日本カリキュラム学会

日本カリキュラム学会
第 27回
2016年 7
大会プログラム
月2日(土)~3日(日)
香川大学教育学部
同附属高松小学校
後援
香川県教育委員会・高松市教育委員会・香川大学教育学部
第 27回大会実行委員会
〒760-0017 香川県高松市番町5-1-55
香川大学教育学部附属高松小学校
黒田 拓志 気付
E-mail :[email protected]
大会 HP:http://www.ed.kagawa-u.ac.jp/~jscs27/
「日本カリキュラム学会 第 27 回大会」へのご参会
ありがとうございます。
本大会は『高松観光コンベンションビューロー』
からも支援を受けて開催致しております。
日本カリキュラム学会 第 27 回大会
実行委員長
北
林
雅
洋
<発表要旨集録販売のご案内>
『発表要旨集録』を購入希望の方は,1,500 円を次の金融機関に振り込み,
その旨を大会事務局までご連絡ください。振込手数料はご負担願います。
大会終了後に発送予定です。なお,大会参加者には当日に一部お渡しいた
します。
【ゆうちょ銀行もしくは郵便局で手続きする場合はこちら】
・口座名義:日本カリキュラム学会第 27 回大会実行委員会
・記号・番号:16310 17905151
【別の銀行等の金融機関から手続きする場合はこちら】
・銀行名:ゆうちょ銀行
・店 名:六三八店(ロクサンハチ) 店 番:638
・預金種目:普通預金
・口座名義:日本カリキュラム学会第 27 回大会実行委員会
・口座番号:1790515
本大会では振込みによる事前受付はありません。
当日に参加費を申し受けます。
【大会事務局】日本カリキュラム学会 第 27 回大会実行委員会
住所:〒760-0017 香川県高松市番町 5-1-55
香川大学教育学部附属高松小学校 黒田拓志 気付
大会 HP:http://www.ed.kagawa-u.ac.jp/~jscs27/
E-mail:[email protected]
Fax :087-832-1512
大会に関するその他のご案内は大会 HP をご覧ください。ご不明な点等
がございましたら,電子メールでお問い合わせください。
日 本 カ リ キ ュ ラ ム 学 会
第 27回(香川大学・附属高松小)大会プログラム
<大
◆ 前
日
会
日
程>
2016 年 7 月 1 日(金) 15:00~17:00 理事会
9:45
10:00
12:00
13:45
「教科学習(理科)
」
,「縦割り創造活動」,
「学級創造活動」
休憩
公開シンポジウム(体育館)
小学校
◆ 第 1 日 2016 年 7 月 2 日(土)
開場 8:30~(香川大学教育学部附属高松小学校)
受付 12:00~16:00(香川大学 415 講義室前)
9:00
附属高松小学校 授業公開
授業を研究する,カリキュラムを研究する~附属高松小学校の授業実践をもとにして~
昼食[大学会館(食堂)・近隣のうどん店等]・受付(香川大学)
自由研究発表Ⅰ
18:00
18:15
休憩
課題研究Ⅰ(415 講義室)
課題研究Ⅱ(314 講義室)
カリキュラム研究からみた
現代社会における
アクティブ・ラーニングの検討
主権者教育の課題を問う
大学
15:45
16:00
移動
研究交流会[大学会館2階(ソラミ)]
20:15
現代日本の教育課程政策における
政治・行政・経営をめぐる諸課題(その2)
15:30
-中央教育審議会における政策形成過程の検討を中心として-
1
PISA の批判的再検討
―国際比較学力調査のポリティクス―
大学
◆ 第 2 日 2016 年 7 月 3 日(日)
受付 9:30~14:00(香川大学 415 講義室前)
10:00
自由研究発表Ⅱ
12:00
移動
12:15
総会(415 講義室)・昼食
13:30
課題研究Ⅲ(314 講義室)
課題研究Ⅳ(415 講義室)
大会参加要領
1.会場案内
香川大学教育学部附属高松小学校
高松空港から
空港連絡バス→「県庁通り・中央公園前」下車徒歩 5 分
JR 高松駅から
徒歩:15 分
(駅を出て右へ直進.高松北警察署で右.ガソリンスタンドで左.道なりに直進)
ことでんバス下笠居線・香西線(宮脇町経由)
ことでんバスショッピング・レインボー循環西回り「県庁・日赤前」下車
徒歩 1 分
香川大学教育学部
高松空港から
空港連絡バス→「県庁通り・中央公園前」下車徒歩 15 分
JR 高松駅から
徒歩:15 分
(駅を出て右.線路沿い 7 分.右に JR を跨ぐ翠色の歩道橋がある三叉路で左へ.直進)
ことでんバスまちなかループバス西回り:「教育学部前」下車
