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ご参考資料
ピクテ・マーケット・マンスリー 2016年7月発行
新興国株式市場
Pictet Market Monthly
2016年6月の新興国株式市場
6月の新興国株式市場は月間で上昇しました。月半ば以降、英国のEU離脱を問う国民投票を巡って上下する展開
の中、EU離脱の決定を受けてリスク回避の動きが広がり世界的な株安となりましたが、各国政府による政策期待な
どから新興国株式市場も反発し、先進国株式市場を上回る推移となりました。
図表1:新興国株式と主要株式市場の株価指数推移
6月の新興国株式市場
円換算ベース、月次、期間:2013年6月末~2016年6月末
6月の新興国株式市場(現地通貨ベース、配当込み)は
月間で上昇しました。新興国株式市場は米連邦準備制
度理事会(FRB)のイエレン議長が利上げ時期の後退を
示唆したことや需給改善期待などから原油価格が10ヵ月
ぶり高値を付けたことなどを受けて、月前半は上昇基調
となりました。その後、中旬にかけては英国の欧州連合
(EU)離脱を問う国民投票を巡り上下する展開となりまし
たが、23日に実施された英国の国民投票の結果、英国
のEU離脱が決定したことを受けてリスク回避の動きが広
がったことから世界的な株安となる中、新興国株式市場
も下落しました。しかし、月末にかけては各国政府による
政策期待などから世界の株式市場が反発する中、新興
国株式市場も反発し、月間でも上昇となり、先進国株式
市場を上回る推移となりました。
今後の見通し
2013年6月末=100として指数化
新興国株式
米国株式
日本株式
200
150
100
50
13年6月
14年6月
15年6月
16年6月
図表2:新興国株式地域別株価指数推移
円換算ベース、月次、期間:2013年6月末~2016年6月末
200
2013年6月末=100として指数化
150
長期的には、新興国経済は、若い労働人口が豊富であ
ることなどを背景に、中間所得層の持続的な拡大や構造
変化に後押しされ、先進国を凌ぐ成長力を有していると
の見方には変更ありません。しかし、英国のEU離脱を
巡って今後も欧州では政治的なリスクが残る一方、11月
には米大統領選挙が控えています。先進国における政
治的な動きは、米ドル相場や商品価格の変動を通じて新
興国株式市場にも影響を及ぼす可能性があると考えら
れ、注視が必要であると考えます。政治的な不透明感は
消費者心理や企業の投資意欲に悪影響を及ぼしかねず、
欧米ではインフラ投資などの経済対策が打ち出される可
能性があると考えられます。一方、これとは別に既に新
興国のいくつかの国では、インフラ投資を加速させていま
す。大規模な例では、中国が主導する「一帯一路」構想
などがあります。新興国のみならず先進国でもインフラ投
資拡大などの景気刺激策が打ち出されれば、様々な資
源や鋼材需要の拡大につながると予想されます。こうし
た場合、新興国は大いに恩恵を受けるとみられ、新興国
市場の株価を押し上げるものと期待されます。
新興国の企業業績改善の鍵を握ると考えられる新興国
<次ページに続く>
(将来の市場環境の変動等により、上記の内容が変更され
る場合があります。)
ピクテ投信投資顧問株式会社
250
100
50
0
13年6月
新興国株式
アジア
欧州、中東、アフリカ
中南米
14年6月
15年6月
16年6月
図表3:株価動向
2016年6月末現在
1ヵ月
新興国株式(現地通貨ベース)
新興国株式(円換算ベース)
3ヵ月
半年
1年
0.9%
-0.3%
2.1%
-10.0%
-3.6%
-8.5%
-9.8%
-27.7%
-29.8%
新興国地域別(円換算ベース)
-3.9%
-10.2%
-5.8%
中南米
3.9%
-4.0%
6.5%
-24.0%
アジア
-4.9%
-9.0%
-13.3%
-27.7%
米国株式(円換算ベース)
-6.0%
-7.0%
-11.7%
-14.2%
日本株式
-9.6%
-7.1%
-18.2%
-23.0%
欧州、中東、アフリカ
主要市場
※新興国株式:MSCI新興国株価指数、新興国地域別:MSCI新興国各地
域別株価指数、米国株式:ダウ工業株30種平均、日本株式:日経平均株
価※トムソン・ロイター・データストリームが提供する為替レートを使用し円
換算 出所:トムソン・ロイター・データストリームのデータを使用しピクテ
投信投資顧問作成
巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。
