本文資料 - 国土交通省 関東地方整備局

平 成 2 8 年
国土交通省
さ
い
日
本
大
記
者
発
表
資
7 月 6 日 ( 水 )
関東地方整備局
た
ま
市
学
法
学
部
料
∼災害時の首都圏の迅速な安全確保を目指して∼
TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)における
日本大学 法学部 大宮キャンパスの使用に関する協定締結式
−日本大学 法学部、さいたま市、関東地方整備局−
首都直下地震が今後30年間に発生する確率は70%とも想定され、その被害は甚大
で首都圏中枢機能への影響が全国に生じる可能性があります。
国土交通省では、大規模な災害の際には全国の地方整備局等の力を結集し、被災
地にTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)や災害対策用車両等を投入し、被災状況の
迅速な把握、被害の発生・拡大の防止、被災地の早期復旧、その他災害応急対策に
対する技術的な支援を行う体制を構築しています。
この度、日本大学 法学部のご協力により大宮キャンパスをTEC-FORCEの活動拠点
として使用することについて関係者間の合意が整いましたので、同大 法学部、さいた
ま市、関東地方整備局による「災害発生時における日本大学 法学部 大宮キャンパス
の使用に関する協定」を締結します。
つきましては、下記のとおり協定締結式を行いますので、お知らせします。
(1)日時
平成28年7月13日(水) 13:00∼
(2)場所
さいたま市役所 政策会議室(さいたま市浦和区常盤六丁目4番4号)
発表記者クラブ
竹芝記者クラブ 埼玉県政記者クラブ
神奈川建設記者会
問い合わせ先
関東地方整備局 企画部 防災課長
秋山 正人 048-600-1333
さいたま市 総務局 危機管理部 防災課長 松田 圭司 048-829-1136
日本大学 法学部 庶務課長
中村 光宏 03-5275-8521
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TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)
TEC−FORCE(テック・フォース:緊急災害対策派遣隊)は、大規模自然災害が発
生し、又は発生するおそれがある場合において、地方公共団体からの要請に基づき
迅速に出動し、被災状況の迅速な把握、被害の発生・拡大の防止、被災地の早期復
旧その他災害応急対策に対する技術的な支援を行うものです。
国土交通省のTEC-FORCEは、全国に約7,900名の隊員で構成。
※TEC−FORCE : Technical Emergency Control -FORCE
具体的な任務
TEC-FORCE隊員は全国の地方整備局において任命されており、災害の規模によって
は全国から集結し対応。
災害対策用ヘリコプターや衛星通信車などの災害対策用車両等を、関東地整管内に
分散配備しており、迅速に対応。
①被災状況の迅速な把握
・河川、道路、港湾、空港等に関する被害状況の把握の支援
②被害の発生及び拡大防止
・土砂災害等を防止する応急対策の支援
・建築物応急危険度判定等の支援
全国から集結した災害対策用車両
③被災地の早期復旧
・早期復旧のための技術的助言
・緊急物資輸送調整の支援
災害対策用ヘリコプター
「あおぞら号」
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参考
日本大学 法学部 大宮キャンパス
■ 施設概要
キャンパスの周辺(半径4km圏内)には、関東地方整備局を始め、東北自動車道「岩槻IC」、首都高
速「さいたま見沼IC」及びJR大宮駅があり、車両や鉄道によるアクセス性に優れ、災害対策用車両の
集結に適した立地条件を備えている。
敷地面積は約16.4万㎡あり、「校舎」や「グラウンド」を進出拠点として活用する予定。
■ 位置図
半径4.0km円
講堂
岩槻 IC
日本大学(大宮キャンパス)
グラウンド
JR 大宮駅
さいたま見沼 IC
浦和 IC
関東地方整備局
国土地理院 電子国土Web
■グラウンド
災害対策用車両
駐車予定場所
1
日本大学(大宮キャンパス)
■ 校舎
TEC隊員集結・会議・
休養予定場所
国土地理院 電子国土Web
■ 災害対策車両集結状況イメージ
(東日本大震災時)
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