ことでんバス 11:「幸町」下車(便数少)
JR 高徳線
昭和町駅から
徒歩 5 分
2
2.受 付
・大会第 1 日目(7 月 2 日(土)
)は 12:00 から香川大学教育学部の 415
講義室の前で行います。
・大会第 2 日目(7 月 3 日(日))は 9:30 から香川大学教育学部の 415
講義室の前で行います。
※1 日目と 2 日目の受付場所は同じです。
※振込みによる事前受付はありません。当日,参加費を申し受けます。
大会参加費
正会員
学生会員
臨時会員
3,000 円
2,000 円
3,500 円
3.研究交流会
・大学会館2階(ソラミ)にて行います。当日,受付にてお支払い願いま
す。皆様の積極的なご参加をお待ちしています。
研究交流会参加費
4,000 円
4.昼 食
・両日ともに,大学会館の食堂をご利用いただけます。
・小学校や大学近隣にコンビニやうどん店等がございますので,そちら
もご利用ください。
・両日ともに学会参加者用にお弁当の受注・販売は行いませんので,ご
了承ください。
5.宿泊斡旋
・大変申し訳ありませんが,宿泊の斡旋はいたしません。各会員ご自身
で,宿泊等の手配をお願い致します。
3
自由研究発表要領
Ⅰ
発表時間:
・自由研究の発表時間は,原則として下記の通りです。
個人研究発表 発表 20 分 質疑討議 5 分 (計 25 分)
共同研究発表 発表 40 分 質疑討議 10 分 (計 50 分)
Ⅱ 発表資料:
・発表資料等は,発表者各自で配布分(50 部程度)をご用意の上,当日
の発表開始 10 分前までに各会場の係員に提出して下さい。事前に送
付することはお控え下さい。
Ⅲ
Ⅳ
発表用機材:
・自由研究発表のお申込み時にご連絡を頂いた機材に限り,分科会会場
に準備しておきます。機材を使用する予定の発表者は,各自で事前に
作業確認を行ってください。なお,使用希望機材のうち,液晶プロジ
ェクターにチェックされた場合,パソコンならびに接続ケーブル(特
に Mac ユーザー)などは各自でご用意願います。
発表中止:
・発表を取りやめる場合は,必ず事前に大会実行委員会までご連絡くだ
さい。なお,発表時刻の繰り上げは行いません。
自由研究発表I及び II の分科会の発表題目の後ろに*と記して
いるのは,液晶プロジェクターを使用することを示しています。
4
発表会場案内図
<香川大学教育学部附属高松小学校(第 1 日目午前)>
〇北門から入り,児童玄関へお越し下さい。
〇学校北側の道路は,一方通行になっております。
〇お車の方は西門よりお入りいただき,運動場に駐車してください。
西門
一方通行
<香川大学(第1日目午後・第 2 日目終日)>
5
5
<香川大学教育学部1階>
<香川大学教育学部2階>
6
6
*印は液晶プロジェクター等を使用
1 日目(7 月 2 日)10:00~12:00
公開シンポジウム
体育館(香川大学教育学部附属高松小学校)
授業を研究する,カリキュラムを研究する
~附属高松小学校の授業実践をもとにして~
シンポジスト
教科研究の立場から
石井英真(京都大学)
領域研究の立場から
杉田 洋(國學院大學)
子どもの育ちの立場から 無藤 隆(白梅学園大学)
実践者として
黒田拓志,橘慎二郎,玉木祐治,大西美輪
指定討論者
磯田文雄(名古屋大学)
司会・コーディネーター
天笠 茂(千葉大学) 岡田 涼(香川大学)
趣旨説明:
教育界では,先の諮問文や教育課程企画特別部会の論点整理などから,
「アクティブ・ラーニング」
「カリキュラム・マネジメント」
「資質・能力」
という言葉が急速に広がっている。どのキーワードの実現にも,授業実践
を見た際の,
「教材や教師の発問は適切だったか」
「学校のカリキュラムは
適切か」「子どもの資質・能力の育ちが見て取れたか」等の「授業を研究
する」側面と,「カリキュラムを研究する」側面からの問いと分析が必要
である。
1つの授業実践を見たとき,果たして両者の視点で授業を捉え,分析す
ることができているか。バランスを欠いたり,両者を別個のものとしたり
していないだろうか。今,改めて,現場の授業実践を「どう見て」「どう
分析するか」
,授業研究の在り方が問われている。
そこで,本シンポジウムでは,「授業を研究する」側面と「カリキュラ
ムを研究する」側面,それぞれの研究にとって重要な「授業分析の視点」
や「歴史的価値」,また「相互の関係性」について明らかにし,
「授業を研
究する」側面も思量するカリキュラム研究の可能性や,カリキュラム研究
と関連させることで見えてくる「授業研究」の可能性を見出したい。
そのための試みとして,大会では,附属高松小学校の授業実践を行う。