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Pictet Market Monthly
新興国株式市場
の輸出統計をみると、数量ベースでは依然として減少傾
向が続いていますが、米ドルベースでは悪化に歯止めが
かかりつつあるなど、変化の兆しが見られ始めています。
ひとたび世界的な需要が拡大に向かえば、新興国の企
業業績は大きく改善するものと考えられます。
月間の国別市場
国別(現地通貨ベース、配当込み)では、ブラジルの上昇
率が大きくなりました。月初に発表された1-3月期のGDP
統計でマイナス幅が大きく縮小したことをはじめ、深刻な
景気後退からの脱却の兆しがみられはじめたことや、原
油や商品価格の上昇、企業の買収・合併(M&A)などが
手がかりとなりました。
インドネシアは、利下げに加えて景気刺激策の発表など
が追い風となり上昇しました。
台湾は、良好な月次売上高や見通しを発表した主力の
ハイテク関連が上昇したほか、追加緩和期待の高まりな
どを受けて上昇しました。
図表4:月間国別株価指数騰落率
一方、中国は、深セン-香港株式相互取引開始への期
待や、中国人民銀行による大規模な資金供給などは
下支え要因となりましたが、5月の製造業購買担当者
景気指数(PMI)をはじめとした主要経済指標の内容
が中国の景気見通しに対する懸念を払拭するには至
らなかったことなどから市場平均を下回る推移となりま
した。
ロシアは原油価格の上昇はプラス要因となりましたが、
経済制裁下ではあるものの依然としてEUとの貿易関
係も深く英国のEU離脱による影響を受けやすいとみ
られることなどもあり、市場平均を下回りました。
インドは市場予想通り、政策金利が据え置かれたもの
の、緩和方向の政策を続けることが示されたことなど
はプラス材料となり、底堅く推移しましたが、市場平均
を下回りました。
また、英国のEU離脱によるマイナスの影響を受けや
すいとみられるポーランドなどの東欧諸国などは下落
率が相対的に大きくなりました。
図表5:月間国別 対円為替変動率
現地通貨ベース
2016年6月末現在/前月末比
2016年6月末現在/前月末比
ペルー
ブラジル
インドネシア
フィリピン
パキスタン
カタール
UAE
アルゼンチン
コロンビア
台湾
チリ
マレーシア
インド
メキシコ
新興国株式
韓国
タイ
南アフリカ
中国
トルコ
ロシア
スリランカ
ハンガリー
ヨルダン
ポーランド
モロッコ
チェコ
エジプト -25.2%
ギリシャ
-30%
-20%
11.0%
6.1%
5.6%
5.2%
4.8%
3.6%
3.6%
3.0%
2.7%
2.2%
2.1%
1.5%
1.3%
1.3%
0.9%
0.5%
0.3%
0.1%
-0.6%
-0.9%
-1.0%
-2.5%
-2.5%
-2.6%
-2.8%
-3.5%
-5.6%
-5.7%
-10%
0%
10%
20%
ブラジル レアル
南アフリカ ランド
-0.3%
コロンビア ペソ
-1.3%
チリ ペソ
-2.4%
ロシア ルーブル
-2.6%
インドネシア ルピア
-3.5%
韓国 ウォン
-3.7%
ペルー 新ソル
-4.2%
トルコ リラ
-4.4%
マレーシア リンギ
-4.4%
タイ バーツ
-5.0%
台湾 ドル
-5.6%
メキシコ ペソ
-5.7%
香港 ドル
-6.6%
パキスタン ルピー
-6.6%
ヨルダン ディナール
-6.7%
UAE ディルハム
-6.7%
エジプト ポンド
-6.7%
カタール リヤル
-6.7%
ポーランド ズロチ
-6.7%
モロッコ ディルハム
-6.9%
チェコ コルナ
-7.1%
インド ルピー
-7.1%
フィリピン ペソ
-7.4%
ハンガリー フォリント
-7.5%
中国 元
-7.6%
アルゼンチン ペソ -13.3%
-20% -15% -10% -5%
通貨安(円高)
4.8%
0% 5% 10%
通貨高(円安)
※新興国株式:MSCI新興国株価指数、国別株価指数:MSCI新興国各国株価指数 ※トムソン・ロイター・データストリームの提供する為替レートを使用
出所:トムソン・ロイター・データストリームのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
ピクテ投信投資顧問株式会社
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Pictet Market Monthly
新興国株式市場
バリュエーション水準
月間の業種別市場
業種別(現地通貨ベース)では、素材、情報技術、電気通
