ ・ 新潟県のチャイルドシートの使用率は、平成27年5月に調査した結果では45.3% で全国平均(62.7%)に比べ17.4ポイント低く全国ワースト3位となっています。 (着用率については平成27年県警察、JAF合同調査結果) ・ 親の都合や「めんどうくさい」は理由になりません。 子どもを守るのは親の責任です。きちんとチャイルドシートを着用させましょう。 ◎ シートベルトやチャイルドシートは、万が一の交通事故の時、あなたの身を守る 『大切な命綱』です。あなたの大切な『命』はもちろん、同乗者の『命』もしっかり とつなぎ止めてから運転を始めましょう。 実 施 期 間 9月23日(金)~12月31日(土)までの100日間 運転免許を有する家族・友人・職場の仲間など、 ドライバー5人1組でチームを組み、お互いに注意 しあって100日間無事故・無違反を目指します。達成チームにはもれなく、 達成記念品が贈られるほか、抽選で海外旅行等の豪華賞品が当たります。 (参加者の年齢は問いません。) <お問い合わせ> 柏崎市市民活動支援課生活安全係 TEL0257-21-2272 夕暮れが早まる時期の100日間、65歳以上の方5人1組 でチームを組み、「交通事故にあわない・交通事故を起こさな い」を実践する参加型の交通安全運動です。無事故・無違反 チームには抽選で旅行券や商品券等が当たります。 <お問い合わせ> (公財)柏崎地区交通安全協会 TEL0257-23-3256 ※各申込書は市役所、警察署、交通安全協会にあります。 1 交通指導所開設 2 特定地域のぼり旗掲出 3 柏崎地区交通安全だより夏号全戸配布(7月20日号) 4 街頭指導及び広報車による広報(7月22日~31日)
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