附属高松小学校は 120 年を超える歴史があり,創立時より先進的研究を進
め,地域の学校へその成果を発信してきた。本年度は,文部科学省研究開
発学校指定(平成 25-28 年度)の最終年次として,
「新領域創造活動と教科
学習の2領域カリキュラムによる,分かち合い,共に未来を創造する子ど
もの育成」を目指した研究のまとめをしている。当日は,教科外の領域を
再編した縦割り創造活動と学級創造活動,教科学習の計3つの授業を公開
する。
シンポジウムでは,教科の本質,領域の本質,発達心理学の立場から,
3つの公開授業について「授業を研究する」側面と「カリキュラムを研究
する」側面から話ししていただく。授業における具体的な子どもと教師の
姿をもとにシンポジウムを行い,フロアの参会者と共に,授業を研究し,
カリキュラムを研究したい。
7
*印は液晶プロジェクター等を使用
1 日目(7 月 2 日)13:45~15:45
司会は五十音順
自由研究I-1
411講義室
司会
13:45
14:35
15:00
天笠 茂(千葉大学)
大野栄三(北海道大学)
カリキュラムマネジメント評価の3手法の妥当性の検証とシステ
ムの試作
-カリキュラムマネジメントの評価手法の比較検討(3)
*
○本間 学(中村学園大学) ○根津朋実(筑波大学)
村川雅弘(鳴門教育大学)
田村知子(岐阜大学)
カリキュラムマネジメントにおける CIPP モデルの応用方法に関
する研究
-PDCA モデルと CIPP モデルの比較を中心に-
*
野澤有希(上越教育大学)
「探究力」の育成をめざすカリキュラムに関する事例研究
-子どもの葛藤と自己決定に焦点をあてて-
*
浅野信彦(文教大学)
全体討議(15:25~15:45)
自由研究I-2
412講義室
司会
13:45
14:10
14:35
15:00
工藤文三(大阪体育大学)
豊田ひさき(中部大学)
ドイツ・ ギムナジウムにおける政治科の授業記録の事例分析 *
的場正美(東海学園大学)
消費者の権利とテレビコマーシャル分析活動
-1980-90 年代カナダ・ケベック州の広告教育-
上杉嘉見(東京学芸大学)
ドイツの経済教育における労働・雇用問題の教育方法
-ノルトライン・ヴェストファーレン州の政治科の教育内容の例-
寺田佳孝(国際医療福祉大学)
公民科「現代社会」カリキュラムの生態学的検討
-ナラティブ・アプローチによるある高校生の自己変容の考察を通して-
堤
文(佐賀県教育センター/佐賀県立高志館高等学校)
全体討議(15:25~15:45)
8
*印は液晶プロジェクター等を使用
1 日目(7 月 2 日)13:45~15:45
司会は五十音順
自由研究I-3
314講義室
司会
伊澤貞治(皐月学園皐月幼稚園)
師岡 章(白梅学園大学)
13:45
徳島大学学芸学部付属幼稚園における教育内容・教育方法の検討
過程とその着眼点
*
-「保育要領」(1948)刊行から「幼稚園教育要領」(1956)公布
までを対象に-
小尾麻希子(武庫川女子大学)
14:10 幼児の主体的な活動内容の展開に関する一考察
*
-モンテッソーリ教育の環境において-
花岡隆行(東洋大学)
14:35 豊明幼稚園における甲賀ふじの保育実践
永井優美(東京成徳短期大学)
15:00 保育のカリキュラムの再概念化における保育者の主体性の概念*
竹村直記(上智大学大学院)
全体討議(15:25~15:45)
自由研究I-4
422講義室
司会
13:45
あらためて義務教育について考える
-算数・数学教育をとりあげながら-
松下佳代(京都大学)
峯 明秀(大阪教育大学)
*
井上正允(元佐賀大学)
サイボーグ化する学習者のハイブリッド学力を求めて
-身体・環境ベースのカリキュラムへ-
佐長健司(佐賀大学)
14:35 分かち合い,共に未来を創造する子どもの育成(3)
-見方・考え方を育む教科学習-
*
○堀場規朗(香川大学教育学部附属高松小学校)
○磯田文雄(名古屋大学)
○山森光陽(国立教育政策研究所)
*印は液晶プロジェクター等を使用
○石井英真(京都大学)
根津朋実(筑波大学)
全体討議(15:25~15:45)
1 日目(7 月 2 日)13:45~15:45
司会は五十音順
14:10
9
自由研究I-5
司会
13:45
423講義室
原田三朗 (豊川市立一宮南部小学校)
冨士原紀絵(お茶の水女子大学)
私塾「招賢塾」のカリキュラム開発
*印は液晶プロジェクター等を使用
全体討議(15:25~15:45)
1 日目(7 月 2 日)13:45~15:45
司会は五十音順
自由研究I-5
423講義室
司会
