こちら - 神戸大学国際コミュニケーションセンター

平成28年度第7回外国語学習セミナー
原 サ チ コ ワ ー ク シ ョ ップ
ルネ・ポレシュ『ロッコ・ダーソウ』を読む
‒‒‒‒ドイツ現代演劇テクストの読み方‒‒‒‒
原サチコ氏より
「劇作家兼演出家ルネ・ポレシュの作品『ロッコ・
ダーソウ』を例に、演劇で哲学を語ってみる」
私がルネ・ポレシュ作品に初めて出演したのは2004
年ウイーン・ブルク劇場専属時代でした。その作品
ドイツ語圏の公立諸劇場で12年にわたり専属俳優として活躍している原サチコ氏を
お招きし、現代ドイツ語圏文化の最先端に触れるとともに、ドイツ現代演劇戯曲の
「読み方」について学びます。題材とするのは、現代ドイツ演劇を牽引する劇作家・
演出家ルネ・ポレシュ(René Pollesch, 1963-)の『ロッコ・ダーソウ』Rocco
Darsaw 。単なる「講読」にとどまるのでなく、「テクストを皆で分かち合う」こ
とで作品を読み解きます。
は私の「外国人俳優」としての生き方に大きな影響
を与え、それがなかったら今の私はなかったと思え
るほどです。その後10年に渡り4作のポレシュ作品
に出演しましたが、今回は2014年の『ロッコ・ダー
ソウ』(ハンブルク・ドイツ劇場制作)を例に、ド
イツ演劇界のトップを走り続けるルネ・ポレシュを
味わうワークショップを行います。哲学や社会学の
テクストは原氏自身による日本語訳を使用します。ドイツ語経験の有無にかかわら
ず、お気軽にご参加ください。
論理を分かりやすく面白く料理しながら、時代の先
端を行くクールな作品を作り続けるルネ・ポレシュ。
作品の一部を皆で回し読みし、例をあげながら読み
とき:2016年7月27日(水)17:00-18:30
解いていきます。演技力は全く必要ありません。演
ところ:神戸大学鶴甲第一キャンパスN402
じるのではなく、考えるWSです。演劇に興味ある方
主催:神戸大学大学教育推進機構国際コミュニケーションセンター
以外に、哲学、社会学など他の学部の方々にも参加
企画:神戸大学大学教育推進機構国際コミュニケーションセンター未修外国語教育企画委員会
していただけたらと思います。実際、恋愛や生き方
に悩んでるあなたが突破口をみつけられるかもしれ
問い合わせ:福岡麻子准教授 [email protected]
ない「目から鱗」のワークショップです。尚、今回
準備の都合上、可能な方は下記フォームにて事前申し込みをお願いいたします。
私が日本語訳した「ロッコ・ダーソウ」は東京ドイ
http://goo.gl/forms/tdCladJJUKWSdyY42
当日飛び入りでのご参加も歓迎いたします。
ツ文化センターで7月30日・31日にリーディングを
行います。