取組の方向9 家庭の教育力向上を図る 取組の方向9 家庭の教育力向上を図る <主要施策23 1 家庭教育を担う保護者への支援体制の充実> 学校と家庭の連携の推進(指導部) (1) 家 庭 と 子 供 の 支 援 員 の 配 置 ア 配置の目的・配置先について いじめ、不登校、暴力行為、児童虐待など生活指導上の課題に対応するため、問 題を抱える児童・生徒に直接関わるとともに、その保護者からの相談に応じる「家 庭 と 子 供 の 支 援 員 」( 民 生 ・ 児 童 委 員 、 保 護 司 、 青 少 年 委 員 、 退 職 教 員 、 退 職 警 察 官、心理学系大学生など)を小・中学校に配置する。 イ 活動内容等について 「家庭と子供の支援員」と教員が家庭訪問等を行い、児童・生徒やその保護者へ のアドバイスや情報提供等を行う。 (2) 学校と家庭の連携推進会議の設置 「家庭と子供の支援員」を配置した小・中学校に、学校管理職及び教職員と「家庭 と子供の支援員」を構成員とした学校と家庭の連携推進会議を設置し、支援が必要な 児童・生徒やその保護者についての情報交換及び対応についての協議を行う。 (3) スーパーバイザーの配置 対 応 が 困 難 な 事 例 な ど に 対 し て は 、ス ー パ ー バ イ ザ ー( 弁 護 士 、医 師 、臨 床 心 理 士 な ど ) が 、「 家 庭 と 子 供 の 支 援 員 」 に 対 し て 、 定 期 的 に 助 言 を 行 う 。 <主要施策24 1 学校と家庭が一体となった教育活動の充実> 学校と家庭が一体となった教育活動の充実(指導部) (1) 道徳授業地区公開講座の充実【再掲】 「 東 京 都 道 徳 教 育 教 材 集 」 及 び 「『 特 別 の 教 科 道徳』移行措置期間対応 東京都 道徳教材教材集」の活用等により道徳授業地区公開講座の改善・充実を図り、学校 と家庭・地域が連携した道徳教育の取組を一層推進する。 (2) 小学校対象「親子防災体験」の実施【再掲】 都 内 全 小 学 校・特 別 支 援 学 校( 小 学 部 )の 全 学 年 で 参 加 を 希 望 す る 児 童・保 護 者 を 対 象 に 、「 親 子 防 災 体 験 」 を 実 施 す る 。 (3) いじめ等防止の情報サイト・アプリケーションの開発【再掲】 い じ め に 関 す る 専 用 情 報 サ イ ト・ア プ リ を 開 発 し 、子 供 た ち が い じ め 防 止 に 向 け て 主 体 的 に 行 動 す る こ と を 促 す と と も に 、相 談 先 に ア ク セ ス し や す い 環 境 づ く り を 推 進 する。また、いじめられたり、いじめを見たりした場合にどのように対処すればよい か 、自 分 が 取 る べ き 行 動 に つ い て 、学 校 や 家 族 で の 話 合 い に つ な げ ら れ る よ う に す る 。 -86- 取組の方向9 (4) 家庭の教育力向上を図る 東京都独自のルール「SNS東京ルール」の着実な実施【再掲】 学校と家庭が連携し、子供たちにSNSを適切に利用するための力を育むために、 親子情報モラル教室の実施や学習用補助教材の作成・配布を行う。 -87-
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