13:45
14:10
15:00
原田三朗 (豊川市立一宮南部小学校)
冨士原紀絵(お茶の水女子大学)
私塾「招賢塾」のカリキュラム開発
〜平成 27 年度の実践と省察を通して〜
日詰裕雄(招賢塾)
Service Learning からみるカリキュラムマネジメントの研究
-アクティブ・ラーニングの研究指定校の事例検討-
*
○倉本哲男(愛知教育大学)
○山中 剛(愛知県幸田町立中央小学校)
国際バカロレアをめぐる争点の検討
*
矢野裕俊(武庫川女子大学)
全体討議(15:25~15:45)
自由研究I-6
321講義室
司会
13:45
14:10
14:35
15:00
子安 潤(愛知教育大学)
徳永俊太(京都教育大学)
教職大学院のカリキュラムに関する比較研究
-2015 年度の調査結果から-
*
宮下 治(順天堂大学)
クリティカルシンキングの育成と評価法
-学生のディスコースの変容に着目して-
小林祐也(関西大学大学院)
高等学校教育課程における共通性と多様性に関する考察
*
-昭和 31・35 年改訂の審議過程と教育課程開発の分析-
水原克敏(早稲田大学)
中国天津市の初等教育における教師の子ども観に関する研究
-子どもの「自立」の育成に焦点をあてて-
*
劉 妍(東京外国語大学大学院)
全体討議(15:25~15:45)
10
*印は液晶プロジェクター等を使用
1 日目(7 月 2 日)13:45~15:45
司会は五十音順
自由研究I-7
322講義室
司会
13:45
14:10
14:35
15:00
七條正典(香川大学)
田中統治(放送大学)
道徳科と「アクティブ・ラーニング」
-形成的介入(エンゲストローム)の観点から-
*
佃 繁(梅花女子大学)
「考える道徳」「議論する道徳」実践上の課題
-CAPD サイクルによるカリキュラム改善の実際-
齋藤嘉則(香川大学)
日本の歴史的教育課題と今後の道徳的心情の向上に関する道徳教
育カリキュラムの検討
~心の安らぐ道徳的学校づくりをめざして~
*
作田澄泰(早稲田大学)
キー・コンピテンシー(DeSeCo)の道徳的性格と「道徳教育」の
教育課程編成上の位置づけ
米村まろか(愛知産業大学)
全体討議(15:25~15:45)
自由研究I-8
323講義室
司会
安藤輝次(関西大学)
遠藤貴広(福井大学)
13:45
森林保全を学ぶ生物多様性教育のためのカリキュラムと評価の検討
-群馬県における森林環境税の支援を受けた教育実践の事例分析
を通して-
*
○長島康雄(関東学園大学)
○小泉祥一(白鷗大学)
14:35 生徒の表現する力を育む「理科読」カリキュラムの開発と実践
-高等学校における事例:プラネタリアン体験-
*
原口るみ(東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科)
15:00 教室におけるカリキュラムデザインの理論的考察
*印は液晶プロジェクター等を使用
-都合の悪い思考・表現への着目と経験のとらえ直しから- *
田上 哲(九州大学)
全体討議(15:25~15:45)
1 日目(7 月 2 日)13:45~15:45
司会は五十音順
自由研究I-9
13:45
523講義室
11
司会 大下卓司(神戸松蔭女子学院大学)
中野和光(美作大学)
戦後日本の人権教育における「論理」の形成
-小川太郎の生活綴方論の「変容」に着目して-
板山勝樹(名桜大学)
*印は液晶プロジェクター等を使用
全体討議(15:25~15:45)
1 日目(7 月 2 日)13:45~15:45
司会は五十音順
自由研究I-9
523講義室
司会
13:45
14:10
14:35
15:00
大下卓司(神戸松蔭女子学院大学)
中野和光(美作大学)
戦後日本の人権教育における「論理」の形成
-小川太郎の生活綴方論の「変容」に着目して-
板山勝樹(名桜大学)
東京女子高等師範学校附属小学校の作業教育における発表会の実践
-「発表」の位置づけに関する教師の認識を中心に-
塚原健太(帝京大学)
東京市富士小学校におけるカリキュラム開発の態勢
-大正新教育期の公立小学校における教師の協同-
橋本美保(東京学芸大学)
野村芳兵衛における仲間づくりの教育
-児童の村小学校での実践への意味づけの観点から-
冨澤美千子(奈良女子大学大学院)
全体討議(15:25~15:45)
自由研究I-10
522講義室
司会
13:45
田村知子(岐阜大学)
松井千鶴子(上越教育大学)
小1プロブレム予防のためのスタート・カリキュラムに関する研究
齋藤義雄(東京家政学院大学)
14:10 ハンズオン教材を中心に置くカリキュラムデザインの一考察