信サービスなどが上昇した一方、一般消費財・サービス
や資本財・サービスは下落となりました。(図表6参照)
新興国株式のバリュエーション(投資価値評価)は、株価
収益率 (PER)では、依然として先進国を下回る水準に
あります(図①参照)。また、株価純資産倍率(PBR)でも、
先進国を下回る水準にあります(図②参照)。今後の株
価動向には注意が必要と考えますが、株価の調整は、
長期的な投資機会を提供するものと考えます。
図表6:月間業種別株価指数騰落率
図①:新興国、先進国株価収益率(PER)
現地通貨ベース
月次、期間:2009年6月末~2016年6月末
30倍
2016年6月末現在/前月末比
素材
2.1%
情報技術
2.1%
電気通信サービス
15倍
10倍
1.1%
新興国株式
0.9%
エネルギー
0.8%
金融
5倍
09年6月
0.7%
資本財・サービス
一般消費財・サービス
13年6月
15年6月
月次、期間:2009年6月末~2016年6月末
-1.8%
-2%
11年6月
図②:新興国、先進国株価純資産倍率(PBR)
-0.9%
-3%
2.5倍
-1%
0%
1%
2%
3%
2.1
※新興国株式:MSCI新興国株価指数、業種別株価指数:MSCI新興国
各セクター別株価指数
出所:トムソン・ロイター・データストリームのデータを使用しピクテ投信投
資顧問作成
2.0倍
ご参考:新興国通貨の推移
1.0倍
円
2006年6月末=100として指数化
新興国通貨(左軸)
新興国通貨(円換算、左軸)
ご参考:ドル・円為替レート(右軸)
1.9
1.7
1.5倍
日次、期間:2006年6月末~2016年6月末
140
13.8
13.6
1.5%
ヘルスケア
新興国 160
通貨高
20.1
17.5
1.6%
公益
25倍
新興国株式
新興国株式(平均)
先進国株式
先進国株式(平均)
20倍
1.9%
生活必需品
PER
PER
PER
PER
1.4
PBR
PBR
PBR
PBR
新興国株式
新興国株式(平均)
先進国株式
先進国株式(平均)
160
0.5倍
09年6月
140
図③:新興国、先進国配当利回り
11年6月
13年6月
15年6月
月次、期間:2009年6月末~2016年6月末
120
120
4.5%
配当利回り 新興国株式
配当利回り 新興国株式(平均)
配当利回り 先進国株式
配当利回り 先進国株式(平均)
4.0%
100
100
80
80
60
06年6月
60
3.5%
3.0%
2.8
2.7
2.6
2.6
2.5%
新興国
通貨安
09年6月
12年6月
15年6月
※新興国通貨:JPモルガン・エマージング・マーケット・カレンシー指数、
10通貨(ブラジルレアル、チリペソ、中国元、ハンガリーフォリント、インド
ルピー、メキシコペソ、ロシアルーブル、シンガポールドル、トルコリラ、南
アランド)を合成した対米ドル指数
出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
ピクテ投信投資顧問株式会社
2.0%
1.5%
09年6月
11年6月
13年6月
15年6月
※新興国株式:MSCI新興国株価指数、先進国株式:MSCI世界株価指数
図①~③出所:トムソン・ロイター・データストリームのデータを使用しピクテ
投信投資顧問作成
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Pictet Market Monthly
新興国株式市場
図⑤:製造業景況感指数推移
新興国各国の経済状況
月次、期間:2006年6月~2016年6月
リーマン・ショック後の世界的な景気後退を経て、2009年
半ば以降は内需関連の成長が寄与し、高い成長率で回
復しました(図④参照)。景況感については、中国は景況
感の分かれ目である50近辺を推移しています(図⑤参
照)。
65
60
55
53.2
50
新興国の経済成長
50.0
45
(50が良い/悪いの分岐点)
先進国各国の経済成長見通しは低成長が予想されるも
のの、新興国平均では2016年に+4.1%の成長が見込ま
れています。中でも、中国とインドは内需拡大などが寄与
し6~7%台の高成長となる見通しです(図⑥参照) 。
40
中国
35
米国(参考)
30
06年6月
08年6月
10年6月
12年6月
14年6月
16年6月
※米国:米ISM製造業景況指数、中国:中国製造業購買担当者指数(集計
開始以降のデータを使用)
出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
