男⼥共同参画の視点からの防災 事例集 1 2 事例7 ⼥性の防災リーダー育成① 静岡県 【取組の概要】 ・男⼥共同参画部局と危機管理部局が連携して「男⼥共同参画の視点からの防災⼿ 引書」を作成。 ・これを活⽤し、「地域で活躍する⼥性防災リーダー育成事業」を実施。 ・事業により育成された⼥性リーダーは⾝につけた知識を⾃らの活動で実践。 「地域で活躍する⼥性防災リーダー育成事業」 県内3箇所(県東部、県⻄部、県中部)で実施。 講座は2⽇間の連続講座で、2⽇間受講した者に修了証を交付。 受講者名簿を市町へ情報提供、静岡県男⼥共同参画⼈財 年 データベースに登録。 H25 アンケート調査の実施(9〜10ヶ⽉後) H26 受講者数 184名 134名 (主な回答) H27 122名 ・知識をつけたことで意⾒を⾔うことができるように なった。 ・⾃治会の会議で話をするよう呼ばれた。 ・地域で男⼥共同参画をテーマに防災講演会を実施し、総合防災訓練では 男⼥の役割を逆転させた。 ・市と協働でママの防災⼒をアップさせる事業を実施した。 平成28年3月現在 19 事例7 ⼥性の防災リーダー育成② 静岡県 【取組の経緯】 男⼥共同参画部局 H23年度 男⼥共同参画推進本部 「施策の展開⽅針」に、男⼥ 共同参画の視点による『防災 ⼿引書の作成』を記載。 H24年度 H25年度 ふじのくに男⼥共同参画 防災ネットワーク会議 (H24.10〜) ⼿引書の検討・作成を実施 「男⼥共同参画の視点からの 防災⼿引書」発⾏ ⇒リーダー研修にも活⽤ H28年度 危機管理部局 震災の教訓から、「男⼥共同参画に関す る今後の施策の展開⽅針」に「男⼥共同 参画の推進による地域防災⼒の強化」を 掲げた。 課題 ⼥性防災 リーダー が少ない 地震・津波対策アクション プログラム2013を策定 (H25.11) ⼥性防災 リーダー 研修の実施 アクション117 男⼥共同参画の視点からの防 災対策の推進 (⽬標:⾃主防災組織) ⼥性が役員として参画してい る組織の率を100%とする (H34年度末まで) ⾃主防災組織の調査を実施予定 →⼥性役員数を調査し、研修の実施⽅法等を検討 20 事例7 ⼥性の防災リーダー育成③ 静岡県 【取組のポイント】 地域の防災⼥⼦⼒パワーアップ講座 HUG演習の様⼦ 防災⾷レシピの調理&試⾷ 防災劇とHUGを⾏ い、避難所の困 難・課題について 男⼥共同参画の視 点で考えるグルー プワークを実施。 ・研修2⽇⽬に「⾝近な防災講座を企画する」講座を設け、参加者たちに研修で 学んだ知識を所属する団体などで広めるスキルを⾝につける。 ・研修終了後、「発表交流」の機会を設け、3カ所で開催された研修参加者が⼀ 堂に会し、研修の「成果発表(研修後の取組等)」を⾏い、フォローアップを 実施。 21 事例7 ⼥性の防災リーダー育成④ 静岡県 【取組のポイント】 危機管理部局と男⼥共同参画部局の連携 ・危機管理部局と男⼥共同参画部局の強い連携により、地域防災計画や 男⼥共同参画基本計画などに防災・男⼥共同参画双⽅の視点を主流化。 ⇒防災施策⾃体への男⼥共同参画の視点の導⼊ ⇒男⼥共同参画施策での防災の取組が加速 両者の取組が相乗効果に! ・⼥性防災リーダー育成事業の内容は、学識経験者の助⾔を得ながら、 男⼥共同参画部局(男⼥センター等含む)と危機管理部が協働で作成。 男女共同参画の視点からの防災⼿引書 https://www.pref.shizuoka.jp/kenmin/km-150/bousaitebikisho.html 静岡県地震対策アクションプログラム https://www.pref.shizuoka.jp/bousai/seisaku/ap2013.html 静岡県くらし・環境部 県⺠⽣活局男⼥共同参画課 054-221-3363 [email protected] 22
© Copyright 2024 ExpyDoc