*
緩利真奈美(東京農業大学)
14:35 授業分析にみるベダゴジカル・コレクトネスの解明
-専門職独自の“レンズ”の深み-
*
○ 渡部竜也(東京学芸大学)
○ 柴田好章(名古屋大学)
○ サルカール アラニ モハメッド レザ (名古屋大学)
全体討議(15:25~15:45)
12
1 日目(7 月 2 日)16:00~18:00
課題研究Ⅰ カリキュラム研究からみたアクティブ・ラーニングの検討
415講義室
提案者:
アクティブ・ラーニングの重要性と具体的方策
奈須正裕(上智大学総合人間科学部)
アクティブ・ラーニングの光と影 -授業・生活・表現の観点から-
川地亜弥子(神戸大学発達科学部)
アクティブ・ラーニングを効果的に取り入れた教育課程編成の実際
水上丈実(北海道教育大学旭川校教職大学院)
司会:
藤川 聡(北海道教育大学)
村川雅弘(鳴門教育大学)
コーディネーター
藤川 聡(北海道教育大学)
村川雅弘(鳴門教育大学)
西岡加名恵(京都大学)
趣旨説明:
現在,次期学習指導要領改訂に向けた検討が進められている。そこでは,
育成すべき資質・能力の三つの柱として,「何を知っているか,何ができ
るか(個別の知識・技能)」,「知っていること・できることをどう使うか
(思考力・判断力・表現力等)」,「どのように社会・世界と関わり,より
よい人生を送るか(学びに向かう力,人間性等)」が提案されている。
また,それらの資質・能力を育むために指導方法を見直すための視点と
して,「アクティブ・ラーニング」が強調されている。具体的には,特定
の型を普及させることではなく,「深い学び」「対話的な学び」「主体的な
学び」の視点に立って学び全体を改善することが提唱されている。
アクティブ・ラーニングでは,知識・技能を活用し,思考力や実践力を
育む学習が展開されるため,カリキュラムの改善に役立つことが期待でき
る。しかし,教科内容の問い直しがないまま,アクティブ・ラーニングと
いう言葉がひとり歩きすると,形式化に陥る可能性も否定できない。
そこで,本課題研究では,カリキュラム研究の蓄積を踏まえつつ,アク
ティブ・ラーニングの意義と課題について議論を深める。
13
1 日目(7 月 2 日)16:00~18:00
課題研究Ⅱ
現代社会における主権者教育の課題を問う
314講義室
提案者:
「わが国の主権者教育の実践上の課題と今後の展開 ―学習者の状況を
ふまえた主権者教育プログラムの開発と実践を通して―」
桑原敏典(岡山大学)
「オーストリアにおける選挙年齢の引き下げと政治教育」
近藤孝弘(早稲田大学)
「主権者教育の展開のための法教育の一つの提案 ―立法・司法・私法が
描くシティズンシップの充実を―」
江口勇治(筑波大学)
司会・コーディネーター
片上宗二(安田女子大学) 的場正美(東海学園大学)
趣旨説明:
国民投票法の改正と連動して公職選挙法改正(2016 年 6 月 19 日施行)
により 2016 年の参議院選挙から選挙権年齢が 18 歳以上に引き下げられた。
選挙権年齢の引き下げによって、一方では若い世代の政治的関心の拡大や
若い世代の声を反映した政策の提案などが期待されるが、他方では投票率
の低下も懸念されている。選挙権年齢の引き下げによる有権者は、2つの
大震災を契機としてボランティア活動を経験した世代であると同時に、高
学歴化と生活困難および就職難という世界の若者に共通する問題をもつ
世代である。欧米諸国では、青少年の政治離れ、成熟した民主社会の実現
に向けて 1970 年代から 1980 年代にかけて、選挙権の年齢が 18 歳に引き
下げられ、政治教育あるいはシティズンシップ教育のプログラムやカリキ
ュラム開発がなされた。ドイツのいくつかの州で 16 歳に選挙権が引き下
げられ、スウェーデンなどでも 16 歳選挙権が検討されている。
18 歳以上選挙権は民法や刑法との整合性や若者への選挙に関する教育
と直接に関係するが、学校教育においては具体的な主権者教育のプログラ
ムの開発と実践上の問題の解決、授業における教師の中立性の問題とその
問題を回避する学習課題の設定、小学校から高校までの教科におけるカリ
キュラム構成の問題などの解明が課題として生じてきている。特にどのよ
うな主権者を育てるかという問題は重要な教育的課題である。学校教育だ
けでなく家庭や地域社会において民主主義の社会を実現する主権者とし
ての意識の育成やその具体的な方策が問われている。
文部科学省が道徳を「特別の教科」として位置づけたことに対応して
2015 年度に課題研究Ⅱ「現代社会における教科成立の根拠を問う」を設定