図④:国別経済成長率推移
図⑥:国・地域別経済成長率見通し
四半期、前年同期比、期間:2005年10-12月期~2016年1-3月期
2016年予想
15%
10%
7.5
8%
6.5
10%
7.9%
6.7%
5%
6%
4.1
4%
1.9
0%
2.1%
2%
0.1%
0%
2.4
1.5
0.5
-1.2%
-5%
-5.4%
-3.8
-6%
-15%
05年12月 07年12月 09年12月 11年12月 13年12月 15年12月
出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
ピクテ投信投資顧問株式会社
-1.8
-4%
新
興
国
イ
ン
ド
中
国
ロ
シ
ア
ブ
ラ
ジ
ル
先
進
国
米
国
ユ
ー
-10%
-2%
中国
インド
ブラジル
ロシア
米国(参考)
日本(参考)
ロ
圏
日
本
出所:国際通貨基金(IMF)(2016年4月発表)のデータを使用しピクテ投信
投資顧問作成
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新興国株式市場
図⑨:ブラジルの政策金利と物価上昇率の推移
インフレと政策金利
月次、期間:2006年6月末~2016年6月末
25%
新興国の物価動向は政策金利の動向を見る上で重要な
指標です。アジアの主要国を中心に金融緩和傾向となっ
ています。(図⑦~⑫参照)
Selic政策金利
消費者物価指数(前年同月比)
20%
15%
10%
5%
0%
06年6月
図⑦:新興国各国の政策金利
08年6月
10年6月
12年6月
14年6月
16年6月
図⑩:インドの政策金利と物価上昇率の推移
2016年6月末現在
月次、期間:2006年6月末~2016年6月末
18%
12%
2016年6月末
15%
2015年6月末からの変化幅
9%
12%
6%
9%
3%
6%
0%
3%
-3%
0%
-3%
ー
エ ロ ト 南 イ イ 中 メ ペ チ マ 台 タ ポ 韓 ハ チ
国 ン ェ
ジ シ ル ア ン ン 国 キ ル リ レ 湾 イ
ラ
プ ア コ フ ド ド
シ
ガ コ
シ
ン
ト
コ
リ ネ
リ
ア
ド
カ シ
ア
ー
ー
ー
ブ
ラ
ジ
ル
-6%
06年6月
レポ・レート
リバース・レポ
消費者物価指数(前年同月比、12年1月から)
卸売物価指数(前年同月比)
08年6月
10年6月
14年6月
16年6月
図⑪:中国の政策金利と物価上昇率の推移
月次、期間:2006年6月末~2016年6月末
12%
貸出基準金利(1年)
預金基準金利(1年)
消費者物価指数(前年同月比)
8%
図⑧:国・地域別物価上昇率の推移
12年6月
前年同月比、月次、期間:2010年5月~2016年5月
4%
15%
ブラジル
中国
インド
日本
米国
ユーロ圏
0%
10%
-4%
06年6月
08年6月
10年6月
12年6月
14年6月
16年6月
図⑫:ロシアの政策金利と物価上昇率の推移
5%
月次、期間:2006年6月末~2016年6月末
23%
0%
18%
-5%
10年5月
リファイナンス・レート(06年10月から13年9月まで)
政策金利(2013年9月から)
消費者物価指数(前年同月比)
13%
12年5月
14年5月
16年5月
※物価上昇率:各国・地域消費者物価指数(前年同月比)、インドは参考
値として卸売物価指数(前年同月比)を掲載
図⑦⑧出所:トムソン・ロイター・データストリーム、ブルームバーグのデー
タを使用しピクテ投信投資顧問作成
ピクテ投信投資顧問株式会社
8%
3%
06年6月
08年6月
10年6月
12年6月
14年6月
16年6月
※図⑨~⑪の物価指数は2016年5月末まで
図⑨~⑫出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
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Pictet Market Monthly
新興国株式市場
図⑬:原油価格の推移
原油、商品市況
月次、期間:2006年6月末~2016年6月末
160
商品市況は、世界景気の不透明感や需給見通しの悪化
などを背景に低調に推移してきましたが、一部で需給改
善が見られることなどを背景に、反転の兆しも見られてい
ます。(図⑬、図⑮、図⑯参照)。
金については新興国における実需に加え、安全資産とし
ての需要もあります(図⑭参照)。原油や商品価格の動
向は新興国株式市場と連動性が高いため、注目の指標
のうちの一つです。
