＜GAP 普及大賞 2016＞ JA おおいた GAP 研究会が受賞！農業者と

NEWS RELEASE
認定 NPO 法人
アジア GAP 総合研究所
2016 年 7 月 7 日
シンクタンク
アジア GAP 総合研究所
主催
＜GAP 普及大賞 2016＞
JA おおいた GAP 研究会が受賞！
農業者と JA の両方の負担を軽減した GAP 団体導入の取り組み
が評価されました。
アジア GAP 総合研究所（理事長：
（農）和郷園
木内博一）は、GAP 普及大賞選考委員会を開
催し、JA おおいた GAP 研究会の取り組みを含む 2 つの GAP 普及の優良事例を表彰することを
決定しましたので、ご報告致します。
■GAP 普及大賞
受賞事例：
農業者と JA の両方の負担を軽減した GAP 団体導入の取り組み
＜受賞者＞JA おおいた GAP 研究会
JA おおいたは、いちご、みつば、柑橘の 3 つの品目部会でそれぞれ JGAP 団体認証を取
得したにとどまらず、その 3 つの団体を 1 団体に統合した形で団体認証を発展させ、より効
率的な団体運営を実現しました。また、農業者の負担を軽減するため JA と農業者の役割分
担を明確に行い、団体認証の事務局である JA 職員のサポートによって高齢の農業者でも
GAP に取り組める工夫がされた模範的な事例であること、視察を受ける等により優れた団体
導入の事例を広く普及したことが高く評価されました。
JA おおいたは平成 20 年 6 月に大分県内 16 の JA の合併により発足しました。バイヤーの勧め
もあり、平成 23 年 6 月から GAP の取り組みを開始し、平成 24 年 10 月に「南部共販いちご部会
GAP 研究会」が JGAP 団体認証を取得しました。その後、平成 26 年 2 月に「JA おおいた大分
事業部みつば部会」および「JA おおいた柑橘研究会 GAP 部会」が JGAP 団体認証を取得しまし
た。さらに、団体運営の効率化を目指し、平成 27 年 4 月から 3 つの団体認証を一つにする準備
を開始し、平成 28 年 2 月に「JA おおいた GAP 研究会」として合計 69 農場もの規模で JGAP
団体認証となりました。
---------- 認定 NPO 法人アジア GAP 総合研究所 ---------〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町 3-29 日本農業研究所 4 階
TEL: 029-893-4424 / FAX:03-5215-1113
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当該団体は、会員のほとんどが 60 歳以上の農業者で構成されています。このため、部会内で
JA と農場の役割分担を明確に行い、GAP 実践に伴う農業者の負担を軽減できる団体・農場管理
マニュアルを作成しました。農場用マニュアルは農業者にわかりやすい表現とし、文字を大きく
表示する等の工夫がされています。さらに現地指導の際は写真を多用した説明資料により、農業
者が自らの判断により改善できるように工夫しています。これにより、高齢者でも取り組めるし
くみが構築され、GAP の導入による団体と農場の双方の改善が効率的・効果的に進められている
優れた導入事例であると評価されました。
また、視察や講演、取材等も積極的に受け、これらの取り組みを広く紹介することにより、Ｇ
ＡＰ導入のモデル事例となり県内外の普及に寄与していることも高く評価されました。
GAP 普及大賞は、今年一年間で最も GAP の普及に貢献した取り組み事例を表彰するものです。
GAP 普及大賞 2016 の選考委員は次の通り。
荘林幹太郎（学習院女子大学国際文化交流学部教授、日本 GAP 協会代表理事）
岩元明久（日本農業普及学会副会長）
伊與田竜（北海道網走農業改良普及センター主任普及指導員（農業革新支援専門員）
）
JA おおいた GAP 研究会の取り組みに加え、下記の事例が同時に受賞しました。いずれも甲乙
付け難い GAP 普及の優良事例です。
－GAP 普及大賞－
■流通企業と全国の若手農業経営者の GAP 普及に向けた取り組み
＜受賞者＞株式会社ローソンとローソンファーム社長会
以上、2 受賞事例につきまして、以下のシンポジウム内で表彰式と受賞者による記念講演が行
われます。ぜひご来場ください。
■シンポジウム「GAP Japan 2016」
日時：2016 年 7 月 27 日（水）13：00～17：30
場所：東京大学弥生講堂（東京都文京区弥生 1-1-1 東京大学農学部内）
関連ホームページ：http://jgap.jp/LB_06/GAP_Japan2016.html
問合せ先：佐久間（さくま）TEL 029-893-4424
FAX 029-893-4425
E-mail: [email protected]
（取材を希望される場合は、下記を記入の上、FAX または E-mail で送付ください。
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