した。教科とカリキュラムの関係からみると、主権者教育はどのようなカ
リキュラムとして設計・開発されうるのかという検討も重要な課題である。
本課題研究Ⅱは、次の課題を問うことによって、日本における主権者教
育の今後の方向と課題を明らかにしたい。
1. 主権者教育の具体的な教育実践とカリキュラム接続の実態と課題
2. 諸外国における選挙権年齢の引き下げと政治教育およびシティズンシ
ップ教育のプログラム開発の課題
3. 主権者教育の展開のための法教育の理論的実践的問題と課題
14
*印は液晶プロジェクター等を使用
2 日目(7 月 3 日)10:00~12:00
司会は五十音順
自由研究Ⅱ-1
411講義室
司会
石井英真(京都大学)
安藤福光(兵庫教育大学)
10:00
小中一貫教育の実践校で見られる教員の不安と悩みに関する研究 *
小柳和喜雄(奈良教育大学)
10:25 学校を基盤としたカリキュラム開発に資する学校長の学びの特徴
-3つのケースの比較を通じて-
*
○木原俊行(大阪教育大学)
○島田 希(大阪市立大学)
11:15 豊かな日常の創造をめざす学校教育研究
~教師の協働性に着目して~
*
原田三朗(愛知県豊川市立一宮南部小学校)
全体討議(11:40~12:00)
自由研究Ⅱ-2
412講義室
司会
10:00
金馬国晴(横浜国立大学)
日詰裕雄(招賢塾)
鳴門教育大学附属中学校「未来総合科」の現代的意味を考える*
-育成された資質・能力とカリキュラム・マネジメントの視点から-
○鎌田明美(阿南市立阿南中学校)
○村川雅弘(鳴門教育大学)
10:50 中学生が行う授業研究のシステムとその効果
*
田村知子(岐阜大学)
11:15 社会参画する資質・能力を育成するカリキュラム開発
-実社会との接点を重視した課題解決型学習プログラムに係る実
践研究を通して-
*
小野智史(香川大学教育学部附属高松中学校)
全体討議(11:40~12:00)
15
*印は液晶プロジェクター等を使用
2 日目(7 月 3 日)10:00~12:00
司会は五十音順
自由研究Ⅱ-3
314講義室
司会
趙 卿我(愛知教育大学)
長尾彰夫(プール学院大学)
10:00
オランダにおける市民性教育を通じた学校改善
-ピースフルスクールプログラムに焦点をあてて-
奥村好美(兵庫教育大学)
10:25 EU 諸国等における学校基盤の包括的健康教育カリキュラムの動向*
○赤星まゆみ(西九州大学)
○山本ベバリーアン(大阪大学)
○吉田成章(広島大学)
高橋洋行(松山東雲短期大学)
11:15 イングランドにおける職業教育から高等教育への移行に関する一
考察
*
-継続教育カレッジの事例分析に基づいて-
岡部善平(小樽商科大学)
全体討議(11:40~12:00)
自由研究Ⅱ-4
422講義室
司会
10:00
佐長健司(佐賀大学)
藤川 聡(北海道教育大学)
教科におけるアクティブラーニングを手がかりとした探究学習の
教育的効果
-京都市立堀川高等学校における実践事例を通して-
*
高浪雅洋(東京大学)
10:25 Project-Based Learning を導入したカリキュラムのあり方
~個別化していく学習ニーズにどう対応するか
*
○市川洋子(盛岡大学)
○上杉賢士(グリーン・ヒルズ小/中学校)
11:15 教科「自由研究」の実践
〜東京都港区立氷川小学校の事例〜
*
田中千晴(九州大学大学院)
全体討議(11:40~12:00)
16
*印は液晶プロジェクター等を使用
2 日目(7 月 3 日)10:00~12:00
司会は五十音順
自由研究Ⅱ-5
423講義室
司会
小山英恵(鳴門教育大学)
西岡加名恵(京都大学)
10:00
小学校理科「B 生命・地球」領域における系統性に関する検討
-動物:魚(メダカ)教材の扱いを事例として-
*
長島康夫(関東学園大学)
10:25 国語科「読むこと」「書くこと」における資質能力育成の方策を探る
-ICE モデルによる子ども「参加」の評価を取り入れて
*
○石原陽子(プール学院大学)
○福岡和歌子(堺市立熊野小学校)
○青木寛典(堺市立平岡小学校)
11:15 音楽科における「逆向き設計」理論を視点とした単元構想
-「永続的な理解」を手がかりに-
*
岡本信一(兵庫教育大学)
全体討議(11:40~12:00)
自由研究Ⅱ-6
321講義室
司会
10:00
根津朋実(筑波大学)
水原克敏(早稲田大学)
段階的指導による社会認識形成のための授業開発
-教科横断カリキュラムによる小論文指導を事例として-
井原淑雅(藤ノ花女子高等学校)
10:25 日教組中教研家庭科部会による「中央試案」(1961 年)の作成過程
-「生活」の捉え方に着目して-