ドル/バレル
140
120
100
80
60
40
20
0
06年6月
08年6月
10年6月
12年6月
14年6月
16年6月
図⑭:金価格の推移
月次、期間:2006年6月末~2016年6月末
2,000
ドル/トロイオンス
1,500
1,000
500
0
06年6月
08年6月
10年6月
12年6月
14年6月
16年6月
14年6月
16年6月
図⑮:商品指数の推移
月次、期間:2006年6月末~2016年6月末
500
400
300
200
100
06年6月
08年6月
10年6月
12年6月
図⑯:銅、ニッケル価格の推移
月次、期間:2006年6月末~2016年6月末
12,000
ドル/トン
ドル/トン
9,000
45,000
6,000
30,000
15,000
3,000
原油価格:WTI先物(直近)価格、金価格:金現物価格(ロンドン市場)、商
品指数:CRB指数、銅、ニッケル価格:LME銅、ニッケル価格指数
出所:トムソン・ロイター・データストリームのデータを使用しピクテ投信投資
顧問作成
ピクテ投信投資顧問株式会社
60,000
銅価格(左軸)
ニッケル価格(右軸)
0
0
06年6月 08年6月 10年6月 12年6月 14年6月 16年6月
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Pictet Market Monthly
新興国株式市場
リスク
新興国経済のリスクの高さを示す指標のひとつであるド
ル建て新興国債券と米国債との利回り格差は、世界的な
信用不安が高まった2008年に急拡大しましたが、その後、
世界経済の回復期待などを背景にリスク回避の動きが
弱まる中で縮小してきました(図⑰参照)。その後、ユー
ロ圏諸国の債務問題で一時拡大しました。
直近では、中国の景気減速懸念などがリスクの拡大要
因となっています。
図⑰:ドル建て新興国債券と米国債の利回り格差
月次、期間:2006年6月末~2016年6月末
9%
リスク
高
8%
7%
6%
5%
4%
3.9
3.4
3%
平均
2%
1%
0%
06年6月
リスク
低
08年6月
10年6月
12年6月
14年6月
16年6月
※新興国債券と米国債の利回り格差は、JPモルガンEMBIグローバル・
ディバーシファイド指数のソブリン・スプレッドを使用
出所:トムソン・ロイター・データストリームのデータを使用しピクテ投信投資
顧問作成
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新興国株式市場
新興国株式投資
図⑲:高配当日本株式と日本株式のパフォーマンス
~ 新興国高配当株式に注目
月次、期間:1970年1月末~1980年1月末
新興国株式投資において特に注目したいのは、配当利
回りの高い銘柄(新興国高配当株式)です(図⑱参照)。
700
1970年1月末=100として指数化
かつて新興国であった日本では、1970年から1980年にか
けて大卒初任給は約2.9倍に、1人あたりGDP(国内総生
産)は約2.9倍、消費者物価指数は約2.3倍に拡大しまし
た(図⑳参照) 。
600
この間、日本株式市場では経済成長を反映し、株価は日
本株式平均で3.2倍に上昇、なかでも高配当の日本株式
は6.5倍に上昇し、配当利回りの高い銘柄がより高い収
益を得ることができました(図⑲参照)。
400
6.5倍
高配当日本株式
500
3.2倍
300
日本株式
200
100
0
70年1月
図⑱:新興国高配当株式と新興国株式のパフォーマンス
円換算、月次、期間:1998年6月末~2016年6月末
700
75年1月
80年1月
※高配当日本株式:TOPIX構成銘柄を基に野村證券が算出した指数、日
本株式:TOPIX
出所:野村證券金融工学研究センターのデータを使用しピクテ投信投資顧
問作成
1998年6月末=100として指数化
600
新興国高配当株式
図⑳:1970年、1980年の日本の各種データ比較
新興国株式
1970年
500
大卒初任給額
400
39,900 円
114,500 円
約2.9倍
300
1人あたりGDP
200
70万円
200万円
約2.9倍
100
0
98年6月
1980年
消費者物価指数
04年6月
10年6月
31.8
73.9
16年6月
約2.3倍
※新興国高配当株式:MSCI新興国高配当株価指数、新興国株式:MSCI
新興国株価指数、株価はすべて配当込
出所:トムソン・ロイター・データストリームのデータを使用しピクテ投信投資
顧問作成
※2005年基準。各1月の月次データ
