研修 会内学習会「共謀罪法案の問題点」 ~合意だけで犯罪に?テロ対策として必要?~ 昨今のヨーロッパを中心としたテロの発生に伴い、政府は「テロ対策」を名目に 再び共謀罪法案の国会提出を検討していると報道されています。 しかし、共謀罪法案は、これまで国会に上程されるたびに廃案とされてきました。 それは、共謀罪が市民の自由を過剰に制限する重大な危険をはらむからであり、ま た共謀罪を制定しなくとも、既存の刑事法の規定や判例理論により必要な処罰をす ることが可能だからです。日弁連は、一貫して共謀罪法案の制定に反対してきました。 勉強会では、 ・今政府が検討している共謀罪とはどのようなものか ・果たして「テロ対策」として必要なのか ・共謀罪はどのような法的問題点をはらんでいるのか ・「国際組織犯罪防止条約」の批准に共謀罪の新設は必要か などについて、刑事法の専門家をお招きして、皆さんと広く認識を共有するとと もに、共謀罪の危険性について考えます。多くの会員、特に若い会員のご参加をお 願いします。 日 時 場 所 講 師 内 容 対 象 主 催 参加費 2016年7月26日(火)午後6時~午後8時 弁護士会館3階301号室 村井 敏邦 弁護士(一橋大学名誉教授、東京弁護士会会員) ①刑事法の専門研究者による共謀罪についての講演と質疑応答 ・今政府が検討している共謀罪とはどのようなものか ・果たして「テロ対策」として必要なのか ・共謀罪はどのような法的問題点をはらんでいるのか ・「国際組織犯罪防止条約」の批准に共謀罪の新設は必要か 等 ②情勢報告と、日弁連・東弁のこれまでの取組み、 今後の取組み等について 東京弁護士会会員 東京弁護士会 無料 事前申し込み不要 担 当 委 員 会 東京弁護士会 問 い 合 わ せ 先 東京弁護士会 共謀罪法案対策協議会 人権課 TEL:03-3581-2205 - 14 -
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