瀬川 朗(東京学芸大学大学院)
10:50 主権者教育の推進に向けたカリキュラムマネジメントの再構築に
係る一考察
*
堂徳将人(北海商科大学)
11:15 平成 27 年度「算数科教育法」の構想と実際
*
神林信之(鎌倉女子大学)
全体討議(11:40~12:00)
17
*印は液晶プロジェクター等を使用
2 日目(7 月 3 日)10:00~12:00
司会は五十音順
自由研究Ⅱ-7
322講義室
司会
片上宗二(安田女子大学)
二井正浩(国立教育政策研究所)
10:00
米国社会科成立史研究の史的変遷から見たカリキュラム概念の変容
斉藤仁一朗(東海大学)
10:25 歴史的意義(Historical Significance)に関する子どもの認識枠組み
-K・バートンの研究が示唆する我が国の歴史教育研究の課題-
鈩 悠介(岡山大学大学院)
10:50 イタリアにおける歴史科教員の養成論
-能力と学習内容との関係に焦点をあてて-
*
徳永俊太(京都教育大学)
11:15 地理教科書に描かれた自国像の変遷
-教科書内容の構築性をカリキュラムデザインにいかに活かすか-*
草原和博(広島大学)
全体討議(11:40~12:00)
自由研究Ⅱ-8
323講義室
司会
10:00
川上具美(西南学院大学)
倉本哲男(愛知教育大学)
ウィネトカ・プラン成立期における教師の力量形成
―コモンエッセンシャルズ研究に着目して-
宮野 尚(東京学芸大学大学院)
10:25 ウィスコンシン州におけるコモン・コア・ステイト・スタンダー
ドとアセスメント政策の展開
-新しい能力観及び「幼稚園教育要領」との比較を通して- *
木場裕紀(東京大学大学院)
10:50 多文化共生のための教師教育カリキュラム
-米国における多文化教師教育研究からの示唆-
*
金井香里(武蔵大学)
11:15 日本における批判的教育学研究の現在
*
-ヘンリー・ジルー研究を中心に-
植松千喜(東京大学大学院)
全体討議(11:40~12:00)
18
*印は液晶プロジェクター等を使用
2 日目(7 月 3 日)10:00~12:00
司会は五十音順
自由研究Ⅱ-9
523講義室
司会
磯田文雄(名古屋大学)
銀島 文(国立教育政策研究所)
10:00
カリキュラム理論におけるすべての者にとっての学問知を検討する
-マイケル・F・D・ヤングの近年の論考を中心に-
*
○柳田雅明(青山学院大学)
○中野和光(美作大学)
森岡修一(大妻女子大学)
菅尾英代(広島大学大学院)
10:50 A.D.C.ピーターソンのカリキュラム構想に見る一般教育観
-シックス・フォーム改革案から国際バカロレアへの連続性に注
目して-
次橋秀樹(京都大学大学院)
11:15 デューイ実験学校における「コース・オブ・スタディの概略」の
作成・公表の意義と課題
*
森 久佳(大阪市立大学)
全体討議(11:40~12:00)
◆総会
12:15~13:30
415講義室
19
2 日目(7 月 3 日)13:30~15:30
課題研究Ⅲ
314講義室
現代日本の教育課程政策における政治・行政・経営をめぐる諸課題(その2)
-中央教育審議会における政策形成過程の検討を中心として-
提案者:
教育課程論の立場から
中野和光(美作大学)
理科教育の立場から
三石初雄(帝京大学)
環境教育論の立場から
日置光久(東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター)
指定討論者:
天笠 茂(千葉大学)
司会・コーディネーター:
小泉祥一(白鷗大学)
石田有記(文部科学省)
趣旨説明:
第 25 回大会(2014 年)の合同課題研究Ⅰ・Ⅱと第 26 回大会(2015 年)
の課題研究Ⅲでは、現代日本の教育課程政策における政治・行政・経営を
めぐる諸問題・諸課題について、「政治と行政」の関係を中心に議論を深
めてきた(その成果は、学会紀要『カリキュラム研究』第 25 号の特集2
参照)。
これを踏まえ、本年度は「教育行政内部」における政策形成過程-中央
教育審議会における審議過程-に着目し、検討を行うこととしたい。
このことに関連して、昨年の課題研究Ⅲでは、グローバル人材育成を志
向する教育政策形成過程における政治主導への注目とエビデンスに基づ
く議論の必要性と、学習指導要領改訂をめぐる一連の動きを「連続性」と
「変容」の観点から捉える必要性が指摘されるとともに、
① 教育課程審議会教育課程企画特別部会の役割とそこにおける「論点
整理」に注目する必要性、
② 学習指導要領改訂に見られるコンピテンシーに基づく教育に代わる
カリキュラム構築の必要性、