出所:総務省統計局のデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
上記のデータは過去の実績であり、将来の運用成果等を示唆あるい
は保証するものではありません。
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ご参考資料
Pictet Market Monthly
新興国株式市場
図表7:ブラジル
図表9:インド
株式指数(現地通貨ベース)と対円為替レート
株式指数(現地通貨ベース)と対円為替レート
140
160
2013年6月末=100として指数化
2013年6月末=100として指数化
120
140
100
120
80
100
60
40
13年6月
55
80
MSCI株価指数 ブラジル
MSCI株価指数 新興国株式
14年6月
15年6月
60
13年6月
16年6月
MSCI株価指数 インド
MSCI株価指数 新興国株式
14年6月
15年6月
16年6月
2.2
円/レアル
円/ルピー
レアル高
50
ルピー高
2.0
45
1.8
40
1.6
35
ブラジル レアル
1.4
30
インド ルピー
レアル安
25
13年6月
14年6月
15年6月
1.2
13年6月
16年6月
14年6月
ルピー安
15年6月
図表8:ロシア
図表10:中国
株式指数(現地通貨ベース)と対円為替レート
株式指数(現地通貨ベース)と対円為替レート
160
160
2013年6月末=100として指数化
140
140
120
120
100
100
80
60
13年6月
3.5
14年6月
15年6月
60
13年6月
16年6月
22
円/ルーブル
2013年6月末=100として指数化
80
MSCI株価指数 ロシア
MSCI株価指数 新興国株式
ルーブル高
3.0
16年6月
MSCI株価指数 中国
MSCI株価指数 新興国株式
14年6月
15年6月
16年6月
円/元
元高
20
18
2.5
16
2.0
1.5
1.0
13年6月
14
ロシア ルーブル
14年6月
ルーブル安
15年6月
16年6月
12
10
13年6月
元安
中国 元
14年6月
15年6月
16年6月
※期間:2013年6月末~2016年6月末
※トムソン・ロイター・データストリームが提供する為替レートを使用
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ご参考資料
Pictet Market Monthly
新興国株式市場
図表11:韓国
図表13:南アフリカ
株式指数(現地通貨ベース)と対円為替レート
株式指数(現地通貨ベース)と対円為替レート
160
160
2013年6月末=100として指数化
140
140
120
120
100
100
80
80
MSCI株価指数 韓国
MSCI株価指数 新興国株式
60
13年6月
0.13
14年6月
2013年6月末=100として指数化
15年6月
16年6月
円/ウォン
ウォン高
MSCI株価指数 南アフリカ
60
13年6月
12
MSCI株価指数 新興国株式
14年6月
15年6月
16年6月
円/ランド
ランド高
11
0.11
10
9
0.09
8
0.07
韓国 ウォン
0.05
13年6月
14年6月
ウォン安
15年6月
16年6月
7
南アフリカ ランド
6
13年6月
14年6月
ランド安
15年6月
図表12:台湾
図表14:トルコ
株式指数(現地通貨ベース)と対円為替レート
株式指数(現地通貨ベース)と対円為替レート
160
140
2013年6月末=100として指数化
140
120
120
100
100
80
80
60
13年6月
4.5
14年6月
15年6月
16年6月
台湾ドル高
円/台湾ドル
2013年6月末=100として指数化
60
MSCI株価指数 台湾
MSCI株価指数 新興国株式
4.0
16年6月
MSCI株価指数 トルコ
40
13年6月
MSCI株価指数 新興国株式
14年6月
15年6月
16年6月
70
リラ高
円/リラ
60
3.5
50
3.0
2.5
2.0
13年6月
40
台湾 ドル
14年6月
トルコ リラ
台湾ドル安
15年6月
16年6月
30
13年6月
14年6月
リラ安
15年6月
16年6月
※期間:2013年6月末~2016年6月末 ※トムソン・ロイター・データストリームが提供する為替レートを使用
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