③ 子どもの未来決定の自由を保障するという教育固有の観点からの公
教育のチェックの必要性、
④ 東日本大震災の教訓をどのように捉え、戦後の科学教育をどのよう
に反省し見直すかの視点の必要性
などが指摘され、さまざまな角度からの教育課程基準の見直しの必要性
が議論された。
また、中央教育審議会では、昨年8月に教育課程企画特別部会が「論点
整理」をまとめ、現在、学校種、教科等別に学習指導要領改訂に向けた具
体的な議論が進められている。
このような状況を踏まえ、本課題研究では中央教育審議会における審議
内容を取り上げ、「学問的要請」、「社会的要請」、「心理的要請」、「人
間的要請」の観点から検討を行うこととしたい。具体的には、中央教育審
議会における教育課程基準の審議状況について、理科を題材として、教育
課程論、教科教育論、環境教育論の立場からの各専門家の提案を踏まえ、
その審議の内容やあり方について議論を深めることとしたい。
20
2 日目(7 月 3 日)13:30~15:30
課題研究Ⅳ
415講義室
PISA の批判的再検討-国際比較学力調査のポリティクス
提案者:
「PISA 論争」の普遍性を疑うところから見える「PISA 効果」を理解する視点
高山敬太(オーストラリア・ニューイングランド大学)
米国における”PISA の影響”:教育企業と教育内容・評価をめぐる問題
黒田友紀(日本大学)
教育改革の“リソース”としてのPISA:その批判的検討
松下佳代(京都大学)
司会・コーディネーター:
澤田 稔(上智大学)
浅沼 茂(東京学芸大学)
趣旨説明:
PISAは、先進諸国の知識社会化に伴う学力ないし資質・能力の再定義や
測定に一定の重要な役割を果たしてきたことは事実である。他方で、PISA
ショックという言葉が一般に膾炙するほど、各国の教育政策や教育動向に
大きな影響を及ぼしていることに対して、今や疑念が挟まれることも珍し
くなくなってきている。こうした状況下において、近年、PISAをめぐる国
際的な教育学研究動向にも目立った動きが見られるようになった。
2014年5月には、“米国を中心とした世界の教育学者らが「教育の伝統や
文化が持つ多様性を、偏った尺度で測定している」と批判する文書をイン
ターネット上に公開し、賛同者の署名が広がっている”ことが日本のメディ
アでも報道されたことは記憶に新しい(日経新聞 2014年5月31日、および、
下記ウェブサイト※を参照)。この批判文書に発起人として名を連ねてい
る研究者には、邦訳書を持ち日本でも馴染みのある名前が数多く含まれて
いる。例えば、Stephen Ball(ロンドン大学)、Gert Biesta(ルクセンブ
ルグ大学)、Noam Chomsky(マサチューセッツ工科大)、Henry Giroux
(マクマスター大学)、Nel Noddings(スタンフォード大)、Diane Ravitch
(ニューヨーク大)らである。
これに先立つ2013年には、数多くの各国比較教育学者の共著で、PISA,
power, and policy: the emergence of global educational governance
(edited by Heinz-Dieter Meyer and Aaron Benavot, Oxford Studies in
Comparative Education, Symposium Books, 2013, 335 pp)というタイト
ルの研究書が公刊され、PISAやこれを取り囲む諸文脈に関して再検討がな
され、Comparative Educationには、その書評も掲載された。
他方で、日本では、松下佳代による注目すべき議論(「PISAリテラシー
を飼いならす : グローバルな機能的リテラシーとナショナルな教育内容」
『教育學研究』 81(2), 150-163, 2014年)があるものの、上記の動向に関
して十分な紹介や検討がなされてきているとは言い難い状況にある。そこ
で、この課題研究では、上の書籍の書評者でもある高山敬太氏を招き、松
下佳代氏、およびアメリカの教育事情とPISAとの関連に詳しい黒田友紀と
ともに、本学会におけるPISAに関する批判的再検討のスタートを切りたい。
※ The Guardian “OECD and Pisa tests are damaging education worldwide”
Tuesday, May 6,2014. http://gu.com/p/3zqh5/stw
21
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